じゃあ、医学部

このブログでは医学部を最強学部と言ってきましたが、なぜ最強なのかを考えてみます。

難易度

入学難易度も最強クラスで、国公立医学部なら、どんな田舎の医学部でも東大理系並の難易度を誇ります。これが旧帝、都市圏の医学部なら東大理系に受かるよりも難しいでしょう。当然ながら、東大理3は相当ずば抜けた学力がなければ、合格できません。入試難易度だけで言うなら、日本で最も合格困難な学部でしょう。

一般的に国公立医学部の多浪はよく知られていて、せいぜい、公立中学でクラスの上位一割程度でしかない丸っきりの凡人が合格したければ、三浪以上が当たり前になってくる世界です。特に医学部は定員が限られている上、不文律の年齢制限があるとか、面接があるとか、地域枠があるとか、東大以上に色んな制約あるので、これも混乱を呼びます。

私立医学部は上から下までで、学費が比較的お手ごろな慶応医学部は東大理系並みといえるでしょうが、一般人には書く日が捻出できない底辺私大医学部になってくると、中堅大理系くらいの学力で合格可能だと思います。特に見所もないような高校生でも、二浪もすれば、底辺医学部くらいなら合格できるのではないかと思います。

コスパ

国公立医学部は国立理系でしかないので、実家がめちゃ貧乏でも、学資ローンで卒業できるので、合格さえしてしまえば、どうにでもなりますが、私立医学部はそうは行きません。上位私立医学部はそこまで学費が高くないので、少々無理すれば、庶民でも通うことが出来ますが、底辺私立医学部になってくると、寄付金入れると卒業までに1億円かかる、と噂もあり、よほどの金持ち以外は合格しても、通えないので、難易度は大きく違ってきます。

私は「医者ほどコスパのいい職業はない!」っと言っていますが、これは資格を持っているだけで、どんなヘボでも食うに困らない以上の稼ぎが保証されている職業は存在しないからです。弁護士、会計士の三流はまともに生活できませんが、医者の三流は並のサラリーマンよりも稼げるのが確実です。

仮に底辺私立医学部を出て、1億円使って医師免状を取って、そこらの病院に勤め、バイトでコンタクト屋、当直夜勤なんかをこなしていれば、少々忙しいのを我慢できれば、30才前後で年収2-3千万円稼ぐことも可能です。同年代のサラリーマンが年収五百万くらいなら、一億円使っても取り返すことが可能です。また、医者には定年、出向、転籍もないので、死ぬまで医者をしていられます。

まあ、現実的には1億円のファイナンスを出来る人間はごく限られているので、医者の子供くらいしか底辺私立医学部には進学しない、と言うことになります。当然、一般家庭は自分で用意できない、旧日本育英会もそんなに貸してくれないし、銀行だって、さすがに渋るでしょうから、合格できても、進学は無理ってことです。

金持ち

思い込みの強い人は「医者は金持ち!」っというステレオタイプになっていますが、金持ちなのは開業医、それも代々の医者などで、地域の既得権益をがっちり掴んでいる医者だけであって、勤務医なら、大手企業のサラリーマンと変わらないくらいの収入しかないので、お金持ちでもなんでもないです。医者はホワイトカラーリーマンにはない夜勤もこなしていますので、時給換算なら、そう変わらないのではないでしょうか?

あとは凄腕執刀医とかなら、富豪相手の出張手術だとかしれいれば、年収一億円とかっていうのも可能なんだと思いますが、そういう人は野球選手で言うと、メジャーリーガーであって、だれでもがメジャーで活躍できるわけではないです。生まれ持った才能だと言っていいのではないでしょうか? 針の穴を通す職人芸と長時間の集中力を維持できるを持っている人はそういませんからね。

医者としてのキャリアを完全に捨てて、資格を切り売りするような生活をすれば、年収2-3千万円もらうことも可能ですが、こういったキャリアを望む医者はほとんどいなくて、医局に所属して、ボスに頭を下げながら、系列病院に勤務して、自分の専門性を磨く、という生活をします。そういう生活をしていれば、年収1千万円くらいにしかなりません。そのくらいでも庶民にとってはお金持ちに見えるのかもしれません。

