じゃあ、シンガポールvs東京

シンガポールと東京を比較したいと思います。

不動産

不動産は完全にシンガポールの方が高いです。だいたい、三倍するうえ、選択肢が少なく、それなりに質が良くて、価格がほどほどの物件は奪い合いになるくらい出物が少ないです。そのため、シンガポール在住の外国人は不動産価格にギャーギャー文句を言います。

シンガポール人にとっても高いんですけど、シンガポール人には優遇措置があるので、不動産価格がもろに転嫁されるのは外国人で、駐在は会社が払ってくるので、どうということはないですが、現地採用は家賃のために働いているような状態になります。

公共料金

公共料金はシンガポールの方が安いです。すべてが効率重視で設計されているので、無駄がなく、利用者に無駄を押し付けることがないからです。電気、水道、ガスは一括請求で、無駄がありません。ただし、年がら年中暑いので、ずっとエアコンをつける人は東京以上に公共料金が電気代がかかります。

電車、バス、タクシーという交通インフラもシンガポールは安いです。ほとんど無駄がないので、不採算路線がなく、ほぼ政府系企業なので、利益を追求してもいません。儲けることを主眼に置いておらず、住民にいかに車を使わせないか?、を主眼に置いています。

どの程度の仕事か?、を問わないなら、シンガポールは仕事にあふれています。日本でいうところの派遣社員にあたる、現地採用でいいなら、かなりの低スペックでも就職可能です。実際、シンガポールに飽きて、日本に戻ったはいいが、まともな仕事が見つからず、シンガポールに帰ってくる人がいるくらいです。

日本企業、ジャパンデスクであっても、基本的にはシンガポールの法律に準拠するので、残業はほとんどありませんし、有給も消化できます。日本のようにパワハラすると、人がいなくなってしまうので、日本人駐在員も無茶はできません。アウェイなので、怖いっているのもあるでしょう。

教育

シンガポールの教育レベルは高い、と言いますが、日本人の子供が現地校についていくのは本当に大変です。少なくとも小学校低学年から現地校に通わないと、とても授業についていけません。そのうえ、セミリンガルになるので、シンガポール以外では働けない人になる可能性が高いです。

インターナショナルスクール、日本人学校は高いので、両親が日本人現地採用なら、かなり家計を圧迫します。高給現地採用で資金に余裕があっても、選択肢も少ないので、あまりお勧めはしません。インターナショナルスクールの大半が高いだけのFランで、通わせる価値を見出せません。

インターナショナルスクールで一番レベルの高いUWCは入学試験を受けるのも順番待ち、何とか入っても、そんなに進学実績は良くないですし、日本人学校は高校から早稲田渋谷シンガポールというになりますが、ここは私立文系の推薦狙いで、コスパが悪いです。

環境

東京のほうがいいと思います。シンガポールはすべてが人工的で、歴史がなく、自然のない、嘘くさい街なので、住んでいて、あまり面白いとは言えず、ほとんどの外国人は早い人は数か月、遅い人でも数年で底の浅さに嫌になってしまって、シンガポールの悪口ばかりを言っています。

当のシンガポール人ですら、シンガポールに飽きているので、海外旅行が大好きですし、頻繁にマレーシアに遊びに行くことを習慣としています。国内の海岸は人だらけで、人を見に行くような状態であるうえ、そんなに面白いものでもなく、フランチャイズチェーンの娯楽がそこにあるだけです。

まとめ

富裕層、独身、シンガポール人と結婚しているのなら、シンガポールで暮らすのもいいでしょうが、家族持ちは駐在で数年間いれば十分な国だと思います。現地採用として移住してくる人、駐在から現地採用に切り替えて居ついてしまう人がいますが、親はともかく、子供にとって迷惑だろうな、と思います。

マスコミがいうほど、シンガポールはいいところではないですが、暮らしていくのに楽な国ではあります。若い人がどうしても海外が見てみたいなら、数年限定でシンガポールで現地採用をするのもいいかもしれませんが、それ以上は勧めませんし、先行者利益を得られるほど未開拓でもありません。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、シンガポールvs東京” への 26 件のフィードバック

