じゃあ、独立する

サラリーマンをやるのは一つの選択肢であって、それが必ずしも正しいことではないです。前に記事にしたようにサラリーマンの歴史は短いのですから、リスクを取って、起業も視野に入れてもいいかもしれません。

新規

ホリエモンは新規ビジネスの条件に在庫なし、店舗なし、現金取引、をあげていますが、ごもっともであり、何かしらのベースがないなら、いかに固定費をかけず、キャッシュを回していくかが勝負なので、在庫、店舗を持てば、それだけで既存のプレーヤーに太刀打ちができなくなりますし、資金力の点から、売掛金を繰越すことは自殺行為なので、これに該当する商売なら、うまくいく可能性が高いです。

といっても、それにすべて一致する商売はそうはないし、該当する場合はすさまじい競争になるので、図抜けた何かがないと成立しません。SNS業界はFacebookの完全勝利に終わりましたが、その前は似たようなサービスが乱立し、日本版のmixiは当初の目的から大きく変わって、ゲーム屋になりました。かろうじて、コンセプトの違うツイッターは生き残っていますが、日本以外では順調とは言えず、徐々に規模が小さくなっていくのでしょう。

日本ではマッサージ関連ビジネスが急増しているようですが、これは在庫なし、現金取引に該当し、自宅で施術したり、出張サービスなら、店舗が要りませんし、店舗もチームを組んで、複数人で共有すれば、一人割にすると、大きな出費になりません。どんなに流行っていても、一度に施術できるのは一人につき、一人であり、大型店にする意味もないので、固定費はほとんどかかりません。

転換

親が何かしらの自営業をやっていて、それを継ぐことを考えている人もいると思います。その自営業がすでにピークを過ぎた古臭いものであっても、やりようによっては十分に勝算があるし、新規で立ち上げるよりも圧倒的に楽に戦うことができるので、親の仕事を毛嫌いせず、何かできることがないかを考えてもいいでしょう。親がサラリーマンである人に比べて大きな財産だともいえます。

例えば、自動車の修理工場を親がやっているとして、普通のやり方なら、給料は安いし、拘束時間は長い、休みが少ない、ということで、継ぎたくないかもしれませんが、それはディーラーなり、大手用品店の下請けをやっているから、利益率が低く、拘束時間が長く、休みをうまく取れないのかもしれません。直接、自動車オーナーから仕事を請け負うためにホームページ、SNSを利用し、明良会計、グレードの明示を行って、地元密着型のビジネスに転換すれば、利益率は上がります。

逆にそのビジネスに将来性がないなら、早く諦めてしまうのもありです。親が東京下町の町工場を細々とやっているなら、その土地はアパートにして、アパート経営を行い、郊外の安い場所に場所を借りて、儲かる仕事だけやるのもいいでしょう。量産部品では中国製にかなわないなら、そこは捨てて、短納期の試作品専門で取り扱うのもいいでしょう。徐々に仕事が減っていくでしょうが、アパート経営があるので、自分の代くらいは暮らしていくだけのフロー収入を得られるでしょう。

副業

中華圏ではサラリーマンやりながら、副業を持つ人も多いですが、彼らの頭に会社が自分を守ってくれる、という幻想が存在しないからでしょう。そのため、日本人と違い、会社の格を自分の格としてとらえるような人は少なく、あくまでどれだけの報酬を得られるか、にしか興味がないことが多いです。会社に生活費を出させて、余った時間でエクストラを狙うわけです。

自分が率先して運営しない投資は副業の王道といってもいいでしょう。株、不動産といったお金にお金を稼いでもらうやり方はある程度の資金力があるなら、誰でも考慮すべき資産運用といっていいでしょう。日本人は投資を嫌い、身体を動かし、汗を流して稼いだお金を神聖視する傾向がありますが、私はお金に色はついてないので、手段は問わず、儲かるなら、やればいいと思います。

このネット社会ではせどり、オークション、YouTube, ホームページ運営など、少額の投資に労力を掛けてお金にしていく方法もありますし、何かしらのアイディアがあれば、簡単に副業できる時代になりました。参入が容易なため、参加者に溢れており、その中で勝ち抜くのは難しいですが、いい経験にはなると思います。時間をお金に変えるだけが稼ぎ方ではないことが実体験として理解できるだけでも収穫です。

まとめ

昔は良かった、いろんなチャンスがあった、今はそんなにチャンスはない、大変な時代だ、と言うのは半分本当、半分嘘だと思います。日本に限れば、人口オーナスを迎え、経済成長の可能性がないため、時代に乗って大きくなることは難しいですが、ネット時代では少額投資でビジネスを始められるので、やりようによってはいくらでもチャンスがあると言えます。

これだけ物が溢れる時代になんの特殊性もない溢れた労働力の供給をして、小金もらって糊口をしのぎ、不満タラタラで、ストレス抱えているくらいなら、プライバシー売ってでも、ユーチュバーなり、プロブロガー目指してもいいんじゃないでしょうか? なんとか生活くらいは出来るかもしれません。

特に親がやっている商売をIT社会にあった形で、転換させていることは十分に可能性がある勝負だと思うので、親の商売を継がずにサラリーマンやっているのはもったいないのかもしれません。ベースがあることをするのと、ゼロから作るのは難易度が違います。もちろん、大手の寡占市場になって、やりようがなくなっている場合もあるので、一概に継げ、と言えない部分はありますけどね。

就職先にランク付けして、上流だ、下流だ、と繋がれた鎖の重さを自慢して、他人をレーティングして、自分の小さな虚栄心を満たすような卑小な人生するより、それがなんでも自分が考えていることを自分なりに表現できるために何かをしようとするのは大事だと思いますし、これからを背負う子供はそれを第一に考えてもらいたいです。今、エリート気取りできる職業で10年、20年先には存在しない職業も沢山あるでしょうしね。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、独立する” への 3 件のフィードバック

  1. 最近は跡継ぎのいない零細企業や農家などで第三者に経営を承継しようという動きもあるようです。
    第三者でもやる気があれば数年かけて事業を受け継いでくれるというのは経営者にとっても有り難いし、参入側にとっても初期費用を抑えることができ、しかも既得権まで手に入るというまさにwin-winの関係です。
    職人になりたい、農家になりたい、けど伝手が全くないという人であっても、やる気があればその仕事に就ける時代になったということかも知れません。

    1. でらさん、

      小規模M&Aがもっと一般化したら、経済発展しやすくなります。やりたいことが既得権益を必要とする場合は既存のオーナーの後継になるほかになく、親がやってないと難しいです。養子、婿養子、の他にやる気のある他人に権利を譲る道があってもいいはずです。相撲の親方株、旗本、御家人株のように権利の譲渡って、昔からあるのになぜか、企業譲渡はあまり進みませんね。

      シン

  2. 世界にひとつだけの鼻
    を目指して人生崩壊した私は
    既得権益に潜り込むことで復活しました

    技術と根性と誠意で既存のオーナーの後継を
    目指すわけです
    確かに親から継いだ二世は甘ちゃんが多いですわ

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