まとめ

もし、ブログを見ている高校生で「東大理系に受かりそうだ!」っと言う人がいるなら、東大、他の専攻に強い思いがないなら、駅弁医学部も検討してみたらどうでしょうか? 特に女子生徒にはもっとお勧めします。東大に行っても、何の保証もありませんが、医学部に行けば、最低保証が存在し、そんな職業は医者以外にありません。

また、富裕層出身のボンボン、オジョーは私立底辺医学部に行ってはどうでしょうか? 私の知り合いの不動産屋のオヤジは一代でのし上がった叩き上げで、バブル時に相当儲けたそうです。田舎でのナンバーワンくらいの立場はあるそうですが、息子、娘には医者、看護師を目指させて、ダメな子供を自分の会社に入れています。

彼は非常に合理的で、彼は4人子供がいて、散々稼いだとはいえ、自分の資産を4人で分けると、そうたいした事にならないので、誰か一人に集中相続させたい、他の子供も可愛いから、食いっぱぐれさせたくない。まあまあ程度の学力の息子は私立医学部に行かせ、娘二人は看護師にする。他より学力は劣るが、人当たりがよく、不動産屋向きの息子にあとを継がせるようです。不動産屋に学歴、学力なんて関係ないですからね。

現段階では医者、看護師は特権的資格で、持っているだけで出身の学校、キャリア、ブランクなど関係なしに最低限保証されます。また、彼らは国政に議員も送り込んでいますし、厚生省の役人も掴んでいます。そして、医学部は薬学部よりも参入障壁が高いので、医学部の乱立はそう簡単に起こらないでしょう。

追記

かなり前に書いた記事ですが、あまり修正することもなく、状況はあまり変わっていないな、と思いました。医者が何かしらの理由で大量に供給されて、値崩れ起こしてしまうなら、状況が変わりますが、今のところ、その様子はないので、しばらくは安泰だと思います。それでも、何十年先も同じかはわかりませんけど。

医師会の政治介入は積極的で、直接、国会議員を送り込んでいますし、資金力も十分にあるので、医者の既得権益を奪うような法改正の動きが出た時点で、医師会の代表者が暴れ狂って、近い立場にある議員を巻き込んで、自民党が割れるほどの大荒れになることが目に見えています。

この辺は小泉元総理が特定郵便局長の利権に手を付けた時を見ればわかります。今のところ、小泉元総理に匹敵する有力政治家が医者の利権に興味を持っているという話はありませんから、今のところは安泰だと思います。何十年先も同じかはわかりませんが、10年くらいは大丈夫なのでは?

前に書いたときには学歴中毒が湧いてきて、入試難易度、職業序列コメントを散々していったので、最初に言っておきますが、その手の序列コメントはスパム認定して承認するつもりはありません。医者という仕事だったり、そのコスパだったり、その将来性だったりを議論したいので、その旨をご承知ください。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、医学部」への35件のフィードバック

  1. 1.自分は社会に出たことがないのでわかりませんが、30歳前後で年収一千万以上の民間の仕事は、だいたい医者と同レベルのハードさだと思います。
    電通などをみるに。
    2.婚活市場では、社長より勤務医の方が人気のようです。
    仮に、社長の給料が勤務医よりよくても。
    社長は、倒産というリスクがありますが、勤務医は安定しているので。
    3.自分は医療制度知識がないですが、医者の給料は、税金や保険から賄われていると聞きます。
    保険制度が破綻したら、いくら医師会の政治力が強くて、医者の絶対数が少ないままでも、給料低下は避けられないような気がしますが。

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    1. いきなり、職業序列気味のコメントですが、セーフとします。気をつけて下さい。

      仮に日本の保険制度が崩壊したら、アメリカ式になるだけです。貧乏人が医者に行けなくなるだけで、中流以上は自分の保険で行きます。嫌だから、行かない、というわけにならないのが医者です。

