じゃあ、東京だけ

IT化、インフラ整備によって、どうしても東京だけしか出来ないことは減りましたが、それでも東京にこだわるべきこともあります。

仕事

官僚になりたいなら、本庁は東京にしかありませんし、外資企業は日本のベースをほとんど東京に置いています。日本企業のほとんどが本社を東京に置いているので、本社の社内官僚になりたい人も東京がいいでしょう。あとはマスコミですね。

毎日の通勤、という問題があるので、郊外に住むといっても限界があり、特に日本では残業が好きですし、リモートワーク、フレックスタイムを嫌う習慣がある為、ある程度近場に住んでないと生活が成立しないと言っていいでしょう。

こういった仕事がしたいことが明確になっている地方人は大学から東京に行って、土地勘をつけて置き、理想の仕事を手にして、徐々に東京に足をつけて行くと良いだろうと思います。なんなら、親を東京に呼び寄せるくらい経済力をつけて、本格移住しても良いでしょう。

文化

毎日のことではないので、必要な時に東京に行けば良いと思います。役者、芸人など、一人では出来ないことをしたいなら話は別ですが、物書きなり、絵描きなりの一人で出来ることは他人と関わるよりも自分と向き合って淡々と続ければ良いです。

中央線沿線で、同じような仲間に馴れ合うと楽かもしれませんが、究極的に自分がやるか、やらないか、の話なので、東京に行けばどうなるものでもなく、地方ですら埋もれるような人が東京に行けばどうなるものでもないでしょう。

前にゲイの手記を読んだんですが、地方のゲイって孤立しやすく、居場所がないと感じるようで、東京に行けば、様々なイベントが楽しめるそうです。大阪は格段に落ちて、名古屋はもっと落ちるみたいです。でも、これもイベントごとに上京すればいいので、どうしても東京に住む必要があるのかは疑問です。

単に仲間を探すなら、ネットで幾らでも探せるようになったので、ほんの少しの行動力があれば、幾らでも同じ趣向の人間は見つかります。どうしても東京である必要はないと思います。大きく声を上げない人がいるので、それを拾い上げればいいだけです。

教育

教育の選択肢として東京は最も多いので、元からの東京に住んでいる人は東京から出る必要があることは滅多にないと思います。わざわざ地方駅弁に行くなら、自宅から通いで私立に行った方が安上がりです。

でも、地方出身者がわざわざ上京しなくてはならないくらいの大学はそんなに多くもないです。大抵の人は出身地の駅弁、旧帝大で事足りるでしょう。東大じゃなきゃ、出来ないことは多くはないし、ほとんどの東大卒はそれを生かすこともできません。

過度に東京の大学だとか、偏差値だとかを評価して、自分がどうしたいのか?、を見失ってしまうなら、地元で地場固めしている方がいいと思いますよ。外に出て見える方もありますが、人に埋もれて、自分を見失うこともあります。何よりも大事なのは自分と向き合うことです。

まとめ

首都圏出身者がわざわざ地方移住する意味は大してありませんが、それと同様に大したことない人がどうしても首都圏に行くこともないでしょう。案外、近場の都市圏で事足りることも多いし、そっちの方が生活の質が確保できることもあるでしょう。

居住地の選択は自由なので、何にもない人が憧れで東京に行くのもいいですが、それなりの代償も払う必要があるので、その覚悟をして行けばいいでしょう。個人的には区内に住めないような人は行かなくてもいいと思いますね。長距離通勤に耐えつつ、首都圏にいる価値を見出せません。

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