じゃあ、私立大付属

手がつけられないほど、荒れるので記事にするのを避けてきましたけど、そろそろ程度に気をつけながら、解禁します。

売り

私大付属高校のほとんどが母体となる大学にほぼ無試験、もしくは優先的に進学できることを約束していることが売りであり、そこに価値を感じるかどうか?、が最も重要なポイントになります。その大学に通わせたくないなら、付属の高校、中学に通わせる価値はありません。

例外的に私立進学高として有名で、母体の大学に進む子供がほとんどいない学校も存在しますが、そういった学校は大学系列でない私立高校と同じ扱いだと言っていいのでしょう。その場合、その進学実績が公立高校に比べて、目に見えて優れている、と言い切れないと、その価値がありません。

つまり、私立高校は高校そのものが目に見えるような価値があるわけではなく、その先の大学進学(進学実績)に価値があるといっていいでしょう。就職、スポーツ、芸術なんかを目的に高校を選ぶこともあるのでしょうが、それもその後の進路を意識したものだと思います。

高校それ自体は校風が好きだとか、精神的な価値はありますが、ほとんど実質的な価値はないと思いますし、高校を意識して企業は採用を行う意味もないし、入ってから優遇されることもありえないでしょう。上司がたまたま同じ高校出身なら、かわいがってもらえるかもしれません。

専攻

ほとんどの私立大学は経営上の理由から、設置、維持にお金のかかりにくい文系主体にして、文理比率を9:1くらいに設定しているため、系列大学への進学を前提とした付属中学、高校に進学した時点で、9割は文系に進む、ということになります。

系列大学への進学を主眼としている高校なら、受験対策はほとんど行わないので、外部受験は不利になり、受験対策は予備校頼みになりますので、余計なお金と負担にしかなりません。だったら、最初から受験を主眼とした高校に行くべきです。

特に医学部への内部進学を希望している子供は私大付属高校への進学は足かせにしかなりません。受験と直接関係ない科目を含んだ内申点を意識して、内部での熾烈な争いをしながら、外部受験を検討しなければならないからです。

そして、文系に進むなら、専攻は何を選んでも同じことであり、文系内序列なんかは考えるだけ無駄で、何を専攻にしようが、出口である就職で、事務系、と一緒くたにされるので、専攻によって、他人と差別化することはできません。

未だにバブルの考え方を引きずっている人は私立文系を過剰評価するんですけど、大学を就職するための準備だと期待するなら、就職に圧倒的不利になる文系は避けるべきです。事実、大学公表のデータは文系の就職率が悪いことを示しています。感覚で語らず、大学公式ウェブサイトを確認して下さい。

A大卒、というブランドさえあれば、それでいい人なら、専攻なんて関係ないし、同じ文系でも、それっぽい学部でも選べばいいんですけど、ほとんどの人はアッパーミドル出身じゃないでしょう?それは私大付属に通う子供も同様で、貴族の子弟はごく僅かでしょう?

働かないと生活できない人なら、まずは何をして生計を立てるか?、何を専攻として、その道に近づいていくか?、市場価値を上げて、より高い報酬を得るか?、と詰めていく必要があるのではないですか?ブランドなんかは二の次、三の次で、メンツなんかは貴族に任せて、庶民は実利でしょう?

仕事

文系ではあったけど、上手く就活を乗り切って、大手企業に潜り込むことができたなら、一安心、ということにはなりません。かつて、日本経済を牽引した企業が経営不振でリストラをしています。そして、これは一時的な景気の波が原因ではなく、産業構造、国際環境の変化が理由なので、この流れはそう簡単には変わらないでしょう。

世界標準からすると、日本企業の文系社員は業界を問わず、多すぎるし、明らかに無駄な部署、人員、仕事をする為に雇っています。本業が技術であるメーカーだけでなく、従来、文系がメインだった銀行ですら、エンジニア比率が上がり続けています。事実、ゴールドマン・サックスのニューヨーク本社の1/3がエンジニアです。

つまり、終身雇用、年功序列が通用せず、働きだしてからのキャリア形成が明暗を分ける時代になって来たので、元から何の専門もなく、働きだした文系は働きだしてから、他人と差別化しなければならず、大きなハンデを背負ってスタートです。

理系は文系の仕事を出来るので、理系でも、専門を必要としない、口先八丁の仕事、数字が人格の仕事、自ら投資家になってのし上がれるなら、やればいいと思います。それはいうほど簡単ではないし、運に大きく影響されるので、ほんの僅かな人しか生き残れませんよ。

