じゃあ、サイコパス

久々に記事リクエストが入りましたので、サイコパスについて書きたいと思います。

サイコパス

最近、サイコパス、という言葉は良く遣われますし、私もブログでよく触れています。そもそもサイコパスって何でしょうか?私は「目的のためなら手段を選ばない人」のことだと思います。良い面が出ると大きな業績をあげますし、悪い面が出ると犯罪者になるということです。だから、決してサイコパスは「悪い人」というわけではないでしょう。

広い意味で投資家はサイコパスでなければならず、パフォーマンスのためなら何でもやる気持ちがないなら市場で自分のみを危険に晒して戦う意味がないです。パフォーマンスをあげるには一般人がビビッているときに入り、興奮している時に出て行く必要があるので、空気を読める人は投資家に向きません。

そして、一般人がサイコパスに関わると多くの場合、食い物にされます。必要な時は重宝されますが、平然と不必要になったら捨ててくるのでかなり見極めてサイコパスと接しないと後ろから切られます。それでも、妙に口が上手く魅力的なのがサイコパスです。

多くの経営者が創業からの仲間を切り捨てて成長しており、グーグルのペイジ、ブリン両氏のように両雄並び立つケースは少ないです。日本ではソニーの井深、盛田両氏くらいしか例がなく、あとはジョブズ、ウォズアニック両氏のように一定の時点で連絡すらしなくなるものです。

レベル

サイコパス、と一口に言ってもそのレベルはまちまちであり、巨大企業の創業者は恐ろしくなるような冷徹さでジョブズ氏の足跡は裏切りと切り捨ての連続であり、スタンフォードの名スピーチしか知らない情弱は賢人のように扱いますが、鬼畜と言っていい人だと思います。

日本人だと、ユ○クロ、ワ○ミのオーナーなんかは強烈なサイコパス気質を感じますね。まったく悪いと思わず、自分の目的を果たすために他人を使い倒してボロボロにし、自殺に追い込んでも自分のメンタルを一切病んでいないように見受けられるので、重度のサイコパスだと思います。

サラリーマンのサイコパスなんかは軽度であり目的自体が小さいです。社内政治に勝つための冷徹さくらいですから小物です。出世の鬼というか、鬼軍曹程度のものであり、他人を潰しても自分が出世したいという程度の卑小な野望で頑張ってもファッキューマネーももらえないなら、むしろ哀れなくらいですw

また、自分がサイコパス気質だな、と自覚症状がある人は非常に軽度、もしくはサイコパスではありません。私がたまに言う「クズの自覚がある人はそんなにクズではない」と言うのと同じです。中毒を認める重度中毒者もいません。

自ら生き抜くためにサイコパスの自己催眠にかける人はいますが、元からではないので、不意に我に返ったときに精神崩壊する可能性があり、養殖サイコパスはリスクがあります。重度は一生のうちで一度も我に返らないでしょう。

対決

依頼者さんはサイコパス対決について興味があるみたいですが、サイコパス同士が対決すれば、その重度、純粋性の勝負に成ります。私の好きなウシジマくんが「金属バットで相手の頭めがけてフルスイングできるメンタル」だから、のし上がっているのと同様にその覚悟の問題に成ります。

当然、実際にやったらお互いにタダでは済みません。ウシジマくんは鑑別所に行っていますし、やられた方は重症というだけでなく、今までの仕返しでリンチを喰らって生き地獄を味わうことに成ります。これってかなりリアルだな、と思います。

常連読者さんとアングロサクソンと対峙する時に「気概」がないと食い物にされる、という議論をしたことがあります。どんな手を使っても、相打ちでもやりかえす。自分に手を出せばタダでは済まない、という「気迫」が伝わらないと、舐められて徐々に食い物にしてきます。後はお決まりのシャブラレコースです。

さすがのサイコパスでも相手が相当な気迫で来て、中途半端なことをしたら自分がやられる、と思ったら手出しできません。その気迫量が勝敗を決めるのだと思います。ウシジマくんに登場するもう一人の「金属バットで相手の頭めがけてフルスイングできるメンタル」の持ち主である滑皮とウシジマくんの掛け合いは絶妙です。

ウシジマくん作者は裏社会を取材を重ねて物語を書いているらしいですが、実際に闇金がどうとか、法規制がどうとかいうリアルさはともかく、登場人物の心情なんかはかなりリアルだと思います。滑皮はヤクザという立場で目的を達成しようとしますし、ウシジマくんは闇金という隙間で達成しようとします。

一般社会でも「金属バットで相手の頭めがけてフルスイング」に近いことを平気で出来る人間は別世界の住人で、そこに腕力(財力、権力)とか関係ないです。どんなにムキムキマンのゴリマッチョでも、後ろから金属バットでフルスイングされたらお終いです。それをどこまで躊躇なく繰り出せるか?の勝負だといっていいでしょう。

