じゃあ、文学部

文学部、社会学部、国際XX学部、といった類の学部は英語圏ではすべてLiberal Artsと分類され、教養科目だと考えられているため、副専攻にする、修士で専門を学びなおすことがほとんどで、日本のように主専攻にする人はほとんどいません。社会科学系の経営、会計、経済なんかも実学ではないのですが、教養系よりはマシだと考えられているのです。

文学部

文学、というか、芸術の類って、文系のなかの文系とでも言う、完全に趣味の世界であり、わざわざ大学で勉強するようなものではなく、余暇に楽しむものだと思います。仮にソクラテス、プラトンを学んでも、お金にはなりませんし、重厚な文学理論を学んでも、売れる小説どころか、ブログもかけないでしょう。心理を学んでも、人の心が読めるどころか、非正規雇用が待っているだけです。

私は教養を否定しているわけではなく、高校生は受験科目以外にも教養として一般常識の哲学、文学、美術、心理なんかを学ぶべきでしょうし、大学でも一飯教養科目として学ぶのはすばらしいことです。というか、学ぶことはそれがどんなことであっても、すばらしいものであり、人生は死ぬまでが学びの場だと思います。問題はお金払って、大学で主に学ぶことではないでしょう?ってことです。

社会学って、社会の何を勉強するのでしょうか?私が知っている社会学部教員って、どうでもいいことをそれっぽくいうだけで、何を学んでいるのかわからないフワフワした人たちであり、そういう人がいてもいいのでしょうが、一般人のやることではないですし、わざわざ大学にお金払って学ぶことではなく、その辺のカルチャーセンターで十分なんかないかと思います。

国際学部

国際XX学部が何を目的としているのか?はわからないのですが、それっぽい名前にすることで、海外志向の子供を集めようとしているのでしょう。でも、国際的に活躍したい人は国際XX学部に入ったら、国際的には活躍できない人になるって理解しているのでしょうか?国際XX学部で何を身に着けて、どういう形で世界に羽ばたこうとしているのか?、を教員は説明できるのでしょうか?

専門性を身に着けず、フワフワした専攻で学位をとって、多少の英語力を身につけても、それを生かすことなんてできません。せいぜい、日本企業に入って、その企業から調整役として、海外駐在することくらいは出来るかもしれませんが、それは国際的には活躍しているわけでなく、国内転勤の一環で行くだけで、事務系社員は会社の看板なしには通用しません。

本当の意味で国際的に活躍したいなら、汎用性の高い機電情でも専攻して、そこで専門、英語を一生懸命勉強して、その分野で確かな技術を身につけることが最短ルートです。小手先で英語だけやたらうまくても、それはノンネイティブとして上手いだけ、仮にネイティブ並みでも、そんなアジア人は腐るほどいるので、英語を話す日本人である、ということを除くと、何の価値もないので、国際的に活躍できません。

まとめ

教養系学部は他にも学部はありますけど、どれも名前の違いがあるだけで、内容は何もなく、お金払って、時間使って、大卒、という資格を得るだけで、何か専門性が身につくわけではありません。大学の講義に出る暇があったら、街に出てナンパでもしていたほうが精神力がつくでしょうし、社会で役に立ちます。教養なんて役に立たないから、面白いし、やるべきなんです。

そもそも、文学部は、、、社会学部は、、、みたいなこという人がいますけど、社会科学系の専攻だって専門がないのは同じことで、なんで教養系だけ馬鹿にするのかわかりません。前から言っていますけど、「文系はみな同じ」で表面上何学部であっても、それに意味があるわけではなく、社会で何の役にも立たないことにしてフラフラしていただけです。

出口(就職)で「文系」「事務系」と同じ扱いをされるのに、文系内で序列をつけたがる人っていますけど、専門の中で流行り廃りがあり、市場での需要と供給の関係が変わってくる理系の需要に序列をつけるなら、まだ理解できますが、どれであっても、何の役にも立たない文系に序列をつける意味って何ですか?XX大、上位学部、とか、言う人は何を持って上位認定したのでしょうか?

