じゃあ、理系修士

理系に進むと、修士までが必須なので、6年必要だ、と、言い切る人がいますが、本当にそうだろうか?、と思います。私はあくまでオプションだと思っており、必要に応じて進学するものであり、最初から6年制の医学部、薬学部などを除けば、必要不可欠ではないのではないかと思います。

一般化

上位大学では8割くらいが修士に進むので、理系は医学部、薬学部だけでなく、実質的に6年制大学になりつつある、と言っていいでしょう。色んな理由があると思うのですが、技術革新により、最低限やらなければならない範囲が広がって、4年では基礎だけしかできず、何かしらの専門を持つところまでやりたければ、もう2年ないとやりきれない、というところだと思います。

例えば、東大は入学時点では大まかな分類しか決まっておらず、3年次の進振りで学科が確定します。そうなると、一年もしないうちに就活が始まってしまい、まともに専門を学ぶ時間が取れないというのもあるでしょう。最初から学科が決まっている学科でも、1,2年は一般教養中心のカリキュラムを組んでいる大学も多いですから、時間が足らない、となります。

また、受け入れ先の企業も修士で専門をある程度絞り込んでから、来てもらったほうが配属先を決めやすいって言うのもあるのかもしれません。また、日本企業も育てる余裕がなくなってきて、まっさらな人材よりも、少しでも専門性が高く、即戦力性が高い人材を欲しがることもあるでしょう。

逆に言うと、修士を持っていることに優位性がなくなっているともいえますので、本当に必要なのか?、をしっかり考えて、このオプションを選択すべきです。一般的に研究、開発部門は修士以上を必須としますが、そういった部署に配属されるのは一定ランク以上の大卒に限られるので、研究、開発を望んでいない場合はとの必要もないかと思います。

学歴ロンダ

理系修士が一般化してくると、学部と違う大学の修士に進むことも検討できます。ちなみにアメリカでは修士で違う大学に行くだけでなく、学部での編入すらさほど珍しくなく、ロンダは努力の証拠であり、見下されるようなものではないのですが、日本では「学歴ロンダw」っと言われます。これは日本の入試システムが学部入学に偏っており、修士で、難関大学に入り込むのも難しくないからでしょう。アメリカでは学部入学もAOシステムなので、変わりません。

実際に東大生ですら「学部入試より簡単な修士入試に落ちるなんてバカ、内部進学は中間テストみたいなもの!」っといいますので、日本でのロンダ組は違う高校の中間テストを受けに行くような感じだと言っていいのでしょう。ちなみに東大は内部進学者が有利ではあるが、ロンダ組みを明らかに差別して選考するわけではないです。だから、しっかり専門の準備をすれば、学部がどこであれ、東大修士を目指すことは可能です。

私は「だったら、ロンダすればいいじゃん?」っと思います。ロンダ組が企業から特定大学への求人に応募出来ないわけでもないし、応募しているなら、履歴書にロンダであることは書いてあるので、ロンダが嫌なら、面接に呼ばないでしょう。ロンダであることを理解して、面接に呼んでくれる企業に行けばいいです。

修士の段階だと、専攻のマッチ、指導教授との関係などは厳しくは問われず、大学名が最初に見られることが大半です。まあ、博士まで行くと、どこまで企業の求める人材と専攻がマッチしているか? 指導教授のその分野での影響力なんかが効いてくるので、安易に大学名だけで選ばないほうがいいでしょう。

専攻ロンダ

理系でも就職しづらい専攻があり、このままでは文系就職せざるを得ない、と言うなら、修士で専攻を変えることも可能です。例えば、学部で選択したバイオ系の就職しづらい専攻を修士で化学系に変えることで、理系ならではの専門性を生かした就職先を見つける助けにもなります。理系なら修士に進むことは何も変ではないので軌道修正がききます。

文系だと学部からやり直さない限りは何の専門性もない文系だという十字架を背負って生きていくことになります。「社会学部は就職に不利だから、経済学部修士に行きました!」っとか傍目から見れば、どちらも何の専門にもならないので、少しでも若い方が有利であり、学部の時点で就職するのが最善、という結論になります。文系は学校で勉強することが社会で一切生きないからです。

ノンエリート理論系学部生は積極的に考えたらどうでしょうか?トップスクール出身のエリートですら、農学部、環境系修士と進んだものの、専攻を生かす道が上手く見つからず、専攻が少し生かせる医療系SEを大手子会社でやっているケースを知っています。これを修士で化学系にしていれば、親会社に入れた可能性が高いです。大手に行くことが絶対だとも思いませんが、大学でやった専攻がほとんど生きない職場はお勧めしませんね。