まとめ

私大付属に進学させる親に聞きたいですが、何を目的として進学させるのですか?公立校に行けば、平均して3割は理系に進むのに、あえて、1割しか理系に進まない私大付属に行かせる理由は何ですか?おそらく、見栄だとか、思い込みなんでしょうが、もっと考えたほうがいいです。

私大付属なんて、日本以外で聞いたこともありません。コネ社会、不透明合否判断をするのが当たり前のアングロサクソンですら、中学、高校の時点で大学まで保証するようなアホなシステムはありませんし、何を学んで、どんな風に活かしたいのか、をエッセイで書いて、願書を出すのが当たり前です。

もっと、根本的なことに立ち返って、大学とは就職する為の学校であり、就職してからのキャリア形成の基礎を身につける場所なのだ、ということを意識して、子供の将来のことを考えてやるべきじゃないでしょうか?個の力をつけ、凋落がほぼ確実となった日本で生き抜く方法を一緒に考えてやるのが親の役目では?

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、私立大付属」への53件のフィードバック

  1. 大学時代結構内部進学者多かったですけど、都会の私大付属の人は遊びを知ってるので要領いい人が多いイメージです。持ち前の政治力で会社でも上手くやってるな〜と思います。子供が明らかにコミュ力あるならお金に余裕があるなら選択肢の一つとしてアリかなと思います

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    1. アッパーミドル出身なら、実学を大学で学ぶこともないので、家業が無いなら、単にリア充力に磨きをかけて、いくのはありだと思います。政治力、リア充だけで、行き詰っても、保険がありますからね。

      シン

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  2. マーチ附属に通いながらもやる気を無くして内部進学出来なくなった僕みたいな人もおります
    高3ですけどニッコマあたりの機電か情報に入ろうと思います

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      1. シンさん
        附属のデメリットは、私の大学の同級生から聞いた話ですが内部進学より下の大学に行くと就活の面接で理由を聞かれたりするそうです。
        そうなったら仕方ないので大学いって一生懸命やるしかないですね。

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        1. なんで?、とは思いますね。そこでいい切り返しができないと、だらしない奴という印象を与えるかもしれません。

          シン

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  3. 慶応大学の公式HPから、2016年の就職率は、就職者÷(卒業者-進学者)=82%くらいでした。
    また、就職先の規模別割合のデータによると、全就職者のうち、従業員1000人以上に就職したのは62%、従業員5000人以上か東証一部上場に就職したのは、約40%です。
    全体では、それぞれ0.82×0.62≒0.5で50%、0.82×0.4=0.33で33%です。
    つまり、進学者を除いても、2割は就職せず、3割は中小企業、2割が大企業、3割が巨大企業といった感じです。
    ・理系も含んでいる
    ・巨大企業には一般職も含んでいる
    ・巨大企業には、飲食や小売も含んでいる
    ・進学者を除いている
    などの点を考慮すると、文系全体だともっと悪くなるでしょう。
    文系のトップクラスでもこれなので、文系の序列や格付けが、いかに愚かなことかわかるでしょう。
    文系でしかできない仕事は、文系官僚、法曹、文系教授、文系科目の教師くらいなので、それらになりたいわけでないなら、おすすめしません。

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  4. 医科大学の附属なら、学費はかなり高いですが、いいと思います。
    ブラックジャックの母校の川崎医科大の附属高校は、高校偏差値61ですが、ほとんどの人が内部進学して医学部にいけます。
    医学部にいける高校にしては、かなり簡単な方だと思います。

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    1. 子供を医者にする為に億払える家なら、ありかもしれませんね。生まれた時から遊んで暮らせる身分のエリートです。

      シン

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  5. 中堅私立の系列の大学が医薬系の学部を持っていて特進コースのように医薬系進学コースで優先的に内部進学できるようならいいかなと思ってます。
    お金がかかるのでオススメはしないのですが小学校から金のかかる習いごとばかりやるくらいよりはいいかなと思います。そのお金を高校受験以降まで取っておくならいいかもしれません。

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  6. 個人的な経験からですが、まず親が、特に学歴コンプの親が受験プレッシャーに耐えられません。
    子供が2人以上だと、高校受験、大学受験が次々と訪れるわけで、更に浪人とか重なると、プレッシャからなかなか解放されません。
    更に、男性が転勤族の場合、子供が系列中学、系列高校在学というのは首都圏にしがみつきたい、巣から離れたくない女性が男性に単身赴任を強いるためのもっともらしい理由になりますから、それを見越してお受験させて系列校に叩き込むということでしょう。前述のプレッシャーからも解放されていますから女性にとっては一石二鳥でしょう。MARCH付属位でも見栄はれないまでも、後ろ指はあまりさされないこと考えると三鳥位かもしれません。
    ともかく、子供の私立付属校進学というのも車や家電なんかと同列で、女性を意識したマーケティング戦略の産物と言ったら、言い過ぎでしょうかね。

