じゃあ、身を守る資産

資産って、積極的に投資するためだというより、身を守るために必要なんだと思います。

外貨

日本円で普通預金しているっていうのも消極的に投資をしているわけです。仮に全財産を日本円で持っているなら、円ショートの一点張りしているのと変わらない、かなりリスキーなことをしている自覚はあるのでしょうか?多くの情弱は政府、銀行を何の根拠もなく信用しているので、こんなことをするのでしょう。

幸いなことに日本の財政状況は諸外国と比べれば健全な部類に入るため、長期的には円高になっているわけです。今はトランプ相場で円安に振れてますが、歴史で見れば、変動相場制が始まってから円ドル相場はずっとショートです。

この事実を無視して、日本破綻論をぶちまける人っていますが、何を根拠に破綻するって言っているのでしょうか? 特殊な国を除けば、借金はどこも抱えているので、ミソクソですし、その中では日本円はミソだと思われているわけです。

しかし、日本政府を信用しすぎるのも問題ですから、資産をある程度外貨に換えておくことって大事です。基幹通貨のUSDだけでなく、EUR、AUD、SGD、人民元、何でもいいんですが、自分が信用できるな、っと思うものをいくらか持っておくのは大事です。

そういったことを念頭に入れて、海外旅行するのは投資行為だと言っていいでしょう。まあ、あくまで遊びに加えて、色んな視点を持っておくと、何かのときに役に立つってくらいですけど、日本だけが世界ではないことが実感できるだけで、情弱行為が少し減るのではないでしょうか?

不動産

投機対象になる不動産ですが、リスクを一定に制限するという意味ではかなり堅い保険になります。国が信用を失い通貨がぶっ壊れて、ハイパーインフレすれば貯金なんて吹っ飛びますが、人間って雨露しのいでいられるなら、ある程度のことはどうにかなります。

あとは食い扶持だけ確保するだけで、本当におなか一杯になるために働くなら、案外楽なものです。農家の手伝いをして、米、野菜を貰えば、何とかおなかが膨れます。だから、家庭菜園なんて、案外地道なリスクヘッジになるのかもしれません。

もし、あなたに相続できる実家がないなら、どこか自分の快適に感じる場所に不動産を買って、リスクを制限しておくのもいいでしょう。そこに実際に住むもいいですし、人に貸してもいいです。日本の法律は借主に甘いので、きちんと期間を区切って契約すべきです。

ハイパーインフレを起こした場合、政府がどの程度力を維持できるかわからないので、ドサクサにまぎれて、強奪されるかもしれませんがね。戦後の某外国人が混乱状態にヤクザを雇って実力行使で不法占拠しました。

この場合、日本は北斗の拳状態に突入しているので、体を鍛え、モヒカンにして、バイクを乗り回したらどうでしょうか?北斗神拳の継承者に遭遇したら、諦めましょう。それは冗談として、心配しだしたらキリがないです。

大事なのは余剰資金で不動産を買うことで、自分で住まないなら一括で払ってしまうべきですし、自分が住む場合でも10年以内に返し終わる目処がついたうえでローンを組むべきです。

間違っても、35年ローンっというような馬鹿げた奴隷契約を結ぶべきではないです。彼らは金貸しなので、すべてにおいて自分たちが有利な契約になっています。10年先のことを見通すのも難しいのに、30年先のことなんて誰がわかるんですか?

技術

手に職のある人はそれが資産だと言っていいでしょう。特にローテクであれば、あるほど効果的です。通貨がぶっ壊れても、人の髪は伸びるので、ヘアースタイリストはそれで食っていけますし、おなかも減るので、料理人も生きていけます。技術を対価にして、食い扶持を稼ぐことができます。

極端なケースでなくとも、どこに行っても、ある程度重宝される普遍的技術を持っていると強いです。ここでも文系を叩きますが、文系なんて日本を離れれば、何の役にも立たないので、仮に日本が破綻したら、経済難民化します。日本人であることが大前提で、事務仕事しているのに過ぎないので、日本人であることに意味が無くなったら、そこで終わりです。

無形財産って大きくて、ユダヤ人、華僑は資格、技術を重要視する人が多いです。彼らは本国を離れて、差別の中を生き抜いてきているので、自分に売れるものがないことを嫌がるのです。資格、技術を身につけられるほどの教育がない人はマイクロビジネスでもやって生きられるだけの根性を身につけます。

例えば、ピーターフランクさんなんて、きちんとした実績のある一流の数学者なのにサーカス団に入って、芸を覚えていますが、彼は非常時には数学なんて役に立たない、芸を覚えれば、路上芸人で小銭を手にしてでも、世界中で生きられる、と思ったのでしょう。

ユダヤが金融を牛耳っているのはそういう根性だと思います。外銀のフロントやっているような人間はすべてを失っても、持ち前のサイコパス的行動力、口先八丁手八丁でポン引きしたって生き延びるでしょう。人になんと思われようが、生き残ることを最優先にする精神力の強さがずば抜けています。

まとめ

最悪の事態を想定して、何かしらの資産を蓄えていくといいでしょう。誰でも出来る最も大事な資産形成は貯金であり、貯金を出来ないようなカスが何の資格を取ろうが、学位をとろうが意味ないです。目の前にあることをコツコツ出来ないような意志薄弱な人間はいずれにしたって、非常時には一番先に駆逐されます。

独占業務のある資格、学位なら、将来への投資と言っていいでしょうが、何の独占業務ないCFAなどの資格、MBAなどの学位はケツ拭き紙にもなりません。フィルターにならない資格って、無資格者との差異にならないので、取るだけ無駄です。喜ぶのは運営サイドです。

しかし、非常時には独占業務は意味がありません。認定期間である国が信用を失えば、資格なんて意味ないです。医者のようにけが人の手当て、手術が出来ればいいでしょうが、資格でなく、手に職なので、ブラックジャックみたいなものです。

とにかく、逆境を跳ね返すだけの精神力を持っていれば、何とかなるものです。そういう精神力って日々、小さなことから鍛えていくべきで、健康のために走る、貯蓄のために家のランクを落とす、車を持たない、タクシーに乗らない、など、自分の見栄、心の贅肉を一切切り離して行くのがいいでしょう。節制し、小さなことに幸せを見出し、金銭的な贅沢するのはセーフティーゾーンに入ってからで十分です。

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NEET
7 years ago

手に職のない会計事務所職員としては耳が痛いです

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ran
7 years ago

日本の財政は、借金が多いのに、なぜ円高だったり、破綻しないと考えられているのですか?
確か、国内からしか借りてないから、大丈夫といった話を聞きましたが、それがよくわかりません。
海外に多額の借金があるのと、国内から多額の借金がある場合の、違いはなんですか?

それと、不動産はリスクが高いと思います。
福島みたいに地震が起こったりしたら、価値が下がるうえ、その土地に縛られたりする事を考えると、安心できないと思います。

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