じゃあ、オーストラリア

ちょっと前にオーストラリアに行ったので、そこで感じたことを記したいと思います。

英語

アングロサクソン系であることの遺産を十分に味わっているなぁ、と感じました。色んな要素があるのですが、英語圏であることで、教育産業、ワーホリ産業、投資呼び込み、技術移民、などを使って国を運営しているのです。オーストラリアが英語圏じゃなかったら、魅力は半減です。

英語圏って本当に楽なんです。確かにオーストラリア訛りはあるけれど、なれて来れば、凄まじい勢いで飛ばされない限りは間違いなく相手にいっていることがわかるし、こっちの言うことが伝わります。これはシンガポールではありえないことで、私が普通のペースで英語を話すと、理解できない人が結構います。シンガポールに限らず、準英語圏のインド、フィリピン、なんかも同じことです。

意識的にも、国籍的にもイギリス人をやめていない人は多く、イギリス国籍を放棄していないことが多いです。特にアッパーミドルは大学はイギリスに行っているし、アッパークラスは中高からイギリスのボーディングスクールに行きます。まあ、この辺の階級分けは英米も同じ文化なんです。ミドルクラスが払えないような学費を要求する学校に金持ちが集まって、そこでコネを形成していくってことです。

教育

教育産業を上で挙げましたが、これでオーストラリアはたんまり稼いでいます。元々は質の高い教育が売りであり、Group of Eightなんかはクオリティースクールと言っていい大学でしたが、その大半が商業主義のFランに落ちぶれています。そこらじゅうに分校があり、文系学部の大幅定員増、外国人だらけの意味わからない大学が本当に多いです。

大学教育だけでなく、早期教育から外国人を受け入れており、外国人料金さえ払うなら、大歓迎!っていうスタンスでバンバン受入いています。もちろん、アッパーミドル用、白人専用の学校もあるようで、そこらじゅうで中国人を見るオーストラリアですが、ちょっとした小金持ちのガキが制服来て歩いているな、と思ったら、白人以外はいなかったりします。

そういう小金持ち外人受け入れ校って決まっているんでしょうね。そして、オーストラリアに早期留学に行っていた人間を何人か知っていますが、笑っちゃうくらいの英語力だったので、いいイメージを持っていません。

オーストラリア人は英語を生かして、海外で英語教師をやっていることが多く、供給不足から、たちの悪いゴロツキでも簡単に仕事が見つかるのが実情です。特に日本は先進国出身者なら、ほとんど経歴を問わずに労働許可を出していますので、日本の英語教師は母国ではフリーター同然の負け組であることがほとんどです。

資源

シドニーの気候はすばらしいな!っと思いましたよ。こんなにきれいな空を見たことがないな!っというくらい美しく、フェリーに乗って湾岸をクルーズすると、最高に気持ちいいです。こういうのも大事なんですが、それ以上にオーストラリアは天然資源宝庫であり、昨今の資源高で潤っています。

資源頼みも否定できず、国を侵食するような数が来ている中国人を排除できないのは中国が天然資源を大量に買い付けてくれるお客さんだっていうことも一因ではないかと思います。資源に甘えて白人がだらしなくなり、面倒なことを移民に押し付けるため、大量の移民を引き取ってしまい、移民の中国人、ベトナム人が国籍をとり、社会保障をしゃぶり、不法労働をする、という悪循環です。

資源高、移民の乱入でインフレが凄まじい状態です。豪ドルは強くなり、移民が不動産を買い荒らす、インフレは止まらず、白人は怠惰になる一方、それでも資源を切り売りしていれば、何とかやっていけるっていう状態です。資源高が止まったら、どうなるんでしょうか?景気は循環するので、結局は資源を持っているのでやっていけるんでしょうけどね。

まとめ

観光で行くにはいい国だけど、あまり学ぶところのない国だな、と思いました。大半の白人は資源に甘えて、だらしなく生活していて、有能な人間は英語が使える上、イギリス国籍があるので、海外に行ってしまう。移民は国籍とるまではまじめに働くが、取ってしまえば、いかに社会保障をしゃぶるかしか考えていません。「働いたら負け!」っと体現している国だと思いましたね。