      だから、医者の高給が崩れる唯一のパターンは歯医者と同様に供給過剰による乱立です。

      シン

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  2. 基本的には書かれているとおりで、まだまだ安泰とは思います。ただ、今まで中堅くらいだった私立の難易度も、医学部の異常な人気を受けて明らかに上昇傾向です。
    私もだんだん医者として人を使う年齢になってきましたが、その立場で危惧しているのは、
    1、女医の増加で外科系医師が減少
    2、労働基準法順守の流れからの必要人材の欠員
    医者のQOLが上がったり女性が活躍するのは、使われる身からすれば素晴らしいことですが、上層部は苦慮してます。ダメなやつに患者を任せたくないんですが、クビを切れないんですよ。
    あとは医者は社会インフラかつ半公務員なので、特に勤務医は美味しいといっても厚生省が認める範囲の美味しさに調整されます。

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    1. 女医問題は大きいです。シンガポールでは女学生の医学部受け入れを制限しています。特定の専門に偏る上、結婚し、子供ができると、医者をやめないにしろ、片手間でしか働かない人が多いので、税金の無駄、ということです。日本なら、他の先進国で同じことをすれば、女性団体から猛抗議を受けて、大騒ぎになるでしょう。

      医者に労働基準法を厳格に当てはめると、シンガポールみたいに、公立病院はとんでもない待ち時間になり、急患はメチャクチャ高い私立病院に行くことになります。クリニックですら、まともな所は混みまくり、空いているのは話にならないダメ医者です。

      現在、医者の質を守って、安く大量生産出来る方法がないので、質を無視した過剰供給に踏み切らないと、医者の待遇が一気に悪くなることはないだろうと思います。

      歯医者、薬剤師と比べると、医者は育成にお金がかかり過ぎ、国公立医学部の医者は血税をたっぷり吸って、医者になっています。

      AR VRなんかが普及すると、格安で医学部定員を増やすことができて、医者の過剰供給ができるかもしれませんが、人の命に関わることなので、時間がかかると思います。

      シン

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  3. 医学部受験のせいで蟻地獄に陥ってしまう。受験のストレスのために家族を殺害する事件が発生してますね。
    ダメならダメで見切をつけるのも大事ですね。

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    1. 親が病院経営者で、医者になりさえすれば、どうとでもなるとか、医者以外になるくらいなら、死んだほうがマシ、というくらい強い気持ちがないなら、二浪でダメなら諦めて、まずは進学して、学士入学、卒業後の再受験を狙ったほうがまだいいと思います。

      若くて楽しい時期を受験勉強だけで費やすなんて、もったいないにもほどがあり、人生の浪費です。

      シン

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  4. 昔は自分の所属する大学で希望する科に入局する医師が多かったそうですが、今は研修医制度が変わり、医学部の学生さんは研修先の病院を自分で選ばなければいけないそうです。卒業試験、国家試験の勉強もしながら研修先の病院を決めるそうです。人気のある病院は応募が殺到するそうで、早いうちから情報収集もするとのこと、研修医制度が変わったことで昔以上に医学部卒業後の選択肢も増えているようです。

    医師国家試験に合格すれば医師になれるので、浪人するよりも入れる大学に入り、入学してからの時間を有意義に過ごすほうがよいという考え方もあるようです。医学の勉強をして、例えば行きたかった地元の〇〇大学の医局に入局する方法もあるのです。

    今もそういう方がいるのかもしれませんが、昔は私大の学費が払えるにも関わらず、本人ではなく親が旧帝大にこだわり何浪もしたという話もよく聞いたものでした。科にもよるようですが、医師として一人前になるためにどれだけの期間を費やすかということなどを考えると、何年も浪人するよりも入れる大学に入り、知識、経験、技術を身につけていくほうがよいのではないかとも思います。

    二浪でダメなら諦めて、というお話も出ていたので、私自身は医師ではありませんが、親も夫も医師なので、進学先を悩んでいる受験生の参考になればと思い、コメントさせていただきました。

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  5. 連コメ、失礼します。
    前コメントを補足しますが、医師がどのような流れで就職するのかということは目先の受験勉強に夢中になっている子供にとっては漠然としたもので、実際に我が家で話題になった内容をコメントとして書いてみました。大学病院や研修医を受け入れている病院のホームページの具体的な研修プログラムなどをのぞいてみるとよいと思います。外科系の場合は、自分が興味のある手術の症例数なども参考にするとよいそうです。