海外

理系の学生なら「英語圏に行けばいいじゃん?」っと思います。通常、英語圏では修士をすっ飛ばして、博士課程に進み、その際に何かしらのプロジェクトに参加して、奨学金を得て、プロ学生として勉強します。英語圏での修士は専攻の方向性をちょっと変えたい、パートタイム、博士課程で脱落した、とか言うケースが多く、学部と同じ専攻に進むなら、修士をすっ飛ばして博士に行きます。

お金もらえるし、PhDっていう名前に日本人は弱いので、アカポスも得やすいし、英語力も上がる、海外でポスドクしたり、現地で就職したっていいし、永住権のポイント加算にもなる、といいことだらけです。ただ、どマイナーな仕事を見つけづらい専攻を博士でやらず、ある程度汎用性が高いことをしたほうがいいでしょう。

理系こそ海外に行ったほうがいいと思いますよ。損することはほとんどないので、TOEFLだけ規定点に乗せて、きちんと志望動機を書いて、送れば、興味を示すところは結構あるものです。トップスクールに行きたいとなると、色んなテクニックを駆使しないと入れませんが、中堅大学くらいなら、相応の志望動機さえあれば、奨学金を支給してくれます。

まとめ

理系の場合は学部がすべてではないので、積極的にロンダ、海外留学を検討すべきだと思います。きちんとした専門があるなら、就職先は日本企業、日本関連に限らずに存在するので、まさに国際的に活躍することが可能です。もちろん、中国人、インド人のような異常な国内競争を勝ち抜いたエリートたちと渡り合うことになるので、相応の覚悟も要りますがね。

私が理系を勧めるのは選択肢の広さが文系の比ではないからです。文系修士なんて「現実逃避」っと揶揄されますし、海外留学したくても奨学金が下りる可能性はほぼゼロです。また、海外大学を卒業しても、現地就職することは困難です。せいぜい、現地日系企業、日本人担当者、くらいの何の将来性もないデットエンドポジションになります。

学部が駅弁理系、修士が東大、博士がMITとかいう藁しべ長者みたいな人も存在します。大学入試は得意でなくとも、その専門ではずば抜けた実績を出せる人間も存在するのです。だから、自分の力を試したいなら、出身学部の殻に閉じこもらず、東大だろうが、京大だろうがロンダ修士受験してやればいいです。ダメで元々です。

また、やりたいことが決まっていないなら、学部で就職しておくのがいいでしょう。修士、博士は就職してからでも、問題なく戻れるので、一度就職して、環境を変えて、お金を貰う、という観点から、自分の方向性を定めて、それが修士、博士にあると思うなら戻ればいいのです。だから、漠然と進学するのでなく、投資する価値があるのかを慎重に見極めながら、踏み出すべきでしょう。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、理系修士」への61件のフィードバック

  1. 私は、学部の専攻が経営工学だったので銀行や商社や派遣SEばかりだったので大学院は理論系ですが工学部にしました。中身はなかったし研究も微妙でしたが就職するためのネタ作りで進学しました。
    その後、ブログにもありますが文系と違って選択肢が多いとあるのはそう感じます。技術者の入社の場合は、いろいろ会社のほうが適性に応じて配置転換や配属を考えて、できない人に指導者をつけるとかギリギリまでフォローされる場合がありますが事務職だといらなくなるとリストラですね。
    理系のが配属が多いってのもありますが

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  2. 東大理Iは、2年生の夏休みに進振り先が確定し専門の講義が始まるので、就活まで2年あります。
    工学部内部生がほとんど院に進むのは、周囲に流されて楽な方に進むという場合も多いのではないかと。
    外部から応募してくる学生は専門試験対策はガリ勉すれば何とかなりますが、英語で失点して不人気研究室への配属になるケースが多いようです。そもそも内部事情を知らないと、どこがブラックなラボか判断しにくいのが不利益な点といえます。
    文科相のピントずれた大学院拡充政策と教授らの無賃労働者確保の思惑が重なり、院に下位の成績で滑り込むこと自体は東大工学系でも簡単です。不人気学科なら文系出身でも入れるのでは。無事修了出来るかは分かりませんが。

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    1. 本当はやりたい事がないなら、一度就職して世の中のことを少し経験してから、修士に進学した方がいいのかもしれません。社会に出てから初めて見えることも多いです。

      他大学の大学院に行くとなると、院生を無料労働力だと思っているブラック研究室を引き当てる可能性が上がるのは仕方ないですね。出来るだけ内部に知り合い作って、聞き回るしかないですね。他大学に行くのが珍しくないアメリカではかなり綿密に下調べします。