  1. はじめまして。ぬるりと生きる歴4年の読者です。

    現在香港在住(夫婦ともに日本人、米系金融バックオフィス現地採用)ですが、ほぼ同じことが香港にもあてはまります。来年上の子が小学校入学(現在日本人幼稚園)なので、それを機に帰国を真剣に検討していたので、タイムリーなトピックでした。

    正直な話、香港来た頃は、子供はインターに入れて、、、とか考えてましたが、ぬるりと生きるブログに2013年に出会い、結果日本人幼稚園を選びました。

    ただ、所得を日本だけに限定することに抵抗があったので、数年前こちらで不動産をキャッシュで購入しており、帰国後も引き続き賃貸に出して、インカム&キャピタルゲインを狙います。というわけで、香港の益々の繁栄を期待してます。

    まもなく在香港7年になり永住権が手に入るので、それを手土産に、潔く帰国、という流れになりそうです。香港は、まさに”楽に暮らせる”国でしたが、そのような気持ちのステージも過ぎたかな、というのが正直な気持ちです。久しぶりの日本(東京)での暮らしが、今から楽しみです。

    いつか、シンガポールのライバル都市、香港についても考察お願いします。

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    1. 前のブログでもコメント頂きませんでしたか?なんとなく記憶があります。思えば、ぬるりと生きる、もそれなりの期間続けてきました。

      新しい門出をお祝い申し上げます。東京での生活が実りあるものになるように取り組んでください。

      しばらく香港で永住権、不動産を維持しつつ、東京で暮らすのが良いと思います。リスクヘッジになります。

      実は私は香港には行ったことがなく、行こう行こう、と思いながら、トランジットで通過したことしかありません。その時に東京で問題なかった糸切りバサミが取り上げられて、これでハイジャック出来ますか?、と嫌味を言った記憶がありますw

      さて、子供の教育環境を考えると、多言語環境、外国人として暮らすのは悪影響が大きいだろうと思います。まずは第一言語、アイデンティティを確立させ、軸をはっきりさせることが真の国際人ではないか?、と思います。

      シン

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  2. シンさん、こんにちは。
    シンガポール在住です。
    低スペックでも就職可能、という点についてはビザが厳しくなった昨今、難しいのではと思いました。文意取り違えていたらすみません。
    国民/PR向けだと1,500-2,000など低賃金の求人がありましたが、共働きはもちろん、HDBもってて家族全員同居が前提なんだろうと想像します。
    どこの国も来てほしい外国人は優秀な人だけですよね。いつか移民について書いていただけたら嬉しいです。

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    1. 文意としてはFラン文系、職歴が3年もあれば、日本人最低レベルの仕事なら見つかるし、EPも出るので、先進国でこんなに楽に海外就職出来る国はないと思います。一時期と比べると、厳しくなりましたが、それでもかなり楽な部類になると思います。

      来て欲しい移民について記事にしますよ!少し待っていてください。

      シン

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      1. おっしゃる通りかもしれません。アメリカに比べればずっと楽で雑多な日本人が流れ込んでいるのを身近に見ています。
        移民のお話楽しみにしてます! 私は、日本にへの移民について心情的にネガティブですが、若くて優秀な人、適切な規制をした単純労働者はもう、いないとやっていけないだろうと思っています。

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        1. アメリカなり、欧州なら、労働許可が出ないであろう日本人がウジャウジャいるのがシンガポールです。

          あまりに低レベルで呆れるようなジャパンデスクも珍しくないです。自分で送ってきた資料の詳細を聞いたら、ローカルに聞かないとわからない、とか抜かすので、もうあなたには聞かないので、直接担当者を教えてくれ、と言ったことが何回かあります。ほんの少し英語が話せる他にまったく知識、経験のない人が外国で働くって凄いことですよ。

          移民についてはどこの国でも苦しんでいて、欲しい移民はどこも同じで、来る移民は欲しくないんですよねw

          シン

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  3. 少し前にネットで「シンガポールって行った事ないけど効率性を突き詰めていくとこんな国になるってイメージ」ってあったんですが、わりと当たってそうですね。住む上で前もって考える事って、社会的環境だけじゃなく自然環境も考慮すべきだなって思います。自分はロンドンには住みたくないなって思いました。空が曇ってばかりだって聞きますし。人間の精神性を形成するのはやっぱり環境って大きいんだなと思います。ロシアは文学とか音楽とかの芸術分野って厳格なのが多いのは、「寒いから」からだとか。人間あんまり人工的な環境にいるとバランスをとろうとするというか、情緒的なものを求めるのかなとか思います。