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    1. 子供の将来より、親が楽になりたいから、私立付属進学に走らせる、というのはあると思います。特に女性が好む印象を受けますね。

      シン

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      1. シンさん
        塾の講師のバイトをしていた時に親御さん(特に母親)が私立大付属への進学を子供に強要していたことが印象に残ってます。面談でその母親さんと実際にお話をしました。その面談の中で私立付属校に進学しても、進学後の内申点で進学できる学部へのふるいにかけられる。仮に希望する学部に進学できても、高校時代に十分な基礎学力を習得出来ていないと大学入学後に苦労する。こうしたことを説明しましたが、なかなか納得してもらえませんでした。とりあえず入学できればこっちのもので、後先のビジョンを見据えておらず、進学を強要された子供にとっては不幸だと感じました。日本の大学受験制度については一部で批判はありますが、受験勉強で大学で専門知識を学ぶための基礎を醸成できるので、決して無駄ではありません。理系への進学を意識しているのならば、大学受験をした方が良いでしょう。
        ママ友同士のくだらない見栄や自分の安心感の為に子供の可能性を狭めて欲しくないです。
        私立大付属校のシステムって終身雇用の延長のような気がしてなりません。とりあえず、入ってしまえばそれで終わり。その中でどういうスキルを習得するのかはお構いなし。コンピューターが未発達で事務系人材が曲がりなりにも必要とされた1990年代の前半までは私立大付属に進学して、遊んで、大学は文系学部に進学。大学でも遊んで、要領よく試験を乗り切り、大手企業に事務職で入社っていう路線が曲がりなりにも通用しましたが、2000年に入ってからはその路線が崩壊していったと思います。
        また大学受験が無い分、高校時代から会計士や司法試験の勉強を開始して在学中に合格っていうのは効率が良いと感じましたが、現在は会計士や弁護士の文系士業がダブつき始め(日本の内需の縮小、会計ソフトなどの進化)、資格を取得したからといっても安泰とは言えなくなりました。そうした意味でも、私立大付属の存在価値は低下していると思います。親が事業主などで、子供には拍付けさえしておけばそれで良いので私立大付属そいう考えもありますが、大学受験程度を乗り越えられなければ仮に親の事業を継いでもメンタル、実力的に厳しいでしょう。

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        1. 確かに私大付属信仰は終身雇用信仰と結びついているのでしょう。それっぽく経歴を整えれば、なんとなく生きてこれた時代があり、その頃のイメージを根拠もなく、ずっと引きずっているのでしょう。

          事業継続はいつの時代も大変ですが、内需が縮小する、今はもっと大変ですから、苦労させたくない、と経歴だけそれらしく飾って、跡を継がせても、時間の問題で、潰してしまうでしょう。事業を一から始めて、モノにするほどでなくとも、少なくとも、同業他社で、エース級として活躍できるくらいの能力がないと、維持発展は無理でしょうね。

          シン

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  7. 就職関連と少し話は違いますが、慶應の内部生について、愚行録という映画で描かれています。実際でもこれに近いものがあるだろうなーと思いました。とても面白い映画ですよ。オススメです。
    渦中の小出恵介さんの演技が素晴らしいです。

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    1. 数年前にKの幼稚舎育ちの人から相談がありました。カッ飛んでる人なんですけど、遊び上手そうで、文章からですら、育ちの良さが出てました。なんとなく可愛がりたくなるような雰囲気です。やりたい放題した後、実家を継ぐ予定が世の中の変化で、経営が怪しい状況になったそうで、相談に来ました。その後、なんとかいきたい方向で仕事が見つかり、頑張っている、と連絡をもらいました。

      ずっと貴族でいれたり、小出さんみたいに才能、強運がある人にはやりたくない勉強は一切せず、好きなことだけして、遊びまくる青春は良さそうですが、働かないと生活できない人にはツケが大きくなって返って来そうですね。

      シン

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  8. 明治大学附属高校は、偏差値73もあるのに、ほとんどの人は明治大に進学します。
    受験をしなくていいので、自分の興味ある勉強や、部活や趣味に専念できるメリットはあるとはいえ、学費と難易度の割りに合わないと思います。
    自分の高校は、偏差値60くらいでしたが、数人は明治大にいっていました。
    早稲田や慶応は、全くいませんが、それ以外なら、平凡な高校からでも、努力次第で現役で目指せるレベルだと思います。
    なので、慶応や早稲田なら、その他大勢の私立大附属よりはまだ価値があるかもしれませんが、上述のように慶応文系の少なくとも5割以上は、就職しないか、中小企業に就職なので、中堅大文系と大差ないです。
    営業の才能があるか、体育会系でもなければ、レベルを下げてでも機電情にいった方が間違いなくいいです。

