じゃあ、インターナショナルスクール

子供をシンガポール、マレーシアなどのインターナショナルスクールに通わせようとする親っているんですけど、現実をわかってないみたいなので、記したいと思います。

英語

子供をインターナショナルスクールに通わせれば、英語はネイティブ並みになる、と考えている人がいますが、ほぼ間違いなくなりません。なぜかと言うと、根本的に英語ネイティブと接する時間が足りないからです。学習によってでなく、慣れによって言語を身につけるなら、言語の臨界期以前にネイティブとどれだけ接するか?です。

ほとんどの英語ネイティブの子供はナショナルスクールに行きますので、インターナショナルスクールの7-8割がノンネイティブの子供です。そして、母語、人種によってグループ分けするので、日本人の子供なら、自然と同じ日本人、アジア人と付き合うようになります。学校はノンネイティブに合わせた授業になるので、質も低いです。

アメリカンスクール、ブリティッシュスクールに行かせれば、英語ノンネイティブの子供は少なくなりますが、あくまでナショナルクスールなので、その国の国籍を持ってないとなかなか入れません。何かしらのコネなり、お金を使って入っても、アジア系で固まるのは同じですし、酷い場合はイジメもあります。白人のイジメも結構エグいですよ。

どうしても、と言うなら、シンガポールだと、United World College なら、国籍制限をしていて、特定の国籍だけを固めませんので、比較的質は保たれますし、英語の補習クラスも制限しているので、まったく授業についていけない英語力の子供は少ないですが、ここも長い順番待ちで、なかなか入れません。入れても、さほど進学実績もよくありません。シンガポールのトップ現地校に遠く及びません。

餅は餅屋、と言いますが、英語力を考えるのなら、インターナショナルスクールではなく、英語圏の現地校がベストであり、その中でも上位校に行かないなら、行く意味がありません。あなたは日本留学する子供に地元で評判の悪いDQN校を勧めませんよね?英語圏には外国人からしゃぶる事を目的としたDQN校が沢山あるので、そういう学校なら、日本にいた方が万倍マシです。

日本語

日本人だから、日本語は気にしなくても覚えることができる、と言うことはありません。使用頻度が下がり、生活において重要性が下がると、どんどん衰えて行きます。とくに漢字が書けなくなり、文章語で作文できなくなって行きます。帰国子女入試を受けようにも、まともに小論文が書けないので、諦めることになりかねません。

それはマズイ!っと、日本語補習校、日本の塾に行くようになると、日本人とばかり絡むようになり、英語は身につかなくなって行きます。当たり前ですけど、同じような見た目、家庭環境の人達と絡みたがるのはみんな同じだし、本能なので、仕方ありません。それでも、日本語がさほど衰えてないなら、ダメージは少ないと思います。(金銭的なダメージは大きいですけど。)

その後、就職しようにも、日本人は日本語にうるさいので、間違った日本語の使い方とか、漢字も読めないと、特殊な職場でない限りは通用しなります。この辺が英語公用語圏と違うところで、ともかく通じれば、間違っていようが気にしない、と言うことはありません。日本人で日本が不自由だと、居場所をなくすわけです。

なら、海外に活路を求める、といっても、バイリンガル教育を受けた子供は言語に力を入れすぎているため、理系科目を苦手とし、文系進学をしたがる子供がほとんどです。私の実感的には9割以上は文系進学します。文系なら、日本がらみでないと仕事はありませんので、どこにも行き場がありません。

現地語

シンガポール、マレーシアのインターナショナルスクールに行けば、中国語も身につく!っとか言う人がいますが、これも嘘っぱちです。当のシンガポール人、マレーシア人ですら、ほとんどの人がかなり怪しい中国語しか扱えません。特に彼らは読み書きができません。

英語と同じように、餅は餅屋なので、本当に中国語やりたいなら、中国のローカル校に行かせた方がいいですよ。まぁ、よほど幼いころから始めないと、強烈な詰め込み教育について行けず、落ちこぼれるでしょう。この辺はシンガポールの現地校も同じことで、中華式の共通点です。