      理屈的には東大工学部大学院の募集要項に関連学部を卒業、卒業見込みであることは記載されてないので、文系でも合格可能です。ただ、相当難しいでしょうし、修了はもっと難しいでしょう。私は実例を見たことありません。まずは学部に編入からが現実的だと思います。

      シン

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      1. 仰る通り流されて進学するのは良くないし、流されかねない凡人は社会経験積んだ後の方が社会で必要とされる技術が何か見極めやすいでしょう。
        シンさんが良く仰られる逆張りが正解なのはここでも真で、東大理系であえて院進学せず(大学での成績優秀にも関らず)学部卒だと希少人材なので逆に就活有利です。さらに官公庁や大手企業が海外大学院に派遣留学させる場合2年が限度なことが多く、PhDは取りづらくMasterになるので無駄な重複学位にならずに済みます。
        東大院の理系でも入試の倍率1割ることがあるので、入るのは本当に簡単です。文系でついていけないと入った後に惨めな思いをすることが想定されますが、女子で紅一点なら教官・先輩の至れり尽くせりで自分で何もしなくても修了でき(東大はそこまで露骨な不正はしにくいですが、地方なら監視が緩いので何でもありです)、就活もその後のキャリアでも理系女子扱いになり優遇されるので、学部文系の女子こそオススメかもしれません。実例は知りません。

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        1. ぬるり的には「みんながやるからやる」のは下の下で、むしろ「みんながやらないからあえてやる」が正しいです。みんなが修士まで行くのをあえて就職したり、文系女子が理系大学院に行くのはありだと思います。後者は色んな努力をしないと達成困難ですが、人生が大きく開ける可能性があります。

          シン

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  3. 理系の場合は、流されるまま大学院でもいいと思います。研究に適性があるかは少なくともわかります。それで、進路を決めてもいいと思います。
    あと、知財関係の資格ですと修士だけで一次試験がなくなるとかあります。

    文理融合の情報学部から理系の経営工学ですが大学院に進学してきちんと就職した知り合いもいますので理系の修士ってのはある程度意味があると思います。

    私自身、部署をたらい回しに合いましたがロンダで取った修士のおかげで今の部署にいます。

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    1. 修士はオプションなので、流されて取るのはお勧めはしませんが、文系と違って、理系は経歴のダメージにはならないのはいいと思います。

      シン

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  4. 理系から文系就職も運なんですが配属が良かったりもします。
    友人に機械工学で留年して、メーカーにいきたくなくて文系就職した人がいるのですが本社勤務だったり、広報部だったりだそうです。
    周りにも工学部での勉強についていけないからとかいるみたいです。
    社内のコンピューター関係の仕事をやらせる目的で理系の人を採用したがる受容もあるそうですね。

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  5. できるなら積極的に院ロンダするべきだ、と書いてありましたが、僕の駅弁大の教授のなかでも、駅弁や私大から院ロンダして旧帝大院にいった人と、
    駅弁や私大で院ロンダせずオール自大院の人が半々くらいです。
    前者は、超高額な設備が必要で産業応用よりアカデミックな専攻の人です。
    具体的にはプラズマなど。
    後者は、コンピュータや自動車など比較的金のかからない設備で、バリバリの産業応用の専攻の人に多いです。
    機械工学や情報工学など。

    ちなみに僕は、電気系のプラズマの研究に興味を持ったのですが、本格的にプラズマの研究がやりたいなら、金沢大か名古屋大の院にいけ、といわれました。
    駅弁や私大の工学部は、すぐ役に立つ研究しかしないとも、言っていました。
    逆にいえば、すぐ役に立つ研究は駅弁や私大でも十分だということかもしれません。

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    1. 国立のメリットは設備の充実なので、設備がさほど影響しない専攻なら、私大でもいいし、私大の方が実践的だとも言えるでしょう。学生が就職できないと、評判が下がり、私大の方がダメージを受けます。

      シン

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  6. 中韓の学生がこぞって欧米の大学で修士博士を取り始めた現状だと、全世界的な傾向として、現在では、修士卒イコール学部卒プラス2年の就業経験で、博士卒イコール修士卒プラス3年の就業経験と同等の経歴としか見なしてないようですね。
    日本企業だと昔からそうですが。
    理工系では、こと民間企業就職においては、修士博士の価値は暴落してると思います。
    アカポスに着くなら、博士卒が最低条件ですけどね。

