じゃあ、中国人の考え方

ある中華系シンガポール人のおばさんと話していて、彼女が私のIDハードコピーを見て、「賢い」人に利用されたら大変だから、捨てるときはびりびりに破きなさいね!、と言いました。IDコピーは個人情報の塊ですし、そうだね。と答えました。

暫く経って、おばさんが賢いという表現をしたことに苦笑をしました。おばさんの英語力は低いので、上手い言い方がわからなかったのかもしれませんが、だったら、「悪い(bad)」 とでも言えばいいのです。おばさんの深層意識の中で犯罪者は「賢い(smart)」という風に思っているのです。

中国人は犯罪をする人間は賢く、騙される人間は馬鹿だと思っているからで、もう少し突っ込めば、ばれなければ犯罪ではないし、馬鹿だから捕まる、と思っているのです。教育レベル関係なく、どんな人でも中国人は多かれ少なかれこの思想を持っています。

歴史

満州族政権、清朝末期から太平天国の乱などで内乱が発生、イギリスの干渉を許し、更なる混乱となります。内乱によって無政府状態になり、地方軍閥が台頭、日本を含む列強からの干渉で混沌とした状態になりました。

日清戦争、第二次世界大戦では実際の戦場にもなり、国土は荒廃し、戦争が終わったあとは軍閥の主導権争い、更なる内乱となり、中華人民共和国成立まで続きます。元々、多民族国家でまとまりのない国ですが、内乱、外圧でどうにもまとまらなくなったのです。

こうした内乱状態が人の心を荒廃させ、金と権力があれば、何でも許される、という考えに繋がったのではないかと思います。更に文化大革命で知識人が虐殺され、儒教の否定、目的のためには手段を選ばない思想家、荀子などが好んでもてはやされ、道徳心が失われ、強烈な拝金主義がはびこることになったのでしょう。

華僑

華僑は中国の荒廃に嫌気がさして、移民を決めたのです。彼らは何の後ろ盾もない邪魔者として、他国で生活をスタートさせ、現地人が嫌がる仕事をやって、徐々に力を蓄えてきました。中華系シンガポール人の多くは先祖にまともに教育を受けていない港の苦力(クーリー)を先祖に持っていて、未だにお年よりは文盲だったり、マンダリンを話せません。

本国の後ろ盾のない異邦人である彼らは手段を選んでいては生き残れなったわけで、人の嫌がる仕事で資金を稼いだあとは、賄賂で役人を買収、利権を掴むに至るのです。このやり方は世界中の華僑が同じ手段を使います。

現在ではアフリカへ進んでおり、中国製の激安商品を輸入、役人を買収し、販売認可を得て、関税を払わず、大量に現地の市場流し込み、現地市場を疲弊させます。最終的には独占企業状態になり、巨万の富を得るのです。中国の経済力がついているので、役人買収を国策事業としてやりだし、アフリカに眠る資源を奪っていくのです。

愛国心、嫌悪

本土の若い中国人は反日教育の賜物で愛国心に溢れていますが、これは偽愛国心で日本のネットウヨと同じ類のどこにもぶつけられない怒りを反日に持っていっているだけで、本音のところでは貧富の差にイラついているだけで、日本はスケープゴートです。

中国人は日本人と違い平等思想を一切持っていませんので、うまくやった奴がすべてを奪い取るのは当たり前で、自分が奪う側になれないことにいらだっているだけです。奪う側になれば、血も涙もなく、権利を行使します。

そのため、中国人は海外に出るチャンスがあれば、簡単に中国国籍を捨てます。ちなみにシンガポールは二重国籍を認めていませんので、一般の外国人はシンガポール国籍のために母国の市民権を放棄することに悩みますが、最もあっさり捨てるのが中国人です。

その一方で中国人的考え方をまったく改めないのも彼らの特徴で、他の外国人が地元に合わせていこうとするに対し、中華街、中国人コミュニティーを作り、国籍が変わっても、中国人であることを放棄はしません。愛憎混じった感情なのでしょう。

まとめ

彼らが信じるのは金と権力、そして家族だけです。そのため、家族として認められれば、中国人ほど頼りになる人たちはいません。どんな手を使っても、あなたを守ってくれるでしょう。ただし、彼らは酒を飲んで、「おお、兄弟!」というようなことは平気で言うので、彼らの口先を信用しては絶対にダメです。信用していれば、最低でも家に招き、家族に紹介するでしょう。それがなければ、全然信用されていない、と言ってかまいません。

物事の善悪を判断するのは難しく、古代中国の偉大な思想家達が色んな考えを示してくれました。そのなかで、彼らは性善説を選択しなかったんですね。良くも悪くも平等思想に犯されている日本人と、剥き出しの欲望をみなぎらせ、権力、金がもっとも大事な中国人がわかりあうのは難しいのは当たり前です。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、中国人の考え方” への 3 件のフィードバック

  1. 一党独裁政権を改革しようと、かつて民主化運動が活発になったときがありましたよね。

    国の理想と夢を語り、祖国良くしたいと立ち上がり、集まった丸腰の青年たちが
    人民解放軍によって虐殺されたのが天安門事件ですね。

    どの国にも黒い歴史はありますので、中国だけを非難することはできませんが、
    これは1989年の話でそんな昔の話ではないですね。
    ここの読者さんも生まれている人も多いのではないかと思います。

    その政権はいまだ続いており、中国国内ではいまだ天安門事件について語ることを許されません。

    中国人に対してどうこうという感情はありませんが、
    共産党政権については怖いという印象ですね。

  2. ふとした言葉からその民族の根底に流れる思想が垣間見えるのは非常に面白いですね。
    日本人だと、「お陰さまで」とか「もったいない」とか「いただきます」とかでしょうか。

  3. 卓球やバドミントンで中国人の帰化人が多いのは国籍を捨てることに何も躊躇してないからなんですね。
    中国だとオリンピックでメダルをとっても選手生命が終わると食えない人が多いと報道を見たことがあります。

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