じゃあ、小型株

久しぶりに投資の話でもしようか、と思います。さて、今回は小型株について記事にします。

将来

小型株をどのくらいと規定するかですが、ここでは時価総額が1-200億円くらいしかないのが小型株、100億円以下だと新興株、と言うところです。特殊な会社を除けば、ほとんどの人が知らない会社だろうと思います。

そんな知名度のない会社に投資家を群がって集まるかっていうと、何かをキッカケに大きく価値が跳ね上がる可能性があるからで、多くの個人投資家は新興、小型株が跳ねる前につかんで、「億り人」に成っており、場合によっては100倍くらいになるので、100万円用意して、ずっと耐えていればいいのです。

そりゃ、トヨタ自動車の株を持っていれば、安心ではありますけど、時価総額が100倍になることなんて、10年くらいのスパンではまずありえないだろうし、ずっと握りしてめて、トヨタ、章男さんを応援していても、せいぜい、2-300万円になるくらいのものでしょう。そんな額で人生変えられるわけないので、プラチナチケットではありません。

軽い

一日の売買高がたった1億円くらいなら、ファンドどころか、ちょっとした個人投資家が大きく売買すれば、株価は乱高下するので、固く握り締めておく(通称ガチホ)のはかなりの精神力が必要で、それに個人投資家、機関投資家のデイトレ勢が参入してきたら、その株は鉄火場と化します。

安定成長株の典型であるアマゾンも一日で5%以上の下げを喰らったことはしょっちゅうですから、危なっかしい経営をする会社なら、ジェットコースターについていく必要があります。下がって不安になるだけでなく、上がって利益確定してくなるのにも耐える必要があり、「株の儲けは我慢料」という故Q師の名言を噛み締めながら、心を整える必要があります。

このドキドキにやられてしまいギャンブル中毒になってしまう人も珍しくなく、冷静さを失って、余剰資金を大きく越えて、信用取引にのめりこんで、生活費をつぎ込むようになったら、パチンコとそんなに変わらないだろうと思います。この辺はFXの方が酷いですが、似たようなものです。

仕手

小型株なんて、よほど人気のある株でないなら、一日の出来高が1億円くらいしかないので、個人レベルでも仕手をすることが可能です。数千万円用意して、信用枠を使えば、一日の出来高くらいの資金量になるので自分で相場を作ることが可能です。

例えば、空売り可能な銘柄なら、どこかの価格帯で蓋をしながら、上がってきてもそこで止めて、何かを匂わせるような値動きを演出して、我慢できなくなった個人投資家に売らせます。そして、買い取って、アクが抜けたような雰囲気にしながら、今度は逆に買って行けば、往復で取れます。

とはいっても、蓋をしている最中に良いIRニュースが出たら、ふみ上げられ、逆日歩を取られるので、言うなれば、ガードが外れた瞬間にコンボ昇竜拳を喰らって、KOされることもあるので、そう簡単に相場を作って、自分の思い通りにすることも出来ません。著名相場師ですら、読みが外れて、鬼損喰らっている人もざらにいます。

この辺の読み合いはプロ、素人、資金量の違いを乗り越えて色んな人の思惑が交差し、勝った人間が正義であり、そのやり方も法スレスレだったり、仮に違法であってもパクられなければセーフです。ある意味でこれ以上公平な勝負はなく、性別、人種、国籍、年齢、一切の経歴は関係ありません。

まとめ

あえて勧めはしませんが、ぬるりを見ている若い読者さんで、勝負をかけて、自分の人生を変えたいと思うなら、貯金して百万円くらい貯めて、小型、新興株を研究して、ひたすらガチホすると良いと思います。それで、億り人になっても、更に戦いたければ、BNFさんなり、五月さんになれるかもしれません。

相場師、ハゲタカが怪しげな詐欺師であることは誰でも知っていると思いますが、東証、上場企業なんて言っても、いい加減なもので、怪しいことをたくさんしており、彼らに騙されることもありますし、お金の絡んだ世界は魑魅魍魎の凄まじい世界だな、と思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、小型株” への 12 件のフィードバック

