じゃあ、才能がある

才能があるって、どのくらいのことを指すんでしょうか?

上位一割

何とかこの程度だと、ほんの少し並より上と言うだけで、才能があると言うレベルですらなく、少し高いレベルに行けばあっという間に埋もれてしまうレベルですね。

野球なら公立中学ならエース級かもしれませんが、名門リトルリーグチームに行けば、レギュラーとれないレベルですし、学力なら公立三番手に入れる程度であり、学力を軸とした生き方は避けるべきレベルです。無理して一番手に入っても落ちこぼれの可能性が高いです。

だから、このくらいが変に拗らせやすいのかもしれません。狭い、低いレベルであるなら、そこそこの評価を受けて来ただけに、少し高いレベルに行くと挫折をするので、自分の能力を受け入れる必要がありますが、それはなかなか苦しいものです。

学歴トークなんかで、狂ったように序列闘争に持ち込んでくる人って、ここくらいの人が多くて、上位私立文系出身者が異常な愛校心を持っていたり、トップスクールで落ちこぼれた人が、学歴を心の支えにしてその後の人生を生きていることなんかはありますね。

上位1%

ここまで来ると、それなりの能力、能力を磨くだけの努力をして辿り着いたわけです。相応にプライドも高いし、選ばれしもの、という自尊心が良くも悪くもあり、高いレベルで落ちこぼれないように必死になるので、割とメンタルが強くなる気がします。

野球なら高校生としては上位レベルで甲子園出場も視野に入り、大学に推薦でいけるレベルだし、実業団に入れるくらいでしょうね。お金を貰いライフワークとして野球に取り組めるだけの才能があり、それに見合う努力をして来て、そこが怪我などで崩れない限りは武器になるでしょう。

学力なら、東大京大国公立医学部レベルになるので、一定レベルはやり遂げた感があるんでしょう。世間も学力の高い人だとみなしますし、本人も特別な存在だと思っていることも少なくありません。特に地方から東大に入った人なんかは神童気取りの人もいますね。

一般的に参加者人口の上位1%になると、いろんな意味で一つ桁が違ってくることが多くて、純資産でも1億円以上を持つ世帯は1%くらいしかいません。自力で1億円作ったら、何はともあれ、多少のお金儲けの才能がある、と言っても良いんだろうと思います。

このくらいになると、逆に上には上があることをよく知っているので、調子に乗ったり、下らない序列意識が薄れてくるもので、トップスクール卒でまずまずの進路を進んでいる人は身の丈を知って学歴中毒は少なくなります。一億円以上の純資産を持っている人で成金根性は少なくなり案外質素です。

若い頃から高いレベルで揉まれて、桁違いの資金力、能力、学力を持っている友人を知っているので、自分ごときが烏滸がましい、というような謙虚さが身につきやすいのだと思います。自分も多少の才能がある分だけ、桁違いの人がいることを理解できるのでしょうね。

上位0.1%

競争の激しい芸事なんかだと、ここまで来てようやく飯が食えるレベルです。高校野球で甲子園出場クラスの中のエース、主力レベルで、ようやくドラフト候補になるくらいなので、千人に一人の才能があってスタート地点に立てる、と言えます。

お笑いなんかでも、学園の爆笑王レベルの人がお笑い芸人養成所に通って、あっという間に消えていき、10年の下積みでようやく売れ始め、ブームを過ぎて、レギュラー番組を持って生活が安定するレベルでそんなものなのかな?と思います。

純粋な学力で勝負できる人は東大でも上位1割くらいのものなので、これもそんなものかな?と思いますし、国公立医学部でも、研究医、執刀医なんかで頭角を出して、その名を知られるのはやはり、上位1割くらいのもんかな?と思います。

それでも上には上があるわけで、レジェンドクラスになると、更に1パーセントくらいになって、万人に一人っていう感じになりますね。滅多に出会うこともない、まさに突出した人になり、その道で名を残すくらいの業績を残したりしますね。

前に79年間卒灘高OBの有名人を取り上げたことがありますが、突出して有名人を輩出したこの期ですら、歴史に名を残すレベルの人は一人もおらず、その道では有名人程度でしかありません。(ちなみに78年卒に村上世彰さんがいますが、この人は将来の教科書に載るかもしれません。)

二桁億の資産を作れる人は万人に一人ですし、三桁億となると、その方法がどうあれ、ちょっとした有名人レベルです。スポーツ選手でも三桁億の純資産持っている人はレジェンドクラスでしょうし、芸能人だと二桁億すら大御所だけでしょうね。

例えば、ウォッテッドリーの仲さんは三桁億の資産を持ってますが、出来高が枯れて日に酷い日は数百万円しかないので、持ち株を売るに売れない状態です。作ったと言っていいのか微妙です。イグジットして作ったと言っていいんだと思います。

まとめ

本当に才能がある人なんて滅多にいるもんじゃないし、少々のことで余計な自意識だけ募らせて拗らせてしまうなら、自分に才能なんてないから、出来るだけ好きなことを精一杯やって行こうとするのが一番なんだろうと思います。

特に学歴は拗らせやすくて、それなり以上の大学を出たけど、本人の自尊心を満たすだけのキャリアを築くことが出来ず、落ちこぼれた人の拗らせ方って悲惨なものです。何にでも学歴を持ち出し、学歴を根拠にマウンティングしようとしてくる様は苦笑いしか出てきませんよ。

自信は持つべきだけど、それは他人と比較する相対価値で自信を持つべきではなく、自分自身で決めた目標を達成できた事に対して自信を持って積み上げていき、才能なんて確かな結果を出してから始めて、あるかもしれない、と思うべきなんですよね。

25+