サイコパスでない人も気迫は物凄く重要で男性ホルモンを漲らせるための筋トレは重要だと思います。実際、金属バットで頭にフルスイングされたら鍛えていても意味ないですし、サラリーマンが物理的な暴力を繰り出したらそれで終わりです。そうではなく、牽制の意味で男性ホルモン、筋肉がいるのです。

まとめ

サイコパスって成ろうと思ってなれるものではなく、元からそういう人なんだと思います。凄惨な育ちによって元々持っていたサイコパス気質が進行することはあっても、大人になってからサイコパスになることはないでしょう。

そして、サイコパスってサラリーマンにはならないんですよ。やったとして極短期間しかしません。ユ○クロのオーナーだって、本人は親の勧めで小売修行に出た先を一年も持たず嫌になって実家に帰っています。それなのに他人には店長から引き上げることもなく、巧みな言い方でずっと搾取をします。ワ○ミだってサラリーマンをしたのはたった半年で、その後は起業資金のために佐川で身を削って一年で辞めて起業しています。

だから、サラリーマンの自称サイコパスを恐れることはないです。「気迫量」で上回れば手出しをしてきません。自分に手を出したら刺し違えることになるけど、それでもいいのかな?っという雰囲気を出してきたら怯むはずです。そして、彼らはしがない猿山の猿でしかないので大した力はありません。

でも、成功した本物のサイコパスには注意してください。金、権力を持っているので利害が食い違うと相手が完全にぶっ潰れるまで追い込みます。成功を目指す本物のサイコパスも要注意です。彼らは生き抜くためにどんな手も使って刺し違えに来るので、中途半端に利用すると食いちぎられます。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、サイコパス」への21件のフィードバック

  1. シンさん
    戦国大名の多くは似たようなものだと思いますが、信長や秀吉もサイコパスなんじゃないか?と思います。
    でなければあの時代生き残れませんし、彼等は目的のために相当な人を殺してます。

    そうなるとヒトラーやスターリンもそうなりますが。

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    1. 戦国時代なんて庶民含めて、我々平和な時代の人間からすればサイコパスですよ。百姓が戦争に負けた方の落ち武者狩りして野盗になるんです。そうじゃないと食えません。狂った時代だったんでしょうね。

      シン

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      1. 庶民も狂った時代なので、家康が三方原と本能寺の後の伊賀越えが生涯で生きた心地がしなかったと言っていたわけですね。

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        1. 負け戦で敵の追撃より怖いのが落ち武者狩りだと言われていたのは当然で、敵かどうかもわからない近隣住民がいきなり牙をむいて襲い掛かってくるんだから対処が極めて難しいです。目に付く人間をなで斬りにして落ちていく先の住民感情を逆なですれば余計な敵を作りますし、単に放置して近寄らせてからでは数の力で虐殺されます。

          普段は農耕的な日本人も戦国時代のように特殊な環境だと誰もが狩人的な激しさが身についてくる、ということでしょうね。

          シン

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  2. 以前読んだFBI犯罪捜査官のプロファイリングを思い出しました。犯罪者傾向が強く、粗暴犯よりも計画性があり、極めてIQが高い人も多く、生まれつきで直りようが無く、農耕民族よりも狩猟民族に多いい感じで、日本人にはサイコパスは少ないと思います。関わらないのが一番ですね。

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  3. wiki先生によると白人に多いそうで遺伝の要素が大きいらしいですね。
    893さんもそうですけど、しゃぶれそうな獲物を探し出す眼力にも非常に長けていると思われます。
    近づかない、関わらない、が一般人の出来る防衛策でしょうね。
    人の上に立つ、ということは、人を押しのけて踏み台にする事と同義なので、警戒するべき対象は絞られるのかな、とは思います。

    1+

    1. @@さん
      上記の洋服屋と居酒屋のオーナーもそうですが企業の創業者で成功する人ってサイコパスな気質な人が多い気がします。
      ベンチャー企業の会社説明会とかに就職活動のとき話を聞きましたが人権無視したような発言や違法行為を違法だとは思ってない人もいたので恐くなりましたよ。

      1+

      1. フリーの人、小さい会社の上部の人とチームを
        組むことが多いので、サイコパス気質と遭遇する確率は高い様に思います。人前で平気で侮蔑してきたりするので、その場にいるメンバーへの影響を考慮しつつどう切り返すのが良いか・・考えてしまいます。こちらもフリーなのでしっかりした後ろ盾もありません。

        3+

        1. フリーなら食うか食われるかを選んだわけですし、腹をくくって一線引いた上で凄むしかないと思いますよ。それが嫌なら後ろ盾のあるサラリーマンするしかありません。

          シン

          2+

    2. オーナー企業、ベンチャー企業に就職するなり自分で起業しなければ、ほぼ遭遇することはありません。サラリーマンのサイコパスは「サラリーマンとしての立場」「法律」という一線が見え隠れするので、そこをつけばけん制できます。

