じゃあ、新興宗教教祖

リクエスト記事です。新興宗教教祖について記事にします。

オウム真理教

教祖は松本智津夫死刑囚、熊本の畳職人の家に生まれ、生来弱視、9人兄弟姉妹で5人が弱視に生まれています。その当時から畳の需要は落ちており、父親は身に着けた技術を十分に生かすことも出来ず、家族の生活は苦しかったようです。

家族は障害を持つ子供と水俣病の関連を疑って役所に訴えたそうですが、却下され、智津夫氏は片目は見えていたようで、当初は一般小学校に通うものの、補助の手厚さから盲学校に送られたことで更なる人間不信になり、両親も苦しい生活、子だくさんで智津夫氏たちをあまり構ってなかったのでしょう。

盲学校では片目が見えていることで、全盲の子供にメチャクチャさせた逸話が残っており、カツアゲしたり、窃盗させたりと、後年の悪行を想像させるような逸話が残っています。成績は良くなかったものの、柔道の腕はしっかりしていたようで二段まで取っています。

コンプの強い子供にありがちなパターンで、学歴中毒をこじらせてまずは医学部を目指すが、当時のルールで聴覚障碍者の医師資格は認められていなかったため、東大法学部を目指して上京します。そこで、通った予備校で妻と出会い、結婚、鍼灸院を開きました。

ここまではありがちな流れなんですが、ここから漢方、ヨガ、という東洋医学に興味を持ち出し、精神世界、宗教世界に入り込んでいき、オウム真理教へと繋げていきます。あとは社会に溶け込めない人、屈折した学歴エリートなんかを引き込んでいき、組織として膨張していきます。

幸福の科学

教祖は大川隆法氏、徳島の一般家庭に生まれ、勉強ができたため、一浪して東大文一に入ったものの、そこで自分よりはるかに優秀な同級生たちを見て挫折したようで、司法試験、旧国一、両方が不合格、学士助手のオファーが受けられることもなく、二流総合商社だったトーメンに就職します。

これもありがちなんですが、田舎の秀才って、井の中の蛙大海を知らず、なんですよ。徳島の田舎では抜群にできて、自意識を漲らせるんですが、さくっと東大にも入れない、入ったら入ったで、すべての面で自分よりできる奴なんていくらでもいるのでプライドをずたずたにされます。

大川氏の父親も新興宗教活動、共産主義にかぶれたことがあるらしく、屈折した気持ちを持った時に自分自身が教祖として新興宗教を立ち上げていく、というのは不思議なことではなかったのではないかと思います。実際、初期は父親と一緒に活動していたそうです。

教義としては歴史上の偉人が大川氏の姿を借りて幸福論を唱える、ということらしく、冷静に見ると、どこらへんにはまり込む要素があるのか?はわかりませんが、各地の一等地に幸福の科学の建物があるので、それなりに大きな存在なんだなぁ、と思います。

政治活動にも熱心で、幸福実現党として国政には信者を送り込んでいませんが、地方議会には何人か当選者がいるそうです。ちょっときれいなお姉ちゃん、と言った風の人が広告塔になって、ポスターが貼ってあるイメージがありますね。

個人的には政教分離の原則を守ってほしいですが、創価学会、という事例が公然の秘密になってしまっているし、与党の一角として長くいますから、もう止めさせることはできないでしょう。個人の信仰の自由はあるので、悪いことさえしないなら信仰は好きにしてもらったらいいです。

創価学会

創始者は牧口常三郎氏なんですが、実質的教祖は池田大作氏です。池田氏が指導者になってから創価学会は大飛躍を遂げており、一代のカリスマです。前半生は何をやっていたのかよくわかりませんが、恵まれない家庭に生まれて、職を転々としながら、学校に通って、高利貸しをしていたというのは一般的な理解です。

この人が入信してから、創価学会は色んな方面に進出していき、選挙に絡んで公職選挙法で引っ張られたり、公明党として正式に政治進出へののろしをあげたり、各地の大物と接触を始め、そこら中で名誉XXみたいな称号をもらっていますが、法華経を信じているはずの創価学会は日蓮宗から破門されてます。

左翼用語の「オルグ」は創価学会では「折伏」と言いますが、これはかなり激しいものらしくて、集団に囲まれて、脅迫、軟禁に近いことをさせられて、どんどん外堀を固められていくものらしいです。この活動で組織力を手にして、大きな存在になります。

マスコミとの戦いは激しさを増す一方で、応戦していくうちに訴訟沙汰もいくつもしたんですけど、裁判は勝っています。身内に弁護士も持っていますし、資金力も半端ではないので、彼らと正面から戦うのは得策ではない、という風潮を作っていますね。「そうはいかんざき」こと、神崎武法さんも弁護士ですね。

まとめ

新興宗教って、コンプをこじらせてはまり込むものであり、教祖自身がコンプの塊みたいな存在であることがほとんどです。彼らが多かれ少なかれ権威として掲げる仏陀は元王子なのと対照的です。新興宗教教祖、信者でアッパーミドル出身者っているんでしょうか?

ユダヤみたいにアッパークラスで敬虔な宗教信者っていうのは割とあるんですけど、それは歴史ある宗教だけです。アジアにおいても、インド、タタ財閥はゾロアスター教の敬虔な信者ですし、日本でもアッパークラスは菩提寺を持っていて、割と熱心に宗教を関わっているように見受けられます。

オウム真理教信者で「エリート」とされた人も、アッパークラス、アッパーミドルクラスの人は見受けられず、学歴エリート集団の中では、少し浮くような存在の人ばかりだったのが印象的です。元々恵まれた家出身なのは開業医の息子、林郁夫さんくらいでしょうか?