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    1. 単なるメリット、デメリットだけで割り切れないのが人間で、メリットだけなら、シンガポールはかなり楽な国ですが、情緒はなく、季節感がないので、あっという間に時間が過ぎていき、何にもしてないのに、もうこんな年齢になってしまった、という日本人は多いです。

      婚活のために帰国する人も少なからずいます。情緒のない国なので、男女ともに拝金的になりやすく、付き合う前にステータス、資産を見ているような人も多いです。シンガポール人の口癖はハウマッチですからw 帰国すると、憑き物が落ちたように相応の人と結婚する、というケースは日本人だけでなく、他の外国人でも聞くので、風土病でしょうか?w

      シン

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  4. カリフォルニアも同じような感じです。特に不動産は激高です。あえてアメリカと言わないのは州や地域による物価が違い過ぎるからです。ところでシンガポールは医療保険や年金制度はどうなのでしょうか?

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    1. カリフォルニアは物価は激高だけど、住みやすいんじゃないんですか?気候が良く、人はリベラルで、娯楽も多い、という印象です。もしよかったら、レポートしてもらえると嬉しいです。

      シンガポールの医療制度はアメリカに似ていると思います。働いていれば、企業が保険を買ってくれたり、提携先で安く医療を受けられるので問題ないですが、そうでないと、自己責任になります。国立病院は常に激混みなので、なかなか自分の番にはならないので、すぐに診てもらいたいなら、これも激高の私立に行くことになります。大病して、保険に入ってなければ、終わりですね。

      年金は個人口座への積立式なので、個人、企業から政府が強制積立をして、その資金を公団住宅を買ったり、万が一の医療費などにあてます。運用に不信感がないわけではありませんが、不公平感はありません。

      シン

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      1. リクエストがございましたので、私の知っている範囲で以下まとめてみました。

        不動産

        今、現在 アメリカ国内で不動産+家賃が高いといわれているのは、ハワイ、サンフランシスコ、ロスアンジェルス及びその近郊都市、NYNYです。
        ハワイの場合、ハワイ王族末裔が例えばオアフ島の場合、島のほとんどの部分を所有しているので、物件のみ にも関わらず、高いです。
        しかし、あくまで平均値であって、ハワイの場合は世界中の富豪やアッパーミドルが資産としての別荘保有率が高く、それらの物件を除くと平均値は少し下がるのではないかと思います。

        カリフォルニアにはビバリーヒルズ、マリブ等、ハリウッド・エンタメ富豪者等の高級物件が立ち並ぶ地域が含まれており、北側 サンフランシスコ及びその周辺はIT企業本社が郡をなしているシリコンバレーがあります。また南には海軍最大規模の軍事拠点があるサンディエゴがあり、軍需産業関連、バイオ関連会社等が多く存在し、また気候がカリフォルニアの中でも温暖でお洒落な町並みが人気というような理由という都市部が含まれるため、カリフォルニアの平均不動産値は高いです。

        東京と比べると ハワイの物件が同じ間取りとして、約3倍~4倍。(ワイキキ及びワイキキ周辺や一部マウイ島の人気地域に限ります)
        サンフランシスコが約3倍。LA、サンディエゴ周辺も同じく約3倍といったところです。
        当然ながら、資産価値が高いため、Property Tax (固定資産税)も高いです。

        私の住んでいるLAで、安全な地域で都心から通勤圏内(車で片道1時間以内)の例えば3BRの一軒家(日本でいうと3LDK)で大体日本円で4000万以下のものはないです。
        タウンハウス(日本でいう集合住宅)やコンド(日本でいうマンション)3LDKだと、探せば3000万円台のものもあります。が、まず日本人レベルでまあまあ満足できるレベル(治安の良さ、学校の良し悪し)で3LDKとなると、安くても目安は大体4000千万くらいとなります。
        また住宅ローンは日本の比ではなく、利率が高く 高クレジットスコアでも 2.5%~4%くらいになります。
        こちらのサイト https://www.trulia.com/home_prices/  大雑把ですがわかりやすいマップです。

