じゃあ、笑いと政治

お笑い芸人、ウーマンラッシュアワー、村本さんが政治ネタを漫才にして話題になりました。

意義

政治スタンスは私と違うので、なんとも思わなかったんですが、漫才のネタとして政治を使う、ということで、もっと広く政治について考える人が増えて、裾野が広がるといいですね。まだまだ、衰えたとは言え、テレビの影響は強いですし、お笑い芸人が話題にするのは凄くいいと思います。

安保理問題は日本の国防の生命線であり、色んな立場から意見が出されるべきですが、なるようになるっしょ?というような空気があり、議論し尽くされてないように思いますね。憲法改正も感情的に反対するのでなく、メリット、デメリットをキチンと上げて、メリットの多い方を選ぶべきです。

少なくとも現状維持は困難になっているのは間違いなく、なにかしらの意思を明確にして、国防体制を再構築しなければ、日本、日本国民の平和は守ることができない情勢になってきています。拡大主義の中国、核を持つ聞かん坊みたいな北朝鮮をどうやったら抑えきれるのか考えるべきですね。

反応

案の定、「アベノセイダーズ」「パヨク」はウーマンラッシュアワー、村本さんを激賞し、Twitterアカウント、フォロワーは激増しました。彼らは反安倍首相を表明してくれる人なら誰でもよく、神輿に祭り上げ用としたわけです。

何年か前には「ネットウヨ」に祭り上げられた高岡蒼甫さんが居ますが、知名度のある人がフジテレビを叩いてくれるのを待っていて、彼のやってくれたから、それをキッカケにデモに持ち込みました。その後、高岡蒼甫さんは干されましたが、ネットウヨは支持してますか?という話で、どうでもいいはずです。

村本さんが上手かったのは絶賛するパヨクを受け流して、フォロワーが増えたと言っても、ファンとアンチの半々で、アンチが監視にフォローしているのもザラで、この手の政治的主張でファンになった人間は自分の思い通りにならないと思えば、強烈なアンチになる、と突っぱねたんですね。

なんでもそうですが、主義主張に共感してファンになると、少しでも自分の主義主張と違うと、イライラして、それが頂点に達すると強烈なアンチになるわけです。これは好きの反対は無関心、という現象と同じだと言っていいでしょう。この対応を見て、私はなかなかの人物かもしれない、と思いましたね。

顛末

パヨクに絶賛されたものの、ウーマンラッシュアワーは年末の仕事があまり来なかったようで、それを村本さんは嘆いていたんですが、それは仕方ないと思います。それは「ネタとしてつまらない」からです。ただでさえ、面倒なテーマをネタにしているのに、面白くないなら、使い難いだけだからです。

朝まで生テレビ、に出演したみたいですが、全くの勉強不足、議論慣れすらしていない醜態を見せて、こりゃダメだ、となっていたみたいです。政治ネタを笑いにしようとするなら、勉強は必須です。爆笑問題など、政治ネタを笑いにしたり、政治スタンスを明確にするお笑い芸人はいますが、彼らって勉強してるんですよね。

村本さんは元々、炎上芸、と言われるような扱いに困るネタに食いつき、物議を醸し出し、世間に出てきた人に過ぎず、政治を笑いにしながら、世間に議論を呼びかけるような活動ができるほどの人ではないのでしょう。少なくとも今の段階ではどう料理することも出来ない腕ですね。ブラックジョークは知性がないと扱えません。

政治に真面目に取り組むわけではなく、とにかく取り扱いの難しい危険なものに触って、子供みたいな意見を言い散らすことで注目を集めて生き残りを図っているだけみたいですね。ある種の逆張りではあるし、徹底することで何かしらの味が出てくるのかもしれませんし、面倒だと相手にされなくなるのかもしれません。

まとめ

主義主張で狂ったように叫ぶようなタレントは要らないので、上手く政治を笑いにして、考えるきっかけを世間に与えられる芸人が必要だなぁ、と思いました。笑いには力があるし、話術で飯を食っている人が政治にしっかり取り組むといいと思いますね。大物だと北野武さんなんかは割と意見しますが、タモリさん、明石家さんまさんはしませんね。

政治家になったって良いと思います。横山ノック氏はともかく、そのまんま東氏はしっかり取り組んでましたし、元からの知名度で選挙戦を突っ走れば、しがらみがないので思い切ったことが出来ます。自民党から推薦とって、ガチガチに制約された政治家なんて何にもできませんからね。

今のままではウーマンラッシュアワーが飛躍することはないでしょうが、こうして話題になり、多くの人が政治について考えるようになるキッカケになっただけでも、炎上芸とはいえ、村本さんに価値はあったと思います。あっさりと飽きる、面倒になって、口をつぐんで欲しくないですね。

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