じゃあ、PTA

PTAについて書いて欲しい、というリクエストがあり、しばらく考えていました。私はPTAに詳しいわけでもなく、リクエストがなければ、まず、書いていない話題でしょうが、こういうのも訓練になります。

生活

おそらく、PTAの必要性に対して疑問を持つ親はあまりいないと思いますが、その拘束力が強すぎて、仕事そっちのけで取り組む必要が出てきて、祖父母が近くに住んでいない、共働きをするサラリーマン家庭だと、負担が大きすぎて、やりきれない事態になってきて、「脱退する!」っという話になってくるのだと思います。

特に子供を保育園に通わせている親はフルタイムの二人馬力をしているから、保育園を選んでいるわけです。片親が専業主婦(夫)で時間に余裕があるなら、時間の短くて、入園の容易な幼稚園で十分なわけで、たださえ手のかかる3歳児未満児を持つ親はPTAなんてやっていられない、という話になるのは当たり前だろうと思います。

3歳未満児を持つ親の一日の流れはこんな感じでしょうか?

5:00 起床、朝ごはん準備、洗濯、子供の持ち物用意

6:00 子供を起こして、朝ごはんを食べさせ、着替えさせる。

7:00 子供を保育園に送っていく。

8:30 会社の始業時間

17:00 会社の終業時間

17:30 子供を保育園に迎えに行く。

18:00 洗濯を取り込む、夕食の準備

19:00 夕食

20:00 子供をお風呂に入れる。

21:00 子供を寝かせる。

まともに自分、夫婦の時間が持てるのは子供が寝てからで、子供がなかなか寝なかったり、夜鳴きをするとなると、ストレスで死にそうになるくらい苦しい、というのはごもっともだと思います。上手く行っても、1-2時間の自由時間しかないのに、下手すれば、睡眠時間が削り取られていきます。

共働きと言っても、どのくらいの強度の仕事をしているか?、という話になりますが、祖父母の助けなしに両方、総合職でやっていくのは現実的ではありません。残業が当たり前に組み込まれている日本企業で毎日、終業時間とともに、駆け出していくような働きたら、戦力外扱いになります。

日本は社会全体が変わっていかないと、移民なしに労働人口を確保もできませんし、生活の質を維持することは出来ないでしょう。今更、シングルインカムが当たり前の時代に戻せるほど、所得を上げることは現実的ではなく、ダブルインカムでなんとか家計を維持していくしか、一般的日本人がやっていく方法はないのです。

一般

さて、PTA活動、という話になると、一般会員、役員、に分かれて、一般会員であれば、そこまでは大変ではないとは言え、負担にはなります。

<一般PTA>→登下校の見守り、防犯パトロール、学校行事の受付(得体のしれない人間が校内に入らないように)、夏祭り等の運営などを、当番が回ってきた時にやる。

一例として、リクエストをくれた依頼者さんのケースを挙げます。この行事当番がどのくらいの頻度なのか?、という話ですが、2-3ヶ月に一回、というだけなら、そこまで厳しい負担ではなく、月一回だと、ちょっと負担になり、週一回なら、かなり負担です。

登下校に付き合っていれば、会社の就業時間帯まで食い込むことは必須なので、月一回くらいならともかく、週一回くらいになると、正社員で仕事を続けるのは現実的ではなく、パートタイム、契約社員に変更してもらって、予め、予定さえ伝えておけば、それにあわせてもらえる体制が必要です。

ちなみにシンガポールでは集団登下校は一般的ではなく、親、メイドが送り迎えをしており、かなりの負担になっていますが、社会全体が子供を持つ親が不規則勤務をするのは当たり前だ、と考えられていて、それほどトラブルにはなりません。会社と事前に話して、やることさえやって、連絡さえ取れれば、会社にずっといる必要もないです。

