じゃあ、田舎レベル

田舎、と一口に言っても、どのくらい田舎なのかってかなり重要だと思います。

地方都市

東京と比較するなら、大阪だって、田舎といえば田舎だし、地方都市に過ぎません。そのくらい日本では東京の経済規模は突出しています。実際、日本の第二都市は東京郊外である横浜であって、大阪ではないので、人口、都市規模だけで考えるなら、完全に一極集中です。

私は東京(近郊)出身だったり、東京でしかやりたいことがないなら、むしろ、地方都市に移住すればいいのにな、と思います。日本の地方都市って、インフラがきちんと整っているので、車なしでも生活できますし、とりたてて不便なことはないからです。北から、札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡、くらいなら普段は車なしで生活できませんか?

今後、リモートワーク、半リモートワークが増えてくると、この辺の地方都市の人気が高まるのではないか?、と思います。東京と比べると物価が安く、東京近郊と比べると通勤、通学が楽なので、地方都市の近隣に住んでいる若者を引き寄せてくるでしょうし、企業も東京で必ずしもやるべき仕事でないなら、地方都市に移管していくでしょう。お互いにコストが下がるので、Win-Winだと思います。

中核都市

県庁所在地レベルで、国の規定では20万人以上、とされているそうです。マジで田舎ではないものの、車なしでは生活できないし、何かと不便があると思いますが、元々の住民からすると、積極的に出て行くほどの厳しい環境ではないと思います。とは言っても、若者が徐々に出て行くので、人口は徐々に減っていくことになるでしょう。

物価が安いわけでもないので、新しく産業を呼び込めるほどの魅力はなく、何かしらのプレミアムを持っていないと、今後の運営は厳しくなっていくだろう、と想像します。地方都市圏なら、半リモートワークで週一回通勤する、というような勤務体系なら、仕事の数は確保できるのかもしれません。

観光都市なら、国内外から旅行客を取り込むような動きをすることで、お金を落として、地元経済を成り立たせることも可能ではないかと思います。地方自治体が援助して伝統建築の維持、発展をすることで、統一感を持たせ、衣装提供して、雰囲気作り、イベント作って、サービスを売る動きをすれば、徐々にお金が回っていくのではないかと思います。

例えば、伊賀、甲賀なんかは世界的に人気の高い忍者シティーなのですから、定期的にイベントをして、スタンプラリー、位置ゲーなどとパートナーシップを結んで、それを全面的に売っていくことで、生計を立てることは可能なのではないか?、と思います。日本人が思っている以上に忍者、侍人気は高いです。

マジ田舎

救いようがないのはマジ田舎で、元々辺鄙な場所なので、何をしても、便利にはならないです。山を越え、谷を越え、たどり着いていたような場所をトンネル連発して、強引に繋いでも、不便なものは不便なんですよね。これも観光資源があれば、やりようがありますけど、山、川、温泉くらいなら、日本中どこにでもあるので、どうかな、と思います。

田舎って、物価も高いんですよ。ガソリンも10-15%位は高いし、スーパーも寡占化しているので、値引き競争もありません。でも、産業がないため、たいした仕事でなくとも、人が殺到するため、賃金は低いです。それこそ、イケダハヤトさんみたいにネットを使って、自分の名前で飯が食えるならともかく、普通の人がやっていくのは無理ゲーです。

たいした待遇でもない公務員が最上位で、後は税金投入して作られた老人介護施設だとかで激安の給与に甘んじながら、田舎でくすぶり続けるしかありません。そんな状態なら、さっさと脱出したほうがいいんじゃないの?、と思います。親が心配なら、親も一緒に引き取って、最低でも近隣の中核都市に移住したほうが建設的ではないでしょうか?

まとめ

日本人は狭い国土に住む土着の民で、移住することを嫌がる人が少なくないんですけど、ダメだ、と本気で思うなら、行動に移したほうがいいと思います。広大な国土に住むアメリカ人、中国人は地元にそんなに執着もしませんし、待遇さえ良ければ、さっさと他に移り住みます。

国もコンパクトシティーをもっと推奨して、選択と集中をしながら、税金を投入して、限られた予算を上手に使って国民全体の生活向上を狙っていくべきだと思います。道路族と呼ばれる政治家が地元にでかい道を通しても、有料なら、地元住民すらほとんど使わないんですよ。アメリカと違って、山だらけの国にトンネルを作りまくっても、維持するのすら大変です。

マジ田舎って、むしろ、東京より消耗すると私は思うんですよ。だから、イケハヤさんの試みは面白いと思います。ITによって、田舎の良さを楽しみつつ、悪さをカバーできるか?という実験を本人がやっているわけで、都会に住みつつ、田舎暮らしに憧れるような軟弱な人より、面白いです。そこを貫いてくれるなら、応援したいんですけどね。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、田舎レベル” への 15 件のフィードバック

  1. コンパクトシティ、いいですね。
    極端なことを言えば、1つの町の住民をマンションに住まわせて、病院やスーパー、お店などを徒歩圏内に設置すれば効率よくなりますよね。
    でも東北地震のあとも、津波で流された地域や被曝地域に帰りたいといったように、日本人の帰属意識はとても強いです。

    持ち家や先祖代々のお墓があるとなると、離れにくいのも分かりますしね。

    1. ⬆︎追記です。
      1つの町というのは、マジ田舎を想定しています。マジ田舎の中にも、さらにレベルはありそうですがw

      1. コンパクトシティを青森、富山が目指しましたが、ほぼ失敗しており、特に青森が酷い有様です。利便性を考えれば、機能を一箇所に集約してもらいたいですが、田舎で、固まって暮らせ、というのは上手くいかないのでしょう。だったら、都心で暮らすよ!っといいたくなります。

