じゃあ、貯まらない

お金って、器以上には貯まらないんですよね。

貯金

同じ収入をもらっていても貯金のある人と全然ない人がいるわけで、それが器なんですよ。貯金がろくにない人はあれこれ言い訳しますけど、必要最低限の衣食住を超える収入があるなら、貯金は出来るんです。単にしないだけですね。

赤の他人ならどうでも良いですけど、深い付き合いをする人、特に結婚しようかと思っている人の大まかな貯金額は絶対に把握しておくべきで、貯金のない人は器が育ってないから貯まらないわけで、一生貯まりませんから生涯苦労します。

貯金がない人と結婚するなら収入を取り上げて、管理して、月ベースのお小遣いにする必要があります。また、たかが家計管理もできない人が仕事上で成功することもまずはないでしょう。金勘定ができないって、致命的に生きづらい要素だな、と思います。

お金が貯まらなきゃ、勝負すべき時に勝負もできないので、状況が一気に好転することもないし、自己資金なし、ほんの僅かで、無理な勝負をすれば、負ける可能性も高くなります。難しいタイミングで勝負を強いられることも増えます。

収入

稼ぐ力のある人って、本当に稀であり、基本的にお金でお金を回さないとファッキューマネーを作ることはできません。サラリーマンとして自己資金を入れずに働いてる、年に億貰えるようになるなんて、夢のまた夢です。

稼ぐ才能のある人は使えば、使っただけ戻ってくることもあるんですが、そんなのは例外であり、ほとんどの人は使っても返ってこないようなバカなことに使ってしまうものです。ZOZOの前澤さんみたいな人は例外中の例外ですよ。

サラリーマンとして稼ぎが多少良いことなんて、ほとんど意味のないことで、その使い方でどう貯めていくか?の方が明らかに重要です。サラリーマンとして年に一千万円程度の小金をもらっても、ほとんど効果の期待できないことに散財していれば、無貯金です。

たかが年収一千万程度のサラリーマンごときが、高収入気取りなんて、バカ丸出しだと思います。サラリーマンなら、せいぜい年収五千万になってから高収入気取りすれば良いと思います。それでも、年に二千万貯めて、ファッキューマネーの三億に到達するのは15年、という長期間がかかるのは理解すべきです。

幸運

相続、棚ぼた、偶然でお金を手にしても、やはり零れ落ちていきます。それが大金になると、溶ける、という表現の方が適切でしょう。大王製紙のオーナーが「溶ける」という本を書いてますね。(インタビューをネタにゴーストライターが書いているでしょうけど。)

二代目、三代目のオーナー社長なんかは相続で手にしたお金を増やすどころか、貯めておくことすら出来ないのです。体感的に増やせる人は1パーセント以下、インフレ程度のパフォーマンスを維持することすら一割以下という感じで、後はどんどん流れていきます。

たまたま参画したスタートアップが大化けして、持っていたストックオプションがえらいことになっても、やっぱり溶けていきます。創業者の稼ぐ力は凄くても、そのサイドキックスに稼ぐ力もなければ、貯めておくだけの器もないからです。

シリアルアントレプレナー、として複数の事業を成功させている人と言っても、資産を手にするキッカケがサイドキックスは聞いたことはないです。主体的に動いた人だから、二度、三度と成功できるだけで、サイドキックスはどうでもいい出費をしながら、資産を溢れ出していきます。

まとめ

代々のお金持ちは金銭教育をよくするのは当然であり、そこさえしっかりしてりゃ、どうにでもなります。お金はきちんと回すだけで、増えていきます。そのきちんと回すのが難しいし、維持するのすら簡単ではないだけです。

アッパークラスの人を指して、低学歴だとかいう人って、ホームラン級のバカだな、と思います。無産者だから実学やる必要があり、偏差値競争に惑わされるのであって、アッパークラスなら金銭感覚さえしっかりしてりゃ、無学歴だって良いです。

アッパーとは言わなくとも、アッパーミドルクラスなら好きなことを好きな学校でやれば良いです。ただし、金銭感覚だけはしっかりと身に付けるようにして下さい。好きじゃないなら機電なんて学ぶ必要は一切ありませんよ。