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    1. ranさん
      高校入試の偏差値-10が大学入試の偏差値にあたりますので明治大学の付属高校と明治大学の偏差値はだいたい同じではないか?と思います。
      むしろ、入試難易度だけならお得です。
      理由は、統計の母集団が違うからです。

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  9. こんにちは シンさん

     この記事にケチを付けるつもりでコメントをするわけではないのですが、一つだけ教えていただきたいことが有るんですよね。
    「ゴールドマンサックスのニューヨーク本部の1/3がエンジニア」とありましたが、一体これは、何処から引っ張ってきたんでしょうか?そういうソースが有るのなら、もしよかったら、教えてください。お願いします

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        1. で、どう思ったんですか?他人にソースを求めるなら、自分なりの意見くらい言ったら、どうですか?そこが重要だと思ったから、ソースを求めたのでしょう?

          シン

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          1. シンさんへ
             申し訳ありませんが、そういう意図ではなく、「ゴールドマン・サックスのNY本部の社員の1/3がエンジニア」ということの裏付けみたいなことが知りたかったんです。シンさんはよく「根拠を出せ」と言われますが、その根拠となるものが知りたかった、ただそれだけです。
             ちなみに、そのエンジニアが銀行で一体何をしているのか?というのも知りたかったというのが本心本音です。ただ、それが知りたくて、どこでそういう情報を仕入れたのかと伺っただけです。そういうふとした疑問点を聞いたらだめって言うことなんでしょうか?

             シンさんの紹介してくださった記事を見て、暗号化セキュリティーメッセージアプリで有名である「symphony」にかなりの投資をしているという一文があったので、やはり「セキュリティ」に力をかなり入れているというのを感じました。この「symphomy」は別のところでも記事が組まれていて、評価額を1億ドルに伸ばし、色々なところから資金調達をしているということもわかりました。その「symphomy」に就きましては、リンクを張らせていただいたので、ご確認ください。
             
             私の考えを、述べさせていただきましたが、これでよろしいでしょうか?

             

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          2. そうやって、きちんと質問背景を説明するなら、議論は進みますが、意見も言わず、単に質問だけするのはやめてもらいたいです。気に入らないから、ひたすら質問、回答が気に入らないと、更に質問だけし続ける荒らしもいます。あなたは何年も来ている常連読者で、私がそういう態度の人が嫌いだと知っていて、やるから、タチが悪いです。最近来た人なら、丁寧に意図を説明して、意見するように頼みますが、今更だと思いませんか?どんなに下らない意見も、本人が一生懸命考えたことは素晴らしいが、他人の受け売り、何にも考えずに質問責め、とかはゴミだ、と何回、あなたに直接説明しましたか?

            さて、この議論を深めるなら、金融業であるから、信用に直結するITセキュリティには当然、お金をつぎ込みますし、公言はしないけど、個人を食い物にするアルゴ、商品開発もエンジニアの仕事だと思いますよ。記事のように金融業は時間の問題で、技術の会社に移行する、と思います。

            シン

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  10. Yさん
    理系の学部ならそれで卒業できればいいのですが、卒業できずに中退や留年を繰り返す人が内部進学に多いですね。
    理工の先生には、内部生を嫌う人もいますが経営上仕方ないですね。

    私の感覚では、大学の入学の仕方より過ごし方が大事かなと思います。

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  11.   シンさん
     「売り」から「まとめ」を何回も拝読致しました。私は、シンさんのご主張は以下の①のように解釈しているのですが、よろしいでしょうか。
     「終身雇用・年功序列が盤石だった時代は、私立文系ブランドもよかったかもしれない。しかし今は、アッパーミドル出身でないかぎり、ブランドとするのはやめるべきである。日本人で最も多いのは、ローアーミドルである。」
     またこの①は、以下の②と大いに関係していると考えてよろしいでしょうか。
    「借金まみれの家に住み、車のローンも残っている。奨学金で子供は進学する。この状態でもミドルだと思っている。ローアーミドルの自覚がない。老後はアンダーに転落する危険性すらあるにもかかわらず。」

     

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    1. そういうことです。

      実質ローアーミドル家庭が無理して、私大付属に子供を送るのを見ると、親子共倒れにならないなかな?、と思います。

      シン

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      1.  シンさん
        コメントありがとうございます。おっしゃるとおりです。