英語以外の外国語なんて、大人になって、趣味でやってりゃいいことで、親の母語でも無いなら、子供がやる価値はありません。親の母語ですら、必要に迫られないと身につかないのに、そうでもないのにやる価値がないし、身に付きましません。むしろ、余計な言語を混ぜることで子供が混乱します。

まとめ

中途半端に英語のできる親がアジアのインターナショナルスクールに行かせたがるんですけど、本当に現実を理解してるのかよ?って聞きたくなります。中途半端にすると、全部中途半端になるのはシンガポール人、マレーシア人を見ればわかるはずなのに、シンガポールにいる日本人ですら、したがるのが不思議です。

日本の私立校どころじゃない出費になりますし、メリットなんてほぼないに等しいのに、自分のコンプ解消させる為に子供を危険な環境に置くなよ!っと言いたくなります。唯一のメリットである受験で、最も簡単で点数稼げる英語を早い段階でレベル上げできる事ですが、それで文系進んだら、英語なんて活かせません。正規で交換留学なり、正規留学で高校からでなんでダメなの?って聞きたくなります。

 

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、インターナショナルスクール」への32件のフィードバック

  1. 身内の話になりますが、こういう学校ってのは特殊な家庭以外は招待されて学費がタダみたいな特別待遇でいくものだと思います。
    身内の子どもは米軍基地にあるインターナショナルスクールに短期で中学校のとき通ってましたが特別待遇でした。
    その後の人生は、地域トップ高校、地方旧帝理系の英語がほぼ主席の成績なので あまり参考にならないです。

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    1. インターナショナルスクールの限らず、コストが高いけど、リターンがさほど期待できない学校に行くなら、無料じゃなきゃ、行く価値はないでしょう。なんか特殊な事情があるなら、話は別ですけど、お金が余って仕方ないくらい裕福でないなら、他のことに使った方が有意義である可能性が高いです。

      シン

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  2. こんばんは。他も読ませていただきましたが、シンさんご自身がかなりの英語力をお持ちの方なんですね。私自身、小学校での英語活動のお手伝いなどボランティアで関わってきた経験もあり、子供の英語教育がいかにあるべきか、考えることがたびたびありましたので、若干内容がずれるかもしれませんが、現在、中学、高校、大学に子供を持つ母親として、今まで子供にどのような環境を与えてきたかという私の体験談をお話させていただきます。

    上の子供が三歳の頃、主人の仕事の関係でアメリカに一年間滞在。子供は現地のプレスクールに通い、そこで知り合ったお友達と交流。三歳ですし、もちろん言葉の壁はなく、当然のように先生やお友達と英語を話していました。せっかく覚えた英語だから、触れる機会を与えてあげたい。そんな思いで、週に一度ですが、ネイティヴの方に家に来ていただくことをかれこれ15年間つづけてきました。その後、海外を旅行する機会はありませんが、ホストファミリーを引き受けたり、国際交流イベントに親子で出かけたり、留学生のご家族と交流したり。いろんな国から来た方々と接する機会を持ちました。学校から帰ると私の外国人の友達が家にいる、そんな環境が日常にある。

    では、現在英語が話せるのかというと、残念ながら子供も私も日常会話レベル。ただ外国人に対する免疫は出来た、免疫という言葉は不適切かもしれませんが、物怖じせず外国人と接することは出来ている、だからよしとしている・・・そんな感じです。これからどうやって具体的に英語力を伸ばすか・・・これについては悩んでいます。やはり留学し英語漬けの環境に身を置く方法がベストなのでしょうね。私自身に主婦として語学留学の経験がないため、はたまた未知の世界です。
    日本人も英語を話せて当たり前となってほしいのですが。先日もインドネシアの方になぜ日本人は英語が話せないのか?と聞かれて上手く答えられませんでした。

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    1. 語学習得は距離と必要だと書いてきています。つまり、日本語と英語に共通性がないため、距離が遠い上、日本で生活するのに英語は必要ないので身につかない、ということです。

      お子さんは現地にいて、現地校に通っていた時は必要なので、覚えたが、帰国して必要なくなると忘れる、それ以上は覚えないと言う事です。週一回のレッスン、外国人との交流くらいでは必要とは言えません。