また、学校行事も日本ほどはなく、親が参加必須の行事は少なく、あくまで学校とは勉強するところであり、他の活動は申し訳程度でしかなく、クラブ活動、夏祭りなどはやりたい人が学校外でやるものであり、学校は関与しません。だから、教員も仕事として割り切っていて、ドライに接してきます。小学生ですら、問題児はクビにするし、学期中でも担任が普通に退職します。

だから、日本の集団登下校システムはシンガポールよりは負担ではないし、学校外に連れ出すことなく、学校内で色んなイベントを楽しめるのは悪いことではない、と思います。日本並みに行事、クラブ活動を外部に頼んで、学内でやると、アングロサクソン式の超高額私立校のようにお金に糸目をつけないアッパーミドル用学校になってしまいます。

「親の負担を減らしましょう!」とだけするなら、シンガポール式で「学校は勉強だけを教えて、後は自己責任でやってください!学校は関与しません!」となりますが、それでは子供は色んなイベントを通じて教育すべきだ、と思っている日本の親は納得しないでしょう。そして、公立校できちんとイベントがあるのは日本くらいのものだろうと思います。

登下校など、見守り運動はシルバー人材を活用して、暇している老人を借り出して、少しお小遣いを与えても良いとも思います。実際、始まっているんじゃないですか?誰でも出来ることですし、老人のほうが悪いことをする可能性が少なく、安心できます。その人たちが暇しすぎて、痴呆症になったり、お金がなくて、毎日テレビに釘付けになっているほうが税金の無駄遣いになるでしょう。

詳しく知りませんが、すでにシルバー人材を使っている地域もあるでしょうし、そのシステム、上手く行った事例の横展開を地方自治体同士で行って、ノウハウの共有をしていけば、どんどん地域社会にとって、良い方向に進むのではないだろうか?、と思います。単に予算をかけたり、新しいものを作らなくても、今あるものでできることがたくさんあるでしょう。

役員

<PTA役員>→一般PTAの仕事の割当て、説明、総会、地域団体との会議。次年度役員を決める選考委員。※効率的な運営をしてない為、週3~5、学校に行かねばならない。

さて、なってしまうと、お金もらわないとやっていられないくらい負担になるのがPTA役員で、上に挙げた例だと、パートくらいの仕事量は楽にあり、役員にならないことを祈りながら、くじ引きに参加する、ということになるでしょう。

シングルインカムが一般的だった時代ですら、PTA役員といえば、地元で幅を利かせている企業オーナーだとか、地主だとかであり、サラリーマンはせいぜい、クラスレベルで選出されても、PTA会長は土地の名士だった、と思います。名誉職的に取り組むなり、暇をもてあましてやるものです。

少し前にベトナム人少女を蹂躙して逮捕された鬼畜は後者の地主であり、母方が松戸の地主であり、相続によって、遊んで暮らせるアッパーミドルの貴族であり、暇をもてあまして、PTA会長を続けていたようです。明らかに変な人だから、あまりやらせたくなかったが、やりたがる人が他にいなくて、仕方なくやらせていた、という報道を見ましたが、そりゃそうだろう、と思います。

私は教員、公務員に専任者を作ってしまうのが良いのだろう、と思います。もしくは、役員に報酬を出して、それを仕事としてもらうべきです。税金から、その財源が出せないなら、会員から強制徴収すべきです。日本人はお金が発生するのを嫌がる人が多いですが、人が動けば、それだけでお金がかかるので、仕方ないじゃないでしょう?逆にタダより高いものはないのです。

役所で馬鹿げた書類チェックしている公務員を保育園、学校に用務員として送って、イベント開催、役割分担などをシステム化して、役所が標準手順書を発行した上で、機械的に運営して、役員だけが月に一回ミーティングに来れば、イベント開催可能にすれば良いのではないでしょうか?