        実質ローアーミドルの方々はその自覚がないから、私大附属のような高い教育費も無理して出すわけです。
         「日本人の中流意識は幻想。支配者に搾取される。」という記事を拝見しました。この記事は今の日本を、端的に表現していると思いました。ローアーミドルがアンダーを攻撃するのは、支配者にとっては非常に都合がよいことです。シンさんがよくおっしゃっているローアーミドルの鬼軍曹の存在は、まさにこのことです。
        はっきりした根拠はまだ申し上げることはできませんが、「中流意識の幻想」と「私立文系ブランドの過剰評価」は関連性があると思えてきました。如何でしょうか。

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        1. 関連あると思いますよ。

          日本の高度経済成長は産業構造の変化によって、従来、収入が不安定な小規模自営業者の農家、商家の息子がサラリーマンになって、安定収入を得て、中産階級になっていき、ミドル層が厚くなり、誰でもミドルになれる一億中流幻想に繋がりました。

          そのサラリーマンへの転換は大卒であることです。サラリーマンに夢を見た弱小自営業者の子供が大挙して大学に押し寄せたので、大学が足りなくなり、戦前、バカボン用の学校だった私立大が難関になりました。私立大が需要に応えて、定員を増やしたいなら、お金のかからない文系が手っ取り早く、就職先として、事務の需要も多かったので、さほど問題なかったのです。今、また産業構造が変化して、私立文系は受け入れ先が確保できてませんが、前時代のイメージが頭にこびりついているわけです。

          繋がってませんか?

          シン

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          1. シンさん
             おっしゃるとおり、繫がっています。理解致しました。
             何故「中流意識の幻想」となるかは、「目指すところ」や「ぬるり的階級」を拝見して理解致しました。このふたつのテーマでシンさんは、「階級は収入の高低で決まるのではない。資産の高低である。」とおっしゃています。こう考えている日本人は、どれだけいるのでしょうか。40代年収別の平均貯蓄額・負債額を見ると、収入の高低に関係なく、非常に醜いものがあります。それでも9割の日本人は、中流意識をもっています。多くが、階級に貯蓄や負債は関係ないと、考えているのではないでしょうか。数人にこのことについて話したんですが、残念ながら貯蓄や負債については、あまり考えていませんね。あくまで収入です。階級に対する誤った認識により、「中流意識の幻想」となるのではないでしょうか。入ったら入っただけ使うローアーミドルが、ミドルとなってしまうわけです。
             「中流意識の幻想」について調べていましたら、「多額の長期ローンで購入した住宅は、資産とは言えない。」という記事を拝見しました。具体的に「25年以上の長期ローン」または、「購入価格の50パーセント以上がローン」となっておりました。25年以上というのは、定年退職後もローンが続くことを想定しているのでしょう。私はこれに大いに同意致します。この考え方が正しいとしたら、いかに多くの日本人の資産が貧弱であることになってしまいますが、如何でしょうか。中流どころではありません。シンさんのおっしゃるミドルは、「ローンのない住宅をもつ。」でした。この定義と類似します。
             子供の受験期に私立の学費について調べたところ、私大附属は私立の中でも明らかに割高の学校が多かったです。中学から入学したら、特に厳しいです。誤った中流意識をもった方々は、やめた方がよいです。シンさんがおっしゃるとおり、入学するのはアッパーミドル出身者です。

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          2. 日本人って、お金のことを勉強するのは悪だと思っている節があり、投資で差益を得る人間を嫌悪することすらあります。そういう人にはサラリーマンとして頂く、お給料の額が全てなのでしょう。実際はストック、フローを分けて考え、ストックを蓄える意識がなければ、どれだけフローがあっても、ずっと貧乏人です。

            ストックが大量に溜まっている家庭はコスパなんて考えずに、実利のない、それっぽいことしても良いでしょうけど、フローでしか生活できない家庭が実利のないことをすれば、ずっと奴隷です。

            シン

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  12. 私が学生の頃に家庭教師をしていたお子さんが私大付属の小学校に通われていました。毎日のように習い事、その上、週2回の家庭教師…お友達と遊ぶ時間のないその子を見て、なんだかかわいそうに思ったものでした。

    子どもに受験の苦労をさせたくないでしょ、だから幼稚園のうちに入れておくのが賢い選択なのよ。大学までが保証されるんだから、好きなことを思う存分させてあげられるのよ。

    そんなふうにお母様は仰っていました。
    「どうして近所の公立の学校じゃダメなのですか?」と聞いてみたところ、「私が〇〇大付属だから。〇〇大付属に行くと間違いないのよ」と。「間違いない」というこの感覚が「私大付属信仰」ということになるのでしょうが、学校だけでなく、習い事、家庭教師、とお母様が全てを決められていて、その子が好きなこと、やりたいことって何なの?って、当時の私はなんだか気が重くなったものでした。

