じゃあ、シンガポール人とお金

シンガポール人はなんにでも 「ハウマッチ」と反射的に聞いてきます。それに対する答えは 「エクスペンシブ(高い)」がほとんどです。 日本人はお金の話を必要もないのにすることは悪いことだ、と認識していますが、シンガポール人はお金の話をするのは当たり前だ、と思っています。

この傾向は貧富を問わず、ほとんど全員がそうで、海外暮らしが長く、シンガポール以外では ハウマッチ攻撃をするとバカにされると身をもって知った人以外は何の疑問もなく、お金の話を常にします。

具体例を挙げると、掃除のオバちゃんに中国語で声をかけられたので、「ごめんなさい、中国語わからないです。」と答えると、「正月には金がいる。」と連呼されました。そんなことを私に言われてもどうしようもないのですが、こんな感じで意味もなく常にお金の話をします。

中国系

シンガポール人の大半が中国系住民で、中国人はお金に強烈に執着します。中国の共産主義は建前で、血を血で洗う権力闘争の行き着く先は不正蓄財です。例えば、数年前に起きた重慶事件は何がなんだかわからない構造をしています。

汚職、不正の取締りをしていた政府高官が数千億円クラスの海外に不正蓄財をしたなんて、???ですか、中国では当たり前で、汚職取り締まりとは政敵の排除をする、と言うことに過ぎず、上に行くほどエグく汚職をしています。

そんなの公然の秘密なんですが、高級官僚向けにコンサルと称して、汚職で得たお金を海外に逃す、バカ息子、バカ娘を英米のトップ校にねじ込む口利きをしていたイギリス人が不審死したことで明るみに出たのです。

彼らは家族以外の中国人を一切信用せず、むしろ、外国人の方を信用します。アングロサクソンのコンサルと言う名のブローナーを使って、不正蓄財は海外に闇送金をし、親族には外国籍を取らせ、何が起こっても即座に逃げられる準備をしています。

こうした考え方を持つ中国文化、血筋を引き継ぐ人たちがお金に執着しないわけがないです。「儲けて何が悪い!出世の動機は金以外にない!」というのが、当たり前の考え方です。ちなみに同様のセリフを吐いた村上ファンドの村上世彰さんは中国系です。

成金の国

シンガポールは急速に発展したので、ほとんどのシンガポール人富裕層は成金です。せいぜい親の代からの富裕層で、三代も続いていません。例外的にイギリス統治時代からの官僚、事業家がいないことはないですが極少数です。

更にタックスヘイブンで世界中から富裕層が節税目的で移住してきます。汚職官僚の息子と思われる若者はシンガポールに溢れており、せいぜい20代後半にしか見えない、何をしているのかさっぱりわからない若者が派手な車に派手な女をはべらせてたむろっています。

この手の汚職官僚の息子がフェラーリを暴走して、タクシーに乗っていた日本人女性が亡くなった痛ましい事故も過去にありました。投資会社と言う名目で、親が汚職で得た資金をシンガポールで運用して、派手に遊び歩いていて、真夜中にキャバ嬢乗せて、大爆走したことで、事故が起きました。

こういった成金達を見て、シンガポール人は嫉妬、羨望で一杯になり、「金がすべてだ!」「金さえあればなんでもできる!」と歪んだ欲望を募らせていきます。実際にこういったことを思うだけでなく、口にする人も多いので、何でもかんでもお金に結び付けて話をするシンガポール人は本当に多いです。

駐在の国

シンガポールは金融、コンサル、資源関係の会社が軒を連ね、それら企業の本社からの駐在は王侯貴族のように振舞います。そうでなくとも、駐在でさえあれば、本国にいるのと比べ物にならないくらいいい暮らしが出来ます。

日本人も同様で、日本では団地にでも住んでいるそこらの庶民がシンガポールに来ると、手当てでアッパーミドル並の生活をし、狂ったように調子に乗り、選ばれし特権階級のように振舞います。特に駐妻と呼ばれる、駐在員の妻たちはびっくりするほど調子に乗っていることも珍しくありません。