まとめ

まずは社会全体が変わる必要があります。ダブルインカムを前提として、小さな子供を持つ親は不規則勤務をするのは当たり前だ、という風潮にして、国は企業側に強制に近い要請をすべき出すし、それに援助をすべきです。次にあまりに手間のかかるPTA役員は専任者を設けて、お金を出すことです。

子供が好き嫌い、という個人の好みは別にして、子供は国の宝であり、将来の労働力であり、活力です。若者がいなくなった地域の寂れ具合はひどいもので、行くだけで憂鬱になってきます。だから、国が全面的に子供、子供を持つ親を応援すべきだし、そういう活動は国が真剣に取り組まないと、草の根レベルで頑張っても、ほとんど意味がありません。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、PTA」への25件のフィードバック

  1. PTAが本来の児童生徒の為になっているか?保護者の負担に対するリターンが少ない気がします。

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    1. コスパは悪いんじゃないの?、と思います。もっと、きちんとしたシステム作りをして、楽に質の高い相互扶助ができると思います。

      シン

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  2. PTAの悪い点と、改善案は分かったのですが、日本ではなかなかその慣習や考え方を変えれません。どのようにPTAをぬるりとやり過ごすのが良いのでしょうか。

    1.くじ引きで当たらないようにする
    2.当たってしまった場合、周りを巻き込んで制度を変えてしまう

    実際にやったことがないので現実的ではないかもしれませんが、このくらいしかないですかね?

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    1. 私もよくわかりません。システムが変えられないなら、くじ引きに当たらないことを祈るくらいしか方法がなく、システムを変えようとしても、日本にありがちな前例主義と戦ううちに任期が終わりそうで、無駄になりそうな気もします。

      シン

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  3. 役員になって関われそうなところ意外は適度に放置ではなにか問題なのでしょうか?
    給金が発生していない以上そこに縛られる必要ないのではないでしょうか。

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    1. >役員になって関われそうなところ意外は適度に放置ではなにか問題なのでしょうか?

      →適度に放置された仕事は、周りの役員がカバーする事になります。周りの役員はただでさえ仕事量が膨大なのに、さらに増える事が問題だと思います。(家庭の事情で放置せざるを得ない人もいるので、仕方のない部分もあります。)

      >給金が発生していない以上そこに縛られる必要ないのではないでしょうか。

      給金は発生していなくても、子供はPTAによって有形無形の恩恵を受けています。その恩恵がPTAの仕事の対価と捉えれば、労働せずに対価だけもらう事になり、倫理上どうなのか?という考え方があります。
      しかしながら、PTAは任意のボランティア団体という位置づけなので、縛られる必要はないという考え方を通す事も可能です。

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  4. 役員のなり手がいないと、決まるまで全員が居残りさせられるんです。
    ええ、子供のことではありませんよw

    ワーキングマザーが負担軽減を図ったこともありましたが、
    退任したら直ぐに元に戻りました。
    あだすがこぉんなに苦労しだのに、あどの人間が楽をすんのは許せない!
    っていう感情も侮れないものです。

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  5. なかなか役員が決まらずに皆がうつむき沈黙…しまいにはくじ引きになる…あの雰囲気は異様です。
    私でよかったら…なんて下の子がまだ赤ちゃんの頃に役員を引き受けて以来、幼稚園から高校まで、私はあらゆる役を引き受けてきました。無駄を省けばよいと具体的に提案してみてもなかなか通りません。所詮PTAだから、とどこかで諦めないと疲れるだけよと多くの先輩ママが口をそろえて言います。

    PTAの研修旅行、講習会、など表向きは学校の保護者全体に呼びかけているようなPTA主催のイベントも希望参加者が少ないために役員が義務として参加する、みたいなことをしていた学校もありました。私のような暇な専業主婦はまだしも、わざわざ有休とって役員どうしが親睦を深めるために日帰り旅行?ランチ会?…子どもたちのためなんて思えないです。毎年やってきているから、わざわざ変える必要はないでしょ、楽しみにされている方もいらっしゃるから、ってそんな感じで変えようとはしません。
    PTA広報誌のコンクールへの応募をするから、と張り切っていた学校もありました。特集を組んで、取材、原稿作成、編集…同好会として好きな保護者が集まってやればいいんじゃないの?なんて思ったこともありました。
    くじ引きで部長になり、泣き出してしまった方、部長をされていた方で体調を崩された方もいました。学校にもよりますが、さすがに部長になると負担は大きく、私も何度か経験していますが、他の役員さんたちに負担をかけまいと自分で事前に資料を作るなど自宅で作業することも多々あり、お給料ちょうだい!なんて思うくらい働いたこともありました。子どもたちのため、という言葉に騙されているような気がしたこともあります。