        賃貸の場合、私の住んでいるLAで、やはりある程度の安全な地域で、通勤圏内だと
        Studio $1000, 1BR $1300-$1500, 2BR $1700 – $2300 くらいが目安になります。

        昨今では、アパート等賃貸契約前に 銀行残高、過去数ヶ月分の給与明細を提出しなければならないところがほとんです。これが揃わないうちは、他人とアパートをシェアするか、誰かの家を間借りさせてもらうしか手はないです。

        またその銀行口座を開設する審査が厳しくなりました。
        以前はソーシャルセキュリティナンバーと自動車免許証だけの確認でOKでしたが、最近はシチズン(アメリカ国籍保有者)なのかグリーンカードなのか、ビザなのか、滞在ステータスをいろいろ聞かれますし、その認証ID提出も求められます。

        公共料金

        ガス、水道、電気はシンガポールと同じく一括請求で、日本より割安である場合が多いです。
        ただ、一軒家の場合、セントラルヒーティング式の家がほとんどなので、真夏クーラーをつけっぱなしにしていると
        後でとんでもない額の請求書が来ることがあるので要注意ではあります。
        また、毎回 Dish Washer (自動皿洗い機)を利用するとやはり割高になってしまいます。
        普通に日本人感覚で住んでいる分には割安です。またアパートなどの場合は家賃に含まれている場合も多く、
        そうでなくても電気・水道はかなりお得です。
        目安でいうと、LAのアパート(2LDK)くらいの広さで、夏エアコン24時間つけっぱなしで、2ヶ月で150ドルくらいです。

        ハワイはクーラーのついていない賃貸アパート、コンドがほとんどです。
        にも関わらず、LAよりも割高な感じです。。。

        交通機関に関しては、日本に比べると全体的に激安です。
        バス、地下鉄、モノレール等、どこで降りようが一律2ドルもしないものがほとんどです。
        国レベルの公共機関はほぼ皆無で、カウンティ(郡)、シティ(市)経営です。

        ただ、アメリカは国土が広いので、ごく限られた地域しか公共交通機関は存在しません。
        また、車をもてない貧困層が多く利用するので、治安面に問題がある区間があります。
        そういった区間の場合、治安面だけではなく、車内が汚い、体臭がひどい。。。等の2次災害(笑)もあります。

        そのため、通勤専用高速バスや電車が別に存在しますが、こちらは割高になります。
        片道大体10ドル前後です。

        また一応タイム・テーブルはあるものの、時間きっちりに来ることはまずないです(苦笑)
        ただ、一昔に比べるとだいぶマシにはなってきたように思います。
        最近は、GPSを利用したリアルタイム電光掲示板が普及してきました。

        まだまだ車社会のアメリカですが、都市部では 序々に ノーカー通勤が増えてきてはいます。
        問題は都市部はホームレスが多く、最寄駅周辺は 臭い、きたない、危ない の3拍子揃っていてこれをどうするのか各郡や市の悩みの種のようです。

        また少し遠出するには、近隣州ならば車、少し遠い州であれば飛行機が一般的です。
        新幹線に該当するような鉄道がまだありません。
        アムトラックというのがありますが、冗談でしょ?というくらいノロイです。。。そして高い(苦笑)

        比較して、ハワイは 特に日本人が多いワイキキ周辺では、車は必須アイテムではないです。
        なにせ狭いので、大抵のところは徒歩でいけたり、ローカルの交通機関で事足ります。

        車の維持費は日本より断然コスパはいいです。(車検がありません)
        また運転免許を取るのも、比較にならないほど簡単に取れます。

        シンガポールと同じく、選ばなければ何かしらの仕事はあります。
        ただ、日本人が快適に過ごせる最低生活レベルの目安は、ロスアンジェルスで 月収2000ドルくらいです。
        これが独身者の最低目安です。

        家賃、物価が高いため、どうしてもそうなってしまいます。

        家族持ちの場合、Total Household Income (家族全体収入)がLAではGross (税引き前) 6万ドル(約600万円)を最低目安と考えるとよいと思います。

