じゃあ、子供英語

リクエストがあったので記事にします。子供に英語を身につけさせたい親はどんどん増えて、英語産業は様々な形でサービスを増やしています。その中でコスパのいい取り組みを記事にしたいと思います。

子供に英語をさせたいなら、まずは親から手本をやりましょう。本人の強い希望で始めるのでないなら、それが大原則で、親が英語を使いこなすことが出来ないので、コンプで子供にやらせようとすると、親子関係が悪化しやすくなり、最悪は虐待、暴力に行き着きます。

最近、名古屋で名門私立を脱落した父親が受験勉強しない息子を刺した事件がありましたが、自分のコンプを子供で解消しようとすると、こうなるので、どうしてもさせたいなら、自分も一緒に勉強するくらいでないと子供はついてきません。

親が英語を話せない、外国人の友達もいない、家族ぐるみの付き合いをする外国人家族がいないなら、子供に英語の必要性をどうやって示すのでしょうか? まずは親が地域の国際交流センターでも行って、イベント参加して、友達作ることから始めましょう。

これが出来ていない親は本当に多いです。白人、英語コンプを拗らせて、子供に解消させようと必死になっても、成果は乏しく、大して身についてもないのに、それを認めようともしないので、有効な対策も取れず、お金と時間ので無駄になっているケースはよく見られます。親が子供の英語力を判断できるレベルにすらないのです。

実践

高い英会話教室に行かせる前にタダでYouTubeに英語の動画落ちているのになんで使わないの?、と聞きたいです。本人が興味を持つプログラムを見せているだけでも、英語に慣れてきます。言語の臨界期が来てない子供が英語を身につけることは英語圏に移住しない限りは無理で、慣れる以上のことはできません。

慣れるだけ、聞いているだけでは効果が薄いですが、英語というのは世界中で使われている言語で、覚えると、いろんなことができるんだ、と言うことを理解させるだけでも意味があります。納得すれば、勉強するようになり、どうすれば身につくのかを考えるようになるでしょう。

大人はお金がかかる場面で、強要されれば、納得してなくても、一定の努力しますが、子供は納得してないことはやらないし、無理やりさせてもまったく身につかないので、時間とお金の無駄になります。子供の頃にやっていた習い事で、好きでもなく、親のコンプでやっていたことが身についていることはありえません。

子供が英語を少し話せるようになったら、実際に旅行に行ってみたらいいと思います。最近はLCCの登場で、航空券は安くなってますし、子供にもいい刺激になります。成果が出た時にご褒美を与え、動機付け、継続に弾みをつけるのは意味があります。

フィリピン人によるスカイプレッスンが一般的になりつつありますし、親子留学でフィリピンに行く人もいます。大人には有効だと思いますが、子供にはあまり有効だとは思いません。子供が英語を勉強する最大のメリットが正確な音を記憶しやすいこと、聞こえたままに慣用句を覚えられることなので、ノンネイティブ相手だとそのメリットが消えてしまいます。

臨界期

子供を英語ネイティブとして育てたいなら、言語の臨界期、10歳前後になる前に純英語圏、移民の少ない地域に移住すれば、6-8年後には英語ネイティブとほぼ変わらなくなることができますが、日本語をどれだけ維持できるはわかりません。日本、日本語を捨てる気があるなら、良い選択肢なのかもしれません。

日本語を捨てる気がないなら、本格的に英語を始めるのは言語の臨界期を過ぎた10歳以上で始めた方がいいでしょう。英語圏で暮らしているわけでもないのなら、自然に身につくことはなく、ノンネイティブが最低限の文法ルールを覚えないと、汚いブロークンを話すようになります。文法を理解させるには母語をしっかりさせる必要があり、それ以下でやっても、まず理解できません。

英語圏に住んでいても、臨界期を過ぎたノンネイティブが文法を覚えないと、ブロークンを話し、めちゃくちゃな文章を書くようになりかねません。それでも、なんとか通じるかもしれませんが、生かす方法はありません。よほど凄い何か、がないなら、ブロークン話す人と会話するのは苦痛なので、自然に避けられるようになります。

