じゃあ、電子出版-2

一人一揆を購読いただいた読者のみなさん、どうもありがとうございました。出しっ放しでは成長がないし、無責任なので、発売後1ヶ月を期にきちんと振り返って、次回作に生かしたいと思います。

話に乗っかりたい人は今からでもいいので、ご購読頂けると、次回作までの流れに乗りやすいと思いますので、気が向いたら、よろしくお願いします。

良かった点

ともかく、アマゾンダイレクトパブリッシング、というシステムを知って、出版までしたことは良かったです。やりたい、やりたい、と言って、あれこれ言い訳しながら、やらないより、やった事は意味があります。リスクがほとんどなく、やる気だけで出来るようになった時代に感謝します。

一昔前の作家志望者は借金して、自費出版して、仲間に売りつけて、なんとか赤字を減らしていたそうなので、有名人でもなければ、出版なんて、酔狂みたいなことで、自分で宣伝することも不可能に近いくらい難しかったようです。だから、大手メディアに媚びて、宣伝をお願いしていたみたいですね。

次に一つの物語を作り上げる楽しさがわかって良かったです。私は短い記事を書くことはそこそこキャリアがあり、つまらないながらも、読者さんから感謝されることもあったのですが、今回は大したことない短編小説でしたが、喜んでくれる人もいて、やって良かったな、と思います。

無料でやれば、つまらなくても、なんとも思われませんが有料でやるなら、つまらなければ、ムカっとするし、他の有料サービスとコスパを比べられます。そういうプレッシャーを感じながら、やることを覚えたのも大きいです。これは有料記事も同じですが、より文章そのものを売る形になりました。

悪かった点

ともかく、物語を仕上げることを優先させて、行き詰まったところで、妥協して、それっぽい仕上げになってしまったことが残念で、やはり、それは読者さんに伝わったので、これは真剣勝負だな、と思いました。やりきって「つまらない」と言われるのはともかく、やりきれず「つまらない」と言われるのは辛いです。

何度かこれは習作であり、協賛金として購読してもらう、と言ったものの、それは言い訳であり、それにしたって、短すぎるだろう?、という意見があり、ごもっともだと思いました。改めて、一般的な文庫本を見ると、2-300ページはあるので、10倍くらいは長くないと、500円の価値になりません。次回は短編集にしたいと思います。

この作品では何をしたいのか?、というコンセプトを読者さんに示すこともなく、事前にきちんと告知をして、盛り上げることもなく「ともかく、書いたから、良かったら、買って下さい。」では「マネタイズするつもりあるのかよ?」と言われても言い返す言葉もありません。特にぬるりの良さである読者さんと作り上げるコミュニティーが全然生かせませんでした。

もう一つは「私の文体」が固まっていないな、と思いました。「、」を使いすぎる、との指摘がありましたが、それは私の文体なのでいいじゃないの?、と言い切ることも出来ないのです。確かに私は「、」を多用するし、それが単に読みづらいのかもしれませんが、それが味なのかもしれません。それを言い切れない時点で物書きとしてダメダメだと思います。

アイディア

ぬるりと生きる、は雑多なブログなので、読者さんの嗜好もかなり違い、好きなジャンルを見に来ているように感じられます。コメント欄を見ると、ジャンルによってコメントする人は固定されていることが多く、ほとんど何にでもコメントする人は数人しかいません。

であるなら、人気のあった記事を一つの物語にして、幅広い読者さんの購読意欲をくすぐるべきかな?、と思いました。ありふれた手段だとも思ったのですが、今の段階で、実験的なことをやっても、やり切れる実力がないので、まずはあの記事がこんな物語になったんだ?、という仕上げにしようと思います。

それと共に、消化不良があった「一人一揆」も現時点で出せる全てを出し切る作品に改定したい、と思います。そうすれば、わざわざ、「一人一揆」を買ってくれた読者さんがもう一度、温利を助けてやるために買ってやるか?、という気持ちにもなるかもしれません。

まとめ

みんなで作る小説をテーマにして、次回作に取り組みます。そして、きちんとそれぞれのタイトルをあげて、事前分析をしながら、それなら買ってやろうかな?、という雰囲気作り、一方的、独りよがりにならない工夫をしたいです。

編集者のいない私は意見をもらいながらでないと、良くしていくことはできませんし、「一人一揆」で色んな意見をもらって、試行錯誤していかないと、面白いものが出来ないでしょう。なので、かわいそうだから、あまりはっきり言うのは止めよう、と思わずに愛のある叱責、激励をもらいたいものです。

何かアイディアのある人はコメントをください。私がこうしたいんだから、お前らはついて黙って買えば良いんだよ、というスタンスではなく、コミュニティーで作り上げるサイトであり、文芸としてやっていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、電子出版-2” への 8 件のフィードバック

  1. シンさんの記事は、なるべく正論であるように構成されていますが、文芸となると感性重視・支離滅裂も味となるので、記事と文芸のギャップの埋め方が難しいだろうなと思います。フワフワと雰囲気で書く人よりも、難易度の高い取り組みだと思います。期待しています。

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  2. そうですね。

    フワフワした書き方は好きではないので、現実的に書きながら、ドキュメンタリー、ルポとは違う面白さを出したいです。皆さんの意見を聞かながら、面白いことをやっていきたいです!

    シン

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  3. はじめまして!いつもドライな内容、勉強になります。それにしても、シンさんほどの方でも、小説を書きたいのですね。なぜ、人は皆小説を書きたがるのでしょうか。

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    1. どんな人でも多かれ少なかれ何かしらを損得でなく作りたい気持ちがあり、それが私には小説だというだけなんだと思います。

      シン

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  4. 一人一揆は内容的には面白かったし、ぬるり哲学を小説に昇華させた物と解釈して拝読しました。
    ボリュームが少ない、という指摘もありましたが、私が読んだ限り純文学って粗筋をまとめると数ページに収まるものを、登場人物の会話や描写などで膨らませ、その方法に作家の個性が現れるように思います。村上春樹が、音楽や西洋史やパスタのウンチクが続きます。そういう意味で平成の文豪 温利新様らしさを、さらに付け加えて頂ければより評判になると思います。
    シンさんの意外な一面がみられるので、シンさんが少し前に書かれた、じゃあ世捨て人、というエントリが私は好きです。

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    1. 確かにあらすじと関係ない小ネタ、描写を増やして、あらすじを補強してイメージしやすくするテクニックは必要ですね。一人一揆ではそれが不十分で、淡々としすぎて入り込めなかった、という意見が出たのはあるでしょう。

      実は世捨て人をテーマに短編を書いていて、大まかに終わって加筆修正段階です。この辺のアドバイスも取り入れて、私の小さなこだわりなんかを描写して、温利らしさを持っと出すほうが一体感が出そうです。

      文豪なんて烏滸がましいですが、好きなので続けていきます。ロシアさんには有益な意見をもらって助かってます。これからも応援をお願いします。

      シン

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  5. 私はこの一人一揆の主人公に感情移入しているので、その後が読みたいです。できれば続編もお願いします。淡々とした表面の裏側の本人も気付かなかった狂気、が見たいです。

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