        ただ、昨今相次ぐ日系企業のカリフォルニア離れにより、日系企業が激減、これに伴い 日本人相手のサービス業(レストランやカフェ、雑貨屋)なども消えてきているので ただ単に日本人だから、日本語が話せるからという理由では、たとえ事務系であっても正社員の職に就くのが難しくなってきていてます。
        このしんさんのブログでも何度も言われている通り、なにかしらの専門技術がないとかなり難しいと言えます。
        専門がない文系出身の方の場合、米系のサービス業で職を得るのも難しい(そもそもネイティブにはかないません)ので、気楽にふらっとアウェイする先としては厳しいと思います。

        IT技術職、製造業技術管理職、医者、研究員、財務系管理専門職(CPAなど)、アニメーション製作特殊技術者 もしくは 最初から潤沢な資金があり、オーナーとしてビジネスを展開できる方(赤字でも数年もちこたえられるだけの資産をお持ちの方) 等であれば、問題なくまともな就職先はあると思います。
        ナースの場合は、日本とはナースの資格基準や形態が違うので、日本でナース有資格者でも、アメリカで取り直す必要が出てきます。また、昨今の就職難のため、アメリカ人の学生もナースを目指す人は多く、現在は人員過剰状態が続いています。

        ただ、技術者といっても、車や精密機械のいわゆる職人的な仕事は、カリフォルニアではメキシカン(合法、違法移民どちらも含む)に占領されてしまっており、いわゆるブルーカラーの低所得層になってしまいまいます。わかりやすくいうと、日本で例えばトヨタの正社員として精密機械の品質管理者で高給だったとしても、アメリカでは最低保障もない、正社員でもない、そのへんのメキシカンや発展途上国の移民者の最低賃金レベルに落ちます。ここはよく調べて、気をつけてきてほしいところです。
        また航空整備関係も同じような感じです。その管理者であれば、その限りではありませんが、管理者レベルとなると英語ネイティブでないと厳しいです。

        逆にハワイはまだまだ日本人観光客が多く、観光業がメインですので、日本人であれば選ばなければいくらでも就職先はあります。
        ただし、ハワイ州は全米50州中、50番目に最低賃金が低い州であり、ローカル全体の平均所得も全米で最低です。
        そのわりには物価が高いので、観光で行くのと 住むのとでは かなりのギャップがあるというのが現実です。

        教育

        アメリカは義務教育が小学校から高校まで。
        日本とは違い、一部の私立を除いては 普通は小学校5年、中学3年、高校4年 がほとんどです。
        また州や地域により、公立でも小学校レベルから かなりの教育とマナーのギャップがあるので、学区の良い地域を選ぶことが先決になってきます。
        学区の良い地域は、不動産や家賃も割高になります。

        日本語学校も数校ありますが、年々減少傾向にあります。
        日系企業のあいつぐ撤退、駐在員の減少 と密接に係わり合いが多いからと思われます。

        現地校は、小学校でも宿題はほぼ毎日のようにあります。
        小学校4年生からだんだん宿題の量が多くなり、中学くらいからは日本とは比較にならないほど多いです。
        高校になると、真面目にやると平日はまったく遊ぶ時間がないくらい宿題の量が多いです。
        宿題提出期限は必須で、これを破ると直でグレード(通知表)に跳ね返ってきます。

        逆に言えば、試験の点数は低くても、期限内に宿題提出、真面目にちゃんと出席さえしていればある程度の成績は維持できます。
        その逆も然りで、高校の場合は、宿題、出席日数が足りなくても 中間・期末試験で挽回できるチャンスもあります。

        公立小・中・高は基本授業料は無料です。
        勉強道具やクラブ活動必要経費が自費になるくらいです。
        教科書は一度、学校から購入しますが、年度の終わりに ほぼダメージのない状態で戻せば、その分は全額戻ってくるという利点があります。

        私立の場合は、年間数百万単位の授業料が課せられところがほとんどです。

        環境

        カリフォルニア 特にロスアンジェルスは1年通して快晴の日がほとんどで、降水率は非常に少ないです。
        そのせいで何年も水不足に悩まされてきましたが、昨年くらいから降水率が上がってきて、今年は雨が多いのが印象的でした。
        冬は結構寒いです。(日中は暖かいですが、朝、夕は摂氏0度くらいまで下がります。)
        夏は日本とはまた違う種類の暑い日が続きます。
        基本的に砂漠気候なので、日中と夜間の温度差が激しいです。