    医師という資格は一生もので食いっぱぐれはないという点では最強といえば最強なのかもしれませんが、常にオンコール状態の外科医の夫を側から見ていると、体力勝負の世界だなと感じます。過労で倒れた先生の話も聞くと丈夫な身体があってこそ務まるのだと思います。
    勤務している病院には定年がある場合でもその後は他の病院でパートタイムで働いたり、老健施設の医師をしたり、医師不足で悩む地域の医療に従事したり、など就職先には困らないようです。
    昔、父がいずれ日本も医者が過剰になり、職がなくなるなんて話をしていました。ドイツがそうだとかそんな話をしていたことをなんとなく覚えていますが、現時点では医師過剰だと言われる時代にはなっていないようですね。

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  6. 「多くの女性は自分が思ったことがすべてで、その根拠を探そうとしません」という記事を読み、ハッとさせられ、再び、こちらへ・・・。

    「ドイツがそうだとかそんな話をしていたことをなんとなく覚えています」という曖昧なコメントを残し、しかもその話は 20 数年前の昔話でしたので、調べてみましたが、その後のドイツでは医師過剰どころか医師不足、研修医制度や保険制度の見直しをしたり、新たに開業する場合に制約を設けたり、政府により様々な対策が進められているようです。

    日本でも医師不足の問題が深刻で、1961年に国民皆保険制度が制定されたことにより、誰もが十分な医療を受けられるようになったけれども、一方で患者数が増え医師不足。1970年代より新設医大が増設されたけれども医師過剰を危惧した政府が1985年に入学定員を削減し、医師不足。2008年以降に入学定員を増加したけれども、現在もなお医師不足の状態だというのです。都会の病院では勤務医が増加しても、地方では減少していることや僻地医療の問題、小児科や産科の医師不足、救急医療に携わる医師の不足など、なかなか解決しないようです。

    どうしたら医師不足の問題が解決できるのか?
    例えば一生自分は僻地医療に貢献したいという医師は滅多にいないでしょうし、楽して稼ぎたい、プライベートの時間を充実させたい、都会で働きたいというのが本音でしょうから、何らかのものすごいメリットがないとなかなか難しいのではないかと私は感じました。

    なんとなくそう思っていたら実は違っていて、お恥ずかしい限りです。しっかりと根拠を探すことを怠らないようにしたいものです。
    度重なるコメント、長文、失礼しました。

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    1. 実は私はその部分に「そうなの?」と思って、ググりましたが、ドイツで医者あまりの根拠は見つけられず、???、となりました。そういうことは誰にでもあるので、気にしないでください。

      個人差あれど、女性の方が調べるのが嫌いな人が多いのではないか?、と思いますし、一次資料の精査でなく、誰かに聞いたとか、私の周りでは、とか言いたがるように感じます。事実かどうかはさほど重要ではなく、共感の方が大事だからでしょうか?

      努力の末、難関の国公立医学部、高額な私立医学部に入り、長い時間をかけて、医者として一人前になったんだから、僻地なんて行きたくないのは当たり前でしょうから、この問題の解決はITだろうと思います。すでに遠隔診療のシステム開発をするスタートアップはあるので、そのうち一般的になるでしょう。

      シン

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  7. ???と思わせてしまい、すみません。
    共感のほうが大事だからというよりも、私のような専業主婦の多くは、日常生活をなんとなくこう思う、で過ごせてしまうので、自分から調べたり、突き詰めて考えることをしないのだと思います。ママ友どうしのおしゃべりは、うんうんそうだよね、私もそう思う、ですみますし、共感していれば波風立てることなく楽に過ごせます。そんな環境で過ごしていると、節々に共感してほしいという感情が滲み出るのかもしれません。そう思って書いたつもりはないのですが、やはり自然とそんな雰囲気が滲み出ていますね。以後は気をつけたいと思います。

    僻地医療の問題解決にもITが関わってくるとは驚きでした。
    オンライン診療が普及してくると医療費の問題など、また新たな課題が生じるのかもしれませんが、遠距離であってもオンラインで医師の顔を見ながら診察を受けることができると患者側も安心できますし、対面診察と変わらない効果が期待できそうですね。