    一方で、私の住んでいる地域では、ボランティアで登下校時の見守り活動などシニア世代が活躍してくださっていますし、読み聞かせ活動などにも卒業生の母親やシニア世代が参加しています。卒業生の親やシニア世代に上手に協力してもらえる体制があると少しはPTA役員さんの負担が減るかもしれませんが、なかなか音頭取りをする人がいないと実現しないと思います。
    記事をリクエストされた方の状況などが分かりませんし、地域や学校によっても求められるものは違いますが、かれこれ10数年PTAに関わってきた私としては、結局は、声をあげたり、音頭取りをすると自分の負担が増えることになるので、波風立てずやり過ごす道を選ぶのが無難なのかもしれない、と思います。

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  6. うちの母親がいってましたが、小学校と中学校は本当に美和さんのおっしゃる通り、クジが怖かったそうです。
    兄弟が多かったので、小さい子どもがいると何年も逃げて楽な学年で一年妥協したそうです。
    田舎なので自営業の人がやるのでそこまで選挙はひどくないそうです。
    高校生になると私以外の兄弟が公立トップ高のために見栄で役員をやりたがるオバサンがたくさんいたらしいので助かったそうです。
    なぜかそこには中学校まで全くやる気なかった人もいたそうです。

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  7. リクエストを受けてくださり、ありがとうございました。お願いして良かったです!
    共働き世帯の生活と、日本の労働環境から掘り下げていただいた事で、PTA活動がなぜ負担になるのかわかりやすかったです。
    また、シンガポールとの比較は目から鱗でした。登下校の見守り当番制は、毎日送迎する海外よりずっと負担が少ない事。公立小でも行事が多いのは日本独自のありがたい制度で、親が自己責任で外部イベントに参加させるより負担が少ない事。
    「保護者の当番制」で運営されるこれらの制度はとても合理的で、非合理的に思われがちなPTAの意外な側面だと感じました。
    これでシンさんの仰るように、役員が専任の公務員になり、機械的で効率的な運営ができれば、日本のPTAは外国が真似したくなるような団体になるかもしれません。

    娘の小学校でも高齢者を活用する案が出ましたが、役員の負担が増えるという理由で却下されたそうです。1年だけの役員任期、自分の代で高齢者を組織化し、仕組みを作れと言われると、辛いのもわかります。これもPTA役員が専任制(報酬あり)になれば解決するのですが。

    私の住む地域は求人が多く、学童保育も充実している為、小学生の母親はほとんど何らかの仕事をしています。そんな保護者達の負担を減らした結果、放課後の運動場の利用が制限されたり、図書室が週1しか利用できなくなったり、夏休みの学校プールの解放や、バザーが無くなりました。夏祭りの存続も危ぶまれています。私達が子供のころ当然のように楽しんでいた居場所が失われつつあるのは残念です。
    時代の流れである程度は仕方ないとは言え、改善できるものは改善し、他校の成功事例を真似し、社会全体で子供を育てていけたら良いと思います。

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    1. こちらこそありがとうございます。

      公立校の充実したプログラムを維持しつつ、親の負担を軽減すれば、素晴らしいのですが、非合理なシステムで、コスパが悪くなり、バツゲームになってしまっているのが残念です。誰かが音頭をとって、改革すべきですが、それも自分以外がして欲しい、という押し付け合いです。