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    1. シンガポールでも、修士はほとんどプラスにはなりません。博士ですら、研究職でないなら、有利とは言えません。流されるように大学院に進んでも、時間、お金の無駄遣いになると思います。

      シン

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  7. 時代が違うかもしれませんが、
    ノーベル化学賞の田中耕一さんは、東北大工学部の学部卒です。
    まあ、ノーベル賞をとる人にも、教授や国立研究所の研究者と、民間企業のエンジニアの2種類がいますから、民間企業なら、学部卒でも十分かもしれません。
    ちなみに、エンジニアでノーベル賞を貰ったのは、田中さんと中村さんくらいしかいないはずです。
    また、田中耕一さんの専攻は電子工学だったのに、貰ったのは化学賞というところも興味深いです。
    本人は、全く関係ない専攻をしていたから、とらわれない自由な発想ができたと語っています。

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    1. 田中さんは単に運が良かったのだと思います。やっていたことがたまたま引用されて、ノーベル賞に当たった、と言う感じです。中村さんは純粋にエンジニアとして極めた結果がノーベル賞に至りました。エンジニアとノーベル賞の相性が悪いので、今後もあまり受賞例は出ないでしょう。実践重視なら、学部で就職して、専門に集中するのがいいのかもしれません。

      シン

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  8. 私は工学部で学部就職しましたが、周りはやはり院生が多いです

    企業の方が、「今は、院生ばかりで学部生が欲しい」

    とおっしゃっていたのをよく覚えています

    理系なら院!という論調には疑問を感じます

    研究室は理系のコミュ障には結構きついところもありますよ

    確かに、給料も少し上がっていいことはあると思いますが・・・

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    1. 2年の機会損失、学費は少々の初任給が高いことではカバーできないので、明確なメリットがないと修士は無駄かもしれません。

      シン

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  9. 大学院に進学する人が多いのは、昔に比べて文系の就活に合わせて研究室に配属前に就活が始まるからではないかと思います。

    理系なら研究室にリクルーターや推薦があるケースが多いので4年から研究室配属になると推薦取ったりするタイミングが悪いと思います。

    結局、学部だと自由応募が中心になると修士にしようかなとか思うのかな?と思います。

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    1. もうちょっと専門をやってから社会に入りたい、と言うのはあると思います。日本の就職活動システムは勉強に害です。

      シン

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  10. なるほど。
    僕の大学にも、地元のメーカーが説明会にきましたが、説明者は
    自分の部署(開発)は修士卒も学部卒も半々くらいで、特に修士しかとらないという事はない。
    だけど、学部だと研究は一年しかできなくて自分はもっと研究したかったから院まで進んだ。
    と言っていました。
    純粋に研究したいなら院へ、就職したいだけなら学部卒で早く入って実践力をつけるのも悪くないという事ですね。

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    1. 企業で修士が学士より明確に優遇されることはないのではないか?、と思いますので、研究、開発など、修士を持っていると配属で希望が通りやすい部署希望でないなら、メリットはほとんどなさそうですね。

      シン

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  11. 私の時代の就活は、3年の10月からなので理系の学部ならまだ授業や実習、テストがたんまりある時期です。文系なら単位取り終わるころなのでリク○ートの馬鹿な文系官僚が大学は遊ぶとこだと見なして決めたのかな?と思います。
    大学の就活セミナーの文系の卒業生は大学は遊ぶこと自慢して就活うまくいった話しかしてませんでした。
    当時の場合、そのスケジュールに合わせるのはきつい日程だと感じてました。

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    1. リクルートのビジネスは文系をターゲットにしていて、それに引きずられる形で理系が文系に合わせているので、理系が学部で就職すると、ほとんど専門ができなくなります。

      しかし、リクルートは儲かって仕方ないなぁ、と思います。

      シン

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  12. 企業の研究職は、修士卒がなるイメージだったんですが、最近は大企業だと、博士卒が当たり前で修士卒で研究職はかなりレアというのは、本当でしょうか?
    理系修士についてではないので、少しずれてますが。
    農学部や理学部など、企業に研究職がほとんどない分野で、研究したいなら博士にいくしかないですが、
    工学なら、修士卒でも企業研究職につけるんだから、リスクの高い博士にいく必要があるんだろうか、と思っていました。
    しかし、本当に研究職しかやりたくないなら、今は工学でも博士必須のようですね。

