じゃあ、パワハラ心理

パワハラの根源ってどこにあるのでしょうか?

不相応

多くのパワハラ上司は何かしらの事情で能力不相応な権力を手にしており、それを持て余している為、それを失う不安、脅かされる可能性にビクついており、その兆候が少しでも見えると権力を行使して、潰しにかかります。だから、二代目社長にパワハラ上司が多いわけです。自分で手にした権力ではないですからね。

自分の能力に自信がないので、自分の立場を脅かす可能性のある部下を権力によって潰そうとしますし、時折、理不尽なことをして恐怖政治を浸透させようとします。自分が権力を持っていることを理屈ではなく、当たり前だという環境を作ろうとするわけです。

だから、パワハラ上司も家庭ではパートナーに虐げられていたり、仕事と関係ないところでは気弱な人だったりします。会社では絶対権力者として横暴に振る舞う二代目社長が子供のPTAでは他のお父さんに気の毒なくらいに気を使って、率先して仕事をしている、と聞いて、笑ったことがありますが、そんなものです。

加虐

加虐って、慣れてくると気持ちいいです。人間は多かれ少なかれSの気があると言うか、強者として他人を圧迫すると気持ちいいものです。自分の命令で他人が動くのも気持ちいいし、勝手気儘に自分のワガママを突き通すのも気持ちいいです。パワハラ上司はそれの虜になるわけです。

多かれ少なかれ男性には支配願望があり、女性を屈服して、身体を開かせることに快感を得ます。実際のセックスによる快感とは別に、その女性を自分のものにした、という征服感があります。それを部下、後輩にも感じるわけです。自分で飲み物くらい買ってこればいいのに、パシリに使うのはその為です。

女性も支配願望は強いです。自分のものにした、と考えている夫、部下に対してのワガママ、傍若無人ぶりは男性に負けるものではありません。少し違うのは強権を使う権力者として君臨するより、ワガママ駄々っ子のように甘えたことをいい、振る舞うことで支配しようとするわけです。

受難

逆の立場からすると、受難のヒーロー、ヒロインに気持ちよくなる人もいるわけで、暴君に耐える俺、私、という図に酔ってしまう人がいて、そういう人が日本人には少なくありません。明らかに間違ったことも、上の命令に従うことが忠義だと思う人がいます。

葉隠、は戦国時代の武士の習慣ではなく、江戸時代の完全に固まりきった封建主義に役人である武士が自己陶酔している読み物です。どうせ、立場がひっくり返らないなら、徹底的に序列を守ることに美学を感じるわけで、諦めの境地みたいな教本だと思いますね。バカ殿でも忠義を尽くすのが理想ですから。

日本でも高度経済成長期には似た感じのモーレツサラリーマンみたいな人が沢山いましたが、それは国が安定期に入ると、余程のことがないと一度ついた序列がひっくり返らなくなるので、深く考えることを放棄して盲目に組織に尽くすことを選択するからでしょう。

女性も耐える自分に酔う人が少なくないですが、悲劇のヒロインに自分を設定することで、気持ちよくなっています。「ダメンズウォーカー」とかいう人たちは受難の快感が癖になっているので、自ら似たようなダメ男性を取っ替え引っ替えするわけで、男運がないわけではありません。

まとめ

パワハラ上司は世界中どこにでもいます。でも、パワハラに粛々として従うのは日本人、韓国人くらいで、他の人たちは猛烈にやり返されます。他の国でパワハラすると、あっという間に人がいなくなったり、訴えられたり、物理的な仕返しを食らったりします。そうすると、パワハラ上司は力を失います。

日本人も立ち上がるべきだと思いますよ。ガツンとやり返す文化にしていけば、世の中が変わっていきます。我慢していれば、終身雇用、年功序列を守ってくれる時代なら、我慢して、裏で舌出してりゃいいかもしれませんが、この時代にそんなことがあるわけもないです。

今は江戸時代で言うなら幕末だと思いますね。バカ殿に忠義を尽くしているよりも、脱藩覚悟で色んな国、業界、年齢、性別の人と関わって情報交換して、自分の立ち回りを考え、自分の身は自分で守れる個の力を身につけるべきだと思います。

