じゃあ、ベトナム

ネクストタイ、として期待している人も多い国ですが、どんな国なんでしょうか?

中国

ベトナムの歴史は中国支配を抜きにして語ることはできず、隣の大国から様々な影響を受けてきました。歴史の半分は中国の植民地として過ごしていて、過激な中国人はベトナムは中国の一省だといいますし、愛憎共に大きなものがあります。中国の侵略に怒り、中国の投資を受け入れる複雑な関係です。

文化的にはフランスの影響で、習得の難しかった漢字表記はなくなり、ローマ字化しましたが、ベトナム語は漢字に直せますから、今でも式令なんかは漢字でやりますし、科挙の影響で暗記主体のガリ勉を奨励され、受験勉強の熾烈さは中国並みで、子供の頃から受験マシーンとして過ごします。

同じく社会主義国家でありながら、中国人のように、日本人よりも資本主義的な考えの持ち主が多く、コネ社会で、拝金主義が蔓延り、賄賂はひどいく、社会のモラル崩壊しています。ベトナム人はベトナム人、ベトナム製を信用しませんが、この辺もまったく同じです。

コネ社会は酷いもので、お爺さんがベトナム戦争で、勲章を貰ったので、政府、政府系企業の幹部になり、家族がその利権になだれ込む、というスタイルなので、まったくその能力のない人が当たり前に高い地位につくため、優秀な人は腐っていきます。

韓国

ベトナムに行くと、否が応でも気づくのは「うわ、韓国だらけ!」なんですけど、韓国はベトナムに大中小問わず投資しており、サムスンなど財閥から、中堅、中小企業、個人経営のレストランまで進出しているので、工場、建物、家、レストラン、と凄まじく韓国だらけです。

ベトナムと韓国は共通点が多く、中国の植民地支配を長らく受けており、中国で失われた儒教思想が両国には残っています。赤の他人でも年上なら、お兄さん、お姉さん、と呼ばなくてはならず、その上下関係にかなり気を使います。韓国人にはそういうベトナム人が扱いやすいのでしょう。

ちょうど、日本人がタイ人の曖昧さを好むのと同様に気質が近い人たちとうまく生きやすいのは万国共通です。韓国は日本に追随して動くので、韓国で採算の合わなくなった製造をコストの安い第三国に移す必要があり、その第一選択がベトナムというわけです。

海外志向

ベトナム戦争からの難民として、ベトナム人は世界中に広がり、特に英語圏にはベトナム人が多くいる上、海外大学に進むことがエリートの証明なので、チャンスがあれば、海外に住み着こうとする人が多いです。シンガポールも例外ではなく、そこら中にベトナム人がいます。

エリート層は詰め込みで身につけた数学を武器にITエンジニア、そうでない人は手先の器用さを生かし、マニキュア、マッサージなんかに従事しています。中国人と見分けがつかないことも多いですが、案外、世界中にいるのがベトナム人で、腐敗した母国に諦めを持っているので、そのまま市民権を持って、定住したがります。

日本政府がベトナムのエンジニアを日本に呼ぼう!っとか言ってますけど、あほか?、と言いたくなります。彼らはプライドが高く、損得感情が強いので、まともに力のあるエンジニアが日本のブラック企業なんかで我慢するわけありません。少なくとも私の知る限りで、まともなベトナム人エンジニアで、日本企業勤めしている人はいません。

まとめ

日本人にとって、ベトナムは文化的には馴染みやすいですが、タイにない烈しさも理解しておかないと、キツイしっぺ返しを食らうでしょうが、今更、タイに行っても、遅いので、ベトナムなら、上手くチャンスを見つけて急上昇、ということもあるかもしれません。タイと違って、まだまだ足りないものがたくさんあるので、需要を埋められるチャンスは多いでしょう。

ちなみに不動産はややこしい上、高止まりしているので、手を出すと大火傷する可能性が高いです。ベトナムでは海外からの仕送りを不動産につぎ込む文化があるので、現地の物価を無視した高騰をしています。株にしても、インサイダー当たり前の鉄火場なので、よほど根気よく取り組まないと、ボロボロになるでしょう。

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、ベトナム” への 2 件のフィードバック

  1. 最近10日あまり初めてホーチミンに行ってきましたので感想を。10年位前に何度か行ったハノイでは工業化を中心にしているように思いましたが、それに比べて非常に活気がある商業都市だと感じました。欧米系のバックパッカーが集まっているブイビエン通りはバンコクのカオサンと同等かそれ以上に賑わっており、信号を無視して走ってくるバイクに注意しながら道路を横断することに慣れれば体感的な治安も特に気にはなりませんでした。

    現地で2泊3日のメコンデルタツアーに参加したのですが、英語ツアーだったためか参加者は他に日本人はおらず韓国人と欧米人で、日本人ツアーのような短期間ではなく皆さん10日以上の日程でホーチミンに来ている人達ばかりでした。カンボジア国境近くのメコン側の支流の蓮や水草で覆われた湿地帯を手こぎボートで周遊したのは良い思い出です。

    昔昔、ラジオの深夜放送でベ平連の名前を聞き、日本人カメラマン達の撮った有名な写真を見た世代ですので、ホーチミン市内では大統領官邸や戦争証跡博物館を見てきましたが感慨深いものがありました。サイゴン陥落(地元の人は会話の中ではホーチミンと言う人は少ないです)からもう40年以上も経ったのですね。

    今は地下鉄などのインフラ整備の真っ最中で、経済発展に伴い物価も上がってきているようです。今はベトナムとのビジネスに関わることはないのですが、タイに比べるとまだビジネスチャンスは多くありそうだと感じました。

    ところで、「最近の投稿」の5本ではすぐに過去記事になってしまい、月別で見にいってもすべて本文まで表示されてしまうので時間がかかってしまいます。たくさんの記事の中で後でもう一度読みたいとかコメントしたい時に記事のタイトル一覧があると目的の記事を探しやすいのですが、月別でもいいのでタイトル一覧化は可能でしょうか。

    1. ベトナムレポートありがとうございます。私もやりつくした感のあるタイよりは面白いと思います。

      見辛い、というのは私も感じており、どうにかできないか、考えてみます。ご意見ありがとうございます。

      シン

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