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    1. わざわざ聞かないので、人の学歴なんて知りませんが、研究職との名刺交換で、博士、と書いてある人は一昔前より増えたのは事実だと思います。私の経験ではそうですし、事実、世界中で学位はインフレして、博士持っている人がそこら中にいます。でも、研究職でも、そうでない人も珍しくないし、社風、業務内容によるのでは?シンガポールだと、民間研究職の応募要項が修士以上に限定されてますが、博士限定はアカポスだけです。

      リスクが高いですが、研究職しかしたくないなら、テーマを絞り込んで、そのテーマ以外では採用の価値をなくしてしまう方がいいでしょう。日本企業は大学での専攻から、遠いことを平気でさせるので、プレッシャーを与えないと、希望と全く違う、やる気のないことをさせられます。

      シン

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  13. 去年Fラン大電電から東大院工学系の電気に受験して落ちたものです(来月に院試を控えています)

    いわゆる院浪という形になってしまったのですが、この後、しっかり東大院に入りTOEFL100点オーバーしたり研究で実績だせば私のような経歴でも海外の大学院や一流企業に入ることは可能でしょうか?

    長々とした質問でごめんなさい。

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  14. 追加です。

    専門は、パワーエレクトロニクスか電力システムの研究室を志望しています

    現時点での僕のスペックはTOEIC860.電験2種、工業高校機械卒、Fラン大電気電子です

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    1. わたしが知る限りで、東大院試は出身大学による差別はないので、規定に達していれば合格するはずです。海外と言うのが英米の大学院なら、合否判定は不明確なのでわかりません。英語試験なんかは取れて当たり前、取れていないとFランしか受けれてくれません。それ以前に自分の専攻である程度の実績を残し、その分野で力を持っている人にアクセスしておかないと、一流大は相手にしてくれませんから英語力は必須です。アクセスするにはすでに国際学会、プロジェクトに出入りしている必要があります。

      企業も色々あるのでわかりませんが、最終学歴が東大なら、いきなりお祈りされることはないと思いますよ。面接に行き着けば、あとはあなた次第だろうと思います。

      シン

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    2. としさん
      TOEIC860.電験2種ならばFラン大のハンディなんて十分跳ね返せるのではと思います。私が採用担当者だとしたら大学でしっかりと真面目に勉強してきたのだと評価します。学歴にこだわらず、自分が積み重ねてきた努力と成果に自信を持って下さい。
      大学院も名前でなく、教授との相性やそこで何が出来るかの方がずっと大切です。もし今年も東大大学院に引っかからないのであれば、ランクを落としてでもとにかく大学院に入るなり、就職した方がいいです。

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      1. Yさん
        ありがとうございます!
        自信を持っていきたいと思います。

        そうなんですね!
        他に東工大と北大の電力システムの研究室も受験するので今年は東大にこだわらず、合格した大学院に入学したいと思います。

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  15. 返信ありがとうございます!
    来月の院試頑張りたいと思います。
    東工大の院試も受験する予定なのですがこちらも出身大学による差別はないでしょうか?

    海外の一流大学院はやはり超難関なんですね(^^;)

    行きたい企業は三菱電機やパナソニックなどのメーカーに推薦で行きたいと考えております

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    1. 東工大のことはあまり知りませんが、国策で大学院定員を増やしたので、どの大学も院生を欲しがっています。露骨な内部優遇をすることはないと思うので、しっかりやっていれば十分合格可能だと思います。

      >海外の一流大学院はやはり超難関なんですね(^^;)

      桁違いの人口で競争してきた中国人、インド人の優秀層と枠を争うわけですから、相応の覚悟と実績が必要です。

      >行きたい企業は三菱電機やパナソニックなどのメーカーに推薦で行きたいと考えております

      無事大学院に入ったら、有価証券報告書を見て、財務状態が健全なのか、将来性があるのか、をしっかり判断して有名だというだけで選ばないでください。あとで後悔しますよ。特にパナソニックなんて現段階でもリストラしまくっているくらいです。半導体、ディスプレイなんかは完全に火がついて、巨額債務超過処理に頭を抱えている状態です。何か特別な理由がないなら、絶対に避けたほうが良い会社だと思います。

      シン

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      1. 横からすみません。
        シンさんは、日本の弱電はもうダメと分析されており、確かにヤバい理由もよくわかりますが、最近のパナソニックは自動車・住宅に集中投資をしており、復活の余地はあると思います。それでも、赤字という近々の課題を乗り越えるのは不可能という見立てでしょうか?

