じゃあ、ドイツの暮らし

読者さんからドイツの暮らしをレポートしてもらいましたので、記事にしたいと思います。

仕事

ワーホリの方はかなり多いです。日本食レストランなど飲食関係で働く方が多いです。年齢層は20代から30代が多いです。駐在員とその家族も多いです。待遇が明らかに良いので、できることならば駐在員として渡独されることをお勧めしますが、こればかりは会社の事情と本人の経歴と運になります。年齢層は30代から40代が多いです。

日本で既に技術を持った方(美容師や料理人)も多いです。開業されている方も多くいらっしゃいます。美容院は本当に多いです。年齢層はさまざまです。ドイツの仕事の資格は基本学歴とリンクしています。

即ち、専攻分野と業務分野がほぼ一致しています(というより一致していなければならないです)。そして最終学歴に関しても院卒は院卒、大卒は大卒、高卒は高卒にふさわしいとされる仕事にしか基本就けません。日本の会社はこの限りではないです。

住居

日系不動産屋が何店もあります。しかし地元不動産屋に比べて高いです。中にはぼったくりレベルもありますので注意です。便利な場所は東急東横線よりちょっと高めの価格です。高い不動産屋を選ぶとえらい金額になります。中心街から見てライン川対岸に高級住宅地域がありますが、各国駐在員が多く居住しています。

言語

基本ドイツ語です。英語もまあまあ通じます。しかし役所などで英語はあまり良い顔はされません。その割りにはドイツ語が下手だと親切心からか英語で返されます。語学学校はたくさんありますが日本人向けは料金が高いです。先に日本でせめてB1レベルまで勉強しておく方が良いです。優れた教科書や辞書が売っているので1~2万円くらい投資すれば独学で十分できます。英語がわかるならば習得は比較的速いです。

教育

ドイツ人が大学に行こうと思うとギムナジウムに行ってアビトゥーアを取ってようやく行けますが、外国人はそこまでの道を経ずに横入りできるようです。学費もタダみたいなもの(外国人が増えたので値上げの動きはありますが)

なので、若かったり明確な目的があるならばドイツの高レベルの理系や専門大学を選んで学ぶのもありかもしれません。ただしドイツ語レベルはB2以上が必須です。中心街から見てライン川対岸の高級住宅地域に日本人学校があります。

食べ物

当都市ではお米など日本食には困らないです。でも割高です。現地のスーパーマーケットチェーンもいくつか種類があります。チェーンによって所得などの点で客層は分かれます。果物が日本より安いです。

お店

日本のコンビニのような24時間営業のものはほぼないです。日曜祝日は基本飲食店以外は全部休みです。クレジットカードやECカードで買い物をする人が多いです。駅の売店やタクシーなどは基本現金です。

銀行

日本デスクのある銀行が旧市街近くにあります。その系列はATMも多いので便利です。インターネットバンキングも使えます。

交通

普通電車や地下鉄や路面電車が発達しているので移動は楽です。定期券を買うと良いです。車なしで生活できます。

旅行

EU内は電車や飛行機ですぐに外国旅行ができます。時期と時間帯によっては飛行機往復直行便で100ユーロ未満もざらですので色々行けます。ドイツ国内も素敵な観光名所が多いです。

結婚

日本人同士が一番多いです。既婚者が渡独するケースが一番多いようです。ドイツ人との結婚は男性がドイツ人、女性が日本人というケースがほとんどです。ドイツ人と結婚された日本女性が現地で専門職をされている例は多いです。

病院

公的保険が受けられます。しかし明らかにプライベート保険の方が病院の対応は良いです。プライベート保険しか受け付けてくれない病院も多いです。掛け金はまあまあかかります。

治安

日本のテレビで色々と報道されているとは思いますが、実際のところは余程変な所に近づかなければ、またあまり深夜に出歩かなければこの都市では今のところ問題ないです。年々中央駅周りは中東系や黒人の割合が増えて雰囲気が微妙になっています。去年の難民無制限受け入れ宣言後にわさっと増えました。