      シン

      2+

  4. 19世紀にアングロサクソンと対峙する気概を持ち、しゃぶられなかった国というと、欧州大国を除くと日本しかないんですよね。インドや中国(清)なんて、あれだけ人口が居ながら植民地化、半植民地状態になっていいようにしゃぶられていますし、他の国は言わずもがなです。

    そして、植民地になるどころか富国強兵に成功し、勢力圏を拡大していきます。
    昔の日本人は、サイコパスにやられないだけの気迫を持っていたのだな、と思います。

    1+

    1. 我々の時代にアングロサクソンにしゃぶられてしまったら、靖国で眠る英霊達に申し訳が立ちませんね。

      シン

      6+

  5. ヒッチコック監督の「サイコ」、マンガの「多重人格探偵サイコ」、マンガの「サイコパス」などから、精神に異常をきたした猟奇的殺人犯のイメージが強いですね。

    実際には、誰しもほんの少しはサイコパスな面を持っていて、目の前で誰かが苦しんでいたら胸が痛くなるが、自分の知らない・見えないところで苦しんでてもさほど胸は痛くならない、などといったボーダーラインがあるのだと思います。そして起業家のサイコパスというのは、目の前の従業員が苦しんでてもまったく胸が痛くならないといったように、ボーダーラインが自分から近くの距離にあるのだと思います。なので、ボーダーラインの内側にいる家族などに対しては異常に甘やかしたりします。

    8+

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    • avatar
    1. 確かに、私も日本人、特に若い女性が苦しんでいたら同情したくなりますが、アフリカで黒人の子供が飢餓や貧困で何千人死のうが全く気にならないです。
      ここからは本音ですが、アフリカで子供が苦しんでいるから募金を!というような広告をよく見ますけど、はっきり言ってウザイです。
      アフリカが貧しくなったのは彼らが豊かになろうとしていないからであり、百歩譲って外国のせいだとしても、それは植民地化して搾取した欧州諸国のせいであり、日本は関係ないですから。

      3+

    2. おっしゃる通りです。多かれ少なかれ人間はサイコパスで全く知らない他人が苦しもうと全くどうも思いません。

      >ボーダーラインの内側にいる家族などに対しては異常に甘やかしたりします。

      これはありがちですねw

      シン

      1+

  6. 精神科的分類ですと、「良心を持たない」タイプが生まれつき存在するとの事です。
     また、資本主義社会では精神的不感症で有る程生きやすいですね。

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  7. シン様 
    サイコパス の分析ネット記事は数ありますが、どれも納得がいかなかったのです。
    ある記事は、サイコパス = 快楽殺人鬼、としていたり、サイコパス = 徹底した合理主義者 ナルシスト・・・とかしていたり、前者はそんなやついるかよ、と思い 後者は、それってみんなじゃん! と思っていました。
    サイコパス = 「目的のためなら手段を選ばない人」という捕らえ方でやっと腑に落ちました。
    ウシジマにもワタミにもなれませんが、やれる人間はとことんまでやれるので自分もその気概を持つべき、要はメンタルであって、相手が腹括って食いちぎってくるかもしれないのでこっちもバットをフルスイングするつもりでやることですね!
    人間である以上物理的「暴力」vs 「暴力」では殺されるかもしれませんが、死んだり・怪我したりしない限り究極的には捨てるものはありませんし。

    1+

  8. 今の上司を勝手にサイコパス認定しています。
    認定に際しては、色々サイトで調べたのですが、ピンとこないものが多かった
    のが正直なところです。(少年時代の非行履歴なんてわかるわけないですしね)
    それらのなかで、僅かなサイトがサイコパスの文章力に言及しており、これが最もしっくりきました。
    要は責任回避と対人操作が根底にあり、それが文章に現れるというのです。
    具体的には主語がはっきりしない、述語ではっきり言い切らない、脈略のない文章が延々と続き、
    結局何が言いたいのかが分からない。平たく言えば小学生レベルに下手くそということです。
    とうことで、単に下手くそでわかりにくいと思っていた上司の文章を読み返してみると、見事にビンゴでゾッとする結果となりました。
    もちろん文章力のみでサイコパス認定したわけではなく、酷薄さ、責任回避と転嫁、口は達者、人を虫けらのごとく扱いながらも支配したがる、刺激を求めたがる、といったサイコパス要素を十分にもっていることを大前提にしています。実際何人かはあきらかに食い物にされているので、私はスカンク位の戦闘力を目標にと思っています。(本当はゾウさんがベストですがね)
    ともかく、関わらないのがベストですが、対峙する場合は本当に気迫と武器(モデルガンのようなはったりでもいい)が重要なのは記事の通り、間違いないと思います。

    1+

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