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        1. 私はパナソニック復活はかなり困難だと思っています。だから、復活してから入社するならともかく、過程で入るのは危険すぎます。今の段階でリストラしている会社にあえて行くこともないでしょう。

          パナソニックの希望はテスラです。テスラは魅力的ですが、ずっと目標未達を繰り返してますし、仮にテスラがやりきっても、パナソニックは技術的ブレイクスルーをやりきる必要があります。死に体のパナソニックにそれだけの力があるとは思えません。しかし、そうでないと、中国BYDなど新興メーカーに価格を根拠にして切り替えられます。

          私は日本人なので、パナソニックがやりきって電池メーカーとして世界を制してもらいたいですが、、、というところです。

          住宅は内需で、新興国需要を取り込むのは相当難しく、住宅って、お国柄がモロに出るので、外資が完全に幅を利かすことはありえませんから、パナソニックの柱までにはならないでしょう。

          シン

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          1. 返信ありがとうございます。とても厳しいことがわかりました。電池のブレイクスルーは、パナソニックがやってくれると期待していましたが、根拠はありませんね。

            実はパナソニック株を、少し儲けの出る今のうちに売ろうか、あと1年弱待とうか(テスラ廉価品量産まで)迷っていまして。個人的な質問、失礼しました。

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          2. パナソニック株を持っているんですね。判断が難しいですが、マスク氏は一社購買を続けると言っており、テスラが低価格ラインを量産できれば、パナソニックは勢いに乗ります。テスラが例のごとく目標未達なら、マスク氏も韓国勢からの調達をしだすかもしれません。そうなれば、パナソニックは叩き売られるでしょう。

            株は難しいです。

            シン

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          3. アドバイスありがとうございます。ここは計画通り、テスラ廉価版の量産開始(今冬?)までは持っておき、開始後は上がる見込みがあっても売ってしまおうと思います。初品は品質重視ですが、生産が安定してくると複社購買にしたくなると思います。

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          4. テスラ銘柄は危険に満ちた魅惑で投資家を惑わす悪女みたいなもので、私自身もマスクマジックにやられそうになりましたw 天才か詐欺師かわからない人です。

            悪女には適当に付き合うのが人生の深みにはまらないコツかもしれません。

            シン

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        2. パナソニックの自動車部品部門の売り上げは拡大しています。
          もともとモーター、電池、画像認識、それらの制御技術については、もともと自動車部品メーカであったデンソーなどよりも優れた技術を持っています。例えば、上記分野の特許出願数でデンソーなどを上回っております。勿論、特許がすべてとはいいませんが・・・
          電気自動車の時代を迎えると、パナソニックのAIS社や、日立オートモーティブ社など、電気メーカー系の自動車部品会社はさらに繁栄すると思われます。おそらくはデンソーよりも繁栄すると思いますね。余談ですが、株で言うなら長期的に見てデンソーは売りです。パナは自動車部品で2兆円、デンソーは4兆円の売り上げですが、早晩逆転するでしょう。
          というわけで、同じパナソニックでも、自動車部品系のAIS社に配属になるならば将来性ありではないでしょうか。弱電については先行きは難しいとは思います。
          ところで、話は変わりますが、今話題の東芝はこの自動車部品部門が手薄なんですよね。少しは作ってるようですが、日立やパナほど大きくは力を注いでこなかったようです。東芝については、この自動車部品部門がないのが凄く痛いですね。モータや制御などの実力はあるに決まってるので、自動車部品を育てていけば、電気自動車時代には大きく伸びたかもしれないですが。

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          1. パナソニックの車載部門に将来性があるのは間違いないですが、抱えている爆弾が大きすぎるので、処理が済まないとどうもこうもないです。終わってる事業がデンソーの売り上げくらいあります。

            EV化によって、新旧車載部品メーカーの再編、新興国をまじえた戦国時代になるでしょうから、かなり激烈です。

            あと、日本企業は配属部門指定が出来ないので、パナソニック内定をとって、車載部門に行くつもりがAV部門配属になったら、貰い事故で、分離独立させられるルネサス、ジャパンディスプレイの悲劇になりかねません。

            シン

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          2. 昔と違い、今は配属部門指定ができると思います。
            ようは、パナソニックの自動車部門を受けて、それ以外なら内定はいりませんという入り方ですね。
            私の就職(2000年前後)くらいから始まりだして、今は大概の日本メーカーであると思います。
            ただ、私の場合これである会社の液晶ディスプレイ部門を自分から指定して入りました。
            今から見ると???ですね。
            また、入った後、よその部門に異動させられることもあります。だから自動車部品部門に入ったのに3年後にデジタル家電部門に異動させられて、5年後には部門ごと他社に売られる、という可能性は残ります。一応言っときますが、部門指定で入ったら、その後全然関係ない部門に行くことはあまりないと思います。後、部門指定はできますが、職種指定は難しいです。研究か設計か生産技術か品証かまではわからんということですね。