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    1. いえいえ、気にしないでください。美和さんから、共感して欲しい、という感じは受けてませんよ。

      共感しないと波風立ってしまう、というのは相手は共感して欲しいからだと思いますよ。単に意見を求めているなら、失礼なことを言われない限りは波風立ちません。

      処世術として、共感している振りは大事ですが、良い関係を築きたい相手とは意見のぶつけ合いをしないとダメだろうと思います。

      オンライン上の関係は節度さえ守れば、なんでも言えば良いと思います。私の言っていることが違うと思うのに、うんうん、わかるわかる、とかコメントされても、全く嬉しくないし、むしろ、つまらないです。

      シン

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  8. こちらのとある総合病院で治療を受けた際、そこでの医師はドイツ系以外が多かったです。治療を受けた科のボスであるChefarzt(医長か科長とでも訳せばよいかと思います)はドイツ人男性でしたが、その部下はイタリア系、韓国系、インド系、ギリシャ系の医師でした。ちなみに次のボス候補は韓国系の医師(女性)だそうです。一方で看護師さんは中東系1名を除いて全員白人で、ほぼドイツ系でした。また女性が大半でした。

    移民が社会の上層に上がるためには教育が必要ですが、医師というのは社会的ステータスや収入等こちらでもかなり良い選択肢です。学費も格安ですし。日本で在日韓国人の古い友人がいますが、彼も結局日本で医学部に進学して医者になりました。日本でも今後もし仮に移民が増えたら、移民系の医学部進学者および医者が増えてくるだろうなと考えています。(日本への移民は大体が東アジアからと予想されるので、今の日本の受験制度で求められるガリ勉が得意な彼らなら医学部に入りやすいと思います。)

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  9. シンさん、みなさん
    私は、医学部にあまり縁がないので人から聞いた話ですが、ドーピングしてせっかく受験勉強頑張って医学部に入学しても大学の勉強についていけない、血を見るのが苦手や私のように魚をバラバラに捌くような不器用人間で単位が取れない、国家試験に受からない人もいるそうですね。
    ネットの記事で開業医の親に無理やり医学部に入れられて中退してニートになったとかもいるみたいですね。

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    1. どうでしょう。医学部に入って落ちこぼれた人の話はあまり聞きません。東大理3・京大医学部に入学しながら別の道(数学や物理、囲碁など)に進んだというような話はたまに聞きますけど。

      医学部の勉強は暗記中心で、数学や物理に求められるような閃きを求められることがないからでしょう。愚直に勉強を続ける限り、落ちこぼれることはありません。町医者なんて、そんなに頭がよくなくてもできるでしょ?
      それに、底辺医大の医師国家試験の合格率が悪いというわけでもないです。まじめに勉強すれば受かる試験なんです。

      数学や物理の世界は、数学オリンピックのメダリストがどんどん落ちこぼれる厳しすぎる世界で、博士号をとるのも容易ではありません。
      一方、医学博士は全ての学問中、博士号を取得するのが最も容易なのは間違いないです。医学は研究すべき領域が無限にあり、成果を出せなくても研究データを論文化するだけで博士号が取得できてしまいます。
      難易度でいうならば、医学博士の取得難易度=他の理系の修士の取得難易度 くらいでしょうね。

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  10. でらさん
    医学部再受験の為に色々とブログで情報を漁っていますが、大学にもよりますけど毎年1割以下の人数ですが留年や退学はほぼ必ずと言っていいほど発生してるみたいですよ。
    ただ、他学部(私は工学部でしたが)から見た場合の発生率としては明らかに高いと感じます。退学はともかくとして、留年なんて私の大学学部じゃほぼ0でしたのでちょっとビビってますw

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    1. 確かに留年は多いでしょうね。でも、留年した人のほとんどが1年、2年余計にかかるものの卒業していきます。
      退学した人というのも、勉強についていけないからやめるというより、高校時代に勉強できてしまったために大して興味のない医学部に入った人でしょう。その辺はサラリーマンが会社を辞める理由に似ています。

      地頭は悪いけど、医者になりたくて何浪もして医学部に入ったような人が落ちこぼれて医者になれなかったという話は聞いたことがないです。

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  11. 下の私立医学部が寄付金を入れると1億円かかるという話は訂正された方がよろしいかと思います。
    合格通知の際も受かってしばらく経ったあと、入学式の際に寄付金をするため、寄付金入学ということはできませんので。どこの私立大学もその点に関しては変わらないようです。

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    1. そんなの重要ですか?

