じゃあ、カメラの買い方

常連読者さんからカメラの買い方について寄稿いただきました。こういう自分の趣味の話を寄稿いただくもの新鮮で大変ありがたいです。カメラを買おうと思っている読者さんは参考にされてはどうでしょうか?

カメラ初級者の視点から、一眼レフの基本情報とオススメカメラ・レンズを簡単に紹介します。私はCanonの一眼レフユーザーなので、Nikonやその他メーカーのユーザーの方々にもフィードバックをいただきたいです。

間違ってる点などあれば指摘してください。

ミラーレスと一眼レフ

近年、ミラーレスが登場して人気を上げています。ミラーレスは軽く安いですが、写りは一眼レフよりは劣るといわれています。一眼レフはミラーレスより重いですが映りが良いです。ザ・カメラという感じで、カシャッという音が気持ちいいですw 両方とも、レンズを交換することが可能です。

フルサイズとAPS-C

一眼レフには、実は大きく分けて2種類あります。フルサイズはプロ仕様で、大きくて重い。APS-Cは初心者向けで、手ごろなカメラはほぼこれだと思ってよいです。しかし映りは十分に良いです。フルサイズは安くても15万程度しますし、初心者はAPS-Cで十分だと思います。

焦点距離

数字が小さいものほど広角で、大きいものほど望遠です。レンズによって、撮れる焦点距離が異なります。

10mm=超広角
18mm=超広角
24mm=広角
35mm=風景を幅広く撮れる感じ
50mm=標準。視界とほぼ同じといわれている。
80mm=少し望遠、ポートレート(人物など)に向いている
100mm~=望遠、上手くハマればかなり綺麗に撮れる(と思う)

焦点距離は同じレンズを使っていてもフルサイズとAPS-Cで違うので気をつけなければいけません。APS-Cのカメラボディでは、レンズの焦点距離×1.5または1.6が実際の焦点距離になります。50mmのレンズでも、フルサイズは画角50mmで映るが、CanonのAPS-Cにつけると1.6倍の80mmになります。ちなみにNikonだと1.5倍なので75mmになります。ネットではこれが分かりにくく、50mmのレンズを買ったのに望遠気味で使いにくい!というユーザーもいると思います。実際にCanonの撒き餌レンズは「標準レンズ」として紹介されています。

重さ

持ち運びが重要になるので、できる限り軽いほうがいい。カメラ本体460g+レンズ200g弱くらいが1番ちょうどいい。両方で1kg越えると、ちょっと重く感じると思います。

レンズキットについて

>カメラは、ボディとレンズに分かれます。ボディとレンズのセット売りがお得な価格で販売されており、そのパターンは主に以下の4種類あります。

1.ボディ単体
2.18-55mm =値段はボディ単体とほぼ同じ
3.ダブルズーム=18-55に、55-200mmがついたもの。交換が面倒
4.高倍率レンズ=18-135mm、性能がよい、ボディ単体より2万~3万高い、便利だが重い

ネットを見ると、4の高倍率レンズが一番オススメされていますが実はこれ重くて、持ち運びが億劫です。これを買うなら、2の18-55mmを買って、必要なレンズを買い足していくほうが良いです。

レンズの種類

レンズには、ズームレンズと単焦点レンズの2種類あります。レンズキットについているのはズームレンズズームで、ズームできる便利さはありますが、単焦点と比べて写りは劣ります。値段も高いですが、その範囲の単焦点を揃えるよりはよっぽど安上がりで、また交換の手間が必要ありません。単焦点とはズームできないレンズのことです。その距離しか撮れないかわりに安くて軽い、ボケが良く出て綺麗に写ります。ニコンの方が安価な単焦点の種類が多く、優れていると思います。

ニコン、キャノン、その他

ニコン=初心者向け単焦点レンズの種類が豊富。キャノン=経営が安定してる
その他、ソニー、オリンパスなど=他の2種類に比べて純正レンズは少ないですし、ユーザーも少ないので2大メーカーのほうがオススメです。

レンズマウント

レンズは、canonのものをnikonにとりつけたりすることはできません。レンズはcanonやnikonなどの純正品に加え、シグマやタムロンなど3rd Partyのレンズ専門メーカーのもの、CanonやNikonで使えるように形を変えているので使えます。これらは安いが、とにかく重い傾向にあります。同じようなもので純正があるなら純正の方が良いでしょう。

明るさ

大きく3つの要素があります。F値=少ないほど明るくボケがでやすく、レンズによってその能力は異なります。単焦点なら1.8あれば十分で、2.8でも、まあまあよいと言われるレベルです。

ISO=光を取り込む機能の値、高いほど写真が明るくなるが、ザラつきも増える。これはボディによって能力が違いますが、そこまで気にするレベルではないと思います。シャッタースピード=長いほうが光を取り込める、短いと瞬間を切り取れる、三脚があれば長いシャッタースピードでもブレずに撮れます。

メーカーが、レンズ交換の良さを広めるために利益度外視で作ったレンズを撒き餌レンズといいます。一番有名なのがCanonの50mm 1.8F 15000円程度のレンズで、この価格帯でこの映りは奇跡でしょう。

Canonの安価な単焦点レンズは15000-18000円の範囲で24mm, 40mm, 50mmの距離のレンズがあります。一方Nikonは、17000-26000円とCanonに比べて若干高いですが、その分焦点距離が豊富で、10mm, 18.5mm, 35mm, 50mmがあります。この35mmがあるというのが大きなメリットで、これはAPS-C換算したら約50mmと標準レンズになります。Canonのほうは、安価な単焦点で標準レンズの距離のものはありません。

