じゃあ、暴力

暴力って、なかなか考えさせられるテーマですね。世の中から消えることは絶対にない、常に付き合っていかないとダメなことです。

暴力

基本的に暴力は暴力でしか対抗出来ません。だから、国連常任理事国、という第二次世界大戦の勝ち組国家は核を手放さず、その他の国に核を放棄させようとします。そして、それを無視する国があります。つまり、人間社会の枠組みとして、軍事力、暴力による力の統制がないと、平穏は保たれないわけです。

警察も同じことであり、軍事力を背景にしているから悪(悪の定義をすると長くなるのでしませんが)を取り締まれるわけです。警察官は体を鍛え、格闘技を習い、拳銃操作の練習をしますが、これがなくなることは近い将来になくなることはないでしょう。

これは個人レベルでも基本的には同じことで、ヤンキーの恫喝、上司のパワハラに対抗するのは暴力しかなく、どんな手を使ってでも反抗するし、最悪は刺し違える覚悟を見せないと止まることはありません。そして、ガチムチの鋭い目つきをした人に絡む人はまずいません。

対価

自身の暴力で暴力に対抗出来ない、となると、お金を払って、誰かにケツモチしてもらうことになり、これが日米間だと、日米安保条約、ということになり、日本はヤバイ時にはアメリカに出張ってもらうことを約束してケツモチ代を払っているんですね。

ヤクザのみかじめ料も全く同じ構造であり、何かしらの利権があるところにはヤクザ、半グレ、ヤンキーが群がってくるので、自分で軍事力を持たない人はどこかにケツモチをさせる必要があります。そうでないと、群がる人すべてにお金を奪われます。

男性はお金の代わりに労力でしか対価を払うことも出来ます。チンピラが幹部の代わりに懲役に行くのは労力で暴力に対して上納する、ということであり、そりゃ、懲役には誰もが行きたくないので、そこは多額のお金を払ったのと同じことになります。

女性はお金の代わりにセックスで暴力を使う対価を払うこともできます。ヤンキー、水商売女性がトラブルを避けるためにヤクザの情婦になることもありますし、暴力を味方につけるための枕営業もありますね。これは女性の若さ、美しさで値段が違います。

キレイゴト

暴力には暴力でしか対抗出来ない、という現実を受け入れたくない人、という層も必ずいるし、受け入れてはいるが、キレイゴトを言って情弱から支持を受けようとする人もいます。左翼なんかはそういう人たちで、現実を無視して自分に酔います。

例えば、ジョンレノン氏はたかが4人の仲間と仲良くし続けられなかったのに、世界平和を歌ってましたね。その矛盾に対して、どう反論したのか?はわかりませんが、訳の分からない詭弁で誤魔化してしまったのだろうと思います。

このキレイゴトと言うのは気持ち良いので、なくなることはなく、多くの人を惹きつけるので、暴力を持つ国家も無視できません。だから、国家ですら、キレイゴトを言いまくりますし、ヤクザですら筋目みたいなことを言います。

人間は感情の生き物なので、起こった現実が全てではなく、そのやり方も割と気を使い、官軍だとか、宣戦布告の義務だとか、暴力の行使に対する、それらしい理由を持ってくる必要があり、そうでないと、感情で反発してくる人がいるのでやりづらくなります。

まとめ

暴力に対抗するのは暴力しかない、という現実は人間社会で広く知られており、どんな社会階層でも共通見解なんですが、それを公にして言うことは許されず、公人が口にしたら必ず、バッシングの嵐になります。人間は複雑な生き物だなぁ、と思いますね。

口でどんなキレイゴト言おうが、暴力はいきなり襲ってくるので、それに対抗できるように用意しておかないと、食い物にされます。そして、やられてから、弱者として喚いても、起こった事実はなくなることはありません。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、暴力」への25件のフィードバック

  1. 個人レベルでは舐められない程度に身体を鍛えて有事に備える必要が有りますが、現実には全く鍛えて無いので、社内や社会の色んな場面で舐めた態度で来られてトラブルになるのは、その様な人相風体で誘っている私自身にも問題が有るのでしょう。

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  2. 今の時代、暴力を振るえば社会的に殺されますし、国が理由もなく武力を行使すれば国際的な批判を浴びます。
    「暴力には暴力でしか対抗できない」、でなく、「気狂いには暴力でしか対抗できない」世界になってきていると思います。

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    1. >今の時代、暴力を振るえば社会的に殺されますし、国が理由もなく武力を行使すれば国際的な批判を浴びます。