            ちなみに、当時の私には液晶ディスプレイは間違いない部門に見えました。世界中のテレビはすべて液晶になるでしょうし、他にも多数のデバイスに取り入れられることは確実であり、そこに膨大な需要があるので液晶ディスプレイ製造は鉄板間違いなしに思えたのです。
            まあ、膨大な需要があるという部分までの読みはほぼ正解しましたが、台湾韓国中国のこれほどの追い上げは予測できませんでした。
            だから、自動車部品でも同じかもしれません。
            電気自動車による膨大な需要まではまず正解と思いますが、入った会社が勝ち抜けるかどうかまではわかりませんから。液晶ディスプレイや半導体みたいに国内メーカほぼ壊滅というのもあるかもしれません。

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          3. 日本企業でも部門指定は出来るんですね。でも、職種指定までは出来ないので、自ら選び取ることもできず、運要素は大きいですから、現段階で経営不安を抱えている会社は出来るだけ避けた方がいいと思います。

            液晶ディスプレイは10年くらい前まで鉄板で、シャープもイケイケでしたもんね。今では韓国勢、台湾勢に押されまくって、死に体です。先を読むのがいかに難しいかってことです。

            だから、一点張りをせず、何かしらのヘッジを用意しながら自分のキャリアを作らないと、自分の能力と関係ないところでいきなりバッサリやられる可能性は否定できないです。

            シン

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          4. 東芝の車載部品進出は遅れています。確か、売却予定の半導体がある三重拠点で少しやっていたと思いますが、あまり積極的ではなく、完全に乗り遅れた感じがします。車が電気機器に変わる過程で波に乗れるなら、大きな柱になりうる仕事ですが、そうは思わず、原発にかけたんですよね。

            シン

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  16. とても勇気をもらいました。
    頑張ります!

    そうなんですね
    スタート地点に上がれるように院試後も勉学や研究に励んでいきたいと思います。

    そうだったんですか^^;
    勉強不足でした。

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  17. もう1つ聞きたいのですが、院浪は大学受験の浪人よりも印象は悪いでしょうか?

    後、極端な例ですが、機電系なら三浪旧帝院卒でもそれなりの大企業に推薦で入れてしまうものなのでしょうか?

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    1. 社風によると思いますが、一年くらいの院浪はさほど気にしないと思います。三年遅れとかになれば聞かれるでしょうが、理由をきちんと答えられれば、特に問題ないと思います。

      一般的にロンダ、年増は経歴にうるさい会社に行かない方がいいです。入ってからも、ウザいくらい言われることがあります。そういう会社は序列主義で、学歴、入社年次、同期内の評価などメチャうるさいです。

      シン

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  18. 大学院や就職先を、学部レベルの難易度や知名度だけで、選ばない方がいいと思います。
    大学院レベルだと、東大が1番、京大が2番という単純なものではないようです。
    JAXAの技術者で、岩田直子さんは、大学入試では、前期京大落ちで後期で名古屋大に入学していますが、大学院は九州大です。
    名古屋大の院試に落ちたから、九州大院にいったわけではなく、スペースシャトルのようなものをつくる研究室が、九州大にしかなかったから、あえてそこにしたんです。
    旧帝大や東工大より、駅弁や私大の大学院の方がいいケースは、あまりないと思いますが、旧帝大と東工大あたりなら分野によって違うので、そのなかで学部レベルの難易度が一位の東大院にこだわるメリットはさほどないと思います。

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  19. パナソニックや三菱電機は、経営的にヤバいだけでなく、少なくとも三菱電機は、労働環境がブラックくさいです。
    将来性がありそうな電気系の大手メーカーなら、村田製作所や安川電機がいいんじゃないでしょうか?
    自分の大学の先輩は、村田製作所はホワイトな大手だ、といっていましたし、離職率はかなり低いです。
    安川電機も、産業用ロボットでこれから発展しそうな分野だと思います。

    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170501-00010000-sentaku-bus_all
    https://www.google.co.jp/amp/www.sankei.com/life/amp/161125/lif1611250047-a.html

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    1. 三菱電機の経営状態は良好ですよ。少なくとも近いうちに赤を出すような状態ではありません。過労死を出しましたので、労働環境は劣悪なのかもしれません。

      村田製作所は緩いイメージがあります。ニッチトップなので、そこまでキツくもなさそうです。安川は面白そうです。

      シン

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      1. そういえば、シンさんの記事で、日立や三菱電機は、電機メーカーでも経営は良好といっていましたね。
        自分は、おそらく学部卒で就職するので、企業研究を大学の勉強と同じくらい力を入れようと思います。