      このIT時代に留学しないと英語が身につかないことはありません。目的意識を持ち、きちんと取り組めば、TOEIC900くらいなら、取り立てて問題なく取れますよ。

      シン

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      1. 必要に迫られて私自身、今勉強しているところなのですが、いつか話せるようになりたいな、とか、やればできるはず、みたいなぼんやりとした気持ちではやはり身につくものではないですね。
        IT時代に留学しないと英語が身につかないことはない、つまり教材として活用できるものはネット上にたくさん転がっていると解釈してよいのでしょうか。
        目的意識を持ちきちんと取り組むこと。説得力のあるお言葉です。
        あらためて子供たちと話題にしてみたいと思います。ありがとうございました。

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        1. 過去の関連記事を読ませていただきました。具体的な内容がわかり、さっそく実践してみます。
          関連記事としていくつか過去の記事が読めるように設定されているのですね。読めばしっかり書いてありました。コメントのお手間を取らせてしまい、申し訳ありませんでした。

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          1. ともかく、過去記事を検索して見てください。その上で疑問点があったら、コメント下さい。大体のことは書いていると思いますし、読者さんからコメントをもらっているので、網羅できると思います。

            シン

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  3. 機会があり、日本語補習校に関わったことがあるのですが、両親が日本人であっても子供の日本語の維持に困っている親御さんは多いですね。小中学の現地校では日本語が出来たところで、クラスの注目は得られないそうです。なので思春期くらいの子供はやる気を失う傾向にあるそうです。リア充教育のアメリカなので、出来る子には機会が多いが、光るものを持っていないと何も施してはくれないそうです。大学のスカラシップの審査に日本語ができることが決定打になり最終選考に通ったという話は聞いたことがありますが、そこまで長くの日本語教育にかける労力を考えると、日本語は幼い頃(小学生くらい)までやって、思春期は現地の学校で成果を出すこと、大学生くらいになってから日本語を副専攻で第二言語として学ぶくらいにするのが良いのではないかと思いますね。

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    1. まったくです。第一言語を何とするのかをきちんと決めて、それが疎かにならない範囲内で第二言語をすべきで、優先順位を決めずに両方取ろうとして、両方中途半端になったら、本末転倒です。

      シン

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  4. 私もちょうど日本語補習校のことについてコメントさせていただこうと思っていました。大学生くらいになってから日本語は副専攻で第二言語として学ぶくらいにするのがいいというのは私も賛成です。
    駐在員のお子さん、もしくはいずれ日本へ帰国、日本の学校へ編入するというのでもない限り、日本語補習校に子供を通わせるのはどうかなと思っています。日本へ帰国する予定がなく永住予定なのに、親のエゴで子供を週末 補習校に通わせるのは子供がかわいそうだと思いますし、補習校の宿題もハンパないので、そのせいで現地校の授業についていけなくなるケースをたくさん見てきました。補習校に長く通わせれば通わせた子供ほど、落ちこぼれになった子供が多いように思います。特に第一言語形成期に無理に日本語を押し込むと、そもそもアメリカで生活し、アメリカで進学ー>就職に必要な英語が(日本で言えば国語の感覚です)おかしくなってしまい、アメリカの学校ではもちろん英語での授業なので全ての教科に影響してしまうからです。同じ日本人の子供でも優秀になった子は、さっさと日本語補習校はやめさせていますし、もしくは最初から通学させてないです。現地日本人の子供はDQN子率が非常に高いんです。対して、中国系、韓国系、ベトナム系、タイ系のアメリカ永住組は優秀なお子さんが多いです。ハーバード医学部に奨学金もらって通っているとか、悪くてもUCバークレー、MITなどなど。。。日本人の子供はほぼ皆無でこういう快挙話は聞かないですね。。。この違いは、なんなんでしょう?

