じゃあ、小池都知事

良い悪い、の判断を下すには早いし、前任者、前々任者が分かりやすく失職しているので、まだ、何もやってないのに好評となっている小池都知事ですが、舛添前都知事と比較記事を書きたいと思います。

経歴

小池都知事は芦屋の裕福な家庭に生まれ、地元校に通っていましたが、人と違うことをしたい、と言うことで、エジプト留学をすることにして、アラビア語を習いました。学位を取ったのかは怪しいですが、その当時のエジプトでは確かめようがありません。その後、目新しさを狙ってキャスター、政治家転身します。成功のためにニッチを狙った人です。

一方、舛添氏は福岡の貧しい家庭で育ち、成功の為に王道路線をひた走り、東大、東大学士助手、東大教授を狙うものの、その目が消えた為、タレント転向、知名度を上げたところで政治家になりました。この人は権力欲の塊で、性欲モンスターでもあります。

経歴的には小池都知事はアファーマティブアクション、とネーミングされる前から、ニッチ路線を狙ってきた人で、王道路線を勝ち抜ける能力はないなら、競合がいないことをしていくしかない、と考えた人で凡人は参考になります。舛添氏はバリバリのエリートなので、真似したくても出来る人は極少数です。

思想

小池都知事はアラブでの経験からなのか?、右寄りの思想の持ち主で、保守的な考えを持っているようです。意識的に保守層の取り込みをしている節があり、舛添氏が決めた韓国人学校増設に伴う土地の無償貸与をすぐに見直しました。世界的に右寄りの政策が主流になってきており、王道路線なのか、と思います。

一方、舛添氏は思想、と言うほどのものはなく、権力、お金になるなら、何でもする、というスタイルで、韓国人学校への協力は左寄り、と言うことはなく、見返りがあったからでしょう。若い頃に遭遇した東大闘争の時も、傍観していただけで、興味がなかったのだろう、と思います。

政治活動

小池都知事は「政界の渡り鳥」と揶揄されるくらい所属政党を変えていますが、コロコロ変えたのではなく、弱小政党を選んできて、消滅、移籍、となっただけで、一貫としてニッチ路線を狙ってきたのではないか、と思います。

やってきた役職は「女性枠」メインで、2007年に防衛大臣として存在感を出すまでは典型的な女性議員、女性枠大臣などをして来て、そこから、虎視眈々と上を狙いだします。自民党総裁選にも出馬していますし、党三役もこなしています。そして、待っていた大チャンスが都知事、というわけです。

次の狙いは小池新党を設立して、維新の後釜を狙っていき、あわよくば、総理大臣に手をかけたい、と言うのが彼女の目標だろうと思います。しっかりやってくれるなら、全く問題ないので、都知事として結果を出してもらいたいです。

一方、舛添氏は知名度を生かして参議院議員になり、持ち前のトーク力で存在感を出し、厚生労働相で名を上げ、新党設立で、第三勢力になり、漁夫の利を狙うも失敗、瓦解して、都知事になり、汚職問題で袋叩きになり、転落しました。

両者の共通点は親が政治家ではなく、地盤を引き継いだ訳でないため、まずは知名度を上げるところからスタートし、国会議員になっているので、王道の自民党でトップを狙うには当選回数が足りません。

であるなら、第三極として、漁夫の利を狙うしか、総理大臣まで行けないことです。この形で小池都知事の元上司である細川護煕さんが総理大臣になっていますので、小池都知事は意識してないわけがありません。舛添氏は政治学者ですので、理論上の勝ち抜き方法は熟知しているでしょう。

まとめ

東京都知事って、ある意味で庶民枠、というか、世襲でなくとも、当選可能、最も権限の強い役職です。直接選挙である上、しがらみの少ない都市住民相手に選挙戦が戦えるので、知名度さえあれば、当選可能だからです。

総理大臣は直接選挙でない上、当選回数がものをいう為、世襲で若くして国会議員に当選しないと、派閥内で力がつかず、自民党総裁選に勝てませんから、第三勢力として、漁夫の利を狙うしかなる方法がありません。

大阪で橋下氏が第三勢力として国政を狙いましたし、小池都知事が同じことを狙うのは特に変ではありません。教訓として、急激な勢力拡大の為に思想の合わない人、単に目立ちたい人を仲間に引き込まないように地道に活動して、様子を見ながら、やればいいと思いますが、小池都知事は若くないので、そうも言ってられず、今後、どう動くかは注目です。

ぬるり的には小池都知事はニッチ路線をひた走るいいモデルで、特に女性は参考にするといいでしょう。他人のやらないことをやって目立って、知名度を上げ、女性枠を活用して、実績を作り、トップを狙う、というのは完璧です。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、小池都知事」への6件のフィードバック

