じゃあ、東南アジア人

ここで指す東南アジア人、というのはマレー系の東南アジアに元から住んでいた人たちです。東南アジア国籍を持つ中国系、インド系はまた全然違うので、この枠に入りません。

定義

マレーシア人、インドネシア人、フィリピン人などが挙げられます。これに宗教が加わり、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教で分けることが出来ます。元々は似通った人たちだったのでしょうが、他文化の干渉で変化してきた人たちです。

元々彼らは文字がない民族が多く、自分たちで体系的に何かをしたことがないので、欧州人が来るまでの歴史はそれほどはっきりとわかっているわけではありません。体質的独自の文化を持つのでなく、他者に流されて変わりやすいと言えます。

性質

上記で挙げたように流されやすいです。努力をする、前進をする、発見をする、といった知的好奇心が薄い人たちで、あるがままを受け入れ、強い誰かが現れれば、それに流される、それに甘える、という性格をしています。以前の記事に書きましたが、これだけ暑い地域でも熱中症になる人はほとんどいないのが、この地域の文化を如実に表しています。頑張ることが嫌いで、些細な辛さですぐに諦めてしまうのです。

合理的な考え方をせず、計画的に物事を進めず、数字に弱く、根拠もなく楽観的なので、資本主義的な考え方で育っている我々日本人にはまったく理解できない部分があります。東南アジアに来た駐在で柔軟に考えられないタイプはイライラしっぱなしで怒鳴ったりして、面子を何より気にする彼らの態度を更に硬化させたりします。

イスラム教に流されてきたマレーシア、インドネシア、キリスト教に流されてきたフィリピン、華僑文化に流されてきたタイ、シンガポール、と言う風に変わっています。よく言えば、柔軟な人たちで、細かいことを気にせず、他の文化を受け入れられる人たちだといえます。

自然

このような性質を作り上げたのは自然、風土です。豊かな自然の恵みがあるので、努力することなく飢えを経験せず、温暖な気候のため高度な建築技術を必要とせず、日中の暑さを避けるために昼寝し、夜になれば歌って踊って暮らしていたわけです。どの民族も自然、風土に合った民族性を持っているので、この地域の人々がこういった文化を持っているのは当然でしょう。

一般的に暖かい国の人は似たような文化を持っており、アフリカ人は教養のある人でもろくに暗算も出来ないことで知られています。移民二世は必ずしもそうではないので、人種がそうだと言うわけでなく、南国の文化、教育がそうさせるのです。風土に合わせて、人間性は変わってきます。

現代社会

彼らの性質は現代社会に合わないので、自然と華僑、欧州人にのっとられることになりました。東南アジアの富豪の大半が中国系、インド系住民です。フィリピンには未だに少数のスペイン系住民が莫大な財産を持っています。

マレーシアの名宰相マハティールはマレージレンマを書き、マレーシア人の怠惰を変えて、先進国入りを目指そうと努力し、一定の成果を挙げましたが、はやり完璧には変えられなかった、ともらしたそうです。彼はインド系の血を引き、純粋なマレー系ではありません。未だに有能なマレーシア人は中国系、インド系であり、純粋マレー系で有能な人は人口比では本当に少ないです。ちなみにエアーアジアで日本にも進出したトニーフェルナンデスはインド系、ポルトガル系です。

まとめ

東南アジアのマレー系の人々は性格が温厚で付き合いやすい人が多いですが、時間、お金、マナーにだらしない人が多く、イライラもさせられます。現代的な価値感を未だに持っておらず、何も考えずに多産し、ろくに教育も与えず、そのまま放置、といった人も多いので、こういった人たちが人口爆発に貢献するんですね。

東アジア系の私には理解できないことも多く。同じアジア人と言っても分かり合えないことが多いな、と思います。実際に中国系、マレー系は歴史上ずっと仲が悪く、これだけ考え方が違って仲良く出来たらおかしい、とすら思います。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、東南アジア人” への 13 件のフィードバック

  1. 仕事で付き合ったシンガポールおよびマレーシアのマレー系の中には優秀な人もいましたが、確かに人口比では少ないのでしょうね。マハティールさんが始めたブミプトラ政策で、マレー系優遇措置で教育でも就職でも何も努力しなくてもそれなりに選抜されるシステムがマレー系の人達の怠け精神を助長したとマハティールさん自身後悔しているという記事を見たことがあります。

    マレーシアの優秀な中華系の知人達は、マレーシア国内では中華系の人への満足な高等教育は望めないことから、シンガポール、台湾、日本、アメリカなどの大学に行った人たちばかりです。先進国入りを目指すと言いながら、今の首相も巨額賄賂事件のもみ消しにほぼ成功したようですし、このままではマレーシアは中進国のままで終わりそうです。

    1. 気質的にある程度で満足してしまうので、先進国入りするのは無理なのかもしれません。何かを生み出すには飽くなき好奇心が要りますからね。

      シン

  2. シンさん、こんばんは。
    この東南アジア人の方々ってまさに「ぬるり」ではないんでしょうか?近所にも多産のマレー系家族がおり、豊かではなさそうですが、不幸にも見えないんですよね。むしろマックやスタバでいつも勉強していたり、試験前に文字通り親から鞭打たれてる中華系の子どもの方が生きづらそうです。

    1. ある意味ではそうです。ただ、資本主義であのスタイルをすると搾取されるので、傍目から見るとぬるりでも、実際は家計は火の車、家庭は荒れているかもしれません。

      私はマレー系の親しい人がおらず、込み入った内情に詳しくはないのですが、マレー系は家では気が荒く、DVも激しいと聞いたことがあります。ハンドル握ると人が変わる人も多いですしね。