      難しい問題ですね。

      シン

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  8. 子どもが小さい頃はそれこそ2~3年ごとに国内外を転勤していましたので、転校するたびに役員をやりました。(だいたいどこの学校でも子ども一人につき在学中最低1回というルールなので、転校生は振り出しに戻りまた当番がまわってきます。)
    最初はなんだかなと思いましたが、知らない土地で情報を得たり知り合いを作る貴重な機会だということに気付きました。(そもそも共働きの方は頻繁な転勤についていったりできませんけれど)
    ですから、私の個人的な感想としてはまあ良い面もあり不必要な面もあり…収支トントンというところでしょうか。
    それより、私は自治会の役員の方が苦痛です。住んでいる限り何年かごとに必ずまわってくるし、近所のおじさん(おじいさん)方に会社の部下のようにあごで使われることもあります。行きたくもない打ち上げにしつこく誘われることもあります。
    年長者は尊重すべきと思い従っていますが、ご近所なので失礼な態度はとれないし、愛想笑いが顔に貼りつきそうです。

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    1. 自治会は暇な人中心に構成されてますが、暇なだけに関係が濃密で、鬱陶しそうですね。なきゃ、困る組織ではあるんですけどねぇ。

      シン

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      1. 自治会の役員はPTAと違い抽選や立候補(そして卒業!)もなく住んでいれば満遍なく回ってくる場合が多いです。暇な人だけで構成されているわけではありません。共働きの家庭ではお父さんの担当になっている家もけっこうあります。
        都会のマンションでは徹底的に近所との接触を絶つ覚悟で入会しないという選択肢もあります。これもいざ地震・災害の時のことを考えると不安ですが。
        しかし郊外の住宅地ではゴミだしと密接にかかわっているため働いていようとも高齢だろうとも免除されず、当番がまわってくる地域もあります。
        私はヨーロッパやアジアのいくつかの国に住んだことがありますが、知っている限りでは日本の自治会に相当する組織は経験したことがありません。マンションの管理組合(オーナーズソサエティ)はありましたが。(これは何軒も所有しているセレブの集まりの様相でした。)

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        1. 共働きでつき合わされるのはきついですね。かといって、村八分喰らって、災害が発生した時に無視されたら、怖いって言うのはあります。

          私が知る限りでは海外にも自治会に近いものはあるにはあるが、日本ほど強制力はなく、単なる顔見世みたいなものだったり、地方議員が仕切る公的なものだったりします。PTAも同じなんですが、報酬をもらって取り組む専任がいて、きちんとシステムがあり、会員が最低限の参加でコミュニティーに所属できる、というのがいいんでしょうね。

          シン

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  9. ミリーさんが仰るように、子どもたちが楽しみにしている活動が消えていくのはさみしいという気持ちは私も同じです。なんとかならないものかと思うけれど、私がPTAの限界を感じたのがプール解放でした。
    うちの子たちの学校では、かれこれ10年前はその年度の担当役員さんたちが救命講習を受けた上でプール当番をしていたのですが、何かあった時のことを考えると保護者が他人の子をみるには責任が重すぎるとのことで5年前に廃止案が出たのです。それでも学校のプールを使わせてほしいという声があり、親がプール当番を引き受けられる家庭のみ利用可という条件つきでプールが解放されましたが、わざわざプール当番を引き受けて学校のプールに我が子を行かせなくてもよいというご家庭が次第に増え、廃止となりました。監視員を外部に依頼するという提案もありましたが、一部の子どもたちのためにわざわざお金をかける必要はない、という意見が出て、却下となりました。何かあった時に責任はもてないでしょとなると、PTAの活動としてプール解放は難しいと思いました。
    私が住んでいる地域では廃止されたのはプール解放くらいで、夏祭りもバザーも開催されています。夏祭り、バザーは役員ではなく、役員にならなかった保護者が当日だけお手伝いをするように割り当てられていますが、年に一度、子どもたちのためなら、と皆さんが協力してくださいます。

