じゃあ、ブロックチェーン

ビットコインで注目を浴びたブロックチェーンですが、これはどんなことができるのでしょうか?

マイクロ

中央管理者がいないので、中抜きがなくなるため、マイクロペイメントが出来るようになります。例えば、ぬるりと生きるが好きなので、応援で10円あげようと思ったら、クリックして、10円払ったら、私が10円もらえます。それを運営費に充てられます。

今でも似たシステムがあるんですが、10円だと、手数料の方が大きくなるので、中央管理者がある一定の基準になるまで、保管して、手数料を引いた額を支払います。noteとかがこれをしていて、出版社を通すよりは中抜きが少ないですが、直接ではありません。

この直接型支払いが確立出来るなら、多くの人がやりたいことをやれる機会が増え、ハードルも下がります。そんなに上手くはない設計士に建築を頼みたくはないけど、ウェブサイトから情熱が伝わってくるから、100円寄付しよう、とか出来ます。

つまり、形のないもの、データなり、情熱なり、アイディアなり、Q&Aに広く浅く寄付を募ることで、好きなことで生きていける人が増えれば、世の中の絶対的な幸福量が増えて行くのではないか?、と思います。

記録

ブロックチェーンは行動に記録がつく、その記録に秘匿性があるため、個人情報管理に適していて、エストアニアではオンライン政府サービスを進めるそうです。戸籍、納税、資産などを特定の中央管理者なしに行えるのなら、公平にサービスが提供できます。

非難を浴びやすい社会保障の濫用に対する管理はブロックチェーンでして、必要なものは全部ブロックチェーン内で決済すれば、不正行為は完全に管理できます。家計簿をつけさせなくても、取引すべてに記録が付いているので、国の税金でパチンコは出来なくなります。

脱税もしにくくなるので、不平等は減りますし、国同士で連携すれば、国を跨いだ脱税行為も歯止めがかかります。そうなると、国が富裕層をいかに国内に留まるか?を真剣に考えるようになるでしょうから、無駄を減らして、納税者の負担を減らせるでしょう。

今みたいに市役所の窓口で、手書き書類を提出して、あれが違う、これが違う、と何度もやり直しをさせて、時間を潰している公務員に税金使っている国は生き残れなくなるだろうと思います。こんな価値のないことを若者がしたがっている日本ってヤバくないですか?

自宅で定型ファームに従って、エラーメッセージみながら、間違いを訂正してから、提出すれば、ほとんどコストはかかりません。高コスト国家は税金が高く、サービスも悪くなるので、才能のある人間、お金を持っている人間は逃げ出していきます。そんな国に日本がなってきています。

通貨

ブロックチェーンと言えばビットコインで、数年前にマウントゴックス事件があり、信頼性が揺らぎました。しかし、ビットコインの秘匿性が高く、信頼できても、ブローカーは別だし、ビッドコインの価値自体は誰も保障してません。

今の需要は中国のアンダーグラウンドマネーがマネーロンダリングの為に雪崩れ込んで来ているだけで、実需があるわけではありません。持っていても、使えるところがほとんどないので、資産価値はほとんどありません。

都銀が独自の電子マネーを発行していますが、それは銀行がその価値を保証しているので、それはラーメン屋のクーポン券、喫茶店の回数券に近いものであり、航空会社のマイレージと同じです。だから、研究的試みなのでしょう。

通貨は誰が保障しない限りはそれが紙であれ、データであれ、流通は難しく、ビットコインはそんなに普及することもなく、その技術だけが活用されて行くのだろうと思います。ユーロですら、大問題になったのに、ビッドコインなんかが標準化するわけありません。

まとめ

私はブロックチェーンに大きく期待をしていて、上手く作用すれば、世の中は平等に近づき、つまらない仕事を我慢してする人が減り、思ったこと、感じたことを表現することで、贅沢はできなくとも、暮らすことくらいは出来るようになります。

サラリーマンをしたい人はしてもらったらいいんですけど、したくない人ってたくさんいると思いますし、シコシコ社内向けの書類作って、何度も意味のないやり直しをしているより、もっと自己表現出来る方が面白いと思います。

