じゃあ、ぬるりと音楽

温利さー、お前の文芸の趣味はわかったから、音楽の趣味なり、画像の趣味でも語れや、というリクエストを貰いましたので、私の音楽についての趣味を記事にします。

クラッシック

実は私、育ちが良いので子供の頃にピアノをやっていたんですが、余り上達せずやめてしまいました。そもそも、そんなにクラッシック音楽が良いと思わなかったし、音楽自体がそんなに好きじゃなかったです。長じるに至り、ピアノを弾けることでモテるかな?と思いましたが、そういうこともなく面倒になりました。

それでも、定番のピアニストは良いなぁ、と思いますよ。ショパン弾きなら、ブーニン、アルゲリッチなんかは上手だなぁ、と聞き惚れてしまいますし、同じ楽器を弾いてここまでガツンと違いを出すとは天才だと思います。細かいところはわかりませんけどね。

クラッシックでも徐々に現代に来ると、まったくわかりません。ワーグナー、マーラーとか良さがわかりません。増して、武満とかサッパリ良さがわかりません。なんか難しいじゃないですか?私にとってクラシック音楽は伝統芸能みたいなもので、価値はあるんだろうけど、ピンときません。

コンサートも眠くなるだけです。何回か、付き合いであったコンサートで爆睡しました。でも、かの小澤征爾さんもコンサート会場で寝るのはサイコー!っと言っていたので良いから寝るのかもしれません。クラッシック好きな人によると良い音楽、ダメな音楽が眠くなるそうです。

癒し

私は他の芸術で女性作品をほとんどいいと思うことがないんですが、ポップミュージックに関しては女性アーティストの方が好きですね。まず、声が男性よりも美しいじゃないですか?癒されるし、脳に直接刺激をくれます。持って生まれた才能だと思います。

前に言いましたが、椎名林檎さんは好きですね。わけわからないくらい自分の世界を持っていて、それで突き抜けているので、若くしてスターダムにのし上がるのは当然だと思います。美空ひばりさん、松任谷由実さん、吉田美和さんと言った歌うために生まれた天才たちの系譜だと思います。

鬼束ちひろさんなんて、昔は美少女だったのに、今では頭がおかしい人みたいにになってしまいましたw でも、独特の雰囲気があり、自分のやりたいことに徹している感があって天才とまでは思いませんが、好きですね。

音楽を癒し、と捉えるなら、受容的な女性の声が男性に勝るのは当然だと思います。人間の声域、声質は生まれ持ったものであり、努力によって多少の幅は広がっても、大幅に広がることはなく、その音質は変わることがないです。そうなると、声というのは生まれ持ったものなんでしょう。

理屈では説明が難しいですが、私は女性の割れるような甲高いキーキー声とか、男性の軽薄な高い声には嫌悪感があります。女性の安定感のある高音、男性の低音には温かみを感じます。そういう人間の脳の感じ方ってまだまだ良くわからないですね。

表現

音楽を表現とした場合、日本人がロックだとか、ラップだとかで表現するのは極めて困難だと思います。私は日本人歌手がサビの部分だけ英語で歌うのが大嫌いで、それだけで萎えてしまいます。英語の持つ語感の良さを借りたいのは日本人だけではないですが、それをしたらまがい物になると思います。

最近では日本人でも全部英語で歌う人が増えましたが、いいことだと思います。最初から英語でやるなら、その土俵で戦えます。ただし、圧倒的にハンデを背負って戦うことに成るので、よほど特殊なことをしないと、劣化コピーになってしまいますね。

日本人としては面白くても、Ellegarden はWeezerのコピーでしょ?といわれたら、返すこともないので、何言っているかわからないくらい英語の発音はおかしいですが、単に音として表現を捉えるならHi-Standard の方がいいと思います。北欧だとか、ゲルマン語圏ではノンネイティブ英語話者による英語表現も活発になっていますし、若い人はロックを英語でやってもらいたいです。

ラップも英語にしか乗らないので、日本語ラップはきついですね。日本語で何重に韻を踏んでいくと駄洒落、落語みたいになっていくので、コメディーに聞こえてきます。日本語で歌うメリットって韻を踏まなくてもいいことだ、と前述、Weezerのクオモなんかは言ってますし、無理に踏むと良さが消えてしまうんだと思いますね。

本当に日本人が表現をしたいなら、三味線もって民謡なり、演歌でも歌ったほうがいいと思います。Biginはやりようによっては世界に通用すると思いますよ。本人達がそんなに海外に興味がなさそうですが、オリジナリティーがあるものは最初はとっつきにくくても徐々にはまってきます。

まとめ

というわけで、ぬるりの音楽趣味について記事にしました。文芸と比べるとそこまで好きではないですが、好きなものは脳に訴えかけるような歌声だったり、オリジナリティーのある表現であって、それっぽい音をつなげたようなアイドル音楽には興味がないです。(それはそれで需要があるのでしょうけど。)

どんなことも芸というなら、表現なので何かしらの自分らしさ、新しさを売ってもらいたいものです。不特定多数が好みそうなメロディーをパクって繋げて量産するのは商売としては儲かるんでしょうけど、あまり興味をそそられませんね。

10+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、ぬるりと音楽」への16件のフィードバック

  1. 私も女性の声優や歌手が好きです。
    みんな同じに聞こえるとかコイツ不細工じゃんとか言われてもうまく言えないですが好きなものは好きと言えることがあります。
    また、槇原敬之さんの中性的な歌詞や表現にひかれてしまいます。