      寄付金が多額なら入学できる、と書いてないんだから、何が間違っているのかわかりません。下位になればなるほど、寄付金の額、回数が増える、あれこれ有形無形の協力を求められるのは当然では?

      シン

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  12. はじめてコメントさせて頂きます。
    私は地方出身者で、大学受験時にそこそこ成績が良く東大の理系に合格しました(理Ⅲに入れるまでの頭はありませんでした)。その後、東京での暮らしに慣れつつ時間が過ぎていき、進振りも程々にこなし何となくの流れで理学部のバイオ寄りの学科(非化学科)に進み、かつ何となくの流れで修士課程に進んでしまいました。次第に自分が大してその分野に強い興味がないことや将来展望の悪さ(アカポスでなければ製薬の開発などしかない)を感じ、地方旧帝の医学部に入り直しました。現在20代後半でそろそろ卒業する段階です。
    医師の仕事は悪く言えば「誰でもできる」仕事が多いように思います。資格を持てるという意味ではとてもコスパが良いのかもしれません。私は都会の暮らしが好きなので東京に戻りたいと常々感じているのですが、周囲の人は旧帝大に残り研究に打ち込みポジションを得ることに専念しては?と言います。東京で同期が商社マンやコンサルとして働いている姿を見ると、自分の選択肢のつまらなさに辟易してしまう自分がいます。客観的に見て、私の生き方は正しかったのでしょうか。医師の仕事もAIに駆逐される分野は多いと思いますし、不安です。個人的には東京の関係ない医局で手技を磨くも良し、免許を活かして就職したり、技官などの道も考えて必死にあがこうとはしています。

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    1. 隣の芝生は青い、という典型的な悩みであり、何をしても他人のしていることが多かれ少なかれ羨ましくなるでしょうから、自分と向き合って最も納得できる生き方をすれば良いと思います。

      シン

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    2. ディムさん

      横から失礼致します。
      医学部編入されている方(京都大学博士課程中退 原子力関係 → 名古屋大学医学部に編入)
      された方のブログを紹介させて頂きます。

      博士崩れの35歳 研修医二年次
      http://mitochondrion.jp/

      ブログ前書きより引用

      ~研究者としての才能があっても、何らかの事情で博士課程在籍中や修了後に挫折し、 結局は不本意な職に就いたり自殺したりして才能を埋もれさせてしまっている人が、 世の中には少なからず存在するものと思われます。 これは当人にとってはもちろんのこと、社会に貢献し得る貴重な人材を失うという意味で、社会的にも重大な損失です。 そのような形での才能の喪失を回避し、貴重な人材を世に活かすために 一つのモデル事例を示すという意味で、当ウェブサイトが少しでも参考になれば、と、願っております。

      そのような趣旨ですので、このサイトでは建前を極力排除し、思う所を率直に記すという方針で記述しています。 その一方で私は、日本の医療、医学、医学部教育および医学部学生のあり方について、大いに不満と反感を抱いております。 ~ 引用終わり

      このブログの著者も医学部に編入された口で、ディムさんが仰るような医者として勤めることにたいして、違和感というか不満を感じながら、医者というか医学という学問についてどうやって向き合っていくべきか本音ベースで記述されており、非常に興味深い内容です。 凄まじい思考力と意志の強さを感じます。

      該コメントを読んでくださっているかはわかりませんが、ご参考になるかと思いますので、よろしければ御覧くださいませ。

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    3. 何となく東大に入って何となく進振りをこなして何となく院に進んだ、という人は自分も含め周りにもかなりいました。しかし途中までやっていた分野をやめて医学部に入り直した以上は、そこで自分なりの意義を見つけるべきだと思います。