    あとは、シニア世代を巻きこむって実はすごく難しいことだなって思ったことがあります。積極的に何かをしたいと申し出ていただくのはありがたいのですが、モチベーションが高い方は自分の考えが通らないと文句を言いはじめたりするんです。特に元教員となると厄介な場合もありました。
    一方で夏祭りなどのイベントには大学生のボランティアさんたちに活躍してもらっている学校もありました。特に教員志望の学生さんたちは協力的だったので、シニアパワーだけでなく大学生のボランティアも考えてみるとよいかもしれません。

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  10. 追記させてください。
    もちろん報酬をもらって取り組む専任の方がいれば子どもたちのためのイベント運営などは上手くできるかもしれませんが、私が先に述べた研修旅行やランチ会、広報誌などについては、これがうちの学校のスタイルだから、と言われると、専任の方の一人の力だけでは変えられないのがPTAだと思います。ちなみに、専業主婦の私がPTAに費やした時間をお金に換算するとすごい金額になりそうです。(苦笑)

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  11. 一般PTAを少し経験しただけのPTAビギナーの私には、皆さまのリアルな体験談が非常に参考になりました。女性特有の非合理的な平等主義や対立を回避する性質が、前例主義に拍車をかけているようですね。
    兼業主婦役員も大変ですが、今の時代の専業主婦役員は兼業主婦が増えた分、どうしても仕事が集中し、本当に大変な労働になっていると思います。

    シニア世代を巻き込む難しさ、よくわかりました。ただでさえ対立が苦手な女性達。自分の親ほどの年齢の方が、良かれと思ってやる事に異を唱えるのは難しいです。女性中心の組織とシニア世代(人によりますが)の相性は悪そうですね。男性役員が増えたら良いのですが、なかなか・・・。

    大学生に夏祭りのボランティアに来てもらうのはいい案ですが、問題はやはり、当日の手伝いより役員の事前準備だと思います。
    屋台で出す商品の発注、設備機器の準備、保健所等への申請、金券や小銭だらけの手作業の会計。自治会・老人会・社協など地域団体との打合せ。他にも盆踊りマイスターみたいなおばちゃん達を呼んだり地元の協賛企業に出向いたり。まだまだ外からは見えない仕事が山ほどあるでしょう。
    おそらく役員さん達は、土日を何度も潰し、平日の夜も頻繁に連絡を取り合い、有給を使ったり、子供を誰かに預けたりして、なんとか夏祭り開催にこぎつけてくれたのだと思います。
    ありがたいなぁと思うと同時に、自分が役員になった時、やりきれるか不安です。やるしかないのですが。

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  12. うちの学校では、「PTA会費を上げていいから報酬制の専任役員を作ってくれ」という保護者は多いと思います。こんな議案が出たら過半数の賛同を得て可決しそうです。しかしながら、肝心の専任役員のなり手がいるかどうか。美和さんによると、専任一人の力で変えられないのがPTA。また、「報酬もらってるんだからアレもコレもしてよね!」と言う保護者が出てきそうで心配です。

    ただ、専任役員として全てを取り仕切るのは難しくても、業務の一部(当番の割り振りだけなど)を引き受ける事は可能かもしれません。どうせ報酬制をとるなら、PTAの一員としてやるより、ビジネスとして、きちっと契約書を交わした方がやりやすそうです。
    PTA会員でないなら前例に倣わなくても良いので、メールやHPを利用した効率的な運営が可能で、一度ノウハウができれば、さらに少ない労力で他校に水平展開できます。複数校を担当すれば、同窓会の幹事代行業者や、企業の運動会を仕切る業者のようなビジネスとして成り立つかもしれません。

    だんだんと話が大きくなってしまいましたが、PTAの運営に色んな選択肢を作って、もっと子育てしやすい環境を作りたいという思いがあります。自分にできることは何か、ゆっくり考えながらPTA生活を送ろうと思います。