      アメリカは理由をこじつけて暴力を使いますよ。キレイゴトどころか、正論による非難も圧倒的な暴力の前には無力です。

      >「暴力には暴力でしか対抗できない」、でなく、「気狂いには暴力でしか対抗できない」世界になってきていると思います。

      気狂いなんて、その気になれば暴力で潰せます。北朝鮮に利権があれば、アメリカ、中国はとっくに潰していたでしょう。アメリカの強権に対抗するのは核という暴力しかないと思うから、北朝鮮は核を手放さないんだと思います。

      キチガイみたいに騒ぎまくっても、本人のガラさらうなり、家族に圧かければ一発で黙ります。それでもゴネるなら、精神崩壊するほど拷問をかけるだけです。

      シン

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      1. アメリカは理由をこじつけて暴力を使いますよ。キレイゴトどころか、正論による非難も圧倒的な暴力の前には無力です。
        → 我が意を得たり、という回答ですね。武力、覇権、ドルという既得権益を握り、既得権益を侵しに来る連中がいたら全力で潰しにかかるのがアメリカですから。
        日本国内で既得権益を持つ団体など、それに比べたらかわいいものです。

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        1. そうですね。世界の覇権国家、アメリカが「やれ!」と凄んだら、キレイゴトを言っても無駄で、むしろ、言えば言うほど事態は悪化します。何かしらの対価を出して妥協案を探るしかなくなりますね。

          シン

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      2. >>正論による非難も圧倒的な暴力の前には無力です。
        →スプラトリー諸島の実効支配も正にそれが当てはまりますね。国際法違反だとの批判はどこ吹く風です。これは対岸の火事ではありません。日本も石垣島、沖縄でプロ市民を先頭にしてジワジワと浸食が進んできています。沖縄に関しては米軍にとってもアジア全域ににらみを利かせる軍事的要衝という意味でそう簡単に見切りはしないでしょう。しかし尖閣については日本の領土と明言することを避けており、対岸の国に強硬突破されないか心配です。尖閣を武力行使で奪われても、おそらく米軍は静観しているだろうと思います。せいぜい空母を周辺海域に出すくらいですかね。
        北方領土問題という苦い教訓を活かして欲しいと思います。

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        1. まったくです。どれだけ正論を言って、それを第三者に対して示しても、当事者が強力な暴力を持っていれば、どうすることも出来ませんね。実効支配されたら、暴力で取り戻すか、対価を出して立ち退かせるしかありません。

          シン

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  3. 互いに核兵器を持っていると危険なので熱戦にならないのと同様に、
    個人レベルで拳銃を所持出来れば、ケツモチがある程度減るのではと考えています。
    最も、デメリットの方が多いので銃規制に賛成ではありますが。

    また、子供の頃に同級生に殴られたから殴り返したのに、担任に叱られた記憶があります。基本的に、暴力はやったもの勝ちな性質があると思います。

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    1. アメリカがそういう社会です。昨今、銃が手軽すぎて凄惨な事件が多発しているので、アメリカ人すら、銃社会に疑いを持ってますから、なかなか難しいですね。

      暴力は行使した人の勝ち、というところはあります。死人に口はありませんしね。

      シン

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  4. 「いかなる理由があろうとも暴力は許されない!」と喚く人達をよく見かけますが、(何を言っているのだろう?)と思います。弱くて対抗できる力がないくせに相手を挑発し、そして暴力をふるわれたとたん弱者被害者アピールをして騒ぐ人って幼児レベルだなと思いますね。腕力、あるいは金で相手をねじ伏せられる力のある人は言いたい放題できますが、腕力も金もない人間は我慢して大人しくする以外に無いのはどんな世界でも同じだと思います。

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    1. 今の時代、弱者権力を侮ってはいけません。
      どんな大企業でも、弱者を虐げるような行為をしたら情報が瞬時に拡散され、不買運動につながり、経営に大きなダメージを与えます。
      アメリカだって、人種差別や性差別を公言する政治家・経営者がいたら、即座に辞任に追い込まれます。

      アメリカでは弱者権力があまりにも幅を利かせてしまい息苦しくなり、その反動でトランプ大統領が誕生した経緯を分かっていますか?

