じゃあ、ロシア革命

人類が社会主義に挑戦したロシア革命について記事にします。その後の者合い主義革命の原型になった事件であり、人類史に悲惨な爪痕を残しました。

革命前

ロシアとは欧州の田舎、文化後進国として評価されており、先進的なことがロシアで起こることはほとんどありませんでした。西でフランス革命が起こっても、さほどの余波はありませんでしたし、ナポレオンもロシアを占領することもなく、民主化がロシアまで普及して行くことはなく、昔ながらの絶対王政、ツァーリズムだったわけです。

そのロシアで共和制、立憲君主制を飛び越して、社会主義革命が起こったことは不思議であり、リクエスト者さんと少しやり取りをしましたが、お互いに核心に迫るような意見はありませんでした。何か意見のある人はコメント下さい。

さて、ロシアは徐々に産業革命、農奴解放が進んだものの、国民全体の生活レベルが向上することもなく、日露戦争の苦戦もあり、国民は鬱屈した感情を持ち、社会不安がロシア全体を覆うようになります。その機運はアレクサンドル二世暗殺、と言うテロまで到達し、導火線に火がつきます。

元々、ロシア領は広大で、多民族国家であり、強権的に隣国を圧迫して来たこともあり、反感、怒りを煮えたぎらす人は多く、アレクサンドル二世を暗殺したのはポーランド人ですし、革命の旗手となったのは混血のレーニンです。そういった不満が膨張したのかもしれません。

闘争

フランス革命によって一気に民主化が進んだわけではなく、紆余曲折あってフランスが共和国して成立するように、ロシアでも革命が一気に進み、社会主義国家、ソ連に行き着いたわけではありません。まずは二月革命でロシア帝国の崩壊があり、十月革命により臨時政府が崩壊し、最終的にロシアソビエト連邦共和国が成立しています。

当初はテロ、クーデターのようは日常生活が脅かされる不安の暴発から始まり、徐々にそれが新しい概念である社会主義という思想によって国を成立させるというところまでたどり着きます。その決着をつけたのがレーニンであり、それまでの露払いを色んな人たちがしています。

レーニンは学者、貴族の家に生まれており、マルクス思想に影響されて社会主義思想を持ちます。日本でもそうですが、左寄りの人って労働者階級出身でもなければ、労働者でもなく、むしろ、生まれは貴族に近いが、本流の貴族ではない人が入れ込むようです。

ちなみに、当のマルクスは貴族ではないが、妻は貴族、贅沢な人です。まともに働きたこともなく、稼ぎもなく、その贅沢な暮らしをするために借金をしまくっており、その生活を支えるたのが盟友であり、資本家であるエンゲルスなんですよ。どの辺が労働者階級の味方なのかわかりません。

そのレーニンは職業革命家、ということでテロ活動に従事して流刑を食らったり、欧州を逃げ回ったり、扇動したりしてロシアに戻り、権力闘争に継ぐ、権力闘争により権力の掌握をします。そうなると、次は自分が狙われる立場になり、暗殺未遂事件まで発生します。

つまり、理想論は内部闘争をしているうちにどこかに行ってしまい、元から騒いでいるのは労働者ではなく、コンプ抱えた知識人階層であることが多いので、そのコンプ解消に王族、貴族、資本家に嫉妬して、駆逐してしまう、ということになってしまうんですよね。

定型

徐々に世界の半分を覆っていく社会主義革命はほとんど同じ流れになっており、その原型はロシア革命が示しています。まずは社会不安からテロ、外的と戦い、次に内部抗争を繰り返し、最後に個人崇拝につながっていきます。

社会主義って、本来は労働者の権利を守ることを目的としているんですけど、不思議なことにどこでも単なる権力闘争になるのです。その先例はレーニンからスターリンに権力継承されても同じことであり、スターリンはライバルのトロツキーを亡命先のメキシコで暗殺までしてます。

グルジア人のスターリンはレーニンと違って、本当に恵まれない家庭の労働者階級出身なんですけど、彼も真面目に働いていたわけではなく、暴れるための時間を働いて稼いでいただけで、やり過ぎて流刑を食らって、本格的にのめり込んで、レーニンに出会ったことで副官として出世して行くだけで、本当に貧民の味方ではありません。