        LAは車社会なので、フリーウェイの渋滞はハンパないです。
        上、下ともに5車線づつあるにもかかわらずです。
        また少しでも悪天候になると渋滞がさらにひどくなります。
        できる限り職場に近い住居を選ぶことをおすすめします。

        一口にカリフォルニアといっても、カリフォルニアの面積と 日本の本州の面積がほぼ同じくらいなので
        気候は地域によってかなり違います。
        最南端のサンディエゴは南国のような気候。
        真ん中のロスアンジェルスは海側と山側で結構違いますが、基本は砂漠気候。
        (湿気がほとんどなく乾燥しています。)
        北側のサンフランシスコは雨や曇り、霧の日が多く、例えればロンドンのような気候です。

        春、秋がありません。
        夏からいきなり冬、冬からいきなり夏になります。
        春、秋と呼べる気候は1週間~2週間くらいで終わります。

        夏は海側でマリンスポーツ、冬は山間部でスキーやスノボが楽しめます。
        ディズニー・リゾート、ユニバーサル・スタジオ、ナッツベリーファーム等各テーマパーク、
        世界最大の動物園、サンディエゴZOOやシーワールド、サファリパーク、水族館、
        博物館などなどの娯楽施設が充実しています。
        またハリウッド発エンターテイメント(映画やコンサート)会場も多いです。

        ラスベガスへも車で4時間ほどで行けます。
        またカリフォルニア内であっても、インディアン特別地域にはラスベガスと同じようなカジノ&ホテルなどがあります。

        カリフォルニアはとにかく移民者が多い州なので、日本食もひっくるめていろんな国のレストランや食材が身近に豊富にあります。
        私の場合、職場のランチ仲間と 月曜日はアメリカン、火曜日はタイ料理、水曜日は中華、木曜日は韓国料理、金曜日は和食
        というような感じの予定をたてたりしますが、いろんな料理が堪能できるところは楽しいです。

        まとめ
        アメリカ国内では気候の良さでダントツは個人的にはハワイだと思っています。
        次にカリフォルニアでしょうか。

        しかしながら、物価、最低賃金、気候、人、娯楽 トータルではカリフォルニアに軍配が上がるというところでしょうか?
        ただ日本人にとって総合的に暮らしやすいのは、対東京となると やはり東京だと思います。

        *東京に学生時代の4年間プラス、最初の就職先中住んでおりましたが、
        私自身は地方都市 福岡の出身なので、福岡が一番好きなのですね。
        不動産も比べ物にならないほど安いですし。食べ物も美味しい!

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        1. 素晴らしく濃い内容のコメントをいただき、ありがとうございます。編集して記事にしていいでしょうか?このままコメント欄に放置するのはもったいないです。

          印象としては何かしらの事情でビザを確保できれば、カリフォルニアは景気が良く、仕事はあり、安く生活できるように工夫すれば、楽しく生活できそうです。Studio1000USDなんて、シンガポールでは夢のような安さですよ。シンガポールではフラットシェアして、そんなものです。プライバシーのカケラもない生活をおっさん、おばさんがしているのを見ると、物悲しくなります。

          ハワイは職の問題がありそうです。日本でいうと沖縄みたいなもので、ダラダラ暮らすには最高だけど、輸送費もあり、物価はそこそこ高いし、大した産業もなく、職はないのでしょう。

          最終的には日本人である以上、ホームの東京の方が住み易いし、なんなら、福岡の方が良い、と言うのは同感です。

          福岡のコスパは本当に良いので、東京じゃなきゃ出来ないこと、海外じゃないと出来ないことがないなら、これ以上ないくらい楽な街だと思います。

          シン

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  5. シンガポールはマンションが密集して、道に迫ってくる圧迫感がどうも苦手です。また宿泊費の高さもネックでした。マレー鉄道で、シンガポールからバンコクに行く旅行で、マレーシアに入国した時に解放感を抱いた記憶があります。つまりシンガポールは住む場所というよりも能力のある人が目的を持って働きに来て、数年でしっかり稼いで帰る国というイメージです。そういった意味では合理的な国だと思います。シンガポールに旅行に行く人って、どういう目的なんだろうって思います。旅行でも人生でもシンガポール自体に目的はあまりなくて、あくまでも通過点なんでしょうね。