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CI
5 years ago

若い頃手元にお金があるとすぐ使ってしまいあまり貯金ができませんでしたが、
収入と出費を分離して考えるように改めてから、劇的に貯まるようになりましたね。

出費は年間に使う金額を決めて、予算内に収まるようにやりくりします。
収入が増えたとしても生活レベルを上げないようにしています。

貯金がある程度増えると、給料は単なるストックとして積み上げ、当面使う用途がないお金は運用に回します。
ボーナスや臨時収入が入ったからといって散財することはありません。
欲しい物が出てくると自制心がゆらぎますが、ぐっとこらえて予算から捻出できないか時間を掛けて考えます。

そして、貯蓄が増えてくると保険にほとんど入らなくてよくなり、次々と解約すると貯蓄のペースが上がりますね。
運用はお金がお金を生むのでさらにペースが上がります。

私は学生時代にやりくりに失敗して親に借金した苦い思い出があり、
お金に余裕を持った生活をしたいと思っていましたが、
ここまでにたどり着くのにずいぶんと年月が掛かってしまいましたね。

6+
ニコ
5 years ago

貯蓄の日にタイムリーな記事ですね。
私も散財しないように気をつけないといけないです。

0
ニコ
Reply to  シン
5 years ago

車に乗ったらナビがそう言ってました。
私にもよくわからないです。

0
マグナム
Reply to  ニコ
5 years ago

以下のようにwikiにありました。
きっと、日銀は無駄遣いをしないのでしょう。
————-
1952年、日本銀行が、10月17日を勤労の収穫物であるお金を、無駄遣いせずに大切にしようという意味を込め、制定された。

2+
マグナム
5 years ago

浪費癖のある人が相続、棚ぼた、偶然でお金を手にしたら、家を買うのが良いと思います。

ダメ二世には私立医学部が良く言われますが、たまに崩壊します。
私立歯学部、薬学部辺りでも最低限食うに困らないので、無難かも知れません。

浪費癖のある夫をお小遣い制にしても、浪費癖のある嫁が使い込む、自分用に溜め込むというのもありますね。恐ろしいです。

2+
マグナム
Reply to  シン
5 years ago

駐車場、良いですねえ。
10歳くらいの知能があれば出来そうです。
守りに入るなら、管理要らずのフロー収入が最強ですね。

2+
いつき
Reply to  マグナム
5 years ago

まとまった金を有効活用するなら、
ある程度の都会に土地を買って駐車場、
というのが一番リスクが少なそうですね。

管理が楽だし、上物が殆ど無いので維持費が掛からず、
また変な住人が住んで問題を起こすこともありません。

一発屋芸人が当てた金で土地を買ったり、
僧侶・神主が境内の土地が余っていたりすると、
駐車場の経営を副業にする話を聞きますが、
上記のような理由なんでしょうね。

4+
nobunobu
5 years ago

生活の質を落としていく?のが、精神的に豊かになっていく生き方だと思います。
収入がいくらあっても、入れば入るだけ支出をしていればキリがありません。
というより、片づけの本なんかによく書いてありますが、部屋の中はものだらけになり、物にあふれ、息苦しくなります。
酷い場合、物がいっぱいでどうにもならなくなり、家を建て替えるということになります。
もののために金を稼いでいるようなものです。
私たちは、もののためにお金を稼いでいるわけではありません。
精神的に豊かになるために、お金を稼いでいるはずです。
物が少なくなれば、家の空間も広がり、視界もよくなり気持ちよく生活できます。
生活の質を落としたほうが(支出を少なくしたほうが)、むしろ生活の質が上がるのです。
物って少なくっても十分生活できるものです。
今の人ってもの持ちすぎです。それで自分の首を絞めているように思います。
要らないものは、買わないようにして、物を増やさないようにし、お金を貯めることが大事だと思います。
お金があるということは精神的な余裕につながるので、お金はあればあるほどいいです。
まぁ、いつでも会社を辞められるくらいのお金があればいいんですけどね。