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    1. 私も永住するなら、補習校にいかせる必要はないと思います。いかせるなら、よほど現地校で余裕があり、時間を持て余しているくらい学力のある子だけでしょう。その国で生きていくのに、その国の言葉が怪しくなったら、どこで生きていくの?、となり、DQNになるしか道がなくなります。

      どこの国でも移民の子供がセミリンガルになり、ギャング化することってよくあります。シンガポールだと、みんなセミリンガルなので、さほど問題ないですけどね。

      シン

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  5. 私の大学の付属の国際学校もインターナショナルスクールみたいな環境なんですが欧米的なリア充と日本人としてのアイデンティティーがしっかりしている人ならいいのです。
    しかし、英語しかできず文系の学部に進学して就活本にある数学の問題も危ない学生や理系に来たら留年や退学をする人が多いです。

    うちの大学から採用しないような企業も理系ですが一部の優秀な特殊な環境で育った人を採用してそれを宣伝にしてるのが厄介ですが。

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    1. 営利団体はどこでも、上手く行った例を強調して、上手くいかなかった例を見なかったことにするので、全体をよく見て評価すべきですね。

      シン

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  6. エゴと言われると耳が痛いですね。
    上が3年生になり、補習校、現地校ともだんだん勉強が難しくなってきたのでおっしゃる意味はよくわかります。
    うちは永住組ですが、本当に死ぬまで住むかはまだ未定なのでどうしても日本語はまだ捨てられないです。日本に戻った時に日本人の顔して日本語が出来ないと周りからはきっと冷たい目で見られて恐らく日本で生きていくのが辛い立場になってしまうので。
    周りに補習校も高校まで行きながらちゃんと州立の理学部行けたり、日本のそこそこの大学の理系に進めている子もみますけど特別優秀だったのかな。
    ハーバード奨学金とかは特に狙っていませんが(笑)、理系の大学に進めないような頭なら看護師の専門学校にでも行ってもらおうかなと。日本か米国のどちらかで看護師資格をとって、二ヶ国語話せれば仕事には困らないのではないか、もしくは文系でも日本語しか話せない文系より二ヶ国語話せる文系のがまだマシじゃないのって思ったのですが甘いですかね。
    後、知っていたら教えて欲しいのですが両親が日本人同士で子供が日本語を捨てた場合は思春期以降の意思疎通ってどうなるのですか?片親だけでもネイティヴ並みに英語ができればまだわかりますがうちみたいに両親とも日本語が第一言語で英語も私は大学からましてや妻はほとんど英語はできない場合など、深い話ができなくなるのではと思いました。

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    1. なかなか難しい判断ですね。中学に入る頃には現地校の勉強に集中して、大学に入ってから、第二言語としてやる、と言う提案は現実的だと思います。本人がやる気なら、ネイティブレベルは無理にしろ、意思疎通に困る日本語力にはならないでしょう。

      両親日本人、イギリス人作家のカズオイシグロさんはほとんど日本語が話せないので、片言の日本語と身振り手振りの英語で両親と話しているそうです。他の両親の母語がほとんどわからない人もそんな感じのことを言います。特に家族仲が悪いと言うことはなさそうですよ。

      でも、深い話は無理でしょうね。タレントのウェンツ瑛士さんはイギリス人のお父さんが本気で怒ると英語になり、理解できないので適当にYes Yes言いながら、交わしていた、と言ってます。

      シン

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      1. 私の大学の国際学校が今年で生徒募集を辞めましたね。
        数年前に帰国子女の条件だけでなく中学、高校入試のレベルを公立3番手あたりまで上げたら人が集まらなくなったそうです。
        理由はあまりにも学力が低く、文系の学部ならありえない学力でも卒業できるのですが理系は散々だそうです。

        私個人の感覚では、英語ができたら高校入試くらいはなんとかなりそうですがなかなか難しいみたいですね。

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        1. へー、そんなことがあるんですね。基礎学力に劣る子供を帰国子女だからと受け入れても、全体の質を落とすだけでメリットが薄いのでしょう。