    確かに子どもの受験となると、親は気を揉むものですが、子どもに受験の苦労をさせたくないからという理由で子どもの人生を親が決めてしまうなんて、間違いだらけのように感じます。
    少し話がズレますが、どこの大学に行っても医者になれるのだから、と言っていた夫が最近になって、旧帝大にこだわり、〇〇先生の息子はどこの大学へ行ったとか、〇〇大より△△大学のほうが偏差値が高いとか…そんなことを息子に話しています。自分が行かせたい大学の情報を集めては息子に話すので、そんな父親に息子はうんざりしているようです。私は口を挟めず、自分の信じた道を進みなさい、と息子には話していますが、なかなか難しいです。

    そのお母様と夫に対して、子どものため?本当にそうなの?と思います。
    親が子どものためによかれと思ってしていることが本当に子どものためになっているのか?、親は考えるべきですし、子どもも、親の言う通りにしていれば間違いない!、なんて思っていてよいのか?、親が敷いてくれたレールの上を進んで行くのは楽なことなのかもしれませんが、しっかり自分で考えて、進んで行ってほしいと思います。

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    1. 子供の進路に無頓着、理解がある傾向のある父親も医者だけは違うようで、狂ったように医学部しかダメだ、と喚いたり、医学部でも、格を異常に気にすることがあり、医者、医療の世界が序列社会だからなんだろうな、と思います。男性看護師を見下したりするのって、そういう序列社会の一端ではないか?、と思います。

      まぁ、医者だけはアホでも最低保障があり、親のコンプで歪んだ性格になっても、落ちぶれはしないので、そこまで悲惨ではないですが、文系で性格が歪んでいると、その後の人生は辛いものになるだろうな、と思います。

      シン

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    2. 美和さん
      私は、兄弟が多かったので近くの公立しか行かせてもらえませんでした。
      しかも、大学まで金をだす気はないとまで言われました。
      社会に出るといろいろなやつがいるから勉強になるとかヤクザがお礼参りにくる中学じゃないから私立はいかせないとか言われました。逆に従兄弟が私立にずっと通ってましたが人間関係がうまくいかず卒業して就職してません。
      私はポンコツなので私立に行きましたが、残りの兄弟は旧帝理系なのでなんとか学費を工面したので結局子どもの個性を尊重したり、やる気次第ではないのですか?

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      1. ニコさん
        どこの学校に行こうとも、どんな環境であろうとも、子どものやる気次第だと解釈したらよいのですね?
        うちの息子の場合、父親に何かを言われてブレるようでは、まだまだですね。

        子どものことについては、今まで全てを私に任せっきりだった夫が、医学部のことなら自分に聞けとばかりに張り切っているのですが、息子と噛み合わないのです。息子のために何か力になりたいという夫の気持ちは分からないでもないのですが、すでに1月から目標を定め、受験まで自分で計画を立ててがんばっている息子に塾の夏期講習を勧めてみたり、頼まれもしない赤本を買ってきたり…余計なお世話だと息子は言っています。自分のやりたいようにさせてほしいそうです。
        父親から受ける微妙なストレスに負けないでほしいと願うばかりです。

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        1. 美和さん

          またまた横から失礼いたします。
          父親と母親の教育が足並みが揃っていないのも、子供にとってはかわいそうです。
          美和さんと、旦那様でじっくり話し合いをするというのは難しいのでしょうか?

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          1. どこの大学へ行っても医者にはなれるから、とにかくがんばってみたら?と夫も私も同じ考えだったのですが、夫があれこれ言い始めたのは、夫の病院に新しい研修医の先生方が来るようになってからなんです。やたらと研修医の先生方の出身大学を話すようになり、旧帝大を勧める、より偏差値の高い大学を勧めるんです。自分が旧帝大卒、大学院も出ているのですが、旧帝大は研究費が違う、とか、そんな話も。息子が研究には興味がない、と話すと、大学院で研究をして留学すればよい、とか…。僻地医療にも興味があるから、〇〇大学に行きたいというと、〇〇大学は偏差値が低いぞ、行きたいなら、他大を出てから〇〇大学へ行けばよいんだ、とか…。
            息子は何を言っても通じない夫にうんざり、私は聞き役に徹している状況です。

            どこの大学を出ているかなんて関係ないって言ってたよね?好きなようにさせてあげようよ、と私からは言うのですが…夫には何を言っても通じないのです。
            夫には、息子をいい大学に行かせて息子の自慢をしたいだけじゃないの?って私は言いたいのですが、なんだか怖くて言えずにいます。言うべき、かもしれませんね。

