じゃあ、オヤジ文化

日本が働きにくいのって、オヤジ文化が蔓延っているからで、これがなくなると、働きやすくなるだろうな、と思います。

オヤジ文化

日本独自の文化ではなく、韓国は日本以上のオヤジ文化を持ち、強烈な縦社会を形成しています。自分の親父の前でタバコを吸えるやつはいない、女性は男性の前でお酒を飲んではならないので、手で隠す、とか、ガチガチに序列があり、そこを崩すと、社会的に叩かれます。鉄拳制裁を食らうことも珍しくないそうですよ。

他のアジアではあるといえばあるし、ないといえばないです。中国文化圏ではオヤジ絶対ではないどころか、どちらかと言うとオカン絶対です。しかし、女性経営者も比較的多いですが、ビジネスに飲み文化、接待文化はあるので、女性経営者は飲み要員として、アルコールに強い部下を持って、連れて行きます。

欧米はオヤジ文化はほぼなく、年上だから、立場が上だから、と強権的に振る舞う人はほぼいないし、やると、強烈に嫌われます。その代わりにアングロサクソンはクラブ文化を持っていて、ジェントルマンの嗜みとして、クラブに出入りして、ゴルフだとか、ソーシャルイベントをします。日本のオヤジのようにオネエちゃんのいるクラブには公には出入りしません。

非効率

オヤジ文化って、とにかく非効率ですから、上手くいっている時はそれで良くても、上手くいかなくなると、とことん悪くなります。この辺は明治維新以降の日本を見れば、わかりますが、日清、日露、と勝っている時はいいけど、第二次世界大戦なんかは大和魂という言葉で、凄惨な犠牲者が出ました。戦死より餓死の方が多い戦局すらあります。

歴史は繰り返されるわけで、バブルまでの高度経済成長期はオヤジ文化も良かったんですけど、崩壊後は根性論で、犠牲者を増やしているだけです。仕事が原因で鬱になるって、日本以外では聞いたことないです。日本ではどこの職場にも、一人くらいは鬱で苦しんでいる人っていますけど、少なくとも私はシンガポールでは一人も知りません。

中国人って、合理的なので、勝ち目のない勝負はさっさと諦めますし、逃げるが勝ち、だと判断します。そして、それを恥だと思うこともないし、何やっても、勝てば官軍だと思ってますから、逆転を狙って、あれこれ足掻くので、リストラ食らって鬱になる、とかはありません。

アングロサクソンなんて合理性で世界を制覇したので、非合理なこと、非効率なことは大嫌いです。そして、自分が感じたことを堂々と言い切るので、全く勝ち目のない勝負に付き合わせることは無理です。日本のオヤジが英米に駐在すれば、平然と精神論を突っぱねられ、泣きを見ることになります。まぁ、白人にパワハラする度胸のあるオヤジを知りませんがw

アルコール

日本のオヤジって、仕事にアルコール絡めたがるんですけど、飲みたきゃ、飲めばいいし、飲みたくなきゃ、飲まなきゃいいんですよ。酒は飲んでも飲まれるなって言う当たり前のことも守らず、泥酔するまで飲む、飲ます、オヤジは万死に値します。脅迫罪を適応して、逮捕してやればいいんですよ。

中国式の飲み会はある意味日本よりキツイです。ランチミーティングから、白酒が出て来て、どうぞどうぞ、と潰し合い、短時間でぶっ倒れるほど飲んでから、真面目なビジネスの話がスタートするので、酒の弱い人は営業は出来ません。基本的に他人を信用しないので、飲んで本音を出し合って、それで相手を判断しようといているのだ、と思います。まぁ、こう言うオールドスタイルは減って来ているそうですけど。

欧米は浴びるほどアルコールを入れることを嫌がるので、かなりいける口な人でも、ほどほどに嗜む程度で、相手に無理に勧めしないし、一気飲み、とかは絶対にしません。アルコールは雰囲気を盛り上げるため、会話を弾ませるに飲んでるだけで、飲みたきゃ飲むし、飲みたくないなら飲みません。

まとめ

日本のオヤジ文化って、ほとんどの若者が嫌がっているんですけど、オヤジと上手くやれる若者が出世していき、自分がオヤジになると、同じことをするので、なかなか変わっていきません。オヤジとして、若者なパワハラしているのは気持ちいいんですよ。家族にすら嫌がられるつまらない自慢話を聞いてもらえますからね。

部活で上級生が制裁を加える習慣が代々継続されていた時代がありました。何度となく告発によって、社会的制裁を喰らい、徐々に減って来ました。明らかに間違ったことも、変わるのには時間がかかるものです。暴力が支配したPL野球部は廃部、緩くて自由な大阪桐蔭は名門として結果を出し続けています。

オヤジ文化なんて、滅べばいいし、日本の悪しき風習で、恥ずべき文化として、撲滅に取り組むべきです。パワハラ受けたら、きちんと記録をとって、世間に公表してやればいいんです。泣き寝入りするから、被害者が減らないし、社会が変わらないのです。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、オヤジ文化” への 12 件のフィードバック

  1. 日本の会社ってのは、オヤジ文化に適応できる=マナーができてるとか間違っていることがまかり通りますね。
    飲み会で飲み競争だったり、確認資料ばかり作らせたりいろいろ上げたらキリないです。
    それができないと明らかに間違っているのに会社に居づらくなったり追い出されたりします。