        シン

    2. 先祖代々のお墓が遠くへの移住を阻んでいるというのはありますよね。

      私自身田舎から出てきていますが、
      ご先祖様には申し訳ないですが、自分の代になったらお墓をなくして、共同埋葬などにして場所に依存しないように、できないものかと考え中です。

      住む場所も自由に選べ、子供にも迷惑を掛けないですみますしね。

      話は反れてしまいますが、昔から付き合いのあるお寺のお坊さんには、
      自分も知らないようなご先祖様のお話しを聞かせてもらってありがたいなと思うことがありましたが、
      お寺の代が変わり、人が変わるとありがたみも薄れ、
      私の心が狭いのかもしれませんが、ブクブクと太って、ベンツを乗り回しているお坊さんにお布施なんかしたくないという気持ちもありますw

  2. 製造業の海外移転が続いているなかで、はたして日本の田舎で日本人ができる仕事、生活の糧を得られる生業とは一体なんなのか、というのが、これからの田舎で生きる人間に課せられた問いだと思います。
    逆にいうと、頭の弱い軟弱な人間では、これから先、疲弊していく田舎で生き残ることは無理だと思います。

    1. 田舎の定義によりますが、マジ田舎は元々製造業もないので、今更だと思います。製造業に依存して、取り立てて名物のない中核都市レベルが危険ではないでしょうか?

      シン

      1. 返信ありがとうございます。
        マジ田舎はすでに、ベーシックインカムよろしくほぼ税金で飯食ってる人しか生き残ってないので、ある種、政策転換が起こらない限りこれから先も安泰かもしれません。
        逆に、マジ田舎の人間たちには、ホスピタリティ、おもてなしの精神が無いので、名物や名所で観光地化してお金を稼ぐってのを現地民主導で自発的にやるのは難しいかなと思います。

        1. マジ田舎の維持コスト考えたら、強制移住させたいくらいですが、基本的人権に抵触するので、税金で最低限の維持をすることになりますね。

          お金を稼ぐ、と言うことを意識せずに暮らしてきたので、サービスを売る、ということを地元民だけでやるのは無理でしょう。地元愛の強い有能な人が帰郷して、音頭を取れば、まだ可能性がありますが、そういう人を潰すのもマジ田舎です。

          シン

          1. そんな天国とも思えるマジ田舎の唯一最大の欠点は、中国や東南アジアから嫁を貰ってくるしかないってことなんですけどね。笑。

          2. 今時、経済格差を利用した嫁取りなんて出来るほど、日本は強くないですし、マジ田舎なら尚更だし、もし来ても、即逃げられると思いますよw

            シン

          3. 地方交付税を半減させて、各自治体の責任で公共設備を維持させるのがよいかもしれません。
            マジ田舎を維持するために固定資産税を10倍ぐらいに跳ね上げれば、強制移住させなくても、自然と近隣都市に移住するのではないかと思います。
            田舎出身の私が言うのもなんですがw

          4. 交付金カットによる実質的強制移住をやってもらいたいですが、地方選出議員が暴れそうです。そこに利権もありますしね。シンガポール、中国式でないとやれません。

            シン

    2. ぽちんさん
      メーカーの田舎の事業拠点で仕事をしていたことがありましたけど、地元採用の現業職や一般職の人達はマジで終わっている人達が多かったです。総合職の人が考えたことを言われたとおりにやってるだけで、自分で全く考えません。スキルアップする意欲もありません。仕事ぶりを見ているだけでも、ぶら下がっているだけの感じの人が本当に多かったです。
      そうした自分らの意欲の無さを棚に上げて、事業部が撤退し、海外移管したら、俺たち、私たちの仕事を奪うなと喚き散らします。

  3. シン様
    シン様が奥歯に物が挟まる事を言ってはダメです。
    コンパクトシティーなんて俗称知りませんが、そんな大層な生活と文化で生きれるのは京都府民だけでしょう。
    現代の日本人というのは西洋風のマンションでコンビニ弁当を食べ、和室も無い、文化もない、そんな生活を送っているのです。
    今後もずっとそれが幸せという価値で生きていくでしょう。
    東京、神奈川、埼玉、千葉へ移住しろと書かれた方が凡人には賢明です。

    1. 自分の意見を他人に代弁させようとしたり、共感しようとしてもストレスが溜まりますよ。私は何が何でも首都圏に行け、となんて全く思ってません。だから、私にやっぱり首都圏以外は絶対にダメだ、と思わせるような提言をしてください。腑に落ちたら、意見を改めます。

      一極集中は続くでしょうけど、首都圏以外は生き残れないなんてことはないし、人が多すぎて競争は熾烈なんだから、目的、地縁もない凡人がなんとなく首都圏に行く意味はないのでは?それこそ消耗しますよw 誰でもどこでもできる程度の仕事しても都心に家を買えないから、縁もゆかりもない安いだけの郊外に超長期ローンで家を買って、満員電車に揺られて二時間近くかけて都心に通勤することになる人は上京しない方がいいと思います。そんなんなら、地元から近隣の地方都市で多少安くても同じ程度の仕事して、ドアツードアで30分以内に職場につく方が人生の時間が増えますし、ストレスも軽減されます。将来、親の面倒を見るにしても、通いやすいし、引き取るにしても説得しやすいです。

      首都圏でないとダメなことはありますが、物価、利便性を考えると地方都市の方がメリットがある場合もあると思いますよ。IT革命で情報格差はなくなったし、リモートワークが一定範囲内で広がれば、ある一定程度のインフラがあれば十分です。

      シン

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