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    1. シンガポールをトランジットシティーだと、言う人は多くて、外国人が数年の出稼ぎに来る街、第三国へ行くための経由地、お金持ちの金庫、など、定住する為に来てない人が多く、ホームではないんですよ。当のシンガポール人ですら、出て行く人も珍しくありません。

      シンガポールに2-3日の短期旅行に来るなら、ちょうど良いですよ。安全で便利なので、すぐに動き出せます。でも、それ以上は飽きてきます。

      シン

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  6. 暇な個人事業主なので普段は公園や貯水池、植物園などでウォーキングをする以外はほとんど自宅に引き籠もってネットや読書三昧です。日本人グループとは在星歴の長い知人達以外にはまったく接点がなく、ローカル生活で時々ある仕事の時以外はほとんどTシャツに短パンで暮らしているのであまり生活費はかかりません。特にシンガポールに飽きるという感覚はありませんが、年に数回は日本や近隣諸国に仕事やプライベートで旅行して違う空気を感じています。

    バンコクでの仕事のついでにカンチャナブリから先の泰緬鉄道の遺跡をレンタルバイクで見て回り旧日本軍が整備した温泉につかったり、ホーチミンの旧大統領官邸に行ってベトナム戦争を思い出したり、カンボジア国境に近いメコンデルタで学校にも満足に行けない子供達の住む村を見たりで、シンガポールや東京では得られない体験をすることができています。カンチャナブリの戦争博物館では昔日本軍の武器などに混ざって東京で勤務していた時の会社の製品が展示されており感慨深いものがありました。

    昔、親族の法事で聞いたお坊さんの説教で、『いろいろなものに対する知見を深めれば何事にも面白さを感じることができるようになり、外部からの刺激でしか感じることができない人達はいつまでも新しい刺激を求めて際限がなくなり可哀想だ』と聞いたことがあります。瞑想や座禅で思索の中に喜びを感じられるようになるのが究極の面白さ、快感かもしれません。いつかそういう心境になれれば良いのですが俗物でだらだら生活しているのが実態です。

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    1. >いろいろなものに対する知見を深めれば何事にも面白さを感じることができるようになり、外部からの刺激でしか感じることができない人達はいつまでも新しい刺激を求めて際限がなくなり可哀想だ

      これが本当のぬるりと生きる、です。面白い、つまらないは本当は自分の中にしかないので、外的環境に責任転嫁すべきではありません。とは言え、私も俗物なので、なかなかその心境になりません。

      シン

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  7. シンガポールvs東京の記事、面白いですね。

    私が住んでいるのは京都ですが、東京と京都を知っている立場から書かせていただきます。
    日本国内で東京より尖った部分がある都市は京都くらいだと思いますので。

    〇不動産
     京都の不動産は高いと言われますが、それでも賃料は東京都心の半分程度です。シンガポールと比べると6分の1でしょうか。環境の良い場所では高級外資系ホテルや高級マンションが続々と建設されており、飛ぶように売れている状況です。

    〇公共料金
     東京と大して変わらないと思います。地下鉄なんかは高いですが、都心に行けば何でも揃っているので交通費は大してかかりません。また、学生や高齢者向けの割引が充実しており、地域住民に優しい都市です。

    〇職
     関西の中では仕事に恵まれていると思います。任天堂、京セラ、ローム、オムロンといった優良企業が多く、シンさんがよく言及する日本電産も京都です。永守社長、故山内社長、稲盛社長といった名経営者が多く、大阪企業と違い東京への移転はあまりしません。

    〇教育
     教育の面では東京に肩を並べることのできる唯一の都市と言ってよいと思います。大学の数が多いだけでなく、レベルの高い大学が多いのも特徴で、東京に比べると理系志向が若干強い気がします。
     シンさんの好きな永守社長が京都学園大学の理事長に就任し、氏の支援により工学部新設を決めたことが最近話題になりました。常勝将軍の永守さんですから、何かやってくれそうな感じがしますね。