            かりりんさん、横から、ありがとうございます。

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          2. 夫には、息子をいい大学に行かせて息子の自慢をしたいだけじゃないの?って私は言いたいのですが、なんだか怖くて言えずにいます。言うべき、かもしれませんね。
            と、自分で言っておきながら…私が夫に話す前に、息子が夫にもっとぶつかってみるほうがいいような気もしました。

            学歴とか偏差値なんて意味がないって分かったようなことを言っていたくせに言ってることが矛盾している、自分が行かせたい大学に行かせて息子の自慢話をしたいだけだけじゃないか、などなど、息子は私に父親への不満をストレートにぶつけてくるのですが、その言葉を息子が父親にぶつけてみるのはどうなんでしょう?

            ほんとは自分のやりたいことがあるのに、父親と向き合えずに逃げてしまった息子、そんな身内の例も私は見てきているので、息子が向き合うのは私ではなく、父親である夫のような気がしました。お悩み相談コメントなんて、情けないですが、どなたかのご意見をいただけるとありがたいです。記事内容からズレてしまい、申し訳ありません。

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          3. 私は息子さんがぶつかるべきだと思いますよ。父親にすら言いたいことを言えない人が何かをできることはありません。優しい母親に愚痴って、ゴチャゴチャ言っているだけの弱い男はそのうち挫折します。

            美和さんは私にゴチャゴチャ言う前に父親に言いなさい、言えないなら、黙って言うことを聞くしかない。お金を払うのは父親でしょう?スポンサーを説得して、自分の好きなようにするか、言いなりになるか?、だけのことだ!っと突き放すべきです。

            個の力のない弱い男は困難に立ち向かえず、長いものに巻かれて、常に人のせいにして、学歴やら、職業、所属企業に依存して、勝手に他人を見下して、悦に浸っているようになるだけです。

            シン

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          4. 私もそう思いますね。
            親に何か言われて嫌な気分になったら、普通はそれを本人に言います。
            我慢するなんて会社くらいですよ。親戚のおじさんとかに何か言われたときは、我慢して母親に愚痴ったりするかもしれませんねw 話を聞いてると、その距離感のレベルに感じます。

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          5. シンさん、dwさん、ありがとうございます。
            息子も父親も、お互いに言いたいことを言い合わないといけませんね。

            美和さんは私にゴチャゴチャ言う前に父親に言いなさい、言えないなら、黙って言うことを聞くしかない。お金を払うのは父親でしょう?スポンサーを説得して、自分の好きなようにするか、言いなりになるか?、だけのことだ!っと突き放すべきです。

            シンさん、私がまずはきちんと息子に話さないといけないのですね?
            優しく話を聞いてあげるだけでなく、本当に子どものことを思うなら、厳しく突き放さなくてはいけない時もある…突き放すことが私はできなくて、ぶつかることを避けてきているので、なんだか気が重いのですが、がんばってみます。母親の私は、子どもに嫌われたくないという気持ちが常にあるので、そこがいけないような気がします。

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          6. 私はそう思います。高校生は子供ですが、自分の頭で考えられる年齢です。ある程度突き放してあげる方が良いと思います。

            シン

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          7. 私には息子の愚痴を聞いてあげることしかできないと思っていたので、かりりんさんからコメントをいただき、シンさん、dwさんにもご意見をいただき、あらためて母親としての自分に何が足りなかったのかを昨日は考えることができました。
            息子は、時期を見て父親とはちゃんと話すつもりだから私があれこれ心配する必要はない、と言っていました。親子にしても夫婦にしても昨日や今日に始まったものではないので、なかなか難しいものがありますが、言いたいことを言わずして解決はあり得ないのだとあらためて気づかされました。
            ありがとうございました。

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          8. 本当に時期が悪いと思っているのか、単に面倒なことを先延ばしにする言い訳なのか、はわかりませんが、息子は父親にぶつかることなしに成長できませんから、彼が消化すべきことです。

            シン

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    3. 子どもがやりたいことをやらせたいとは思いますが、小学生がやりたいことなんてせいぜいゲーム作る仕事、音楽やアニメ関係(エンターテイメント全般)、お花屋さんパイロット宇宙飛行士サッカー選手など、あまり現実的じゃないもしくは過酷な労働環境の場合が多いです。
      そんな中である程度道筋を立ててやるのは良いとは思いますが、あまりに決めすぎるのもよくないですね。社会のことをきちんと教えて、その中で自分が「これなら一生やっていける」と思うことを見つけていってもらいたいです。

      大学生になったら世界が広がるので、無謀な起業だとか、意識高い子ほど不安定なことに手を出しがちです。この場合は親の言うこともなかなか聞かないので、ある意味子どもの頃より大変ですね。大学生はお金の魔力と根拠のない自信に負けがちです。