          シン

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      2. エズさんもアメリカ在住でしたよね?
        自身の経験と周りを見てきた限りなので恐縮ですが、日本で小・中・高に通ってない限り、補習校では到底、母語は日本語にはなりません。両親と意志疎通できる程度のレベルにはなりますが、ビジネスレベルの日本語の読み書きまでのレベルにはまず到達できません。私の子供は小学校1、2年生の2年間だけ、日本の実家に預け、日本の小学校に通わせておりました。理由は小学校2年生に九九の授業があるからです。九九は息子は今でも普通に覚えているし、本人も九九ができて良かったといってました。ただ、日本からアメリカ帰国後、すっかり英語を忘れてしまい、現地校の授業についていけず、そのあとは本当に大変でした。やはり第一言語を徹底的に固めるべきときに、他の言語教育を混ぜてしまうのは百害あって一利なしと本当に後悔しました。また日本語も意思疎通ができる片言日本語は通じますが、難しい単語を使っての話は難しいです。うちは難しい話を子供とするときは英語でやっています。必ず子供が理解しているかどうかを確認しつつ会話をすすめます。ましてや日本語の読み書きはもっと難しく、漢字はせいぜい小学校1年生レベルくらいしか読めません。(書くのは到底無理です) 
        エズさんの奥様が英語ができないから、子供と意志疎通できるよう補習校に通わせたいという気持ちはわかります。グリーンカードが取れたもののアメリカに骨をうずめる覚悟もないというのもわかります。しかし、それは親の都合であって、子供も必ずそうとは限らないと思います。現地校はたしか小学校4年生くらいから、急に授業内容が難しくなり、宿題も増えたと思います。アメリカは小学校でも落第とかあるので、アメリカに住んでいる限りは英語を第一言語としたほうが、子供さんも生きやすいと個人的には思います。ある意味、日本よりアメリカのほうが学校は厳しいですよ。ビジネスと同じでできない子は有無をいわさず淘汰されていきますから。なので、なにがなんでも英語だけは!とうちの場合は日本語は捨てました。周りの日本人夫婦のお子さんも ある時期になると お子さんが補習校には行きたがらなくなるケースがほとんどです。ここはエズさんの奥様もせっかく英語圏の国に移住してきたから、子供と一緒に英語を学ぼうという気持ちでがんばってくださればいいですね。その覚悟がなきゃ、日本に帰国されることをお勧めします。厳しいこといってすみません。。。

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  7. バイリンガルになりきれずにセミリンガルのまま大人になってしまったら悲しいですね。外国語の能力が母語の能力を超えることは通常ないですし、したがって母語の能力が高くならない限り外国語の能力の伸びしろも小さいままです。母語能力の高さと思考の深さは比例するので、やはり日本において日本語で高度な教育を受け、同時に外国語として英語の習得を頑張るのが自然な形だろうなと思います。

    そして上記ゆえにやはり現地での教育は難しいんだなと思います。こちらでも日本の学習塾としてenaや京進があって合格実績が貼り出されていますが、進学先として文系が多い印象です。中には旧帝大理系もいますが、おそらくある程度の年齢まで日本で教育を受けて親の駐在で一時的にやってきたということではないかと予想しています。

    外国語としての英語についてですが、北欧人やオランダ人を見ていると極めて流暢に英語を操ってうらやましいです。日本語の母語話者からしたら達人レベルですが、そんな彼らにとってさえ英語は母語ではないです。英語から遠い言語族の人間としては、英語を継続して勉強しつつも、良い意味で英語を諦めて母語を確実に鍛えることが現実的な選択肢ではないかなと思います。

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    1. 言語距離を考えると、日英のバイリンガル、というのは極めて難しく、環境、才能、努力が重なってようやく達成できることで、逆に言うと、達成しても、その労力に見合う見返りはないので、他に労力を使えばいいのに、とも思います。理系科目がおろそかにならないように、日本の受験に有利になるまで英語をやる、というのが一番賢い選択かもしれません。

      帰国子女もメインは小学生、せいぜい中学までで帰国子女入試で私立校を狙うことが多く、それ以上の年になると、親は単身赴任することが多いです。高校を現地校、インターナショナルスクールに通って、日本の大学を狙うのは文系以外は不利になり、私の実感では理系に行く子供は1割もいないです。

