じゃあ、嫌な仕事

ニューヨークタイムズを読んでいたら、嫌な仕事を続けるか迷う、という記事があり、読者投稿、それに対する読者コメントがまとめられていました。欲望にストレートなアメリカ人でも悩むんだよなぁ、と思いましたね。

経歴

50代のオジサンで、他に転用がしづらい職種で勤務しており、大手企業に10数年勤めているそうです。(アメリカ人的にはかなり長いです。)その仕事はずっと出張が要求されるらしくて、週末も関係なしに出ずっぱりです。仕事中毒みたいな人が評価され、ワークバランスとはボスが口にするきれいごとに過ぎないとのこと。

でも、仕事そのものはやりがいがあり、好きだし、大手企業なだけに収入もいいし、順調に資産形成できていて、あと8年したら退職できるくらいのお金が貯まる、という試算をしており、それを希望にしてキツイ仕事を耐えていました。

そんな時に思わぬ大病をして強制的に8週間入院して、療養としてしばらく家で仕事をしました。その時に家族、友人としっかり時間を過ごせる生活の素晴らしさに開眼してしまい、元の生活に戻ると嫌で仕方なくなり、転職できないか?と模索しています、という話です。

転職

当たり前ですけど、50面下げたオッサンが転職するなら、今までのキャリアの範囲内になるし、今更学校に通いなおすなんて遅すぎるし、高すぎる、という当たり前すぎる現実は本人が一番よくわかっているけれど、嫌なものは嫌であり、なんとかならんだろうか?と思うわけです。

これは世界中同じで、どういうことをやって来たとしても、ある一定の年齢を超えると転職は難しくなります。経験が長くなり、ある程度の報酬を受け取っているってことはサラリーマン経営者として評価されていない限りはニッチに入り込んでおり、なかなかその職場以外で良い評価を受けられないんですよね。

かといって、8年、という時間は長いです。生まれた赤ん坊が小学校に入るくらいに長いです。それは50歳以上のオジサンにとっても、やはり長いんですよ。30過ぎると時間が過ぎるのが速い、とは言いますけど、それでも8年は長いです。その時間を殺すように過ごすのも辛いです。(英語では killing timeと言います。)

アドバイス

辛辣なコメントが寄せられたみたいで、それは紹介されてませんでしたが、その内容は容易に想像がついて「そんなのみんな同じ馬鹿だろう?w」「自己責任だから勝手にしろw」という感じだろうと思います。切実な問題だからこそ、辛辣なコメントが付きやすく、ほとんどの人がキャリア後半で悩むはずです。

サラリーマンとして大企業でGM、部長クラスまで行ければ、日本企業なら天下り先も用意されるし、外資ならファッキューマネーを作ることができます。でも、多くの人はそもそも大企業に勤めてないし、たいして出世も出来ないんです。それなりにはやりがいを感じても、それに命を懸けるほども報われてないんですよね。

そこで、ニューヨークタイムズの記者がまとめていたのが、自分が思うよりも自分のニッチスキルが必要とされている可能性があるから、家族、信頼できる友達に相談して、自分の望むような働き方ができる転職が可能でないのか、を模索してみるといい。その結果、退職まで8年が16年になったとしても、トータルでは幸福度が上がるんじゃないんかな?とのことです。

なかなかいいこと言うな、と思いましたね。自分が思っている以上にやれることは多いし、収入にこだわり過ぎない限り、絶対に今の場所から離れられないことって少ないと思うんです。そういう風に色んなことを模索してみよう、と思うだけで精神的に楽になると思いますし、上手くワークバランスを得て今の仕事を続けられるのかもしれません。

まとめ

この記事を見て思ったのが、ぬるり相談に来る人は多かれ少なかれみんな同じであり、自分一人で抱え込んで、袋小路に追い込まれて、赤の他人に吐き出したい、と思ってきているんですよね。そして、自分が思っているほど、追い込まれているわけではないし、きちんと整理すればやれることはまだまだある、ということが理解できて、相談を終了しています。

私自身の悩みをブログに書いている、ということもあり、吐き出して、整理して、そう自分を追い込むなよwと笑い飛ばせるだけで、楽になるんだよな、と改めて思いましたし、見た目にはタフに見えるアメリカ人男性も内実は日本人と変わらないんだな、ということです。

ぬるりと生きましょう!

24+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、嫌な仕事」への3件のフィードバック

  1. 気持ちはわかりますね。
    私も友人とよくこの件で話すのですが、好きなことで楽しいけれど食えないってのも大変だし不安なんですよね。
    私も今の仕事が楽しいかと言われたら微妙ですが、自分の時間が持ちやすいから仕事帰りに友達と映画や女の子とご飯にいけたりこれはこれで楽しいと思ってます。

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  2. Fxxkyou money を持っていない人は、ほとんどが嫌な仕事でも続けるしかないんだと思います。

    私自身も、今の仕事が好きでも、遣り甲斐があるわけでもありません。
    ただ、嫌というほどのこともなく、淡々と感情移入せずにやっています。

    ですが、まだまだ Fxxkyou money と言えるほどの資産も貯金もないので、今更キャリアチェンジも厳しいので、この業界でやっていくしかないんですよね。収入、条件は安定していますし、何より自宅からリモートワークというのは大きいです。

    LAのラッシュアワーの渋滞は半端なく(東京の比ではないです)、その通勤から開放されたのは嬉しいです。
    ただ、ずっと自宅から仕事をしていると、下手するとお昼頃までパジャマだったり、たまに週末に外出する時くらいしかお洒落をしなくなったので、女として終わったなぁ。。。とも思います 笑

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