    1. 俺も若い頃に我慢したんだから、お前も我慢しろ!っというのがマナーではないでしょうけど、日本企業では当たり前にまかり通っています。

      しょうもない言葉遣いだとか、御中、様消して、だとか、そんな下らないマナー気にしている暇があるなら、早く正確に仕事して、残業せずにさっさと帰れよ!っと言いたくなります。オヤジ文化って、非効率文化なんですよね。

      シン

  2. あのインパール作戦が、オヤジ文化が生んだ悲劇だとしたら、オヤジ文化の罪は深いですね。戦闘で死ぬのはもちろんイヤですけど、飢え死には耐えられない。
    オヤジ文化撲滅運動、大賛成です。

    1. ムチャグチ閣下の石碑がシンガポールにあり、見に行ったことがあります。どのツラ下げて、揮毫するのかな?、と思いました。私にとって、閣下はオヤジ文化の象徴的存在です。

      シン

  3. 最近は、女性の社会進出も進んできてオヤジ文化も衰退してるのかな?と思います。しかし、たまにこのオッサンなんか言いたいだけだろ?や若者が嫌いなのか?ってくらいって感じな人はいます。

  4. オヤジ管理職の質の悪い所は責任は放棄するけど裁量権は絶対に手放さないところです。責任と裁量権は表裏一帯のはずですが、現状では何かトラブルがあると若手に責任を擦り付けて、自分は評論家になり、知らん顔をしています。そもそものトラブルの大部分は管理職が以前に下した意思決定のはずですが、それは忘れてしまったのでしょうか?(自分のミスを正直に認めて、反省しないから進歩しないのでしょうけど・・・。)
    日本の会社では責任と裁量権が非常に曖昧になっており、是正しなくてはいけない点です。契約意識を徹底し、職域の定義が明確になされ、それを放棄することは即降格となるし、若手に責任を負わすこともなくなるはずです。
    正直、今の日本のあ会社の現状を鑑みると若手社員がオヤジ文化に迎合し管理職になったとしても、オヤジ文化で好き放題荒らされた焼野原を引き継ぐことがほぼ決定的になりつつあります。そのため、将来の管理職を担う若者は管理職としての仕事の大部分をオヤジ文化の敗戦処理に充てることになるでしょう。
    そのため、スキルのある若い人(会社から放り出されてもすぐに別の働き口を見つけられる能力の高い人)は、おかしいところがあれば、声を出す勇気も必要だと思います。オヤジ文化を我慢して受け入れて、自分が管理職になったら変えていこうと思っても、管理職になるまで会社が持ちこたえられるか分かりません。また管理職になれたとしても、もはや修復不能に陥っている可能性が高いです。
    オヤジ管理職が引退した時の主役は今の若者です。将来自分が管理職になったときに会社がこうなってほしいという意識を持って仕事にコミットしていくべきです。
    会社を船に例えてみます。オヤジ船長のかじ取りでは一時間後に氷山にぶつかることが確実です。でもあなたが船長になれるのは来年です。その時に皆さんはどうしますか?
    氷山が海流で移動して、運よく船が氷山をかわすことをことをただ祈り恐怖におびえ続けますか?その現実に目を逸らし、残された一時間を酒をあおり、パーティーに興じますか?船長の怒りを買って、船から放り出されるリスクを負ってでも船長室に飛び込んで舵を奪い取りますか?
    私の会社員人生は船長室に行き、ギリギリまで説得し、どうしてもダメなら舵を奪い取ってきました。放り出されたことも多々あります。ただし今のところ何とか海を漂流したり泳いだ結果、別の船に拾われて食べていけています。そのため私はいつも会社という船にいても自分が放り出されることを念頭に入れて、体力や知力の鍛錬をしてきました。苦しかったこともありましたが、後悔だけはありません。
    今の二十代の若者全員にそれを押し付けることは酷ですがが、会社を放り出された時の自分に向き合いながら会社員人生を送るのがこれからの会社員人生をうまく乗り切る鍵だと思います。

    1. メーカーの営業やっている知り合いから聞いた話ですが
      得意先へのあいさつの仕方だとか酒飲む接待だとかオヤジ文化のやり取りが仕事みたいなことを話してました。

      商品のプレゼンや工事の立ち合いのために低圧電気とか勉強するのかなと思いましたが、オヤジ文化の洗脳と継承がしっかり行われてますね。
      文系に限ったことではありませんが、外国人や女性が多い部署でないとこれができないと会社に居づらいんですよね。

      1. 本業とまったく関係ないことがメインの仕事っていうのは変な感じですし、企業価値向上に貢献しませんね。あいさつ、飲み方とか、明らかに失礼でないなら、なんでもいいと思いますよ。

        シン

        1. 売上が上がらないとか相談されても困りますし、現場を管理するなら定圧電気くらいないと安全上何かあったときに問題になるとツッコミたくなりました。
          上司もなんとなくノリと勢いでやってきたような感じで技術には耳を貸さない感じだなって思います。
          たぶん、文系だから物理やったことないから電気なんか勉強できないだろうけど。

          1. 文系はメーカーにいらないとはいいませんが、入ってから、最低限の技術を学ぶ気もないなら、迷惑だと思いますね。技術をお金にして生活しているんだから、その道のプロでなくとも、部外者よりは何倍も知ってないと話になりません。

            シン

    2. このまま行くと、今の若者が管理職になる頃には焼け野原になっている可能性が高いとは思います。実際、かなり多くの日本企業は成長しておらず、過去の遺産を食い潰して運営しています。これが尽きる頃にバトンタッチされると、途方にくれるでしょう。

      シン

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