  1. 小型株といえばインデックスになりますが、アメリカの Russell 2000 指数のETFを所有していますね。
    アメリカの Russell 指数の時価総額の順位 1001 ~ 3000 社の小型株2000社で構成されています。
    私が知っている企業は恐らくないですw

    アメリカの株式は S&P500 指数だけでもよいですが、大型株ばかりなので、
    大型株が有利な時期、小型株が有利な時期というのを意識しなくてすむように、小型株も少し所有しています。

    個別の小型株は日々の値動きが凄まじそうですが、ギャンブルとしては面白そうですね。
    例えば新薬を研究している無名な企業なんて当てたら大きいと思います。
    もちろん価値が0になる可能性もありますが、パチンコや宝くじよりも夢がある気がしますね。

    1. 小型株もインデックスになって、平準化しているなら良いですが、個別小型株だと数年で倍の規模になる会社もあれば、ほとんど死に体になる会社もあり、ギャンブルに近い部分はあります。ただ、先物と違って、企業価値、経営者の資質など、目利きの部分が多いので、自分の先見性に自信があれば、確率を上げることができます。

      個人投資家で名うての人は個別株で何回か勝って、今に至るので、人生を変えたいなら、個別株に入るしかありません。

      シン

  2. なんでもそうですが、この手のギャンブルってなかなかハマると抜けだせないかもしれないですね。
    失敗しても次こそは~でキリがないです。

    1. 邱永漢師は再起できるくらいのリスクの取り方を覚えて、何度も勝負すべきだ、と言っています。

      サラリーマンやりたくない人は再起出来る限界までリスクを取って、勝つ必要があり、負けても、また立ち上がって勝つまでやる根性があれば、そのうち勝てます。

      再起できないくらいのめり込むようになったら、単なるリスク中毒の廃人になります。

      シン

      1. 株でなくてもよいかもしれませんが、リスクのとり方や負けることを覚えるのは、人生において有益なことではないかと思います。

        ギャンブルにはまり、手を出してはいけないお金を突っ込んだりするのは、負けを認められなくて撤退時期を逃していると思いますが、
        リスクをどこまで取るのか決め、期待と異なる結果となったとき、自分を律して、負けを認め、撤退し、心を切り替えて、次のチャンスに向けて準備すべきです。

        人生もギャンブルのようなもので、なんかしらリスクがありますから、自分の思いとおりにいかない結果となったときに、劣等感やコンプレックスなどを持ち続ける人生とは辛いものですので、
        同様に心を切り替えられると、もっと気持ちよく生きられるものではないかと思います。

        良いか悪いかは別にして、株をやると人生は思いとおりにいかないというのは、簡単に学べるかもしれませんw

        1. 確かに負けを知らない人は脆く、リスクの取り方を知らない人は破滅しやすいです。人生が破綻するような大勝負の前に負け方、リスクの取り方を学んで、要所を締めたり、撤退して、再度チャレンジできることを覚えると、可能性が高くなります。

          極一部の天才以外は負けながら覚えて、何度もやって、成功をするものだと思います。

          シン

  3. そういえば、かなり昔、ある小型株で、いつも蓋をしていているのを不審に思った投資家が、蓋の下値でその株を買い続け、ついに爆発したことがありましたね。
    で、蓋の下値で買うつづけた投資家は大儲けしたとか。

    小型株は、個人投資家でも大量に仕込んでいる場合、暴落時売るに売れなくなる場合はあると思います。
    私もリーマンショック時、ある小型株を大量に仕込んでいて売るに売れず塩漬けにした苦い経験があります。

    1. それはありますね。

      小型株は市況が悪くなると、売りが殺到して売るに売れず、塩漬けになります。回転を速くしたいなら、初動で大きく買い板にぶつけて逃げる必要があります。

      私ならその会社が悪くないなら、ジタバタせず、下がったところで買い増ししていきます。理想は一旦売って、完全に落ちたところで拾うことですが、それが出来ることはほとんどありません。