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      1. それが民主主義なんですよね。少数の強者、多数の弱者になるので、弱者が大きな声を持つようになり、強者を圧迫します。国同士、個人間ではそうではないです。強者である国連常任理事国が拒否権を持っていて民主主義ではないし、個人間も力の差があります。同じ国内の政治では民主主義の為に同じ一票になります。面白い構図ですね。

        シン

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  5. 弱者の権力、と言ってもそれは、「民主主義」というルールが機能して
    警察と言う暴力装置を動かしているからで、結局は暴力で解決しているのです。
    弱者様がいくら人権wを主張しても、暴力装置が守ってくれなくなったら
    一貫の終りです。結局は暴力が全てを解決します。

    私は曖昧なことや綺麗事が大嫌いです。
    世の中を動かすのは究極的には暴力であることを大々的に認め、
    教育現場では、「暴力反対」などと絵空事を唱えるのではなく、
    如何に強い暴力を身に付けるかを説くべきでしょう。

    典型的なのがいじめです。
    どんな平和だの思いやりだのお題目を唱えるより、
    いじめられっ子がいじめっ子より強い暴力を身に付ける方が簡単に解決します。
    やり返されたいじめっ子は、今度は更に強くなって
    また報復をしてくるかもしれませんが、
    そうしたら元いじめられっ子が更に更に強くなってやり返せばよいのです。
    際限ない暴力の応酬によって、いじめっ子も元いじめられっ子も
    互いにどんどん強くなっていきます。正のスパイラルです。

    人間社会の真実を追求すれば、正義も善悪もありません。
    だだ暴力の優劣があるだけです。

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  6. いつきさん
    >>教育現場では、「暴力反対」などと絵空事を唱えるのではなく、
    如何に強い暴力を身に付けるかを説くべきでしょう。
    →過激な表現ではありますが、真意をついていると思います。10年以上前にダウンタウンのまっちゃんが主演の伝説の教師というドラマがあって、生徒に喧嘩を禁じるのではなく徹底的に気のすむまで殴り合いをするシーンを思い出しました。世の中の根底にはパワーが支配していますが、それを教育現場で表明すると校内暴力が勃発し先生の手では負えません。
    みんな仲良くという小学生に向けた道徳のスローガンもそうです。
    日本は一応まだ豊かで、平和だからみんな仲良くが通用しますが、今日明日の身の安全が分からないアフリカ、南米諸国ではみんな仲良くが命取りになります。とにかく人を出し抜いてでも一目散に逃げだすこと、みんなを待っていたら、その間に何が起きるか分かりません。
    私自身、そうした風潮が跋扈することを歓迎はしませんが、真実は知っておく必要があります。
     左翼かぶれの人でこれからは中国と仲良く手を組んでアジア共同体を作ろうと宣っていた人がいましたが、なんて甘い考え方をしているんだと失笑してしまいました。パワーゲームで負けた民族がどんな辛い目に遭っているか分かってるって問いたかったです。

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  7. いつきさん

    >人間社会の真実を追求すれば、正義も善悪もありません。だだ暴力の優劣があるだけです。

    本当にその通りですね。それが現実だと思います。

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  8. 会社に仕事のできない後輩に胸ぐらを掴んだり、パワハラしたりする人がいましたが田舎の事業部に飛ばされましたね。
    後輩も二度目の鉄拳制裁は仕返しをする気満々だったらしいのでギリギリ喧嘩になるのは回避されましたね。
    私も二度目は暴れてまりますね。

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  9. 仕事が出来ない人間が悪いのに、それを指摘した人間が非難されるとは変な会社ですね。後輩も自分の仕事スキルがないのが悪いのに仕返しを考えるなんて逆ギレですね。

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    1. 話を聞いているや周りの情報からだと注意に含めて人格への攻撃と喧嘩する口実を見つけたいという意図が見える感じなので飛ばされました。
      決して、後輩も逆ギレだけではないかと

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  10. ニコさん
    >>私も二度目は暴れてまりますね。
    →暴れてはいけません。ニコさんの非も問われリスクがあります。衆人環視の中で徹底的に被害者を演じて、自身は100%潔白であるシチュエーションに持ち込むことが攻略のポイントです。ほんの少し小突かれたり、掴まれた時に痛いと大きな声で叫んだり、転がり込んだりするのです。絶対に手を出してはいけませんよ。

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    1. そうだと思います。暴行を使う相手に暴れるのではなく、暴行の動かぬ証拠を取るべきです。大袈裟に転がったり、上司に報告して病院に直行して診断書をとったりして相手をぶちのめすべきです。

      シン

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  11. 暴力といえば、漫画「嘘食い」を思い返します。
    暴力という枠で圧倒的に優位に立てるなら、ちゃぶ台返しなんていくらでも出来ますし、仮に暴力と言わずとも力関係の優劣はどこにでもあるものです。金も暴力の表れや手段に過ぎないと思いますし、自己の存在を他者に知らしめる源泉は、力関係=暴力のような気がします。