文法を覚えるのは苦痛なので、それまでに英語を使えることが楽しいことで、もっと上達するには避けては通れないのだ、と理解させないと、挫折する子供も出てきます。その為のモチベーションを用意するのが親の役目で、なにを何のためにやるのか?、という着地点を示しながら、メリットを明確にすることです。

まとめ

英語だけ一生懸命させても、どこにも行き着きませんが、やって損はないので、お金をかけずに取り組んではどうでしょうか? 英語圏に留学するとなると、日本の数倍の費用が必要になります。その価値があるかどうかは別にして、選択肢に入れたいなら、英会話教室より、貯金です。子供英会話に入れるより、短期留学させるより、とにかく貯金です。

ちなみにアメリカの教育費はこの20年で3倍以上になっており、アメリカ人にとっても、学資ローンが大きな負担になり、社会問題になっています。外国人料金の3倍をはらって、日本人が進学する意味はなんだろうか?、と思いますし、ここに明確な答えがないと、無駄遣いになります。東京で一人暮らしさせて、私立理系に行かせても、1000万円あれば、お釣りがきますが、アメリカに行かせれば、2-3000万円を覚悟する必要があります。

やるなら、フルスカラーシップが出やすい博士からをお勧めします。ずば抜けていなくとも、ファンディングしやすい専攻なら、外国人でも生活できるくらいはお金もらって生活できますし、そこで専攻を研けば、そのまま現地に良い条件で就職も可能です。これは理系に限ったことで、文系でフルスカラーシップを取るのは絶望的に難しいです。

フルスカラーシップを取れるずば抜けた子供は早く英語圏に移住したらいいし、やはり、アメリカがいいと思います。市場の大きさ、資金力を考えたら、英語、アメリカ以上に能力を加速できるツール、舞台はないので、快く送り出してやればいいです。そのレベルの子供なら、放置していても、自分でやれるでしょうから、親があれこれ言う意味もないです。道徳教育以外はすることがないと思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、子供英語” への 4 件のフィードバック

  1. ありがとうございます!とにかく貯金だ貯金だ貯金だ~~と改めて思いました。後は子供と楽しめる範囲で動画など見たり、米軍基地や大使館のイベントに一緒に参加したりしようかなと思います。もともと、親が出来る最大の貢献は共に楽しめる家庭環境を作ることとお手本を見せること、あとは本人次第、というスタンスだったので、シンさんの仰ることはとてもよくわかります。
    最近、幼少期から家庭内で英語の英才教育をして、塾にも行かず、大分県の公立高校からハーバードにお子さんを入れたお母さんの本を読んで、こういう家庭環境は作ってあげられなかったなあ・・と少々申し訳ない気持ちになったので、思わず質問をしてしましました。ハーバード母さんは、タイガーマザーや理3三兄弟母さんよりは、一見、人権侵害の雰囲気は感じられなかったのですが、特殊事例ではあるのでしょう。

    1. ラスカル母さん、

      ハーバード母さんをよく知らないのですが、母さんより、父さんがよくハーバードに入れられるだけの資金を持っていたなぁ、と感心します。高校まで日本の公立に通うにしても、高い習い事、高い課外活動、とハーバード好みの経歴にする為に湯水のようにお金をつぎ込んでいるはずです。

      社会は競争であり、ありのままを評価してくれることなどありません。家庭でありのままを認めてもらえないと、精神が保てなくなります。まずは一緒に楽しめるイベントとして、英語に取り組めばいいと思います。その上で子供の希望に添うにはお金、お金、お金となります。

      極論を言えば、子供が天才なら、ハーバードがお金を出してくれるので、親が必死になっても、大した意味はなく、下駄履かせて、ハーバードに入れても、すぐに埋もれます。そんなことに熱中するより、楽しい思い出を多く持つ努力が大事だと思います。

      シン

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