30+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、パワハラ心理」への15件のフィードバック

  1. >>日本人も立ち上がるべきだと思いますよ。ガツンとやり返す文化にしていけば、世の中が変わっていきます。我慢していれば、終身雇用、年功序列を守ってくれる時代なら、我慢して、裏で舌出してりゃいいかもしれませんが、この時代にそんなことがあるわけもないです。
    →自分がパワハラされたことを振り返るともう少し労働基準監督署や弁護士をうまく使うべきだったと後悔しています。その当時、総務や組合に泣きついても見て見ぬふり。会社に対する不信感が一気に加速しました。そもそも総務って職場環境を快適にするのが役目でしょうに。旧来の日本企業にありがちですが、くだらない管理資料や役に立たない新人研修はせっせとやるくせに、従業員を守るための本質的な部分にはノータッチという総務は多いと思うんです。はっきり言って終わってますよね。

    7+
    1. 労基、弁護士だろうと、証拠がなければ、何もしてくれません。Yさんの危機を救うために手弁当で戦ってくれる人がいても、証拠がなければ手が出せません。噛み付けば、相手も必死になって噛み返して来るので、証拠不十分により、なかったことになります。不起訴処分は実質無罪なので、メディアを使った死刑を喰らわせる以外に制裁を与えられません。

      シン

      1+
      1. シンさん
        せめて会社から帰る時に会社のPCから自宅宛てにメールを送り、残業の証拠を残しておけば良かったと後悔しています。グレーゾーン金利の弁護士参入ブームも去り、最近は未払い残業代ブームが到来し、残業代を巡って会社と戦うことが比較的カジュアルになってきましたしね。

        1+
        1. 未払い賃金に関しては証拠さえ残っていれば流れ作業でお金を取り返せます。弁護士監修の携帯アプリもあるみたいで、自動で位置情報を記録しくれるそうです。きちんと自衛する人が増えるほど、ブラック企業は減っていくわけで、我慢せず、戦うべきだと思います。

          シン

          2+
  2. >二代目社長にパワハラ上司が多いわけです。自分で手にした権力ではないですからね。
    >自分の能力に自信がないので ~ 自分が権力を持っていることを理屈ではなく、当たり前だという環境を作ろうとするわけです

    会社組織内のパワハラではないですが、女性の中でも知能性格がアレな方々が、男からお気に召さない話をされると、
    「女叩きだ」・「女性蔑視だ」
    などとよくでっち上げてるのも、同じ構図だなと思いました。

    彼女らも内心では薄々ながら、自分の中身に特に価値はなく、女であること以外に売り物がないと自覚している。
    そのため自分の劣等感を刺激されるような話をされると、でっち上げしてでも封殺しようする、と。

    >日本人も立ち上がるべきだと思いますよ。ガツンとやり返す文化にしていけば、世の中が変わっていきます

    最近ようやく、ほんの少しずつながら、「気に入らない事実を女性蔑視だとでっち上げるダメ女達」への批判も見受けられるようになってきました。
    いい方向に変えていきたいですね。

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    1. ここまで強引に女性ネタに持って行かれると、男性版ゼツユルさんですよ。もはや、清々しさすら感じますw 他の話題には一切興味ないんですね。

      シン

      4+
      1. ゼツユルさんに対抗して名前を
        「シンをたぶん許しちゃう」、通称「タブユルさん」に変えましょうかw
        他の記事も興味深く見てますよ。他の皆さんのようにコメントするだけの知識や見解がないのです。

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        1. 好きに名乗ってください。

          男女論って、学歴論と並んでほとんどそれにしかコメントしない人がブッチャーさんに限らずいるくらい特別な話題です。ゼツユルさんもそうだし、スカンディナヴィア半島さんもそうです。そんな話題は他にありません。属性、知識関係なく、誰でもコメントできるし、多かれ少なかれ興味があるんですよね。そのぐらい人間の生活に根ざしたテーマなんだと思います。

          罵詈雑言、意味不明なコメント以外は受け付けますが、全く関係ない内容の記事にこじつけて男女論を持ってくるのは迷惑なので、これで最後にして下さい。次からは削除対象にします。