アングロサクソン系であることを満喫している国だと思います。イギリスが残した秩序、英語、白人特権を最大限に生かして、生活しているバカボンみたいなものであり、遺産を食い潰しているだけに見えますw どのくらい資源が残っているのかわかりませんが、そう簡単はなくならないだろうし、英語の地位は揺るがないし、白人はどこでも優遇されるでしょうから、我々が生きているうちは「働いたら負け!」っと体現して、怠惰に暮らすんだろうと思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、オーストラリア” への 11 件のフィードバック

  1. 知り合いも留学に何人か行ってるので居心地はいいんだろうなと思います。
    なにも勉強することはなくてもノンビリ生きてるのはコアラなどの動物みたらなんとなくわかりますよね。

  2. 生物学での話ですが、ユーラシアやアフリカではとっくに絶滅してるようなのんびりしたコアラやナマケモノみたいな動物が生き残っていたり、セキセイインコみたいな派手で喋る愉快な動物がいっぱいいますね。
    競争がないって素晴らしいなと思います。

    1. 永久機関が出来たら、世界中がオーストラリアみたいになると思うのですが、早くなって欲しいです。

      シン

  3. オーストラリアではABCが毎日BBC制作のドラマをやってました。私が昨年ステイした老夫婦や近所の人は特にクセの無い英語でしたが、TVやラジオキャスターの方が却ってよく言われるオージー英語で聴き取りにくかったです。

  4. オーストラリアは一度は行ってみたい国です。独特な生態系も重要な観光資源だと思いますが、生物好きの自分としては直に野生の動植物を見てみたいです。

    「教育」欄でオーストラリアの白人専用の学校の話がありますが、大英博物館で階層別に綺麗に分かれた子供の集団を同日に3つ見たことがあります。日本の社会科見学のようなものだと思いますが、各集団とも15~20人くらいで日本の小学3~4年生くらいの年齢でした。

    ①全員えんじ色の綺麗な制服、ほぼ全員白人、男子のみ
    ②全員紺色の制服、半分くらい白人、男女
    ③全員私服、白人がほとんどいない、男女

    ①の集団の白人の子の表情が皆「フン」という感じで幼いながらも高慢な雰囲気を醸し出していて、幼いながらも社会階層による優越意識を既に身につけていたことが特に印象的でした。本ブログの過去記事の分類で言えばおそらく①がアッパーミドル、②がミドルからローアーミドル、③がローアーミドル以下くらいかなという印象です。イギリスはもっと細かく分類されるとは思いますが、イギリス系の文化圏の典型例のような気がしました。

    1. オーストラリアはイギリスの劣化コピーと言うか、気が抜けたイギリスです。階級社会ですし、差別も激しいですよ。平等意識の強い日本人には面食らうことも多いでしょう。

      シン

  5. 資源国家だけあって豪ドルは為替の上下が激しいです。
    FXの豪ドル-円で大して高レバレッジ設定にしなかったので、特に損切りライン決めずに遊んでたら油断して退場食らった記憶があります。

    その他、豪ドル貯蓄は年利5~6%付くからマイナス金利の日本より遥かに資産運用では得だとは聞きますが、為替リスクによる値下がりを考えると短期では慎重になりますね。

    1. 実需があまりなく、資源価格に敏感に反応するので、短期でやると心臓に悪い通貨です。2倍以下の低レバ、長期放置しながら、金利差を狙うなら、いいかもしれません。

      シン

  6. もし良かったら今度気が向いた時にでもお隣のニュ―ジ―ランドについて記事にして下さい。
    最近世に出回ってる詐欺紛い会社の本社の登記簿めくるとニュ―ジ―ランド登記のバーチャルオフィスというパタ―ンがあまりにも多いので個人的に興味が湧きました。

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