内戦、強制労働、暗殺、監視社会となるなら帝政の方がいいんじゃないか?と思うくらい悲惨な世の中になります。独裁主義って科学技術の進歩はするので、ソ連の軍事力は強大になりましたけど、社会主義革命によって労働者階級が幸せになったとはとても思えません。そして、ソ連も崩壊しましたしね。

まとめ

ロシアで世界で初めて社会主義革命が起こり、その結末は悲惨なものになったものの、後発で同じ惨劇が繰り返され、未だに北朝鮮では社会主義という名の圧政が行われています。人類の夢、理想ではあるけれど、それを達成する方法は見当たらず、全く逆の方向に向かっていきます。

あまりにも深いテーマのため、考えがまとまりませんでした。資本主義が素晴らしとは思わないし、民主主義もこんなバカな人に平等に参政権を与えなくてもいいのでは?と思うこともありますが、それ以上にいいやり方がわかりません。

選挙で勝った自民党を民意を示していると思うな!、という左翼の言うことは社会主義国家で起こっている、個人崇拝、嫉妬の渦にしか思えず、自民党を支持しているわけでもない私にすら、何を言っているのかわかりません。

13+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、ロシア革命」への14件のフィードバック

  1. 女性差別。性暴力、男向けキモオタポルノの蔓延する民主主義、資本主義より社会主義の方がずっとましなのですが……
    あなたには一生理解できないでしょうね

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    1. BLも民主主義の結果、発生したと思いますが、社会主義になってゼツユルさんの趣味が消滅したら悲しくないですか?

      シン

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  2. リクエストありがとうございます。
    無茶なテーマに応えてくれてありがとうございます。

    ある世界史の先生は、ファシズムと社会主義ってのは政権が違うだけで似ていると言ってましたね。
    それが、ロシアや中国にあっていたのかもしれませんね。

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    1. 消化しきれず申し訳ないです。

      ファシズムって、理想を唱えながら、その理想に従うことを強要しながら突き進むので、社会主義とほとんど同じです。言っていることは極めて全うだけど、単なる理想論で、現実は酷いもの、というところに辿り着きます。

      日本の左翼の皆さんが言う、キレイゴトは確かに素晴らしいのですが、達成の道筋は示さず、文句だけつける立場になってますが、そう言う人が政権に立つと、メチャクチャになるのは民主党政権が実証してくれました。その大規模バージョンが社会主義国家なんですね。

      シン

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      1. 中国史シリーズとロシアの名君を依頼したときに思ったことは、この二つの国は昔から皇帝の権力が非常に強い国で社会主義の仮面を被った独裁で21世紀でも時代に逆行しているんですよね。
        ただし、唐の開玄の治や清の三世の春やエカチェリーナ二世のように当たりの皇帝ならいいのですがハズレがくると国が崩壊しますね。

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        1. 強大な国を運営していくには徐々に独裁になりがちです。アメリカだけは例外で、大統領権限は大きいですが、大統領任期延長という強権が発動されたことはなく、各州の力もあり、大統領権限を無視して動くこともあります。だからこそ、唯一無二の国なのかもしれませんね。

          シン

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  3. 僕もリクエストしようかと思いましたが先を越されました
    また50年以内に社会主義に限らず何らかの運動は起こると思います
    インターネットあるいはそれの発達したiotが引き金かと

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    1. 社会主義の理想、理念は素晴らしいが運用できたこと、できる見込みはなく、何かしらの形で運用できる可能性が出てくるなら、復活するのかもしれませんね。

      シン

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  4. 社会主義→共産主義の理想は素晴らしいが、最後はひどい国になったのがソ連だと習いました。

    宮沢りえと思って付き合ってたら、知らぬ間には野村沙知代になっていた、と言われて笑ったのを覚えていますw

    何てことはない、はじめから野村沙知代、いや細木数子だったわけですねw

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  5. チャーチルも言っていました。
    民主主義はそれ以外の中でまだマシな政治手法であるだけだと。
    この前の朝生のウーマン村本についての意見をお聞かせ願えれば、幸いです。
    愚民代表と言いましても、あそこまで愚かではないと一般の国民は思います。

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