第2版ブログで嫌になってしまったのは私が議論したいのは何が今のトレンドで、何が今後のトレンドなのか、何を見据えて勉強していけば、生存の可能性をあげられるのだろうか?、なのに、一部の序列主義者は延々と学歴、学部を偏差値、という不安定な指標で語りだして、しかも、その主張が論理破綻しているので、嫌で仕方なくなったんです。

このブログではそういう不毛な議論は受け付けませんし、明らかにズレたコメントは最初からスパム認定して、承認しないのでご了承ください。何をどう勉強すれば、効率よく稼いで、自分の好きなことに時間を使うことが出来るのか?、ぬるりと生きることが出来るのか?を議論したいと思います。その意味で文系は何を学んでも、きわめて効率が悪いので、お勧めしません、というだけの話です。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、文学部” への 22 件のフィードバック

  1. 会社などで周りを見た実感として、文学部英文科や国際うんたら学部卒の人よりも理系学部やその他文系学部卒の人の方が英語がまともに使える場合が多いと感じます。だとすると前者の存在意義って何なのだろうと、毎回このような記事を読んで疑問に思います。

    違う大学の知り合いの英文科卒かつ英語圏交換留学経験者で、たかだかTOEIC程度のテストで800点台しか取れてないのに英語得意ですなんて勘弁してよ…という感じです。

    駐在員について本文中に触れられていますが、英語だけで駐在できている人は大昔はいたのかもしれないですが私は今のところ見たことがないです。少なくとも私の駐在先では各自がしっかりとした専門分野を持っており、かつ英語ができなければ仕事にならないです。逆に英語だけで実務の専門性がない場合は当然使い物にならないです。

    1. TOEICごときで800代しか取れなくて、英語得意です、は苦笑ですね。TOEICなんて、満点でも英語が得意だとはいえない程度のテストです。何にしても、専門があってのことであり、英語そのものが専門にはなりえない、という典型例です。

      シン

    1. 自分も、そう思います。
      文系でしかなれない仕事って、文系教授や官僚、法曹などのエリートっぽいのを除けば、文系科目の教師くらいです。
      教師になりやすいか、で文系の専攻に序列をつけるのは、まだ生産的だと思います。
      法学部や経済学部は、公民や社会科にしかなれませんが、社会科教師は、採用枠が少なく難しいです。

      教育学部についても、記事にしてもらえませんか?

        1. わかりました。
          結論から言うと、このブログにお金を払う事自体はいいですが、
          教育学部に関しては、自分に直接関係のないネタなので、今回は見送らせていただきます。
          リクエストしといて、すみません。
          もっと、自分の進路選択に密接に関わるネタに、プレミアムは取っておこうと思います。

    2. 入さんへ

       私の知っている限りですが、文系学部は教職を取ったとしても、田舎ではかなり倍率が高いので教員にはなりづらい現状がありますよ。特に社会・公民科は法学部・商学部・経済学部と幅広い分野で取得が可能なので更にきついです。
       私の知り合いに英語の教員志望の人がいるけど、倍率が約90倍(正直な話、コントかと思った)と高すぎて、教員になりづらいです。知り合いの場合は、中学教員ではなく、高校教員になりたいというので更にきつさが増します。これを知ると、英文科に行きたいとかと言われても、悪いことは言わないので辞めておいたほうが無難としか言いようがないです。
       まぁ、それでも行きたいと言うのであれば、私立の指定校推薦は絶対に辞めておいた方がいい、国立大学の大学入試をくぐり抜けておいた方が、後々公務員試験に向けての基礎が多少は出来るので楽になる、ぐらいしか言いようがないです。
       私の頭では、これくらいしか思いつかないのですが、いいアドバイスって他にあるのでしょうか?知っているなら、シンさん教えてください。
       