8+
マグナム
Reply to  nobunobu
5 years ago

nobunobuさん
長期出張や旅行に行くと、要るものと要らないものが良く分かると思います。
部屋に物が溢れた結果、必要な物が見つからず、再購入する人もいるらしいです。
通販が発展したので、お金を物に変えるのは簡単ですが、物をお金に変えるのは手間ですし目減りします。
お金のまま持っている方が、圧倒的に自由です。
私もお金を脂肪に変えてしまうので、あまり人の事は言えませんが…。

3+
nobunobu
5 years ago

>>部屋に物が溢れた結果、必要な物が見つからず、再購入する人もいるらしいです。

大多数の人が、そうだと思います。
私も、かつてはそうでしたから、よくわかります。
本当に必要なものって、本当に少ないんですよね。
そして、物が少ないほうが幸せに暮らせるんですよね。

3+
でら
5 years ago

久しぶりにコメントします。
貯まる・貯まらないについては、器より、その人が置かれた状況に大きく左右されると思いますよ。
独身で実家住まいであればバンバン貯まるでしょうし、DINKSにしてもそうです。シンさんがお金を貯めるのを最優先に考えるなら、そういった生活を送るべきです。

一方、子育て世帯で貯金はほとんど無理です。高収入なのに教育費をケチると子供から恨まれますから、そこは削れません。子育て世帯でそれなりの貯金をするには年収2000万は必要でしょう。

私はファッキューマネーを作るような人より、年収500万程度でも子供を2人以上育てて大学まで行かせ、ちゃんとした大人に育てるような人を尊敬しますね。お金なんて幾ら持っててもあの世まで持っていけないわけですから。

7+
Reply to  シン
5 years ago

シンさんのコメント、質が落ちてますね(笑)
>ノースキル文系事務職の癖に都心のオートロック、小綺麗なワンルームじゃないと住めない!貯金がない!社会が悪い!男性社会クソ!とか言うアホは器が小さいから貯まらないんですよ。
→ 私は器よりその人が置かれた状況によると言っているのですが、シンさんは特定の例を持ち出して訳のわからないことを言っています。貯金できるかできないかなんて、収入が一番の要因なのは考えるまでもないと思いますけど。
低賃金の仕事だったり、親に仕送りをしないといけない状況だったら貯金なんてとても無理ですし。

シンさんは一般論に対し、特別な事例を持ち出して批判するのは止めてほしいと前に言っていたと思いますが、今シンさんがやっていることはまさにそれです。

シンさんが挙げたノースキル文系の女性(おそらく)ですが、今の若い人のほとんどはもっと堅実に生きています。
まあ、港区あたりには居るかもしれませんが、絶滅危惧種ですね

3+
nobunobu
5 years ago

でらさん
>>私は器よりその人が置かれた状況による

違います。
貯められない人は、どういう状況になろうとも貯められません。
私は上で「部屋の中はものだらけになり、物にあふれ、息苦しくなります。
酷い場合、物がいっぱいでどうにもならなくなり、家を建て替えるということになります。」
と書きましたが、こういう人は、家を建て直そうが増築しようが、元の木阿弥になります。
増築とかするより、考え方を改めないとダメなんです。
それと同じように、使う人はもんです、稼げば稼ぐだけ、使います。
見栄のため、あるいは他者との比較のため使うのであれば、1千万くらいの年収なら貯金なんかできるはずはありません。
しかし、600万くらいの年収の人でも、家族構成が同じでも貯金できる人は貯金できるもんです。
それが器ということをシンさんは言っているのだと思います。

7+
マグナム
Reply to  nobunobu
5 years ago

横から失礼します。
私が子どもの頃のお小遣いは非常に少なく、貰ったらすぐに使い切っており、それを親に非難されていました。
しかし、親の庇護があったので、そもそも貯める必要が無かったのです。
もちろん、お小遣いが十分に多ければ、それでも貯金は出来たと思います。

大人になったら誰であろうと、いざというときの為に貯金を持つべきです。
派遣社員であろうと毎日500円貯めれば一年で18万円になり、それがあれば年越し派遣村の世話になることは無かったはずです。

