じゃあ、北朝鮮情勢

リクエストをもらいました北朝鮮情勢について記事を書きたいと思います。

金王朝

皆さん、ご存知のように金王朝は現在三代目が支配しており、歴史的に見ても三代目は歴史の分岐点になりやすいです。当然、初代はカリスマだし、二代目は初代の遺産を受け継いで、安定経営をすることが多く、三代目は独自路線が要求されるので、運営が難しいからです。

三代目、金正恩氏はすんなり王朝を受け継いだわけでなく、三男坊が長男、次男を差し置いて、後継者になっており、長男は暗殺、次男は軟禁状態だとのことですから、火種がくすぶった状態で、臣下一丸となって、御大を守り立てる体制にはありません。

そんな時、宿敵アメリカのトップがイケイケのトランプ氏に代わってしまったので、うやむやにして何とかこなしていた課題が破綻しかけている、というところなのではないかと思います。核兵器保有を曖昧にちらつかせながら、援助を受けて、破綻している国を何とか運営していたのに、核を持っているなら、黙ってないよ、とはっきり言われているのです。

アメリカ

アメリカは「世界の警察」というポジションを取っていますが、実際は自分の利権があること以外には興味ないのは当然で、北朝鮮にはそれほど興味がありません。トランプ氏だって、北朝鮮どころか、韓国にすら、そんなに興味はないだろうと思います。アメリカ国内でそれほど大きな経済力もないし、朝鮮系アメリカ人も多くはないからです。

アメリカが積極介入する中東はイスラエル、というアメリカの中枢に多く人材を輩出するユダヤ系国家があり、石油利権に絡んでいるので、黙ってみているわけにも行かず、シリア空爆をしたんですけど、これも「適当なところで止めろ!」というメッセージであり、これを見た北朝鮮も「反省しろ!」っというニュアンスで公式声明を出しています。

つまり、アメリカは積極的に北朝鮮なんかに関わりたくないが、日米同盟、韓米同盟があり、極東で中国に主導権を握らせて、影響力を大きくしたくない、というスタンスだろうと思います。事実、アメリカ経済は中国に大きく依存しており、中国製がそこら中にあふれ、中国が米国債を買い支えることなしに、運営も出来ません。

韓国

言うまでもなく、韓国と北朝鮮は元々同じ国であり、宗主国であった日本の敗戦に伴って、空白地となったところにロシア、アメリカの代理戦争が始まって、埒が明かなくなったところで、停戦協定が結ばれて、今に至るわけです。だから、朝鮮戦争はずっと停戦中であり、終結しないままに、今まで来てしまったのです。

韓国内の北朝鮮に対する思いは複雑で、考え方の違いによって、生き別れた家族を本気で憎めないのです。だから、「アメリカが北朝鮮を攻めてきたら、日本を攻撃する。」という迷言が生まれたのですw これは冗談にしろ、韓国人の考えはこれに近いものがあり、すべての憎しみを日本へ持っていくことで、物事を解決しようとしているのです。

新大統領、文氏は北朝鮮生まれで、親北朝鮮、反日の人なので、早速、慰安婦問題を蒸し返す、と言っていますし、困った時は日本を叩いて、支持率を稼ごう!っという韓国大統領が繰り返してきた切り札を就任時点から、繰り出しています。まあ、こうなれば、この政権もそう長くは続かないのでしょう。「切り札を見せるなら、更に奥の手を持て」と幽遊白書も教えてくれてますしねw

経済的に考えると、アメリカの攻撃で朝鮮半島が火の海になれば、韓国経済はメチャクチャになってしまう、というだけでなく、アメリカの交渉で、金正恩氏が亡命を選択して、北朝鮮が解体されても、韓国に救済できるだけの余力がないので、それも賠償金のお替りを日本に請求することで、解決しようとすらしています。

理想的には北朝鮮が徐々に開放政策を取り、外資誘致によって、緩やかに発展して、極貧状態を脱したところで、独裁体制を終焉させ、御大は亡命して余生を暮らす、というパターンで、そうすれば、いきなり支援必須の難民が溢れかえることがありませんが、こんなのは理想論で、そんなことは歴史上、ほとんど例がありません。

