じゃあ、ソロスの敗北

あのジョージソロスがトランプ相場を下落と予想し、大損した、とニュースがありました。あのソロスでも負けるんだなぁ、と逆に感心する、ともに相場で勝つことは難しい、と再認識しました。

ユダヤ

ソロス氏はハンガリー出身のユダヤ人で、ナチスのユダヤ人粛清の猛威から逃れて、イギリス、アメリカ、と移民して、移民先のアメリカで大成功を収めた移民一世です。

トランプ氏は反ユダヤではないものの、反移民なので、移民一世のソロス氏からすると、感情を揺さぶられるような動きだったのだろう、と思います。右傾化する時、矛先がマイノリティに向かいやすいのは古今東西同じです。

すでにユダヤはアメリカでマイノリティではなく、支配者階層に多く人材を輩出しています。伝統的に金融、学術では独占的立場でしたが、ITにおいても、独占的立場になりつつあり、Facebookザッカーバーグ氏、Googleブリン氏など、支配的存在がユダヤ人です。

言語

ソロス氏は数少ないエンペラント語の母語話者で、父親がエンペラント語の推進者だった為、エンペラント語で育てられました。その為、彼は難解でキツイ訛りの英語を話します。結果を出しているから、集中して、聞くけれど、普通の人なら、ギブアップしたくなるほど聞き辛いです。

トランプ氏の英語って、典型的な白人ニューヨーカーの下町言葉です。シンプルな単語を連発しながら、断定的に相手を追い込んでいきます。CNNの発言を封じる時なんかは有無言わせない追い込み方をしました。

私も英語ノンネイティブなのでソロス氏の気持ちをなんとなく想像すると、トランプ氏の話し方って、なんか怖いんですよ。ノンネイティブが言葉を選んでいるうちにガンガンまくしたてられて、態勢を決しているような怖さです。

同じイギリス系、ドイツ系の白人アメリカ人なら、トランプ氏の話し方が力強いし、頼り甲斐がある、と感じるのでしょう。だから、あれだけの失言を繰り返しながらも、大統領選を勝ち抜けたのだろうと思います。

思想

ソロス氏は言うことが哲学的で、奉仕活動なんかも好んで行います。だから、トランプ相場へのショートポジションは多分に思想的なポジション取りだったように見受けられます。負けて欲しい、という個人的願望が入っていたのでしょう。

でも、相場に個人的思想、感情を入れると、負けるんですよ。それが歴戦の勇者であり、天才と称されるソロス氏であっても、同じなんだなぁ、とわかっただけでも、凡人の私には収穫でしたよ。

相場においては思想、感情は無用であり、勝つことだけを最優先しなければ、どんなに熟練者でも、負けるんだと理解して、感情的に支持したくないなら、相場への不参加を決めるべきでしょう。感情的になっている時点で、冷静な判断が出来る状況でなく、冷却期間を置くべきです。

まとめ

アメリカでは本音はともかく、トランプ氏への支持を公言することが憚られる風潮があり、相場師の本音はよくわかりませんが、表面上はヒラリー氏支持だったはずで、実際に下落にかけていた大物は他にもいるのでしょうか?オマハの賢人、バフェット氏はどう張ったのでしょうか?

いずれにしても、ショートポジションが嫌いな私からすると、トランプ相場がこのまま続いて、経済規模の拡大につながり、その利益が私にも十分にもたらされることを望んでいます。まぁ、私は好き嫌いがありますが、そんなことよりも、儲けさせてくれる人が好きな俗人ですw 特に他国の大統領なんて、どうでもいいですよー。

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