また、家族がいるのであれば、なおさら貯金が必要だと思います。子どもの頃に無駄に習い事をしたせいで、私大に借金で行くのは良くある話です。
月3万でも18年あれば、648万円になり、私大の学費が払えます。

1日30分でも勉強する、1日500円でも貯金する、という考え方が大事なのだと思います。

7+
ニコ
5 years ago

私の兄弟なんかは、金がないとか言われて中~高校まで公立学校しか通わせてくれませんでしたね。
案外、教育費用をかけなくてもなんとかなりますね。
本当に全国レベルで揉まれたい人以外は私立じゃなくてもいいです。
出来の悪い私だけ塾と大学は私立で、全国模試で県で2位の弟だけは全国屈指の私立の進学校、残りは旧帝理系にいきましたね。

働きだしてから聞いたのですが、親が誰かが私立の医大に行かせても破産しないために貯金してたそうです。結局、誰もいかなかったので老後資金にするそうですが。
私も見習わないといけないですね。

1+
平凡なサラリーマン
3 years ago

シンさん 皆さん

「サラリーマンとして稼ぎが多少良いことなんて、ほとんど意味のないことで、その使い方でどう貯めていくか?の方が明らかに重要です。」
私は今、このことを本当に強く実感しております。現在再雇用ですが、今どれだけ貯蓄があるか、本当に重要なことです。60歳までの年収が400万円だろうが1200万円だろうが関係ありません。老後のことを考えると、60代での貯蓄は非常に重要です。
「サラリーマンとして年に一千万円程度の小金をもらっても、ほとんど効果の期待できないことに散財していれば、無貯金です。」
家計調査報告(2019年)を見ました。年収200万円~1000万円では、収入と貯蓄は必ずしも比例していません。また同じ年収でも、貯蓄1000万円以上である一方で貯蓄なしもあります。「貯金できるかできないかなんて、収入が一番の要因なのは考えるまでもないと思いますけど。」とおっしゃっている方がいますが、年収1000万以下ではそうではありません。
「たかが年収一千万程度のサラリーマンごときが、高収入気取りなんて、バカ丸出しだと思います。」バカ丸出しとは言いませんがもし60代で貯蓄が少ないならば、このような方々の老後は地獄です。年収500万でも1000万でも年金に大差ありません。高収入気取りですから、年金生活になっても生活レベルを落とすのは難しいでしょう。このような方々こそ、今盛んに言われている「老後資金3000万円以上」が必要になります。
本当に3000万円以上必要かどうかは、わかりません。ただシンさんが以前よりおっしゃっている「副作用のない精神安定剤」になることは間違いありません。このことも、今強く実感しております。

2+
平凡なサラリーマン
2 years ago

シンさん 皆さん
 
 かつて日本人は貯金が好きでした。1980年代は、貯蓄率が20%前後を推移していました。ところがこの20~30年で、貯金をしないことで際立つ国民に変貌しています。主要国では貯蓄率がダントツの低水準で、2014年には遂にマイナスが転落しています。現在、3世帯に1世帯が貯金なしです。
 こうなった原因としては、まず高齢化だと言われています。今全体の3分の1近くいる高齢世帯は年金だけでは足りず、働くかあるいは貯金を切り崩す生活です。貯金はできません。ところが日本程ではありませんが高齢化が進んでいるドイツは、日本より貯蓄率がかなり高いです。また高齢化がまだ進んでいない韓国は、日本並に貯蓄率が低いようです。よって高齢化が大きな原因とは考えにくいと思われます。
 次の原因としては、収入の減少です。ここ20年でサラリーマンの収入は減り続けているようで、特に税金と社会保障費が上がり手取収入が減っています。これは間違いなく大きな原因だと思います
 これ以外の原因を考えてみました。私は住宅ローンが大きな原因だと考えております。低金利で30年以上の長期にわたり巨額を借りることができます。よって頭金が少なくてもローンが組めます。20年以上前と比較すると、頭金の目安はかなり下がっています。ですから頭金を貯まるということをしないことが多くなっていると思います。東京23区マンションの平均価格は、7712万円です。借入金額が6000万円を超えることはザラです。あくまで私の感覚ですが、6000万円という巨額もはやサラリーマンには無理だと思っております。当然貯金はできません。
 安易に巨額の借金が可能になったことが、貯蓄率が低い最大の原因だと考えております。
 如何でしょうか。