      率直なところ、なぜ医者をやりたいのかという本人の想いが全然見えてこないです。周囲の人が研究を勧めている、同期がカッコよさそうな仕事をしている、医学部はコスパの点では良い、などといったものは全部本人が言っているように見えて実際は他人の言葉や価値観を流用しているだけです。医局で臨床医をやるにしろ、医師免許で企業に就職するにせよ、技官になるにせよ、このままではフラフラし続けるだけではないでしょうか。

      コメントで紹介されているブログの方も同様ですが、高校の時から憧れた裁判官になりたいから退学すると言ったと思ったら、今度は後輩の女性に誘導されたから医学部に入り直したと言ったりしています。学力が高いのだろうなということは分かるのですが、本人の軸が見えてきません。そのくせして言い訳がましく一介の医者で終わる気はないなどと言ったりしています。これではたぶん一介の医者で終わるでしょう。また退学さえするかもしれません。日立の某技術者と似た匂いがします。

      コメントで指摘されているとおり隣の芝は青く見えるという典型的な事例です。おそらく自分よりも「良い」であろう他人と比べることで自信が揺らいでいるのではと思います。だから他人が「良い」というものというか記号を自分につけることで自信をつけようとしているのだと思います。

      しかしそのような自信をつけるように考える必要はないです。自分が進む先のその場その場で決して傍観者になることなく、そこに居るだけの自分ではなく、参加することだと思います。参加して楽しめば良いと思います。

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      1. なまじ他の分野を修めたが故に、お医者さん稼業が腑に落ちないのでしょうかね。
        最初から医学部なら周囲に洗脳され、心身ともに病める人の処置に忙しく余計なこと
        考える暇すらもたせられないでしょう。

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      2. もったいないですね。なまじ頭が良いが故にうまく理屈をこねくりまわして自分を正当化出来ちゃうところが厄介ですね。もちろん大学内のアカデミズムの理不尽さや閉鎖性には理解できますが、こういう人が組織人としてやっていくのは難しいでしょうね。人が二人以上集まれば自分と違う個体がある以上、自分に相いれない理不尽さは必ず付きまといます。
        ただし、世の中には自己主張することすら出来ない人が大半なので、周囲と軋轢を生みながらも曲がりなりにも自己主張する彼には不思議とわずかながら好感を持ててしまうのも事実です。彼はエネルギーの向け方を模索していて、エネルギー事態ははあるんです。それを良い方向に役立てて欲しいと思いました。

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  13. 東京医大の不正入試問題が取り上げられてますが、入試というより就職試験のような感覚ですね。
    もちろん、女性差別や裏口入学は入試の段階でやるべきではないですが、就職試験だと女性や+3年の浪人だと不利になります。
    公務員試験だとアファーマティブアクションで女性が有利になることもありますし、自治体のコネ採用はあります。
    教員採用試験だと地元の国立大や教員養成系が有利で、非正規の先生を長くやると生活指導や部活などの実績がないと採用がされなかったりペーパーテストとは違うところで影響しますね。

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    1. ニコさん
      下位リーグの大学スポーツの出身高校を見ると、名門大は名門高校ばかりでした。
      しかし、私立医大の出身高校は多少バラけていました。つまり、そういう事なんだと思います。

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      1. マグナムさん
        私のそこまで優秀でない高校にも私立の医大の謎の指定校推薦がきてましたので裏口入学ではないですがなんらかの学力を考慮しない入学方法があるのでしょうね。
        そこまでお金持ちの知り合いがいないので内容はわかりませんが。

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  14. 国立大の医学部で女性差別や多浪差別があれば問題ですが、国立に合格
    出来ないような、アホ女・アホ男の行く私大の医学部は大学の大学当局
    の裁量で合否判定は問題ないと思います。女性差別が嫌なら東京女子医大
    でも目指せば良いのでは。福岡から横浜に転居して驚いたのは、近くの
    開業医は私大の底辺医学部出身が多い事でした。医師免許があるので問題
    ないのですが、私大出身との劣等感から「俺は医者だ」みたいな横柄な態度
    を取るのではなく謙虚に患者に接して欲しいのですが・・・・
    でも、患者も訳の分からない連中もいるし、毎日忙しいので無理かな。