中国

長い間、中国は陰日向に北朝鮮を支えてきたのですが、代が変わって、金正恩氏とは上手く行っていないと思われます。中国も以前とは違って、豊かになり、徐々に国際協調体制に入っていますし、やたらヤンチャをする北朝鮮とまともに付き合いたくなくなってきているのです。

言うなれば、ヤクザが不良少年に目をかけて、援助してきたやったが、そのヤクザが徐々に闇のビジネスから、表のビジネスを手がけるようになって、不良少年と関わっても、イメージが悪くなるだけで、特にメリットがなくなってしまったのです。闇のビジネスなら、鉄砲玉に使えるかもしれませんが、表のビジネスにはそういう役割はいりませんしね。

とはいえ、中国はアメリカへのけん制をこめて、つかず離れずの関係は維持しており、アメリカが北朝鮮を攻めることになれば、全面的に守ることはないにしろ、出来るだけ回避する方向で交渉をするでしょう。地続きの北朝鮮から、難民が流入してきても、迷惑しますし、緩やかの崩壊して欲しいのです。不良少年が何でもいいから、仕事を見つけて、多少の生活基盤を手にしないと、迷惑します。

日本

さて、日本人にどういう影響があるのか?、ということですが、開戦すれば、どさくさにまぎれて、核ミサイルを打ち込まれる可能性がありますが、これは恐らくは打ち落とせるのではないかと思いますから、そこまでの心配は要らないでしょう。アメリカも日本にミサイルを打ち込まれたら、戦えなくなるので、必死になって打ち落とします。

逆に言うと、東京にミサイルが落ちたら、日本壊滅というだけでなく、世界経済も立ち直れないくらい打撃を受けて、北斗の拳時代に突入するでしょうから、こうなってしまえば、何をやっても無駄で、強いて言うなら、体を鍛えて、モヒカンのカツラ、針のたった革ジャンを買って、大型バイクの運転を練習すべきですw

むしろ、現実問題は韓国、北朝鮮からの難民が日本に溢れかえることです。海を隔てているものの、隣国ですし、朝鮮コミュニティーがあるので、海外に逃げるにはいい場所だと考えるでしょう。大量になだれ込んできたら、彼らを支援するだけでも大変で、日本経済は大混乱するでしょう。

特に北朝鮮人は長年の圧政によって、文盲に近い教育レベルの人が少なくないので、徐々に立ち直って、仕事を見つけて、自立していく人は少なく、ずっと生活保護で生活する、悪の道に進んでしまう人が大量発生するでしょうから、治安の悪化も懸念されます。

徴兵制度復活を危ぶむ意見もありますが、徴兵の可能性は100%なく、すでに頭数がものを言う時代ではないので、野球未経験者が「秋のドラフトで指名されたら、どうしようかな?」と悩むくらい無意味なことです。身体能力がない、やる気がない若者を集めてきても、邪魔になるだけで、まったく戦力になりません。

まとめ

何が起こるかはわかりませんが、一定額の外貨くらいは持っておくべきでしょうし、防災グッズ、最低限の常備品を持っておくのは北朝鮮情勢と関係なく、やっておいたほうがいいのではないか?、と思います。備えあれば、憂いなし、というように、何もなければ、それに越したことないですが、何かあったら嫌だな、と思うなら、安心料で少し準備して損はないです。

あとは金現物を少し買っておくと、精神安定剤になるのかもしれません。有事の金、というように、今のところ、金の代替品がないので、実需もあり、価値が暴落することはないでしょうし、通貨が壊れても、その価値を失うことはありません。だから、政情不安定な国では結婚式の贈り物に金が贈られる、という文化があるのかもしれません。

北朝鮮軍が本格的に日本に侵攻するだけの力はないにしろ、少数のスパイが日本海側に上陸して、発電所を止めてしまい、混乱に陥れるくらいはやろうと思えば、やれるのではないかと思います。そうすれば、災害時のように、機能麻痺するでしょうし、電気がなくても、しばらく耐えられるような用意はしておくといいかもしれません。

何にしても、日ごろから心身ともに鍛えて、有事の際にうろたえないメンタルを作る努力は要るでしょうし、多少の非常食なんかも用意したほうがいいでしょう。即逃げられるように、大事なもの、災害グッズをリュックに詰め込んでいて、物置の入り口に置いておくのもいいと思います。