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  13. 夫の転勤に伴い、誰ひとり知り合いのいない土地に引越してきた私は、赤ちゃんがいたとはいえひとりで家にいるのが寂しく…なかなか決まらない役員決めの席で、赤ちゃんがいても構わないならと役員を引き受けた…それが私の長いPTA人生?の始まりでした。
    なかなか決まらない、バトルが始まる、そんな雰囲気になると、私は仕事をしていないので、と役職を引き受け、ある時は午前中は小学校、午後からは中学校とはしごしていた時期もありました。?と思ったのは、放課後に、夜に、子どもを家に留守番させていたことがあったこと。PTAも母校だからと張り切って活動される方々がトップにいると、私のような余所者は黙って従うしかなく、部長の立場になると執行部役員さんと専門部の一般役員さんとの間で板挟み状態…下からの要望を上にあげても却下されることばかりで、上には適当に説明するか放っておけばいいのよ、と言われ、私が力不足でごめんなさい、なんて役員さんたちに謝ったこともありました。その学校に子どもがお世話になっているというだけの同じ保護者なのに、妙な上下関係があり、初めの頃は悩んだものです。
    長年あちこちでやっていると、美和さんに相談するといいよ、なんて立場にもなり、部長さんのサポートに回ったり、全体が見えるようになってきて、役員会でも発言するようになれましたが、無駄を省くように伝えても結局は、「伝統だから」という言葉で片付けられてきました。私たちのような暇な主婦がいつまでもいると思ったら大間違いだよ!と何年も前から言い続けていますが、まだまだなんとかなっているので変えようとしない…そんな感じです。
    男性のPTA会長さんだと普段の活動を知らないので、私は直接コンタクトをとったこともありましたが、副会長さんの女性に「まずは私に相談してよね(怒)」と言われたこともありました。
    私の場合は、ちょっとパートに出たいんだけど、と夫に話して見ても、パートに出る意味はないだろうと言われてきたので、PTA活動のお手伝いをすることで少しでもお仕事をされている女性の役に立てるなら、とそんな気持ちで長年関わってきましたが、自宅で子どもたちが寝静まった後にパソコンを開くことも多く、夫には「今日も残業?」なんて笑われていたことがあります。(苦笑)
    私、何やってるんだろ~と自問自答しながらも、「できる人ができることをやればいいのよ」と言い続けながら、試行錯誤でした。
    全国統一となると地域性など難しい側面も出てくると思うので、せめて地方自治体レベルでPTA専属アドバイザー、積極的に考えてほしいものですが、私が仮に手を挙げたとしても、やはりこの土地にいる限りは、何かを変えるとOBOGに何かを言われそうで、怖いです。
    誰かが変えていかないといずれ行き詰まる、先は見えているのに、何もできない…。
    だから、一年で任期が済む役員さんたちには、波風たてず言われた通りに動いておいたほうがいいのよ、とそんなアドバイスしかできない…矛盾だらけです。
    どうにかならないものでしょうか?
    市議会選挙にでも立候補する?そんな話を冗談で、いや、本気で?一部のママたちともしたことがありましたが、私には出来そうにありません。

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    1. 美和さんの話を聞けば聞くほど、どこのブラック企業!?と感じます(苦笑)
      夜に子供を留守番させれば、子供の為のPTA活動なのに、子供の為に良くない事をしているようで悲しくなりますね。
      PTA役員の為の行事が強制なのも不思議です。一般保護者からのニーズがある子供の為の行事ならわかるのですが。
      うちの学校では、PTA主催の懇親会の案内や、広報誌(業務連絡のない資料?)は、1年を通して目にする事がなかったので、PTAによってブラック度は異なるとは思います。外から見えないだけで、役員になったら色々あるのかもしれませんが。

      こういう物は、男性が会議に入ってくれる方が良い気がします。「懇親会も広報誌もやりたい人だけでやって下さい。以上」と、あっさりきっぱり言ってくれそうです。
      私は会社で女性達とミーティングする際、合理的解決よりも調和の方が優先されそうな議題であれば、あらかじめ男性にお願いして、ミーティングの最後に入ってもらうようにしています。
      女性は、女性に対しては調和を求めますが、男性には治外法権のように調和を求めないので、自分の意に反する事でもあっさり受け入れる事が多いからです。
      共働き夫婦がPTAの役員業務もシェアすれば、PTAの空気も少しは変わるかもしれません。(自営業の男性は役員になっても、校区内に顧客がいると和を乱せなかったり、「地域を活性化しよう!」と逆に仕事を増やしたりしそうなイメージ(偏見)があるので、普通のサラリーマンの方がいい気がします。)