Wi-Fi機能

スマートフォンに楽に画像移動できるWiFi機能は必須です。できるだけ新しいものを選ぶのがよいと思います。

まとめ

好きなのを買うといいと思いますが、個人的なオススメはNikoD5600 18-55mm レンズキット 70000円と、単焦点の35mm AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G 17000円をおすすめします。Nikonは標準レンズの単焦点があるのが大きいです。Canonの場合、EF28mm F1.8 USM 54000円かEF35mm F2 IS USM 60000円、もしくはシグマの30mm 30000円(重い)になってしまいます。

カメラに限らずネットでは、玄人のほうが声が大きいので初心者はオーバースペックのものに手を出しがちです。そりゃ、高くて性能のいいものに間違いはないですから。実際にカメラでも、今後を見据えてできるだけいいカメラを勧めてきます。でも、最初は自分に合っていて使いやすく、コスパのいいものを選ぶといいと思います。

シン後記

実は私はキャノンユーザーで、10万くらいするレンズを二本持っているのですが、付き合いで買ったにすぎず、全くの初心者ですw あまり上達する気もなく、頼まれると仕方ないな、と高いレンズを持ってきて、普通にとるのと、単焦点で使い分けるのみです。

私は映像の類にほとんど興味がないので、カメラも興味がないということなのでしょうね。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、カメラの買い方」への4件のフィードバック

  1. ミノルタXDユーザーでした。
    デジタルになってからは全くカメラの事はわかりません。
    昔の話ですがニコンのメカシャッターは戦場などで愛用されてたとか天体写真を撮るには長時間露光出来るメカシャッター搭載が良いとかありました。
    記事にあるようにポートレートは80以上だと、よくある背景をキレイにボカした写真がとれます。レンズが長くなるほど手ブレするのでシャッター速度を速めるためにはf値が明るいレンズが良いのですが、デジタルだと手ブレ補正もあるし現在は変わってるのでしょうね。
    広角ほど歪みが出るので、グラビアは、望遠レンズで撮影する(と人体が引き締まって写る)そうです。レンズ別の比較写真などを収めた撮影入門書が売ってるので参考になると思います。
    デジタルになってムービーカメラとの境も曖昧になり、なんとなく興味を失ってしまいました。

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  2. キヤノンもニコンも株式だけおせわになりましたが、スマホで充分と考えてる自分には、テレビの8Kもオーバースペックで必要ないと考えており、ニコンは今後は将来性は厳しいのではと思っております。

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    1. キヤノン、ニコンは記事を書きましたね。ニコンは相当厳しい、キヤノンもここらでヒットを出さないとジリ貧になると書いたと思います。ここでも日本のお家芸が辛くなっているんですよね。

      シン

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  3.  シンさん
    「最初は自分に合っていて使いやすく、コスパのいいものを選ぶといいと思います。」
    おっしゃるとおりだと思います。今はそれ程高くなくても、よいものが多くあります。
     私は、ミノルタαで写真を始めました。初期のデジ眼は本当に高くて、今より性能はずっと落ちました。αで最初のデジ眼であるα7Dは、名機α7の良さを持っていたのでそれはよかったです。ただしこの時期のデジ眼は、まだまだでしたね。故障も多かったです。αレンズがあるがため、その後ソニーのα700、α77、α77Ⅱと買ってしまいました。私は野鳥中心に動体撮影が多いです。、α77Ⅱにタムロン150-600の組み合わせ、これが最後だと思っておりました。ところがかなり酷使はしたためかα77Ⅱが故障し、修理に出しましたが完全には治りませんでした。ソニーのサービスステーションの応対も非常に悪かったです。動体撮影で12枚連写は魅力でした。液晶ファインダーとAF-Cの食いつきはα77よりずっとよくなっていたのに、本当に残念です。そこで買い替えたのが、今度こそ最後だと考えα歴30年から遂に、他社のニコンのD500とシグマの150-600Cの組み合わせにしました。もっと早く移行すべきでした。高感度、AF-Cの食いつきがまるで違います。成功率が格段に上がりました。私はαの頃から、500~600mmズームでもずっと手持ち撮影でした。三脚は滅多に使いません。かなり無謀な撮影です。野生動物撮影中心ですからとにかく機動性を重視し、いかにチャンスを逃さず撮影するかでそうなりました。この組み合わせは小型軽量ですので、距離のある動体撮影にお勧めです。600mmF4等の大砲レンズは高くて、私には買えません。重くて大型三脚が必要で、移動が大変です。定点撮影しかできません。上空を飛ぶ野鳥の撮影もかなり技術のある方でないと、手持ち撮影に比べて難しいです。チャンスを逃します。また野生動物は、突然近距離に飛び出してくることがありますから、同じ600mmでもズームレンズの方がよいと思います。実際大砲レンズの方々も、ズームレンズの方が使いやすいとおっしゃっていました。
     自然を背景に集合写真の撮影なら、オリンパスの広角ズーム11-22mmがお勧めです。
    私にとって、オリンパスの空の青色と森林の緑色が好みです。カメラはE620を使用しています。小型軽量で使いやすいです。値段もかなり安かったです。オリンパスもα同様動体撮影は、いまいちだと思いました。ただし、最近のものはかなりよくなっているそうです。ミラーレスの12枚以上の連写は魅力です。用途を考えて購入するのが、よいと思います。

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