      日本は少し前まで東大京大ですら、帰国子女を英語だけで、文系学部に受け入れていたくらい英語天国な国です。有名人でも帰国子女として、怪しい入学の仕方をしている人がいます。まぁ、英語圏の大学はもっと怪しい選考ですけどw

      これは英語圏に高校留学するアジア系の子供にもみられる傾向で、英語を身に着けるのに手いっぱいで、理系科目まで手が回らず、大学は文系というケースが9割を越えます。理系に進む子供は極めて優秀な子供で、母国ではトップクラスの子供だけですね。

      シン

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  8. 東大は理系も帰国子女率高いですよ。理1は教養課程では帰国子女だけで一クラス編成されていたくらいです。入試が有利なので入ってから勉強ついていけなくなるケースもあるようですが。
    理系学力(数物)と英語能力はゆるく正に相関するかと思われます。

    逆に理系で英語が得意なら、医者のようなドメスティックな職業についても英語分のご利益がないので、東大選ぶことに合理性が生じると言えるかもしれません。
    実際は英語が大嫌いで東大に来る人もたくさんいますが、何かに抜き出てない限りは医学部入った方が無難でしょう。

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    1. 日本と入試制度は英語さえ出来れば、かなり有利なので、帰国子女はかなり下駄を履けます。それで一般入試で入るなら、別にいいんでしょうけど、別枠の英語入試なんかはどうなの?、とは思います。東大では後期の私大文系システム専願で入ってきた学生のレベルが明らかに落ちるからなのか?、制度を取りやめましたね。

      身もふたもないことを言うと、取り立ててやりたいことがない、医者が嫌でないなら、東大理系より、国公立医学部行っとけ!っといつもと同じく言いますw これは帰国子女も同じだと思います。医者になって、海外で働くこともできますからね。

      シン

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      1. 日本の医者が、英語圏に行ってもインド人医師との競合になり、日本にいるときほどの甘い汁には与れないのではと思います。訴訟リスクも高いでしょうし。
        もうすでにAIによる診断が医師のそれより正確になってきており(自動運転や通訳よりも技術的ハードルが低いでしょう)、一物一価が浸透しても国内の医師が唯一残されたゆるり聖域で居られるかどうか微妙なんじゃないでしょうか。

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        1. 医師としての仕事は全くその通りですが、海外で研究者をやればいいんですよ。本職の医療研究だけでなく、生物、化学の研究者で医師資格を持っている人は珍しくなく、最悪の場合は医師資格という保険が助けてくれるので、納得するまで研究を続けられます。普通の研究者はテニュア取らなきゃ、人並みの生活も維持できません。

          シン

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          1. 親戚の医者が、いくら医者でもせめて専門医でないと最近は使い物にならないと言っていました。また、体力のある若いうちに早く医者になって徹底的に学ばないと実際はかなり厳しいとも言っていました。医者も今後は免許だけでは病院に居づらくなる時代が来るのかなと思いました。

            海外の医者の認定制度事情は分からないですが、先進国ではどこも同様に腕に厳しくなっているのではと思います。なので臨床でバリバリやりたくない医者は、プライドが許すならば企業で研究職も良いのではと思います。大学の研究職はもっと競争が厳しいでしょうし…。ある意味社内弁護士みたいな感じでしょうか。

            ちなみにですが、何年も前に理IIIで帰国子女入試での入学者(男性)がいたようです。本人には直接会ったことがありませんが、どういう経緯でどれくらいの学力だったのか興味あるところです。

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          2. 医者の既得権益が弁護士、会計士のように崩れる日が来るかもしれませんが、医師会の強さを考えると、すぐには来ないだろうと思います。

            東大の帰国子女入試はアメリカ式になり、アメリカのトップスクールから許可が出るクラスにしか合格を出さなくなったはずです。学力は一般入学者に劣っても、リア充力はかなり高いと思います。東大はSAT9割、国際コンテストで入賞レベルの実際はある子供を求めているみたいですよ。今後の入試制度改革の先取りなのかもしれません。だから、理III合格者はトップスクールで医学部合格レベルだろうと思います。(アメリカに医(学部)はありませんけどね。院からです。)