    1+

    1. 女性の声は癒しなので、理屈ではないと思いますね。ゲイは突き抜けた芸を持っていることが多いです。男性はそこに思想がないとそれ自体はそこまで良くもないですね。

      シン

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  2. オリジナリティーがあるものは
    >最初はとっつきにくくても徐々にはまってきます。

    頂きました。音楽に限らずほんとにそうです。

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  3. >良い音楽、ダメな音楽が眠くなる。

    ダメな音楽が眠くなるのは退屈だから仕方ないとして、良い音楽の場合はおそらく『1/fゆらぎ』が出てて、脳に心地よい刺激を与えるため眠くなるんでしょうかね。

    知人のFXトレ―ダ―が趣味で巷で名曲と言われている曲の音程や音量を分析してみたら、為替のチャ―トの黄金比と重なる部分が多々見られたと言っていました。

    それと美男子、美女の顔のパ―ツの配置や美女のナイスバディのボン・キュッ・ボンも人がパッと見て綺麗、美しいと感じるもののほとんどが黄金比になってるようです。

    人は無意識のうちに本能的な部分で黄金比を好むんでしょうね。

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    1. それはあると思いますね。普遍的な気持ちのいいバランスが何に対してもあり、そこを人は無意識に求めるものなんだと思います。将来的にもっと解析が進むでしょう。

      シン

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  4. 音楽の話いいですね!
    私は中島みゆきさんが好きです。曲もいいですし、あの雰囲気や歌詞は日本ならではの表現だと思います。
    1970年代から2010年代まで、オリコンチャートで1位をとっているほど継続しているのもすごいです。初期から、だんだん曲調は変わっていますがどの頃にも味があって素晴らしいです。

    歌詞の韻の話になっていましたが、同じ歌詞を使わずに毎パート違う歌詞を使ってる曲も好きです。BUMP OF CHICKENの車輪の唄は、その上にストーリーも載せたり伏線も張ってるので、ホント素晴らしいです。

    洋楽は演奏上手いですね。好きなのたくさんあるのですが、slipknotやsystem of a downが強烈な個を持ってて、いいなーと思います。

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    1. シンさん的音楽話題からそれてしまいますが・・
      洋楽と言うと私は英国やヨーロッパのプログレを思い浮かべます。
       特に70年代~英国プログレは重く暗くドラマチック展開な長い曲が定番で、その浪花節テイストは同じ島国根性由来なのではという説が仲間内でありました。

      武満は私も意味不明です。それと日本の音楽は古来からは、あまりメロディ主体ではなく、お囃子、場の盛り上げとか雰囲気描写か謳の伴奏が主体ですよね。刹那的なんですかね。

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      1. >お囃子、場の盛り上げとか雰囲気描写か謳の伴奏が主体ですよね。刹那的なんですかね。

        歌舞伎は最初から見てなくても、途中からでも楽しめるものだ、という趣向でやってますし、その場を切り取っても形になることが日本人は好きですね。

        シン

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    2. 中島みゆきさんもいいですね。強くメッセージ性があり、日本語でやる意義を見出せます。日本語ロックならバンプもいいですね。実はロックではないのかもしれません。藤原さんが英語でやっていたけど、日本人相手にやるのに英語でやってどうするの?と思って止めたといっていた記憶がありますが、日本語の語感、世界観に拘っているようでいいですね。

      やっぱりアメリカで出てくる人たちの水準は高いです。強烈な競争の元に這い上がってきているので、アイドルですら、かなりの芸を持っていないと見た目だけでは相手にされません。

      シン

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  5. 「俺は時の洗礼を受けてないものを読んで貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」
    某有名小説の中のいけ好かない登場人物のセリフですが、音楽に置き換える等アレンジが効くので便利です。
    (結構真理ですし、何か格好いいですし)。残念ながら、話したくもない奴やどうでもいい流れの音楽の話題になったときの会話打ち切り用に使用しただけで人生終わってしまいそうです。

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    1. 実際そうですからね。そこらへんの道端でダイアモンドを探してくるのは困難なので、すでに選別されたものしか嫌だ、というのは事実です。そういう私も駄ブログを書き、駄小説を書いているので、皆さんの時間を無駄にしているといえますw

      シン

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      1. >そういう私も駄ブログを書き、駄小説を書いているので、皆さんの時間を無駄にしているといえますw

        いえいえ500年後には枕草子と同格に扱われ、国語の教科書にも使われているかもしれません。そもそも活字はある程度自分の意思で取捨選択できますので、時間を無駄にすると思うのなら読まなきゃいいので、自己責任というやつですよ。その点、音楽は否応なしに耳に入ってきますからね。

        凡人は駄作に数多く触れて、初めて本物を知る所がありますから、道端からダイヤモンドを探す作業も結構じゃないですか。本音としては多分無駄が多い人生の方が楽しいと思いますよ。

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        1. なんか慰められたような形になって申し訳ないです。

          馬鹿げたものであれ、何かを表現したいのが人間であり、村上春樹さんだって、最初は喫茶店の親父が酔狂で小説を書いていたに過ぎませんからね。そして、石ころの中に光る石を見つけた時の嬉しさは名作として世に知られている作品に触れることより上であり、それが単なるガラスなのか、ダイアモンドなのかはわかりませんが、ワクワクします。ガラスだと思うなら捨てればいいし、ダイアモンドだと思うなら応援すればいいです。そういう無駄が人生の醍醐味なのかもしれません。

          シン

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