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    1. 私も東京医大の件に関しては老うさぎさんのご意見に同意します。
      医学部といっても医学を学び研究し、進歩させる機関と医者要請機関は別物です。
      東京医大は後者でしかもプライベート機関ですから独自の裁量で入学者を選抜してなんの問題があるのか思います。
      どうしても、学力試験の得点操作が許せないのなら、面接や小論文等で操作する、更に入学後も必修単位に1500m走 6分以内とか遠泳30分とかを入れたりすれば学校側が望むよう学生を選抜できるのではないですか?その結果、志願者が減少しようが増えようが学校自体の責任でしょう。

      2+
  15. フランスなどで女性医師の比率が高い国があります。だからと言って日本もそれを実現できるはずと考えるのは早計です。そうした国は医師の分業制が確立されており、問診と触診などが主体の一次診療機関(かかりつけ医)→X線や心電図検査を行う二次診療機関→内視鏡などの簡易的な手術を行う、CT、MRI、透析設備などを完備する三次診療機関→大学病院。このように診療、検査、治療が一連の流れに無く、フェーズが分かれています。日本とそうした国を比較した時に日本は市中の一般的な開業医でも少し大きな病院に行けば上記の三次診療機関に保険の範囲で比較的安価に治療が行えます。小さな開業医でもX線や心電図検査が出来ることがほとんどです。ここは非常に重要なポイントです。
    またフランスでは医師の診察を受けるには予約が必須となります。公立病院の場合、その予約も早くて、数日後、専門医の場合は1ヶ月、2ヶ月先となることもるようです。
    私立病院は自由診療扱いで、待ち時間は抑えられてもその分医療費は高額になります。

    女性医師の増加、働き方改革を行った場合、フェーズごとの分業制の促進、予約診療の徹底が検討されると思います。そうなった時に問題なのは一次診療機関が増加し、三次以降の診療機関、大学病院の人員が確保出来るか。さらに従来通りに診療、検査、治療の流れがスムーズでなくなり、手遅れになる患者さんが増えるリスク。こうしたことが課題になると考えられます。
    高度医療への安価でスピーディーなアプローチ(町医者が紹介状を書けば、その週には大学病院で診療を受けられる、街中の医者でも内視鏡や透析が受けられる)は既存のシステム(もちろん完ぺきではありません)によって支えられていることも事実です。
    ジェンダー論にとらわれすぎずに、バランスを備えた視野で考える必要があります。

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    1. 職業人の人材の偏在は大学という多くの人にとっての職業訓練機関が実社会のニーズを反映できていないことが背景にあります。
      よって、医学部、看護学部、薬学部は厚生労働省、工学部は経済産業省、法学部は法務省のように関連省庁での管理に移行した方が良いのではないかと思います。実際に電気技術者の人材不足問題についての分析や今後の対策は経済産業省の産業保安グループが行っています。仮に上記のシステムが機能すれば、経産省が電気系学部の定員増や教員の確保が迅速に可能となります。
      このように関連省庁で実社会のニーズをくみ取り、それに応じて新設大学部、新設学部の許認可、定員の増減を行う方が実利的です。残念ながら実社会のスキルニーズについて門外漢の文科省が審査しても的外れに終わることが多いです。
      法科大学院の失敗は法学部の教員の雇用維持という実社会のニーズよりも教員の既得権の保護が背景にあります。

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  16. Yさま
    おっしゃる通り、縦割りの影響は大きいですね。
    数が足りない部門においては、防衛省の防衛大学校のような形で大学校の増設も並行すると良いかも知れません。
    現状の大学校は職員になることを前提としていますので、その辺りを変える必要がありますが…。
    あるいは、豊田工業大学のような産業系大学に補助をするのも良いと思います。
    も○つく○大学はFになってしまいましたが。

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  17. マグナム様
    も○つく○大学はカリキュラムが実践的でもっと人気が出てもおかしくないと思います。
    ネーミングとロケーションをもう少し練れば良かったんじゃないかと思います。

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