じゃあ、ぶらり路上プロレス

「おいおい、こんなテーマで受けて良いのかよ?」と自分で思ったのですが、また、まったく知らないテーマで記事を書くことになりました。こういう試行錯誤が私自身の成長に繋がり、ブログも発展していくだろうと、思います。

ブログネタは私だけが考えるよりも、出来るだけ多くの人が考えた方が幅が広がりますし、実験的テーマに挑むことが出来ます。出来が悪いと、お金を払ってくれた読者さんに申し訳ないですが、出来るだけのことをするしかありません。

さて、ぶらり路上プロレス、というテーマなんですが、これ自体が実験的なんですよね。そして、一部のファンに熱狂的支持を受けています。

概要

ぶらり路上プロレスは華丸大吉さんが司会をして、女性アイドル達と各地にロケに行き、それにDDTというプロレス団体所属のプロレスラーがそれに絡んでくる、というタイプの旅ロケ番組であり、やっていること自体はそれほど珍しくはなく、特に考察することもありません。

しかし、この番組が熱狂的支持を受けるのはマニア人気を誇る芸人、プロレスラーが絡んで、アマゾンプライムでやっているからです。だから、メジャーで受け入れられなくとも、一部の熱狂的ファンが直接課金さえしてくれれば、番組が成立します。

だから、番組構成を最低限の放送コードさえ守れば、比較的自由に出来るわけで、それがファン心をくすぐるのでしょう。DDTファンからすると、派手なことをしなくてもいいので、素のプロレスラーが見れる。きわどい企画も可能、ということでしょう。これって、私が目指している路線に近くて、「おー、これなんだよー」と思いましたよ。

スポンサーが絡むと、ちょっとしたことから、クレームがついて、運営の手足を縛られます。ブログだって、グーグルアドセンスを貼ると、些細なことで、警告、アカウント停止をされるので、やりたいようにやれません。だから、今はココナラを使っているのです。直接課金なら、お金を払っている人がいいなら、それ以上のケチはつきません。

華丸大吉さん

福岡芸人のパイオニア的存在で、東京、大阪でない地盤で地味に活動し、メジャーになった芸人です。北の札幌芸人も徐々にメジャーになっているので、お笑い界は地方分権が進んで、地域社会に根ざしてきているのだと感じます。

この人はプロレスがメチャクチャ好きで、プロレスラーを崇拝しているそうですが、それをキー局で全面に押し出したって、カットされるだけです。現在、プロレスはそんなに人気ではないし、特にマスコミの上客である女性は興味ないからです。

だから、キー局では出来ないけど、やりたいことをどうやってやれるか?、と言うのを模索して、アマゾンプライムにたどり着いたのではないか?、と思います。華丸大吉さんに限らず、ユーチューブの積極利用をする芸人もいますし、芸人はステージがいるんですよ。

その意味で、芸人として名を売るのは衰えたとは言え、テレビであり、直接的にファンとやり合いたいなら、劇場舞台でやる、やりたいことをやるのはネット、という住み分けが出来てきているのではないか?、も思います。

これはすごく良いことで、好きなことだけやるためにネット一本でやるのもリスクが高いので、ステージをいろいろ用意して、パターンをいくつか用意すると、リスクヘッジになり、やりたいことをやりやすくなります。

DDT

私の記憶ではDDTはDangerous Driver of Tenryu だったはずなんですが、ともかく、プロレス技であり、比較的簡単に使えるが、やりようによっては危ない技だと認識しています。この団体に天龍源一郎さんは絡んでいません。

この団体は真面目なプロレス団体ですが、遊び心のあるプロレスを目指しているのだろうと思います。ネタも多いし、色んなイベントをやっていて、楽しければ、プロレスとはかくあるべし、という考えはしないのでしょう。

これも私には参考になります。真面目な社会問題に取り組むのも良いし、妄想記事を書くもいい、有料リクエストだってするし、買ってきたマスコットの名前をみんなで決めるもいい、楽しけりゃ、良いじゃないですか?

作家だろうが、ブロガーだろうが、詩人だろうが、肩書きはなんでも良くて、私が楽しけりゃ、同じように楽しいと感じる人が集まって、輪が大きくなります。輪が大きくなれば、協力してくれる人も出てくるし、資金が集まり、もっと大きくなります。

まとめ

私は芸人、プロレス、どちらにも詳しくないですが、良いサンプルを見たな、と思い、リクエストをくれた読者さんに大変感謝しました。エンタメは楽しくなきゃダメなんです。そして、ネットを使えば、かなり自由に出来るし、マニア需要も拾っていけます。

多分、DDTが女子高生にキャーキャー言われることはないでしょうし、女子高生が温利信に恋い焦がれることはあり得ないでしょうが、私がそうであるように、悩んだり苦しんだりしながら、より良く生きたい、もっと楽しみたい、もっと知りたい、と思う読者さんが集まってくれたら、いいな、と思います。

別にメジャーを目指すことが絶対ではないし、ニッチ需要を見つけて、そこで楽しむ方法を見つけられるなら、それでなんとかやっていけるくらいの収益化は可能じゃないかと思います。特に私のようなブログ運営者はイベント会場がいるわけでも、衣装がいるわけでもないので、やり方次第では自活可能だと思います。

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ニコ
6 years ago

記事の有料化前はなんとなく記事のパターンやコメントの議論が決まった結論になってしまいがちでしたが有料化後は、記事のバリエーションが増え、このブログの違う味や読者の思想に触れることができて楽しいです。

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ナマケモノ
Reply to  シン
6 years ago

第3版は、ぜひ飽きずに続けて頂きたいです。人間の本能から考えて、金、名誉、性、知識欲が絡めば、飽きにくいのではないかと思いました。

有料記事で、官能小説を書いてみるのはいかがですか?シンさんの文才なら売れると思います。

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ダー
6 years ago

今回は衝撃のテーマでした ww

ネットテレビの登場で、テレビ番組(というか映像配信)の在り方も急激に変わりつつありますね。
以前シンさんも仰ってたのですが、既存のマスゴミって情報が一方通行で押し付けがましいです。
ですけど、ここまでとんがった内容ですと一方通行でも認めざるを得ないですw

不特定多数に垂れ流しで押し付けるんじゃなくて「見たい人が見ればいい」ってスタンスで配信してくれると、映像番組も面白いものになりそうですね。

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