0
平凡なサラリーマン
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

シンさん 皆さん

すいません。時間がかなり経過していますが、追加させていただきます。

貯蓄率が極めて低い原因として、①高齢化 ②収入が下がり続けている ③住宅ローン

だと申し上げました。最近読んだある記事によると、④年金等の社会保障に依存している

が原因だということです。貯蓄率が高かった1980年代は社会保障には依存していなかった

そうです。これに関するアンケート結果も掲載されていました。これはどうでしょうか。

今の少ない年金に対して、全面的に依存しているとは思えません。

さらに貯蓄率が極めて低い原因を考えました。

⑤収入の多寡ばかり取り上げられ、貯蓄の多寡は軽視されている。

これではないでしょうか。現在収入格差より、貯蓄格差の方がはるかに大きいです。

貯蓄が最も多い60代の貯蓄の平均は3000万円弱ですが、中央値は800万円です。当

然ごく一部の富裕層が平均を大きく上げています。2000万円以上あるのは1割台です。

ところが最も収入が多い50歳の年収の平均と中央値の差は、100万円台です。日本の貯

蓄格差は常軌を逸しているという記事も見ました。これをマスコミが取り上げることは、滅

多にありません。如何でしょうか。

3+
コテツ
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

私はシンプルに子が親世代の常識に囚われているからだと思っています。
親世代の普通を子世代がやると普通に貯まらないです。
(分かりやすく団塊と団塊Jrで想定してください)

挙げられた貯蓄率が低い原因は概ね同意で、②税や社会保障費の増大(④をこちらに入れてください)を変えるくらいです。

⑤について、文言の差かも知れませんが、年収に比べ資産が軽視されている実感はあります。ただ、国税庁が発表している相続税の申告状況では、H29年で8%程度しか対象者になっていないので、一定の資産額がある人はそもそも少ないのでしょう。基礎控除額はH6年改正からH27年改正で縮小したため、対象者は4%程度から8%程度とこれでも倍にはなっています。マスコミは大衆受けを狙いますから年収年収と騒ぐわけです。年収1000万円は消費旺盛なお客さんでもあるので煽てる記事は書きますよ。

年収は「足し」であって主力は資産って感覚の人もいて、この格差は貯蓄の重視軽視の差どころではありません。

この記事の本題である「器以上に貯まらない」というのは、性格や行動を指していて社会情勢は関係ないと思ってください。広告や世間に踊らされる器はそれまでの器です。私は四親等内に盆暗がいますので、この器の話はよく分かります。学歴や就職先の世間ランキング差で家は傾きませんが、盆暗は普通に家を潰します。

3+
平凡なサラリーマン
Reply to  コテツ
1 year ago

コテツさん

コメントありがとうございます。

おっしゃる通りです。団塊Jrは氷河期世代ですから、親世代と同じことをやると、厳しいと思われます。60代にしても、団塊の世代と比較したら、明らかに老後資金は不足していると思われます。団塊の世代は今よりはるかに多く、退職金を温存できたとのことです。今の60代は老後にとって「虎の子」の退職金を、かなり使っているから中央値が800万円となっているのでしょう。
「学歴や就職先の世間ランキング差で家は傾きませんが」
私もそう思います。しかしながら、偏差値や社格に拘る方々はまだ多いと思います。それより、シンさんがおっしゃるところの
「勤続年数×100万円」に拘った方がよろしいかと考えます。

1+
コテツ
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

平凡なサラリーマンさん

コメントありがとうございます。
>「勤続年数×100万円」に拘った方がよろしいかと考えます。
勤続年数=少なくとも10年以上と付け加えるべきでしょうね。
単年なら達成することは難しくないですが、例えば22歳~32歳、更に33歳~43歳でこのアベレージ残せますか?かろうじて世帯で可としても良いですが、個人が望ましいです。節約家でもない私は、実家暮らしでない環境で、世帯持ちの個人でギリギリ残せました。今はもう勤続する限り、必ず残せます。