それを言い出すと、右翼、左翼などの思想にハマる人も同じことであり、何かしらのコンプがくすぐられて、その穴埋めにのめり込むものであり、心の支えになるのならいいことだけど、盲目に信じ込んで、その信じた人が悪人だと犯罪に手を染めることになるんだろうと思います。

いつの時代も人間は心に隙間があり、それが満たされない気持ちがあります。それをあまり意識しない人も多いですが、強く意識する人もいて、そういう人には宗教、思想を心の支えにしないと生きていられないのでしょうね。

私は一人宗教、ぬるり教、教祖、信者ですw

11+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、新興宗教教祖」への14件のフィードバック

  1. 面白い記事でした。
    オウム真理教で記事を依頼しようか迷ってたときがありましたので。

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  2. 新興宗教で思い出したのですが、中国史シリーズで、王朝が滅んだり、そのきっかけの事件の農民反乱ってだいたい新興宗教が膨張してますよね。
    教祖のプロフィールをWikiで確認すると科挙に落ちていたりコンプ丸出しの人が多いですよね。
    太平天国の洪秀全とか

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    1. 思想家もコンプを持ちやすい傍系出自、下流出身が多く、恵まれた家庭出身だとか、ミドルの幸せな一般家庭出身はほとんどいません。エンゲルスは資本家出身ですが、彼はどちらかと言うとマルクスのスポンサーであり、彼自身は思想家という感じではなく、篤志家みたいな感じです。

      シン

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    2. カルト教祖の中でも、太平天国の洪秀全は凄いですね。
      王朝が落ち目になると、宗教結社の反乱が起きるのは
      中国史の定番ですが、洪秀全は他の教祖とは一線を画しています。

      中二病全開な国号の独立国家を本気で立ち上げ、
      2000万人もの死者を出す、人類史上最大の内戦を起こしています。

      単なるカルトの反乱ではなく、理念としては画期的で前衛的な政策を行い、
      中国革命の先駆けとして一定の評価を受けているのも興味深いです。
      是非シンさんに記事にして頂きたいものです。

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  3. オウム事件前後の2000年くらいは、カルトにはまる学生はけっこういて、別の宗教ですが私の友人も一人取り込まれてしまいました。

    「サークル」と名乗って友人に近づき、その後毎日のように複数で家に押しかけこんこんと夜通し説法をして洗脳していきました。

    カルトから離れるように説得していたのですが、友人は徐々に私たちの話に耳を貸さなくなり、そのうちカルトを悪く言うと怒り出すようになってしまいました。
    サークルの旅行と称して頻繁に外国に行くようになり行方知れずになりました。
    親から捜索願も出ていましたが、最後はどうなったかわかりません。

    >いつの時代も人間は心に隙間があり、それが満たされない気持ちがあります。

    最近はカルトのイメージが悪いからか、自己啓発セミナー屋に鞍替えしているところも多いみたいです。
    人の心の隙間につけこんだそうゆう洗脳集団みたいのは無くならないようですね。

    3+

      1. 人の不安は消えないので、新興宗教は姿を変えながらずっとありますし、心の隙間に入ろうとすらとはマルチ、過激思想なんかも同じだと思います。若くて自分の固まってない大学生が最も勧誘しやすく、大学が勧誘の場として選択されるのは当然といえば、当然です。

        シン

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    1. 大学に入った時に、知人から「〜と名乗るサークルは要注意!新興宗教の勧誘で洗脳しようとしてきます!」という注意を受けたことがあります。
      18歳の子なんて世の中知らないし、そのような注意は大学などがもっと大々的にするべきですね。

      2+

  4. 面白いです
    いま日本は無宗教で、しいて言えば会社教なのかもしれませんが、
    宗教がはやりだしたら良くも悪くも社会が変わると思います

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    1. >宗教がはやりだしたら良くも悪くも社会が変わると思います

      逆なんだと思いますよ。社会が変化することで、人が不安になり、宗教、思想が流行するのでしょう。

      シン

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  5. 大手の立正佼成会 や霊友会、
    最近はおとなしい統一教会やエホバの証人、
    祝福王なんかも次の機会にどうぞ。

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  6. 天理教や金光教はどうでしょうかね?
    歴史の長さから言えば、
    既に伝統宗教と言って良い域に達していると思いますが。

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    1. 幕末新宗教は創始者がコンプを抱えた人たちでない分、攻撃的でもなく、激しくもなく、政治にも積極介入してないので長く続いているんだろうと思います。

      シン

      1+

  7. 幸福の科学の教祖は、有名人の守護霊を自らに憑依させるイタコ芸をやっていて、
    話した内容を本にすると、信者が布教用に1人で何冊も買ってくれるそうです。
    憑依させられた有名人は、既に死んでいる歴史上の人物だけでなく、トランプや安倍総理、芸能人や現天皇陛下など、生きている人も多くいますが、
    本人たちに許可はとっていません。

    幸福の科学は、自分たちでアニメ映画も作っていて、ギャラが良いから声優も豪華です。
    オウムも、布教用のアニメを出していて、麻原などの実在するオウム幹部が登場して、本人たちが声優をしています。
    自分も動画サイトで見てみましたが、素人なだけあって、滑舌が悪く何を言ってるか分からなかったです。
    内容は、東大医学部の学生の信者が、
    施設から抜け出して連絡がとれなくなったため、幹部たちが信者の実家に押しかけて、猛反対する親に構わず、信者を連れ戻すという、胸糞悪いものでした。

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