      1. 社会科教員から聞いた話ですが、社会科は中学校高校からなるのではなく小学校の先生から異動する方法しかほぼなれないそうです。
        あと、地方自治体にもよりますが地元の教育大や国公立が採用試験に強いです。私自身も受験した経験がありますが公立高校はダメで科目重視の私立高校は最終面接までいけました。
        私は、数学だからいい線いきましたが文系の科目ならダメでしょうね。

        1. ニコさんへ 
           
           へろです。コメントどうもありがとうございます。私が中学の頃は、社会人していた方が教員のほうが安定しているということで鞍替えして社会科の中学教師やっていた人が居たのですが(私のクラスの担任でしたね)、今は小学校からじゃないとできないんですか?き・・・厳しいですね。

           国立大の方が採用試験に強いのは、なんとなくですが、イメージが付きます。私も教員採用の試験の過去問を見たことが有るのですが、これは、センター試験をがむしゃらの勉強してある程度の基礎をつけたあとに受けるべきものだ…としか思えませんでしたね。
           

  2. 国際~は帰国子女の受け皿で、長く海外に住んでいたけれど、一度は日本に暮らしたいという人の為の学部で、内容はリベラルアーツ(一般教養?)最終的には英米の学部もしくは大学院で専門を学んで卒業するのが目的でしょうか。シンガポールにあるジュニアカレッジの位置づけで中高一貫校の高2、高3で留学希望の高校生の為だとおもしろいかもしれません。言語距離の問題で文系に偏ってしまい残念な結果になるかもしれませんが。

  3. シンさん
    記事拝見しました。大学系の記事にはつい敏感になってしまいます。

    二年程前の話になりますが、文科省が国立大の文学部廃止案をすすめていたのを覚えてますでしょうか。当時は衝撃でしたけど、時間がたってシンさんのブログなどを読んだ後だと、社会に貢献しない事にお金をだしたくない政府の考えもわからなくはないと思えます。同じく役に立たないとされる理学部の基礎研究は、遠い将来に何らかの形で貢献できますからね。しかし、学部の廃止はうまく言えないですが素直に賛成できないです。

    シンさんは教養を学ぶ事の素晴らしさを理解されていらっしゃるので、この廃止案についてご意見を聞きだいです。また、学問に価値を求めるのは見当違いですが、あえて言うなら文学部など人文系にはどういった価値があると思いますか。

    1. 文系学部を廃止にしなくとも、定員を大幅に削るなり、大学院のみにして、就職できなくても、文句言わない人だけが進学する先にすればいいのではないか?、と思います。

      どんなことも突き詰めて、研究することに価値があり、やりたい人は自己責任でやったらいいです。学問でなくても、スポーツでも、音楽でも、なんでも同じだと思います。一定の条件をつけて、国が援助してもいいと思いますよ。

      問題は一般就職希望で、就職できないと困る人、野垂れ死ぬ覚悟もない人が平気で文系に行く現状だと思います。

      シン

      1. 返信ありがとうございます。
        やっぱり学問それ自体に罪はありませんよね。
        自分達学生は、目先だけでなく少し高い所から遠くを見るようにしないと。
        質問がフワフワしていて答えづらかったと思いますが、なかなか周りと話せないことなので勉強になりました。

        余談ですが、僕の受験志望はマクロスと勇者シリーズなどのロボットアニメが好きという単純な理由から東工大の機械工学にしました。具体的に目標が決まり、自分で勉強しようとすると数学も物理もなぜか苦にならなくて楽しいです。自分語り失礼しました。

        1. 最終的にはご飯食べていかなければならないので、目先の好き嫌いよりも、これをやれば、こんなことして、飯を食えるなぁ、というイメージをしておかないと、お金を払っているお客さんである学生から、お金をもらう労働者になれないし、食う為に流されるように内定くれる企業に行けば、働くこと自体が嫌になる可能性が高いと思います。

