じゃあ、村上ファンド

前に黒田電気について記事にしたことがありますが、村上ファンドの完勝に終わり、再び猛威を振るってます。

好き嫌いは別にして理のあることをしているので負けないということでしょう。負けはしないが、返り血で生臭くなり、最終的には嫉妬によって処罰されたのが前回の結末でしたが、今回はどうなるのでしょうか?

持ち合い

日本企業って取引先と株の持ち合いをする習慣があり、単に塩漬けされている資産を眠らせています。その資産を狙うのが村上ファンドであり、彼らが手をつける企業は放置したお宝を有効活用しないのでPBRが0.5程度まで落ち込んでいます。

そんな活用もしない意味のない資産を抱えるより売っぱらうなり、貸すなりしてお金を使って投資をしろ、というのは資本主義としては当たり前であり、そうではいのは株主に対する背任行為だろう?というのが主張です。

持て余した資産を活用する投資のアイディアがないなら俺らが助言してやる、アイディアがないなら配当で還元しろ、自社株買いをしろ、という風に圧力をかけていくのです。それと同時に買い増していき、持分に応じた権利を主張していきます。

取り締まれない

日本企業もようやく変わり始めましたが、取締役と言いながら取り締まれない人たちしかいない取締役会が当たり前でした。中小企業ですら取締役が10人いて、オーナーを除くと全員使用人とかなら会の意味すらありません。

いうことを聞く人だけを集めて形ばかりの取締役会を開くのも非上場企業で株主と経営者が同じであるなら問題はありません。あとは法律さえ守って経営してれば、文句を言われる筋合いはありません。

まぁ、日本人は法律を守らないブラック企業も我慢するので公的機関が取り締まらなければなりませんが、当のブラック企業社員が我慢しているならどうしようもない一面はありますね。行政も取り締まれないんです。

お友達ごっこ

村上ファンドのお決まり主張は「再編」なんですけど、これも実際に必要なことです。日本は同じ業界にプレーヤーが多すぎて潰し合い、馴れ合いをしてきちんと競争をしていません。だから、国際競争に勝てない一面があります。

諸外国では競争力のない企業は吸収合併するように行政が誘導していきます。東南アジアの開発独裁ほどの激しさはなくとも、規制によって動かしていくんですね。アメリカ、欧州はそうやっています。

日本はほとんど違いが見出せない同業者が極めて多いです。その典型例が電材商社であり、シャープ、ソニーなどの同じ製品を扱う商社が三社、四社と存在していて、オリジナルサービスもなく根性営業をし続けてきて馴れ合ってきたんですよ。

結果、何の付加価値もない活動に利益が価格転嫁され、日本企業は競争力を失っていきました。だから、統廃合によって取捨選択して勝てる体制に再編していく!、と村上ファンドは言っているんです。

まとめ

先入観なしに事実だけ並べると毛嫌いされることはしてません。ただ、日本では馴れ合いをするのが当たり前であり、明確に利益の追求をするのは嫌われてきたので嫌悪感があるのでしょう。

前回はホリエモンとともに、村上世彰さんも実刑食らってますが、今回は白人様も同様の手法で物言う株主として日本市場に参入してきており、白人様を処罰することはできないでしょうからどうなるんでしょうね。

12+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です