その他

東洋人といえばほぼ日本人でしたが、最近は中国人がかなり増えています。日系スーパーは韓国人が経営しています。コスプレをしているドイツ人をちらほら見かけます。日本デーにはピカチュウの気ぐるみを着たドイツ人に会えます。w

当都市の情報はネット上で日本語で大量に有益なもの(専用サイトやブログなど)があるので、じっくりと事前に調べていただくと良いです。何事も準備が肝心だと思います。その後実際にまず1~2週間ほど当地まで旅行して滞在し、街中を隅々まで見て回って実感としてここに住みたいかどうかよくよく考えた方が良いです。ネットに書いてあることと肌実感は異なることが多いです。

ドイツに永住すると決意された方はお子さんを現地校に入れる方が多いです。駐在という会社の後ろ盾がない、もしくは専門技術職でない状態の場合、英語もドイツ語もできないままだと先がどうにもなりません。ワーホリで来て何かしら掴み取って上に上がった方たちは皆さんドイツ語でビジネスに問題がないレベル(C1以上)にまで自己研鑽されていました。

お店

完全に調べきってはいないのですが、地元に定着して日独双方から支持されている日系のお店(特に料理店)は、バブル崩壊前後の1980年代から1990年代にかけてドイツでお店を開いた例が結構あるようです。しかし最近は日本人通りを少しずつ中国系のお店が塗り替え始めています。

スポーツ

ソフトボールやサッカーなど日本人同士でやっているサークルも結構あります。トレーニングジムも日本より安いところがいくつかあるので、利用している人も結構います。

交通

自動車免許は日本の免許が通用しないのでドイツの免許を取得する必要があります。日本の免許があれば書き替えは書類だけで済みます。普通日本の免許は戻ってきませんが、日本一時帰国時に車が必要だと言えば、日本の免許も同時に持つことが可能な場合があります。

治安

歩きタバコをしているドイツ人が多いです。タバコだけでなく、オランダから違法に持ち込んでいるのか、たまに大麻の独特の生臭い匂いが漂ってくることもありますので、無視してすぐにその場から離れた方が良いです。

車上荒らしがかなり多いです。知り合いも何人かやられました。スリも多いです。特に地下鉄や、地域間を結ぶ比較的長距離のRE電車に多いです。どちらも時間帯によっては結構混雑しますし、酔って大声を上げている乗客もいます。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、ドイツの暮らし” への 2 件のフィードバック

  1. 記事にしていただきありがとうございます。

    掲載記事内の都市はデュッセルドルフです。学校の地理で習うルール工業地帯の端っこ辺りの都市で、ドイツ国内(ケルンやフランクフルトなど)、オランダ、ベルギー、フランス、イギリスなどへのアクセスが良い場所です。人口は60万人でその内邦人は約6000人です。他国都市(ニューヨークやロンドンや上海)の方が在留邦人数ははるかに多いですが、当市は一部地域で邦人密度が非常に高く、それゆえに大きな日本人街を形成しています。外国人人口は10万人程で、いろんな人種を見かけます。

    日本語ができれば片言のドイツ語もしくは英語で生活できてしまうので、仕事や学業で差し迫った必要のない場合は言語習得が中途半端になる傾向があります。日本語での生活情報誌や掲示板も充実しています。なお他のドイツの都市ではほとんど日本語を見かけないです。

    住んでいるドイツ人に富裕層が多いのか、街中に行くとポルシェやベンツやBMWをよく見かけます。MINIも多いです。VWは大衆車で、他にはスコダやオペルもよく見かけます。なお駐在員はVW利用がほとんどで、日本車はあまり見ないです。道路も良く整備されており、市の財政状況は良いようです。(一方隣のデュースブルク市などは道路が荒れていたり、夜の中央駅周辺が真っ暗だったりします。)

    街自体に派手さはなく、日本の都市部のようにめまぐるしく移り変わるわけでもなく、冬は東京よりも寒く長い土地ですが、治安や財政ともに落ち着いており、海外で暮らすことを考えていらっしゃる方の一選択肢になりうるのではと思います。

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    1. ドイツに興味のある人に良い記事になったと思います。これからも機会がありましたら、色々情報提供をお願いします。

      シン

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