          シン

    2. 私の考えでは、文系を学ぶ価値はあると思いますが数が多すぎるということでしょう。また、目的もなく、技術や問題意識のない学生がたくさん輩出されて行き場がなくなるということが社会問題だと思います。
      国公立が減っても私立大の文系があまるほどあるのでどうしても勉強したければ私立大へってことなんだと思います。

      本来、専攻はともかく、文理=3対7くらいが適切なんだと思います。

  4. 本題とは関係ないんですが、市場での需要と供給の関係ということで、私の通っているスポーツクラブに美容師のおばちゃんがいて、今年ではなくって来年の4月まで予約で一杯ということでした。
    そんなカリスマ美容師には見えないけどと思っていたところ、このおばちゃん20年くらいブラジルで暮らしていたということで、ポルトガル語が堪能で、警察にもポルトガル語を話す外人さんがらみの事件があったときなんか通訳でいくということでした。
    日本に来ているポルトガル語を話す外人さん相手にもパーマをかけるわけで、なかなかポルトガル語を話す美容師はいないと思います。口コミで、そっち方面の外人さんが来るようになったみたいです。
    日本語をうまく話す外人さんだって、パーマをかけているときくらい母国語で話してみたいでしょう。
    なるほどと納得したわけですが、何でも需給関係なんだなぁと思った次第です。

    1. たぶん、そのおばちゃんって、個人的に在日ブラジル人の面倒も見ていて、その人たちはおばちゃんの人柄が好きだから、人気なんだと思います。美容師のようにあふれかえった職業を何かしらのアクセントで差別化して、とがらせていけば、十分に食っていける、という好例です。

      シン

  5. 企業側からのニーズを学生に対して明確にすべきだと思います。高等数学とそれを土台にした論理思考力、看護医療学、電気、機械工学がどんな企業でも要求されていて、古代史のニーズが全くないことを高校生に示せれば、誤った進路選択をする生徒は減るでしょう。結果的に上位大学でもそうした学部では定員割れが生じて収益が悪化し、企業ニーズの高い学部を拡充するという良い流れが生まれるのではないでしょうか?
    社会科の教師の門戸は狭いですが、社会科を教師がかみ砕いて教えてるべき教科なのかは疑問です。歴史小説や教科書をしっかり読んだり、実際の土地を旅行すればどんな人でも勝手に身につくと思います。中高時代の社会科教師の多くは毎年同じ板書ノートを見て、板書しているだけで何の工夫も進歩もありませんでした。あなたの仕事は黒板に文字を書くことですかという言葉が思わず漏れそうになったことがあります。

    1. 今の新卒一括採用が続くなら、企業はもっと明確に欲しい人材を記すべきだと思います。「自分で行動できる」「経営者目線」とかフワフワしたことをでなく、物理数学、微分方程式、四力学、CAD、のように明確なテーマを出して、その適正で選びます、とホームページに明言したほうが、誰にとってもいいとでしょう。採用する企業は欲しい人材が来るし、教育する大学はそれにあわせてカリキュラムを組み、進学する学生は就職実績、行きたい方向とのマッチングで選べます。

      シン

      1. シンさん
        自分の意見を持った個性的な学生が欲しいという大企業の人事のコメントも無責任だと思います。個性というものが具体的に何なのかを明確にしないと学生は迷ってしまうと思います。また大企業だと尖った個性はむしろ障害になると思います。誰が抜けても回る仕組みだから大企業なわけですから。
        自分の意見を強く主張する若手を受け入れる器量が官僚主義的な大企業に存在するのかも怪しいです。
        結果的に個性があって自己主張できる人材を採用して、企業と学生の双方のミスマッチを起こすという残念な結果に終わる訳です。本当にお互いにとって不幸です。
        人事がそうした現場目線のニーズをくみ取って採用の為のアナウンスをしているのかいつも疑問に思うのです。

        1. 個性的、というのは漠然としているので、企業は具体的なスキルを示すべきですよ。あとは直属の上司との相性で決めればいいです。

          シン

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