平凡なサラリーマンさんは再雇用とのことですが、退職金を含まずに勤続年数×100万円を残せたのか気になりますね。簡単な数字ではないことは、バブル世代の50代貯蓄額の中央値が示しています。残酷な現実ですが、団塊Jr世代以降の9割近くは、世帯ですら純金融資産3,000万円には届かないと思います。貯蓄は大事なんですが、労働収入で勤続年数×100万円は限界に近く、倍額の200万円を継続することは平凡なサラリーマンでは無理です。これが貯蓄の限界です。

2+
平凡なサラリーマン
Reply to  コテツ
1 year ago

コテツさん

「実家暮らしでない環境で、世帯持ちの個人でギリギリ残せました。」
これは凄いですね。驚きました。私は独身の実家暮らしが非常に長かったので、継続可能だっただけのことです。おっしゃる通り10年以上は必要だと思います。結婚してからは、住宅ローンと教育費が重なる40・50代はまるで駄目でした。住宅ローンが終わった50代から継続可能となりました。60代ですが、家の修繕費で大幅なマイナスです。貯金どころではありません。再雇用の収入でも、住宅ローンと教育費が終わっていれば、ぎりぎり可能かと思われます。ただしこの家の修繕費、非常に大きいです。貯金を切り崩すことになりました。なお今年から、在職老齢年金の制度がかわりました。65歳から支給される年金の月額が28万円以下、再雇用の年収が564万円以下なら65歳前でも年金が出ます。今までは336万円以下でした。大企業で平均的な収入かつ65歳まで勤続40年以上なら、年約100万円だということです。これは非常に大きいですね。これで継続可能となります。また住宅ローンが残っている方々にとっては本当に朗報だと思います。

0
コテツ
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

平凡なサラリーマンさん

住宅ローンと教育費は重いですね。誰しも一番考えているはずですが、多くは資産形成で誤った結果になりがちです。コロナで収入減による住宅ローン破産が増えましたが、金利上げで更なる追い討ちが来るのか、これから厳しい見通しになりそうですね。在職老齢年金は助かった人が多いと思いますが、こういった改正でいずれ70歳まで従業員で働けとなるのは気が進みません。

3+
コロナの女王
Reply to  平凡なサラリーマン
1 year ago

>貯蓄が最も多い60代の貯蓄の平均は3000万円弱ですが、中央値は800万円です。

> ところが最も収入が多い50歳の年収の平均と中央値の差は、100万円台です

中央値が8倍も違う原因は退職金かと考えるのが普通でしょうが、私はそうは思いません。退職金無しという会社も結構あります。住宅ローン、教育費など大きな支出が減るとかもあるかとは思いますが、
私は60代で資産が跳ね上がるのは相続資産ではないかと予想します。

しかしこれは現在の60代の話で、今の50代以下はそうはいきません。
親世代は長生きです。
たとえ3000万あってもカツカツで死ぬまでに使い切るでしょう。
800万以下など舐めた高齢世帯は労働を完全に辞めるのは難しく、逆に子世帯は仕送りしないといけなくなるかもしれません。

3+
平凡なサラリーマン
Reply to  コロナの女王
1 year ago

コロナの女王さん

コメントありがとうございます。

「しかしこれは現在の60代の話で、今の50代以下はそうはいきません。」
今の50代特にその前半は、よくお金を使うと日頃から感じています。これはあくまで私の周囲でのことです。タバコ、酒、コーヒーと毎日です。これだけでもかなり使っています。車も大好きで、かなりのお金を費やしている人達が多いですね。貯金をしているとは、とても思えません。60代よりさらに厳しい老後が待っているでしょう。

「800万以下など舐めた高齢世帯は労働を完全に辞めるのは難しく」
おっしゃる通り、800万円は非常に心許ない額です。死ぬまで働くことになる可能性があります。あまり長生きはしない方がよろしいかと思います。これはあくまで私の感覚ですが、800万円は高齢者にとって「副作用のない精神安定剤」にはならないと考えます。