  1. 国政政党を小池さんが作りましたが、都知事としての実績が朝鮮学校を白紙にしたことと豊洲と築地にいい顔をしただけで国政って早すぎますね。

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    1. まずは都知事として結果出してからだと思いますね。女性初の総理を狙うのに若くないので焦っているのでしょう。こんな不十分な状態で勝負しても時間の問題で瓦解するでしょう。

      シン

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  2. そう思います。
    焦りすぎだと思います。
    できれば、じっくり足元を固めて、次の次の衆院選で勝負すべきだったと思います。

    民進党の議員に踏み絵を踏ませたのはよかったと思います。
    もっと、厳しい踏み絵にしてもよかったかなと思います。
    民進党全員を引き受けても第2の民進党になるだけですから。
    それにしても民進党の議員の節操のなさは、予想通りで面白かったです。
    民進党の議員に限らないとも思いますが、橋下さんも言っていましたが、7割の議員は自分が当選することが自体が目的で、後の政策なんかは、どうだっていいんですね。
    希望の党の政策が、自衛隊の明記の憲法容認を民進党の議員に求めても、特に排除ということをしなかったら、ほとんど全ての民進党の議員は、希望の党に参加しただろうと思います。

    憲法改正動議に必要な3分の2以上の議席は取れそうなので、小池さんが総理になろうがなるまいが関係なく、ひとまずよかったのかなと思います。
    マスコミも希望の党が、思った以上に保守的であることで、非難の度合いを強めていますが、民進党の議員の過半が希望の党に行ったことに対してどう思っているんでしょうね。

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    1. 希望の党は自民党の別働隊で、小池さんが関東軍だ、と言ったことがあります。民進党なんて烏合の衆で、左から右まで勢揃いのなんの統一感もない集団だと思ってましたが、その通りで、国会議員の立場が守りたいだけの人たちばかりなんですね。

      小池さんが中途半端にやって瓦解するのでも、憲法改正を押し切れるなら、よい捨て石になるかもしれません。それを手柄に首相に短期間してあげてもいいかもしれませんね。短期だろうが、初は初ですから、本人も満足するでしょう。

      シン

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  3. 小池さんが中途半端にやって瓦解するのでも、憲法改正を押し切れるなら、よい捨て石になるかもしれません。

    しっかりとした政党を作るつもりなら足元を固め、次の次で勝負に出るのが良いと思いますが、次の次では、都政も行き詰まり、小池人気も落ちていると思います。
    小池さんとしては、今回の選挙に打って出たのは正解だったかもしれません。
    長く続く政党とも思えませんので、私もシンさんと同じで意見で、今回、しっかり議席を獲得して、自民党の別動隊として憲法改正の捨て石になってもらいたいです。

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  4. 選挙が近づいてきたので、自分もそろそろ投票する政党を決めようと思っている今日この頃です。
    最近、ニュースを全然見てなかったので、慌てて見てますが、
    政党についてざっと調べたところ、
    政策面では、希望は自民とほとんど同じで、わかりやすい人気取りの政策を少し加えただけですね。
    自分の選ぶポイントは、安全保障と雇用・労働の2つです。
    自分は、安全保障に関しては保守的な考えなので、自民か希望か維新の中のどれかを選びます。
    自民は、長く政権を担当してきただけあり、無難な選択なイメージです。
    経験不足な希望や維新が与党になっても、まともな政権運営はできないと思います。
    なので、与党は自民にするべきだと思いますが、自民は業界団体とのしがらみが強く大企業の経営陣に有利で、労働者に不利な政策をしそうなので、
    自民一強になるのは困ります。
    なので、選挙情勢をみて、自民が負けそうだったら自民に投票しますが、自民が最強クラスになりそうだったら、ストッパーとして希望か維新に投票しようかな、と思っています。
    だから、自分は期日前投票よりある程度結果がわかってから投票できる当日投票が好きです。
    以前は、ストッパーとしてはNo.2の議席数の民主党や民進党がいいと思ってましたが、
    国会での幼稚な行動にウンザリしたうえ、今回は分裂して大した勢力にもなれそうにないので、立憲民主あたりには自分は投票しないと思います。

    自分は大学生ですが、周りの大学生で前回の選挙に投票した人に、どこにいれた?と聞くと、ほとんどが自民でした。
    理由は、民主党が与党になって失態した例を見てきてるから、
    他にまともそうなのがなかったから、
    といったものが多かったです。

    また、大学生で選挙に投票しないのは、もったいないと思います。
    若者の投票率が低いと、若者向けの政策をしなくなるという教科書的な理由ももちろんありますが、
    今回の選挙結果で、今の大学生の世代の人の就活状況が左右されるだろうし、
    就活で時事問題をマスターするのに、実際の選挙に参加した方が、ただニュースサイトをみるだけより、興味も湧くし知識が定着しやすいので、いいことです。

    4+

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