    〇環境
     歴史や文化、自然環境という点からは、東京をはるかに凌ぎます。四条より北は綺麗な山並みが一望でき、清流も流れており、夢のような光景です。歴史・文化については言わずもがなでしょう。
     悪いこととして挙げられるのは夏の暑さですが、東京もヒートアイランド現象により年々暑くなっていますし、そう変わらない気がします。最近は毎晩スコールのような大雨が降るので、そこはシンガポールに似ているかもしれません。冬は寒いですが、白銀の京都もなかなかいいものですよ。

    こうして見ると、東京に比べて負けているのは職業の選択肢と給料くらいかな、と思うのですがどうでしょうか。
    このような中でまったり生きている私は、シンガポールにはとても住めない気がします。

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    1. 役立つコメントなので、少し編集して転載させてもらって良いですか?

      ちなみに私は永守会長が好きだと言うわけでもなく、絶対に日本電産では働きたくないですw 図抜けた能力だとは思いますが、直接相手にしたら、強烈に消耗すると思います。

      シン

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      1. シンさん
        私もそう思いますね。

        内容にもよりますが、サラリーマンでも会社に評価されて、ずば抜けて仕事ができる人の下に就きたくないです。
        消耗してしまいます。

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        1. 永守会長は完全に図抜けているので、ジョブズ氏の下で働くようなものではないか?、と思います。あまりの無茶振りに疲弊しきって鬱になりそうです。図抜けた人の当たり前は相当レベルが高いですから、ブラック企業並みにやられるでしょう。

          シン

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      2. どうぞ、ご自由に転載してください。京都のことを良く言ってくださるなら大歓迎です(笑)
        でも、シンさんは永守社長のことが大好きなんだと記事を見て思いましたよ。ぬるりと生きるのブログの中で一番言及されている経営者なのではないですか?好きの反対は無関心ですから、そうでしょう?

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        1. ありがとうございます!

          確かに気にしまくっているので、私は永守会長が大好きなんでしょう。アイドルみたいなもので、遠くから見て憧れているのが一番良い距離感の大好きさなんだと思います。

          シン

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  8. 先週末初めてシンガポールに4日間旅行してきましたので感想をコメントさせて頂きます。

    全体的な感想としてはある程度のお金があり、お客さんとして行くには悪くない国でした。
    ※観光はほとんどせず、ホテルの部屋でだらだらし、プールでのんびり日光浴といった過ごし方です。諸事情により、飛行機代とホテル代が殆どかかっていないので目的もなくシンガポールに行きましたが、一般的な旅行先としてはあまり観光するものがないような気がします。

    今まで数十ヵ国に旅行したことがありますが、日本以上にインフラが整っていて綺麗で従業員の態度がよく責任感もしっかりしている国は初めてでした。反面、国土も本当に狭いので長期滞在は飽きるかなとも。

    なので、まとめに書いていただいたように、超富裕層の節税目的以外は、若いうちに駐在で数年滞在するのが良いのでしょうね。住宅費を会社が出してくれれば無駄遣いするところがないので貯金も溜まりそうです。

    なお、空港の看板の表記や電車内の注意書きの表記は3ヶ国語表記か4ヶ国語表記で、3ヶ国語だと英語、中国語、マレー語?、4ヶ国語だと+日本語で、意外と日本語も強いなと思う一方、国力が落ちればその内他の言語に変更されるでしょうから若い世代としてはできる限り国力を維持・強めていきたいものです。

    個人的には昔、マレーシアがルックイースト政策として日本の良いところを吸収しようとしたように、東京も日本の中の特区にしてルックウェスト政策としてシンガポールの良いところをパクリまくれば良いのではないかと思うのですが。

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    1. >東京も日本の中の特区にしてルックウェスト政策としてシンガポールの良いところをパクリまくれば良いのではないかと思うのですが。

      日本人は身の程知らずに他のアジア人を下に見ているので無理でしょう。もはや、ある部分ではシンガポールだけでなく、中国にすら先に行かれてるんですけどね。もっと謙虚になってパクれるものは全部パクるべきです。

      シン

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