        学生だと、技術者や研究者として優秀な学生でも、自分の価値観や適性を考えずに、とりあえず上を目指す、という就活をしてしまいがちな気がします。
        その結果、入った会社がホワイト大企業ならいいんですが、ブラック大企業だと、電通や三菱電機の二の舞です。
        自分は、高給より、準公務員的な安定とホワイトさを重視しているので、市場規模が大きくなくて他社の参入の少ない分野で、ニッチな中堅(従業員1000人前後)メーカーにいこうと思っています。
        まあ、もともと学歴的にも、成績的にも、大手メーカーは無理っぽいですがね。

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        1. 誰に何と思われようが、ranさんにとって有益な会社を探して下さい。それには自分と向き合うこと、企業を生の状態で見られるだけの眼力を養うことです。

          シン

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  20. としさん

    工業高校機械科から大学の電電へ進学されたということで、微積、
    ベクトル、複素数等も大学に通いながら、独学されたんでしょう。
    TOEICも在学中に860というのも、まじめに勉強してきた証だと思います。
    院試の日程とか全く分からないんですけど、私もYさんと同じく、もし東大院に引っかからなくても、自分のやりたい研究ができる
    他の国立なり私立の院を狙っていくのも良いと思います。

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    1. nobunobuさん

      中学、高校と真面目に勉強せず部活ばかりしていた自分にすごく後悔していたので、その悔しさをエネルギーに変えて勉学に励んできました^^;

      はい!今年はどこかしらの大学院に必ず行きたいと思っています。

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  21. 知り合いの技術者の方に、工学部で院にいくメリットは何かと聞くと、
    「開発職につきやすい事だ。
    開発と生産技術でも、給料はかわらないが、自分の会社では、生産技術は基本的に高専卒がやるもので中には文系もいる。
    転職のときに営業よりはマシだが、それほど有利にならない。
    また、生産技術など製造系は、残業が多かったり、体育会系の風潮(無駄な飲み会やラジオ体操など)で、トラブルがあれば怒鳴られたりする。」
    と言われました。
    巨大企業に就職したいわけでもなく、そこそこの規模の会社にいければいいと思っていたので、
    それならわざわざ院にいく意味はないだろうと考えていましたが、
    仕事内容的にも転職的にも、開発の方が魅力的なので、院にいくメリットもあるかもしれない、と思いました。

    メーカーで働いていて現状を知っている方がいれば、教えていただきたいのですが、学部卒で開発職につくのは難しいのでしょうか?

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    1. 開発を上に置く風潮がありますが、単なる序列主義だと思います。管理を営業の上に置いて、転職しやすい、仕事が高度だ、と言うのと同じだと思います。

      開発でも、研究に近いことはアカポスに近くて、転職口は限られますし、実験なんかは工場勤務で、おっさん達に囲まれながらの仕事になります。単なるイメージの問題です。

      仕事内容は客から遠いほど、精神的には楽なのは間違いないですが、それだけそこでしか通用しないことが増えるので、イーブンです。特に日本企業は市場価値のない社内ルールが本当に多いし、客から遠いほど、それが酷いです。

      例えば、社内官僚は客に怒鳴られることはありませんし、やることがないのですぐに帰りますが、ジメジメした人間関係と付き合い、市場価値を失います。それがいいなら、それを望むのもありだと思います。

      つまり、やりたいことをやって、楽しくて、常に勉強するなら何やっても可能性は広がるし、つまらないことで時間を潰して、仕事を離れたら、一切勉強しないなら、可能性はどんどん狭まります。

      事務系のように勉強することにほとんど意味ないことなら話は別ですが、技術系は何してもずっと勉強です。

      シン

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      1. ranさん、シンさん
        ずれてるかもしれませんが
        大手のプロパーと子会社の関係でranさんのおっしゃるような認識があるかもしれません。
        大手のプロパーから号口(量産品の設計)なんかルーチンワークだとか言われたことがあります。
        大手のプロパーは院卒ですが付加価値の高い仕事をしていると言ってますが非常に優秀な人がいる反面、切った張ったとかいうのを付加価値と勘違いしてる人もいます。

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        1. 日本的フォーターフォールの考え方で、なんでも上流工程が素晴らしい、としているんでしょう。やっている仕事の内容でなく、ポジションばかりを重視するわけです。それと同様に配属先、業務内容より、企業名、という人は少なくないですしね。

          シン

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