3+
平凡なサラリーマン
1 year ago

あらためて、60代貯蓄の最新データ(2021金融広報中央委員会)を見ました。
平均2265万円、中央値700万円です。年収別も掲載されています。
①年収300万円未満 平均1216万円、中央値200万円
年収300~500万円 平均1617万円、中央値617万円
となっております。①は年金世帯、②は再雇用世帯だと思われます。
サラリーマンの大半はこの①②だと思うのですが、もしそうだとしたら今のサラリーマンは本当に貯まらないと強く感じました。平均を大きく上げているのは、サラリーマンではないということです。。ただし、調査対象の属性は不明です。すべてサラリーマンかもしれません。そうしますとコロナの女王さんがおっしゃるように、相続資産でこれだけ格差があるのかもしれません。この調査は金融資産のみです。これに自宅以外の不動産を含めると、さらに資産格差が広がります。

1+
平凡なサラリーマン
6 months ago

シンさん 皆さん
 
貯蓄ゼロ世帯が3割という状態が、ずっと続いています。低収入が最大の原因だと考える方が多いと思います。そうではないと思います。生涯平均年収800万円の高収入でも、65歳時の貯蓄ゼロが1割以上います。500万円でも15%もいます。私は住宅ローンが最大の原因だと考えます。「貯蓄ゼロ世帯の8割が持ち家で暮らすという日本の現実」という記事を読みました。こうなった原因として「地方で若い時から実家で暮らし収入が充分でないため、実家から出ていけないまま年を取った人達が多い。」としています。
私はこれが原因だとは思えません。60歳以上の持ち家率は88.2%です。持ち家世帯の貯蓄ゼロは2割です。そうしますと、全体の18%がこうした世帯だということになります。独身でそのまま高齢で実家暮らしということになるのでしょうが、地方にこのような人達がそんなに沢山いるとは思えません。東京は人口が1億4000万人を超えています。地方はどんどん人口が減少しています。考えられませんね。東京中心に人口の多い地域に貯蓄ゼロ世帯が多いはずです。貯金ゼロ世帯が全体の3割もいるわけですし、こうした地方の人達が全体の18%にもなるわけがありません。そこで最大要因として考えられるのが、住宅ローンです。都会の方が明らかに家は高いです。ここ数年の高騰は、尋常ではありません。
「貯蓄ゼロ世帯の8割が持ち家」、これには本当に驚きました。今までは、「お金がない=賃貸」という考えを持っておりました。そうではありません。家を買ったために貧困状態に陥っていると思います。ではどうして8割という高い割合になるのでしょうか。持ち家さえあれば最悪なんとかなると、考えている世帯が多いからではないでしょうか。売ればなんとかなると。ただしこれは住宅ローンを完済している場合です。完済していなくて売った場合、ほとんどはローンが残りかつ家賃を払わなければなりません。最悪です。完済していない場合は、「持ち家=負債」です。資産ではありません。今は完済年齢が70歳を超える無謀なローンが多いです。持ち家を資産だと勘違いしています。別の言い方をすれば、「持ち家はすべて売れると思っているから、貯蓄ゼロ世帯が家を買う。」ということです。とにかく高齢になってもお金が貯まらない最大要因は、住宅ローンです。持ち家率が高い高齢者に、貯蓄ゼロが多いと思います。ただし負債をいれた純貯蓄では、50代以下はマイナスとなることが多いと思います。その負債の大半は住宅ローンです。結局お金が貯まらない、最大要因は住宅ローンです。収入の多寡ではありません。そしてこの住宅ローンが老後を大いに圧迫する最大要因となるのです。

0
くろねこ
Reply to  平凡なサラリーマン
6 months ago

資本主義社会ですからね。
企業があの手この手で金を使わせようと誘惑してくるわけです。
貯蓄ゼロ世帯が多いのは当然の結果だと思いますよ。
全体がどうとかいうのは正直どうでもいい話で、(考えたところで個人でどうにか出来る話じゃないので意味が無い)大事なのは自分がどうするか?だと思います。
私の個人的な意見だと、住宅ローンよりも教育費の方がはるかに貯蓄に対してマイナス効果があると思ってます。習い事だー、塾だー、私学だー、とあるだけ目一杯使ってしまうイメージですw

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