じゃあ、新型コロナウィルス

新型コロナウィルスが猛威を振るってますね。今までの流行病と何が違うのでしょうか?

感染力

何と言っても感染力が凄いです。武漢の地獄絵図は症状の深刻さよりも感染力によるものが大きかったのだと思います。中国の強権を持ってしても武漢で押しとどめておくことは出来ず、あっという間に世界中に広がりました。

ダイアモンドプリンセスクルーズ船が良い例であり、濃厚接触の塊のような環境だと、気をつけていようが、強烈な勢いで広がっていき、ウィルスの船のように手がつけられなくなってしまいます。実際どうすることも出来ず、カリフォルニア付近を定着もせず、彷徨っています。

新しい地域に一人感染者が来て数十人に感染していった例もあるようです。こうなると、その地域を完全封鎖しないと感染を止めることはできず、そんなことは現実的ではないので根本的な解決法を見つけないと事態は収拾しません。

この感染力に多くの人はパニックになり、マスクをめぐって怒鳴り合い、トイレットペーパーを取り合って喧嘩というような醜い図が世界中で見られるようになりました。見えない危険、ということがどれだけ恐ろしく、人の心を蝕むのかを思い知らされます。

経済

新型コロナウィルスそのものの致死率は高くはありません。通常のインフルエンザと大差はなく、体力のない人、治療環境の悪い人、相性の悪い人などでないと死ぬことはないようです。もしかしたら、耐性は遺伝子も関係あるのかもしれませんね。

ですが、経済的にダメージを受けない組織はないでしょう。経済循環が明らかに悪化します。観光、交通、流通、イベントから始まり、金融、製造、広告とあらゆる産業を破壊していきます。医療とて、ごく一部が特需になっても、全体が落ち込めばタダでは済みません。

更にSARSの時と比べ物にならないくらい中国の経済力は大きく、彼らの経済活動が低下すれば、世界経済は間違いなく落ち込みます。中国は強硬手段で感染の拡大を一定に抑えましたが、新型コロナウィルスの感染力を考えると、単に小康状態に過ぎず、いつ再爆発してもおかしくないでしょう。

さて、すでにコメントされている人もいますが、こんな時の株の買い方です。現物であれば、含み損に耐えながら様子を見るしかないでしょう。こういう時にオプションで売りに入ると、往復ビンタを喰らいかねません。

完全にパニック状態になり、バーゲンセールになるまで待つといいと思います。特に過熱気味のハイテク株がボロボロになったら力とキャッシュがある会社を買うと、経済が上向いた時には大きく勝てると思います。

政治

各国の対応は様々です。中国はいち早く武漢を閉鎖、突貫工事で病院を作り、公安が人民を徹底管理することで一定の成果を上げました。これは独裁国家の特権と言って良いのかもしれません。シンガポール、台湾などはやはり中華式なのでやり方は似てますね。

それに対して政治混乱をしている韓国、イラン、イタリアで感染が広がっているのは興味深く、日本もダイアモンドプリンセスというトバッチリがあったにしろ、感染は広がっているので政治混乱している国という分類なのかもしれません。

そもそもアメリカは自己責任の国であり、インフルエンザですら医者に行く習慣のない人がざらにいる国です。オバマケア以降も無保険者はいなくなってないので、単にお金がなくて行かなかったり、根拠のない自信から行かなかったりして感染を広げるでしょう。いつものことです。

非常時には民主主義よりも、人権を無視した強権の方が事態を好転させることが多いのは歴史が証明しています。自由とは責任が伴いますが、その責任を取らない人から自由を奪うのは独裁、強権しかありませんね。

まとめ

色んな意味で歴史の転換期になりそうです。ボーダレス時代の流行病は経済、政治の転換期を作るでしょう。過度の資本主義、民主主義では不測の事態に対応できません。あと半年も感染拡大が止まらなければ、地獄絵図になるでしょう。

自己資本利益率を過度に意識して自社株買いをし、手元のキャッシュを減らし過ぎた企業は倒産しかねません。また、個々人の自由を尊重し過ぎる国は感染拡大をボーと見ている他にありません。見せしめ逮捕をする中華式独裁の方が止まるのには有効です。

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