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  13. 私大文系で唯一コスパがいいのは慶応だと思います。一流と呼ばれるどの企業にも三田会が存在し、幅を利かせてるので、何かと有利になることが多いからです。三田会はどの世界の主要都市にも必ず存在するので、日本を離れても色々得をすることが多いそうです。一方の早稲田の稲門会は、早稲田右翼の人しか所属しないですし、人数が多いので縦・横のつながりが弱いです。慶応は英語だけで決まるので、数学によっぽどのアレルギーがあるなら英語に特化して慶応を目指すのはアリだと思います。あくまで私立文系の中でマシなのを選ぶならという条件付きですが見返りはそれなりにあります

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    1. よく私立文系はコスパ悪いと言われていますが、文系がコスパ悪いのはわかりますが、文系のなかで私立文系がコスパ悪いと言われるのが疑問です。
      文系だと、国立と私立の学費の差は、年に30万円くらいしかないです。
      昔は国立がかなり安かったので、そのイメージを持っているのかもしれませんが、今は国立の学費もかなり上がってきています。
      下宿して国立文系と、自宅から私立文系だと後者の方が安いです。
      国立は、科目が多く、一発勝負でリスクが高い割に、メリットは国立型の勉強をしてきた人の方が公務員試験に有利くらいな印象です。

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      1. この記事は私大付属についてなので、少しずれてますが、理系には能力的に進めない人が実家から通いで、大学だけ私立文系に行くなら、国立文系に下宿して行くよりはコスパが良いと思います。

        どうせ私立文系行くなら、慶応文系に行っておけば、同窓会活動も活発だし、なんか良いことあるかもね?、というスタンスなら、そうだと思います。

        でも、目に見える実利があるわけではないので、あえて選択することではないし、まして、エリート気取りで、他人を見下すなんて、情弱もたいがいにしておいたら?っと思います。

        シン

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        1. 国立文系の代表として、名古屋大についてざっと調べた感じでは、公務員が多い以外は、慶応文系と同じようなもんでした。
          公務員は官僚以外は大学は関係ないので、国立大が有利というより国立型の勉強していた人が有利というのが、真相だと思います。

          私立文系は、数学が受験科目がないことから、批判される事が多いですが、文系なら数学を仕事を使う事はないので、合理的だと思います。
          論理的思考力は、数学でなくても議論や考察などで身につけられるだろうし、教養としては受験数学は過剰だと思います。
          日本の受験制度の問題は、将来使わなくて、興味もない科目も、教養としては過剰なレベルで勉強しないといけない事だと思います。
          社畜を育てるための社畜教育としては有効ですが、好き嫌いが激しく、純粋に学問がしたい人には、迷惑な制度だと思います。
          最近は、少子化で受験競争が緩和されたのはよい事だと思います。

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  14. 私立大付属でエスカレーターに乗るのは、その生徒自身の選択肢を狭めるのでもったいないですね。特殊な出自でない限り、ちゃんと勉強して独立した進学校に行った方が色々な背景を持った優秀な同級生と過ごすこともでき、結果的に実りある学校生活や大学進学になると思います。

    私はずっと公立だったので私立がどんなものか肌感覚ではあまりわかりませんが、私と真反対のずっとお受験エスカレーター私立だった妻に聞いたところ、「同級生は皆似たような子達ばかりでつまらなかった」とのことでした。

    慶応文系の話が出ていますが、慶応だろうとどこだろうと三田会などにぶら下がろうという意図で行く人は一時的には良くても、その後は大した成果は得られないと思います。シンガポールで出世している、はあちゅう氏のお友達位に飛び抜けて優秀で行動的で華のある人ならば慶応文系はすごく良いんじゃないかとは思います。

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    1. 正直、本当に突き抜けてりゃ、大学なんて行く必要もないので、実利のない大学進学は時間と金の無駄なのかもしれません。凡人が華やかさの演出として、それっぽい経歴を買いに行く、モラトリアムを過ごす、と言うなら、良いのかもしれません。そして、「それっぽさ」を超高額で売りつけられるなら、それはそれでありですが、それも才能です。D社はキュレーション詐欺夫妻を訴えないみたいなので、ひとまずは安心です。

      シン

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  15. 附属が人気なのは大学入試改革が控えていて、進学校からでは苦労するでは?、という理由があります。
    少子化も有りますから、どう転ぶかはわからないですけどね。

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    1. 入試制度が変わる前に世の中が変わっているわけで、高度成長期のイメージで進路を決めるのは情弱だと思いますよ。

      シン

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