          シン

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          1. あら。迷惑だとは思っていませんでした。
            以後慎みます。

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          2. 1割以下しか記事のない男女論がPV上位を独占し、男女論ブログだと見なされるのは迷惑ですね。生きていく上で性は欠かせないとはいえ、あくまで一部に過ぎません。出来るだけ減らしているのですが、大好物の人がいて延々と同じことをコメントしてくるので、ますますPVが上がる悪循環です。

            私が書かないようにするしかないんでしょうね。

            シン

            1+
  3.  男女は互いに社会で常に接している同じ人間、人種にも関わらず異質な個体同士。やはり自ずと関心は高まるのでしょう。それにも関わらず、その異質性に対して男女が互いにフランクに意見交換する場が社会的に要請されている一つのシグナルなのかもしれません。
    私自身は行き過ぎた男女平等の歪みに対して、心の奥では何かしっくりこない違和感を感じていたのですが、シンさんの記事を読んで、そうした違和感は自分だけではなかったのだと安心しました。それまでは男にこらえ性がなくてダメなんだ、もっとしっかりしないとダメなんだ、もっと稼がないとダメなんだ、と自分を責めることもありました。私と同じようにシンさんの記事で救われた男性読者は多いのではないかと思いました。
     男女論のPVが異様に伸びるのはシンさんとしては不本意かもしれないですが、男女論をキックにコメントが雇用問題、経済問題、キャリア論、少子化問題などにうまく発展する場合もあります。そうした意味で男女論を一つの入り口にするのもアリかもしれないと考えています。女性でも一般事務だとキャリアが行き詰るというコメントがもしかしたら二十代の女性読者に響いて、キャリアやスキルを見直す一つのきっかけになっているかもしれません。子供を二人出産するならば二十代半ばまでに結婚という意識が芽生えた女性もいるかもしれません。
     個人的にはそうした記事やコメントを呼んだ若年女性がいたら是非コメントして欲しいと思っています。(特にこれから社会に出る大学生やキャリアの軌道修正が可能な新社会人etc)社会をある程度経験した大人の視点から見た女性に対する意見を読んで、自分はどう感じて、これからどう生きようと思ったのか。といったリアクションがあれば男女論のコメントももっと建設的な方向に発展するように思います。
     私自身、男女論のコメントを多くしますが、一方的にどちらが悪いという勧善懲悪的な意見にせず、その背景に横たわる社会問題、制度論や今後のキャリアの指針に発展させられるよう意識します。

    6+
    1. 男女論をしたくない、と言うのではなく、本質を突き詰めるのに避けられないとは思ってますが、単に叩きまくりたい人が関係ないことまでこじつけて男女論に持って行くようになると、それがメインになってしまい、面白い議論ができなくなるので嫌ですね。

      この国ではこうだよ、こう言うケースもあるよ、というような情報提供、こう思う、こんなのはどうかな?、というコメントならいいと思いますが、男女論にしかコメントせず、私の考察に乗っかって逆の立場を罵倒したいだけ、なのが丸見えのコメントされると、荒らさなきゃ良いけど、鬱陶しいよ、と言いたくたります。

      シン

      1+
  4. 文がおかしいですね。
    それにも関わらず、その異質性に対して男女が互いにフランクに意見交換する場が社会的に要請されている一つのシグナルなのかもしれません。
    →それにも関わらず、その異質性に対して男女が互いにフランクに意見交換する場が社会の表舞台に存在しません。ネットの男女論のPVが上がるのはそうしたものが社会的に要請されている一つのシグナルなのかもしれません。

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  5. パワハラを行うことに何の意味があるのでしょうか?
    中世の権威主義と同じだと考えます。
    まあ、これで「労働生産性」が向上するなら行うべきだと思いますが

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    1. 単純労働なら圧迫して支配することで生産性が上がるのかもしれませんが、新しいアイディアを出したり、相乗効果を産もうとするなら、圧迫されると自由に意見が出なくなるのでメリットはないと思います。単純労働が消える時代にパワハラなんて時代錯誤もいい加減にしろ、と言いたくなります。

      シン

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