            シン

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  9. Garfieldさん
    思考能力と母語能力に大変大きな相関があることに同意いたします。そのため、まずは小学生の段階では国語能力の向上にフォーカスすべきです。英語教育を行う時間があるならば、その時間を国語や読書に充当した方が良いと思います。小学生から英語教育を行うことで、あいさつといった簡単な会話や発音が多少向上するかもしれませんが、そんなことがいくら達者になっても国際舞台では相手にされません。むしろ英語の発音はつたなくても話している内容が高度に練られたものであれば海外でも一目置かれます。
    モントリオール出身のカナダ人とケベック州の独立問題について議論した時に、それが日本における沖縄の問題にまで派生しました。なぜ沖縄は独立しないのかについてケベック問題をアナロジーとしながら、アメリカ、日本を含めた安全保障を含めた問題にまで議論が及びました。そうしてお互いが頭をひねりあうことで、深い思考の海に一緒に潜りあうことが出来きて、お互いに大きなリスペクトや信頼感が生まれました。(そうすることでしか通じ合えない何かってあると思うのですが、その人とはその何かが通じ合えたと思います。)
    コミュニケーションの手段としての英語の運用能力は軽視してはならないですが、それを通じて何を発信するかがコミュニケーションを行うことで決定的に重要です。初等教育では発信できる何かを子供達におおいに養ってもらいたいです。
    そうした意味で小学生でもスマホを持つようになり、短文のメッセ交換をしてコミュニケーションをしていることに大きな危機感を感じます。会話であれば、順番や構成を考える機会がありますが、短文のメッセでは構成能力が全く鍛えられません。

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    1. Yさん

      ありがとうございます。仰る通りだと思います。確かロンブ・カトーさんの著書にありましたが、発音が綺麗なことはもちろん重要な要素であり、人の第一印象と同じで相手を惹きつけるには効力が高いです。しかしながら、いざ話してみて中身のないスッカラカンだと分かった場合にはすぐに飽きられ見下されることになるのは道理です。

      中身が重要なものならば多少下手でも相手は辛抱強く聞いてくれますが、一方で中身がないのに聞いてくれるのは何かよからぬことを考えて接してきているのだと思います。

      また上記とはちょっとズレるものの、三島由紀夫の不道徳教育講座の中にオーイエスとばかり返す教授の話がありますが、どんな人物かを見られているという点では同じだと思います。

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  10. 母国語の違う親と子ども、「深い話」はどうするのか?についてですが...。
    我が家の場合も息子が生まれた時から「現地語のみ」なせいか、同じような質問をうけたことが何度かあります...が、問われたこちら側にも疑問が湧くのです。

    子どもが生まれてから思春期まで、例えば15年として。その15年間、親は現地語を習得する努力はしないのでしょうか?それだけ長い間現地に住みながら、いったい何をやっているのか?生まれた子には現地語を覚え、他の教科の勉強もぬかりなく、コミュ力向上、さらにスポーツや芸術、そのうえ外国語(親の母国語)の習得まで要求するくせに、自分は同じだけの15年で15歳の子どもと対等に話す程度の現地語もできない?

    (貧しい故の低学歴の移民で、子どもの学費を稼ぐために肉体労働職場で働きづめ、現地語を覚える時間もエネルギーもなかった...というならわかります。でも、その場合はたとえ共通語がなくとも、子どもは親の日々の姿から十分学ぶはずです。)

    自分のことは棚に上げて他人(しかも子ども!)にばかり努力を強いる人に、なにか「深い話」ができるのでしょうか?子どものほうもそんな親と「深い話」がしたいと思うものでしょうか?

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    1. 厳しい意見ですが、ど正論で、ごもっともだと思います。人に会う前に自分でやれ、は親子関係でも同じです。

      シン

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      1. 親も勉強すると子どもの学力が上がりますね。医者の子どもも勉強できる人が多いのは親がしっかりしてる人が多いからですね。
        私自身、予備校にいた時代に公務員試験の勉強を受験生と一緒に自習室で勉強したときが一番生徒ががんばりましたね。

        背中で語るってのは効果がありますね。

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