こういった人間を見て、どういう反応するかは人それぞれです。私はこの手の鬱陶しい人間になってはダメだな、と思いますが、シンガポール人は上手く利権を掴めば、サラリーマンだってのし上がることは出来る、自分もいつかは利権を掴んで、特権階級のように振舞いたい!、と思う人たちなのです。考え方の違いですね。

まとめ

シンガポールに住んで、シンガポール人と付き合うときにはこれを念頭に置くべきです。「ハウマッチ」と聞かれても、またきたな、と思って、言ってもいいなら、言えばいいし、言いたくなければ、適当に交わすやり方を身につけるべきです。あくまで考え方の違う人たちなので、それを受け入れることが大事だと思います。

シンガポール人と恋人として付き合う、結婚する、という場合はこれを完全に受け入れて付き合っていかなければなりません。自分の相手は 「ハウマッチ」を言わない人でも、その親、親戚、友達は必ずいいまくる人がいます。それにイライラしていたら、シンガポール人と本気の付き合いは出来ません。受け入れられないなら、シンガポール人と結婚してはダメです。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、シンガポール人とお金” への 4 件のフィードバック

  1. シンガポールだとお金の話が天気の話のような気軽な感じなのかなと思いました。

    「駐在の国」の項を読んで思い出したのですが、昔某財閥系の会社のシンガポール支社長の方にオフィスから自家用車に乗せていただいたことがあります。その方の自宅まで行ったのですが、オーチャード通りから近く歩いて行ける高級そうな高層マンションで、一体家賃はいくらするのだろうと思いました。

    ちなみにこちらドイツでは高そうな物件に住んでいる駐在もいますが、大抵は皆さん家賃が月額€1000から€2000の間の物件に住んでいます。駐在が多い住宅地域でかつ100平米を超えても、家具無しならばそのくらいで収まります。生活レベルも現地の中間層の方とほとんど変わらないです。このため記事中のような駐妻の暴走はこちらでは見たことがないです。謙虚な方が多いです。

    1. 確かにシンガポール人にとってはお金の話は天気の話と同じくらい当たり前のようです。

      シンガポールに限らず、東南アジアでは駐在員、駐妻の酷い暴走をよく見ます。現地社員、メイドを怒鳴ったり、日本語で聞くに耐えない暴言を吐く人もいます。白人相手にそんなことできる日本人はまずいないので、欧米ではそう言う話を一切聞かず、むしろ、白人コンプで小さくなっているんでしょう。そう言う人も帰国すれば、洋行帰りw みたいな風吹かすものですw

      シン

      1. 戦前からの流れで、日本人が他の有色人種よりも優れていると勘違いしている方(脳内名誉白人)が多いのかもしれませんね。日本からこの先もしもお金がなくなったらそんな偉そうなこともできなくなるでしょうに・・・。50年くらい経ったら例えばインドネシアなどと立場が逆になっているかもしれません。

        白人コンプの度合いおよび洋行帰り(古風な言葉ですね・・・)の自慢度合いは、英語力(もしくは現地語力)の低さと年齢の高さの2要素に特に比例して強くなるように思います。他には本人の容姿や、駐在している国の種類やさらには同じく国でもどんな地域に住んでいるかでしょうか。

        こちらだと第3帝国時代に対する反省から学校で人権教育が激しいためか(特に高学歴学生に純粋まっすぐな人多数)表立った差別もなく、かつ街に日本人があふれていてその所得が平均よりまあまあ高いためか、白人コンプな人を全然見かけないです。皆さんほぼ全く気にしていないですが、おそらく特殊な土地なのだろうなと思います。しかしもっと苛烈かつ露骨に東洋人を差別をしてくるであろう国(アメリカなど英語系白人国家)だとコンプは多くなるのだろうなと思います。

        1. サッカー、トルシエさんだったでしょうか、日本人の欧州移籍はドイツが一番良く、理由は差別が少なく、日本人との親和性か高いこと、を挙げていた記憶があります。ドイツなら、白人コンプに悩まされることは少ないのだろうと思います。

          シン

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