      シン

  4. ちなみに1980年初頭の日経平均と米ダウを比較してみたんですが、
    日経平均が7116円、米ダウが964ドル。
    それが今日前場が引けた時点で、日経平均が20021円、米ダウが21574ドル、こうやって数字にしてみるとなんという違いかと思います。
    この37年間で、日経平均が2.8倍にしかなってないのと比較して米ダウは、22.3倍になっています。
    8倍も株の上り速度が違っているのです。

    私が株を始めた1980年当時は、日本も景気がよく、日本株のことしか考えていませんでした。また、証券業界も今みたいにグローバル化が進んでなくて、一部の投資家を除いて、ほとんどの人は日本株しかやってなかったと思います。
    また、よく1990年頃のバブルのころが景気良かったとか言いますが、本当に右肩上がりだったのは、バブルのころじゃなくって、1960~1970年の高度経済成長期のころです。
    このころ私はまだ学生だったので、投資もなにもできなかったのですが、このころ土地でも株でも投資をやってた人は、労せずなんでも簡単に儲けることができたと思います。まぁ結果論ですが。
    だから、日本は1960~1990年まで30年間も多少の好景気、不景気を繰り返しながらも右肩上がりが続いていました。
    今から考えれば、夢のような話で、少なくとも私はこの後半戦を社会人として生きていたのですが、本当にその割には儲けそこなったという感じです。
    今から投資をやる人は、上がる確信のある日本株なら別ですが、日本株でなく、海外の右肩上がりの国を狙って投資するほうがいいと思います。

    1. 投資は常に結果論になりますから、高度経済成長を体験した人の大半がその恩恵に預かってはいないです。市況を予測して、リスクを取って資金を放り込むことが勇気を必要とするからでしょう。

      現段階で日本経済が大きく成長することは想像できないので、個別で伸びそうな銘柄を選んで放置するくらいしかありませんが、成長市場ならインデックスに放り込んでも勝てるかもしれません。

      私は中国株をいじりましたが、香港のハンセンですら、2007年のピークを抜いておらず、右肩上がりとはいきません。新興国とは言え、そこまで楽に儲かるわけではないんですよね。とは言え、我慢していれば、最高値を抜いてきそうですから、髙掴みしても、我慢で利益を出せるでしょう。

      私が弄った銘柄で吉利汽車があります。ボルボの買収に興味を持って買いました。その投資がうまくいって、今はテンバガーを超えています。もちろん、私はガチホできず、小利しか取れませんでしたw 他のぬるり銘柄は半々で、見るも無残なことになっている銘柄も珍しくないので、小利撤退が正しかったことになります。だから、本当に難しいなぁ、と改めて思います。

      個別を弄るなら、その会社の従業員以上にその会社を研究して、些細なIRや、経営者、従業員の動向に気をつけて、成長を感じられるかを確かめるべきなんでしょう。それが出来ない人はインデックスを買っとけ、と思います。

      シン

  5. ちょっと調べてみましたが、リーマンショック以後、主要なマーケットで、きれいな右肩上がりをしているの米ダウとインドネシアだけですね。

    インドネシアがこの先も、このままゆっくり右肩上がりでいくのかどうかは分かりませんが、世界の覇権を握っているのはアメリカなので、アメリカ株は今後もこの傾向は続く可能性が高いのかもしれません。
    先進国でありながら、成長し続けるアメリカは、さすがだと思わざるを得ません。

    1. そうです。だから、アメリカは凄いと思います。リーマンの頃はアメリカも終わった、と言うような論調がありましたが、数年で復活しています。良くも悪くも凄まじいパワー、先進性です。

      新興国も右肩でなくとも、最高値は抜いてきているので、我慢さえすれば、ある程度の利益は手にできます。かなり上手くやらないと利益が取れない日本を投資家が見限るのは当たり前ですね。

      シン

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