      >誰かが変えていかないといずれ行き詰まる、先は見えているのに、何もできない…。
      この言葉、とても重く感じました。完全に行き詰らないと、変われないのかもしれません。

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  14. ミリーさん
    「賢い人ほどPTAから離れていくものよ」と私は言われたこともあり、考えさせられたことがありました。やはり現状では、所詮PTAだからとどこかで割り切る必要があるのだと思います。
    でも、マイナス面ばかりでなく、私の場合でいえばお互いに子どもを預けたり、預かったり、一緒に子育てをしていけるような仲間も得ることができたので、やってよかったなと思います。ご無理のないよう、上手に距離を保ちながら、PTAに関わっていけるとよいですね。

    度重なるコメント、失礼しました。

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    1. >やはり現状では、所詮PTAだからとどこかで割り切る必要があるのだと思います。
      10数年PTAに携わり、試行錯誤してこられた美和さんが仰るのだから、その通りなのでしょうね。特に普段から時間に追われる生活をする私には、役員業務をこなすだけでも精一杯で、任期中は割り切って言われた通りにするしかなさそうです。

      >でも、マイナス面ばかりでなく、私の場合でいえばお互いに子どもを預けたり、預かったり、一緒に子育てをしていけるような仲間も得ることができたので、やってよかったなと思います。

      上のodaさんも仰っていますが、こういった良い面もあるのが救いですね。

      少し話がそれますが、ママ友とのいざこざがテレビ等で取り上げられると、「ママ友なんて作らなければいいのに。くだらない。」と感じる男性が多いと聞くので、その事について少しだけ。
      母親にとってママ友とは、ただの友達ではなく子育てに必要な存在です。自分が住む地域の病院や、危険な場所、また保育園や幼稚園の情報交換ができるからです。(待機児童の多い地域の入園は情報戦だったりします)
      私も主人の転勤で、知らない土地で四ヶ月もの間、仕事もせず社会と断たれたような状態で子供と過ごした時期がありました。子供が急に熱を出した時、公園で仲良くなった主婦達が、信頼できる小児科をいくつかピックアップし、待ち時間を検索して、すぐ診てもらえる病院に送ってくれた事があり、本当に助かりました。
      同じ地域に住む同じ年頃の子供を持つ母親達は、頼りになる大切な存在です。ややこしい人間関係になる場合もありますが、助け合いを通して信頼関係を築いていける仲間と出会う事もあります。

      男性は、奥様が公園デビューに苦戦していたり、ママ友関係に悩んでいたりしたら、「これも子育て中の母親の習性であり、頑張って子供を育てようとしているんだな」という見方もしていただけたら、と思います。

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  15. 「複数校を担当すれば、同窓会の幹事代行業者や、企業の運動会を仕切る業者のようなビジネスとして成り立つかもしれません。」というミリーさんのお考えについてですが、私も予算があれば可能だと思います。
    しかし、やはり私立ならともかく、公立の場合は、様々なご事情があるご家庭が多いのでPTA会費、部活動の部費などを容易にあげることはできないという現状がやはり問題だと思います。離任される先生にプレゼントをする時に、たった100円でしたが集めるのに苦労したこともありました。部費を100円あげるために保護者会を開いたこともありました。いずれも公立の小、中学校でのことです。
    自分の感覚だけで物事を進めようとすると上手くいかないのもPTAで、様々なご事情を抱えていらっしゃるご家庭があるからこらこそ、もっと負担を減らさなくちゃいけないのですが…なかなか難しいです。
    PTAについては、いまだに私自身がすっきりしていない問題なので、なかなか的を射たコメントができていませんが、参考になればと、またまた思いつくままにコメントさせていただきました。

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