ほとんどのサラリーマンがやっていることはAIに出来ることだし、むしろ、AIの方が得意とします。ビックデータから、最適解を導き出すのなんかは人の頭脳では無理ですし、決められたことを決められたようにするなら、CPUの得意分野です。

だから、AIには出来ない自己表現をすべきだと思いますし、ブロックチェーンはその手助けをするでしょう。ゆるい繋がり、軽い共感を気軽に寄付に繋げられる社会になると、才能のある人が伸びやすく、素晴らしい作品が世に出やすくなるのではないか?、と思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、ブロックチェーン” への 10 件のフィードバック

    1. 技術的にやろうと思えば、出来る時代が来ていることは間違いなく、あとはシステムので問題だと思います。

      シン

  1. ブロックチェーンは遠大なテーマになりそうですね。色々な利権を瓦解させて少しでもフェアな
    社会になるといいですが、逆に日本だけ鎖でがんじがらめの超管理社会になったりして。
    お役所のIT嫌いと言えば、弁理士が書かれたかなり昔の本で読んだのはアマゾン黎明期ですが
    インターネットサーバーは日本国内に設置するのが当初は違法だったそうですね。日本で
    IT産業が立ち遅れたのに関して民間のみを責められないですね。
    生活インフラ整ってないアフリカでさえスマホで役所の申請ができるそうです
    (移動手段が限られてるから?)。第三世界ではビットコインがニッチ的に食い込むでしょうね。
    日本国内でエストニアサイズの自治体で、先鋭的な取り組みすることは可能でしょうか。
    それこそ信長のような首長が、中央や他の地域の利権になるべく触れないような形で。

    1. 小さな市役所で働いてる友達がいるのですが、こんなに人いらなくね?ってぶっちゃけてましたね。ネットがあればなんとかなることもわざと紙媒体で処理して時間を潰さないといけない人もいるんですね。

    2. 橋下さんみたいな政治家が政令都市レベルで、試験的にやってみるといいと思います。利権に絡んだ人から、相当圧力かけられると思うので、覚悟が必要です。

      シン

  2. ニコさん
    市役所の職員の多さは異常です。番号発券機の横に二人も正規職員が待機しているとかあり得ません。こんなことしている人が東証一部上場企業のバリバリのサラリーマン並みのお給料もらってるんですよ。そんな無駄な人がいるなら、中央官庁のキャリア官僚のアシスタントでもやった方がよっぽど建設的です。そうした余剰人員がキャリア官僚が行う議員の国会答弁の資料作りを行い、キャリア官僚がもっと高度な仕事に頭を使っていただく。これこそが公務員のお仕事の全体最適化なのではないでしょうか?
    税金の配分や捻出に頭を抱えているキャリア官僚がいる一方で、税金の貰い手である地方は人を持て余しています。キャリア官僚の激務ぶり(毎日午前様)に比べて地方の緩さには空いた口が塞がりません。
    どんなことでも当てはまりますが、受益者の方がいつの間にか楽しているというのは世の性なのでしょうか?

  3. 中央政府を経ないお金のやり取りをブロックチェーン含む諸技術で実現しようとする試みは面白いです。
    ただ、個人の考えとしては現在の金融システムの一部として組み込まれると考えてます。

      1. 同様の試みは通信技術に見ることができます。もともと通信はサーバの存在が前提としたネットワークで設計されますが、30年ほど前からサーバ不要でノード同士で通信ができないか(P2P)という概念が生まれました。
        しかし、現在を見ても法律・セキュリティ・安全の観点からP2Pが成熟してるとは言い難いです。ですが、P2Pの研究成果は通信技術のところどころに応用されており、そういった通信はいったん、従来のサーバとの通信を経たうえで、仮想的に実現されます。ブロックチェインも同様の動きになると考えてます。

        1. そうですね。

          P2Pもきちんとルールが定まってませんし、すごく面白いシステムなのに、運用しきれてませんから、ブロックチェーンもそう簡単に制度化はしないでしょうね。

          自動運転が技術的な問題より、法律、運用面でまだまだ先になりそうなのと同じで、人間社会のルールが最先端技術に追いつかなくなりつつあります。

          シン

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