    キレイゴトも否定はしませんし、使いようによっては暴力の力添えになります。
    むしろ暴力よりもキレイゴトを利用して片付けていく方が私の理想です。
    際限のない暴力の応酬よりも、他者の「私は間違ってないよね、良い事してるよね」を利用して、上手く取り込むことを目指した方が良いです。現実はボクシングではなくバトルロイヤルです。

    校内いじめであるなら、学校で肯定される価値観「成績が良い」などの品行方正をキレイゴトの主軸にして、いじめの被害をタテマエとして主犯格に暴力の報復、そういった手順を踏んだほうが疲弊は少ないです。小中学生がそんな行動をとれるか分からないし、成績や報復の相応の力も求められますけどね。スヌーピー先生の「配られたカードで勝負するしかないのさ」とも言えますが、イカサマで隣の奴から有利なカードをもらうにはキレイゴトって必要です。あくまで私の理想でしかないですが、キレイゴトもっと大事にしようよ、とは思いました。

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  12. ニコさん

    人格攻撃、喧嘩の口実探しなどがあったのですね。確かにそれなら逆ギレだけとは言えないですね。

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  13. 私も力・経済力という圧倒的な暴力の前では、如何なることでさえ捻じ曲げられるパワーがあると思います。

    アメリカ国内に長く住んでいると、そのことは感じますね。
    どんなにキレイゴトを言っても、民主主義的な思想があっても、行き着くのは 正義とは力である ということです。

    知る人ぞ知るですが、殺人を犯した極悪人でも多額のお金を積めば無罪になることもあります。
    反対に無実の罪で投獄されても、弁護士を雇うお金がない、保釈金を払えない ということになると、実刑判決が出ることもよくある話です。

    特に真犯人が政治的有力者のぼんぼんだったりすると、ちょっと怪しい貧乏人がスケープゴートにされて、しょっぴかれることは本当にある話のようです。一応、犯人が捕まったと報道し、数年後に証拠不十分で無罪になったとしても、その後の人生は詰みますよ。その場合でも、弁護士への着手金が払えない限り、泣き寝入りするしかできなくなります。

    別の記事でポルポトの事を書かれていて、思い出したのが、ポルポトが政権について、一番最初にやったのは、当時の貨幣の無効化。都市部に住む市民を、着のみ着ままで、遠方の農村地域への強制退去、知識人(医者、弁護士、技術者)及びその家族の粛清 と、力を持ったとたんに、これまでの国の有り様さえ変えてしまい、反抗できないように徹底的に国民を犠牲にしたことです。

    理想は暴力とは、平和維持のために発動されるべきですが、歴史を見ても、これからも、人間がこの世から消えない限りは、不当な暴力はなくならないでしょう。自分や家族を守るのは結局は力。力とは経済力や政治力であると思います。あとは先見の目を磨くことくらいでしょうか?

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    1. アメリカという国は、つくづく強いものをよしとする、力による支配を肯定する社会だと思います。力とは経済力や政治力だけでなく暴力も含まれ、これは建国の経緯から脈々と続く国のDNAに刻まれている理念だと感じます。民兵が銃による暴力によって圧政を覆して独立した国なのですから。

      無差別乱射事件が頻発しどれだけ犠牲者が出ようが、南部に住む貧困層の白人が頑なに銃規制に反対するのは、銃による暴力というのが彼らに残された唯一の力であるからだと思います。
      幽遊白書で幻海師匠が放った言葉、「力のないもんは何をされても仕方がないのさ」というのは特にアメリカでは非常に真理をついているなぁと思います。

      ディープサウスと呼ばれるような白人貧困層が多く住むような地域では、正義は銃による暴力によって維持されていると言っても過言で無いでしょう。娘が麻薬中毒者にレイプされ遺体で見つかった時、ブルーカラーの白人親父が銃を手にとって自ら正義を実行した時、その地域の司法、警察、メディアが容疑者不明として適当に事件を闇に葬ってしまうことも、文化的にままありえることだとの話を読んだことがあります。司法による正義が期待できないことも多い世の中で、銃の暴力による正義というのは、彼らにとって精神的支柱なのかもしれません。

      どんなに綺麗事を言っても力に裏付けされていない正義というのは空虚で、戦争になり敵の暴力に暴力を持って対抗できないのであれば、力の無い側の成人男性は殺され、女性は犯され、子供は奴隷にされるというのは歴史が証明しており、それは今現在世界各地で起こっている紛争でも同様です。

      6+

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