      シン

  3. 某東南アジアの国の国費奨学金を得た修士学生(国のトップ10くらい?)がラボにいるのですが、英語ができるくらいで、研究能力とか事務処理能力はふざけてるのか?ってレベルですし、暇さえあれば母国の友達と遊び歩いて人生をエンジョイしています…能力的にはかろうじてMARCH理系くらいでしょうか。日本人の均一な能力の高さを思い知る機会になりました。

    1. 東南アジアだと、国費留学生が政府高官の息子、娘だったりするので、純粋な学力を示しているわけでもないです。しかし、日本人の平均学力は高いと思います。

      シン

  4. 個人的に外国人の方々と接する機会があり、インドネシアの方々との交流もあるのですが、シンさんがこれだけ考え方が違って仲良くできたらおかしいとまで仰っているので、お付き合いしている方々のことを考えてみました。
    留学生ご家族ばかりなのですが、昼間に女性だけで集まります。お招きしたり、お招きされたり、そんなことをしていますが、彼女らとのパーティーは気を遣わないので気楽ですが、気がつけばどんどん人がやってくる…出入り自由でいつが始まりでいつが終わりか分からないようなダラダラとした時間が永遠に続く…そんな感じです。なので、お招きするときは時間限定で人を選びます。
    DVについては特に気にしたこともなかったので何とも言えませんが、旦那さんとの電話の口調が荒いなと感じた方、1人や2人じゃありません。
    あとは、2年間くらいの短い留学期間に日本でわざわざ出産しなくてもよいのになと思うこともあります。児童手当の支給については、6年前、初めて外国人のご家庭の手続きをお手伝いした時にびっくりしました。当時は母国に残してきている子供についても申請すれば児童手当が支給されたのですから。今は日本国内に在住している子供に限り支給されるのですが、税金が日本に学び(遊び?)に来ている留学生ご家族にまで支払われるのは何だかおかしいような気もします。お金目当てで日本で出産?なんて思いたくはありませんが、そんな方もいることでしょう。
    小さなお子さんがいても日本語を使って仕事がしたいと毎日勉強を続けている友達もいます。偏見を持つといけないのですが、外国人の方々とお付き合いをする時には、こちらも都合のいいように利用されないよう、他国の事情をもっと知らなくちゃいけないとあらためて感じました。勉強になりました。

    1. 東南アジアスタイルのパーティでは自由集合、自由解散なので、日本人のようにきっちりやるたがると、彼らは疲れるようです。好き勝手にやられるのが嫌な人は彼らと付き合わない方がいいです。

      イスラム系は社会的圧力が強く、感情がうちにこもるようで、家ではすぐに声を荒げる人が多いのだと想像します。

      国費留学生も政府高官の子弟だったり、汚職官僚だったりするので、お金には汚いです。取れるものはなんでも取ってやろう、と言う気持ちが強いようです。

      あと、気軽に他人に頼むことを恥だと思わないので、ダメ元で頼みまくるので、適当にあしらわないと、際限なく頼まれて、こちらが疲れます。

      これから、日本にも外国人が増え、不良外国人も増えるでしょうから、人を選んで、適当にあしらいながら、上手く付き合わないと、外国人嫌いになると思います。他人との距離感が違います。

      シン

  5. 相談になってしまうのですが、南国留学生の生活物品を揃えるのに頼まれて10万円程貸してしまい、返してくれと言ってもお金がないと言って返してくれません…上司の私はどうすればいいでしょうか(涙)

    1. やっちゃいましたね、、、。日本人でも借金を取り返すのは大変ですが、南国出身者から取り返すのはほとんど無理ですよ。それでも取り返したいなら、ひたすら言い続けて、向こうを根負けさせるしかありません。それが嫌なら、あげたつもりで諦めることです。半ば貰ったつもりでいるでしょう。

      シン

  6. 私も昔、やられました。まだアメリカに渡る前、日本にいたときです。
    相手はマレーシア人夫婦で結婚したばかり。
    奥さんのほうと交流があったのですが、夫が仕事で不在、日本語力はゼロで、東京に遊びに行きたいということだったので(当時私は横浜在住)連れていったのですが、ある百貨店の宝石売り場でじーーーっと指輪を眺めているんですね。
    夫が婚約指輪&結婚指輪を買ってくれるって約束してくれているんだけど、これすごく気に入った!とダイヤの指輪を指差し「あら素敵ね」というと、夫が戻ってきたら必ず返すから立て替えてくれない?この指輪私の魂に響くものがある! ということでお馬鹿な私は30万の指輪を建て替えてあげたのでした。その後、返してくれる気配がなく、夫側にその話をしたら納得してくれ、500ドルづつ毎月払うってことでしたが、結局500ドル一回のみの支払いで、その後、その夫婦はどろん。
    この時から口約束は絶対だめだ!ということで、渡米してからもわりとすんなりアメリカの契約社会になじめた気もします。
    非日本人はもちろん 今や日本人にさえ、お金を貸すときはあげるとき と思ってます。
    まあ、そんなことはもうしませんが。。 良い勉強を若いうちにさせていただいたと思っております。(笑)

    1. ありがちなパターンですw

      南国の人は徹底的に甘えるので、紙に書いて、担保を取って、不履行の場合は軍事力で奪い取るくらいやらないとダメです。そうやって、イギリス人は植民地経営したんですよね。

      シン

  7. 昔、大学の教養の講義で東南アジアの文化を勉強していたのですが、文字を持たない文化の人の脳というのは過去の記憶が定着しないような構造になるそうです。

    話は変わりますが、私は東南アジアの文化がうらやましいです。私の気質もこの東南アジアの人に近いのでなかなか生きづらさを感じてます。

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