じゃあ、Wantedly-5

さて、Wantedlyシリーズを続けますよ!やるからには徹底的に追いかけるのがぬるり流です。今回、平成29年8月期の決算発表をしました。

決算

下方修正で奈落の底に叩きつける、というメチャクチャ振りは発揮せず、若干の上方修正で着地させました。売上は予想の範囲で、利益を上積みしてきました。しばらくは株価を維持するみたいですね。

元々、薄皮の黒字着地予想を発表していたので、これを何かしらの理由で数千万円上げるのはそんなに難しくなく、費用を次期にずれ込ませたり、ストックオプションで儲けた幹部社員の報酬を一部返上させれば事足ります。

今期の売上げは3割程度、利益は3倍にする、というポジティブ予想をしていますが、これをどんな形で達成するのかはよくわかりません。というか、ここまでの期待を背負って、これ以下の予想は許されません。毎年3割成長は義務レベルのPERです。

完全に大中小サービスが乱立のレッドオーシャンとなっている人材紹介でどの分野を開拓できるのかは発表資料ではわかりません。今のところ掘り当ててのは「学生インターン需要」しかなく、ここを更に掘ろうとしても先は見えているため、一般社会人がWantedlyにアカウント持っていないとチャンスを逸す、というような状況にしないとダメですね。

ライバルのリクナビは新卒を囲い込んで、そのままネクストの中途採用に移行させ、個別紹介のエージェントサービスとガチガチに堀を埋めているので、ここをどうやって崩すのかはキラキラの紙芝居みたいなパワポからはわかりません。

株価

上場以来、まともに大株主は動くことがありませんでした。そのため、ほとんど売り物がなく、話題につられてきたイナゴの群れが襲い掛かって賭場のように乱高下を繰り返すものの、未だに高い株価を維持しています。

更に高騰しすぎて単価の上がりすぎた株を分割することに決めたので、イナゴは更に群がってくるでしょう。実際、10月13日のIR発表後、PTSから上げ始め、16日は特買いからスタートして狂い上げました。

これが浮動株の少ない銘柄で、仲さんを始めとした大株主が動かなければ、話題になれば、なるほど株価は実態を無視して高い状態を維持するので、安易に売りに入ると地獄を見ます。だから、仲さん達が利確に入るタイミングがわからない限りは株価予想は不可能だということです。

当然、仲さんもファッキューマネーが欲しいでしょうし、どこかのタイミングでは明らかに持ちすぎている持ち株の整理をするのでしょうが、この感じだと株式分割をする11月末までは動かないのはほぼ確定でしょう。

まとめ

仲さん、そのブレーンたちはなかなかの食わせモノだな、と思います。ありがちな上場ゴールにするようなチャチな真似をせず、イナゴ共をもてあそびながら、無関係者の私を楽しませてくれる最高のエンターティナーですよ。次は株式分割後の動きが見ものですね。

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投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、Wantedly-5」への6件のフィードバック

  1. 私も新卒のときはリクナビのみを使いました。やはりリクナビはUI、掲載企業数、企業情報、営業など総合的に見てかなり強いです。特に営業はすばらしく、大学で生協とタッグで就職説明会を開くので半強制的にサイトに登録することになります。これをやっているのは私の通った大学ではリクナビ、マイナビ、キャリタスだけです。こういうやり方ができなければ新卒はスケールしないと思いますね。まだまだ、受身の就活生が多いです。もっとも、普通の工学部の学生でベンチャーや外資を考えていないなら就活はリクナビ1社で事足ります。バフェットが好きなお堀がある企業ですね。

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    1. ウォンテッドリーはリクナビが手を出していなかったインターン需要を取り込めただけで、リクナビ本丸は深い堀で守られており、どう攻めたら市場を奪取できるのか?まったくわからないです。「ココロオドル」「人と人」みたいな謳い文句とキレイごとでごまかしてしまって、具体的な攻め手について何も言わないし答えようともしてないです。

      東証での会見はスルーしましたが、さすがにずっと逃げるわけにもいかないので、機関投資家向けの説明会をするみたいですが、たった一時間しか時間がなく、質疑応答はおそらく30分レベルなので、最初に親しい機関投資家に振って差しさわりのないことを回答しつつ、時間を潰して時間切れを狙っていくんじゃないか?と思います。株主総会はどうする気なんでしょうかね?今のところ、株価は初値レベルを維持しているので、そこまで攻められないと踏んでいるのでしょうか?

      シン

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      1. 時間切れねらいなんてワザがあるんですね。上場会社はいつも説明をもとめられるので社長は本当に大変な仕事だと思います。
        余談ですが、日足をみたところ綺麗なWを描いていました笑 これからどうなるんでしょうね。

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        1. 質問にまともに答えず、次の質問に強引に移行してしまう、という技もありますよw 本人もわからないことは答えられませんし、痛い所を突かれたことを正直にいうこともできません。まさか、わかりません。想定してません。とは答えられませんしね。

          上場するっていうのはそういうキツイ攻めを食らうことなので、メンタル強くないとやってられません。特に業績が悪くて株価が冴えないと地獄です。酷い場合は罵声の嵐です。

          本当に世の中というものを勉強させてくれる会社ですよ。目が離せません。

          シン

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  2. ニュース記事で、2016年時点で100万人のユーザーがいると仲さんが言ってたので調べてみたら会員数55万人…100万人とは何のことだろうなぁと思いました。
    また、20000社の登録に対して55-100万人というのも少ないですよね。全て累計の数字でしょうが、まともに紹介できる比率じゃないような気がします。
    リクナビエージェントなとでは、2週間で100-300社くらいすぐにいきますからねw さらに会社に届く応募者もものすごい数になると思います。

    事業紹介PPT
    https://huntr-static.s3.amazonaws.com/documents/intro/wantedly_intro_new.pdf

    名刺管理のアプリに関して
    https://www.google.co.jp/amp/jp.techcrunch.com/2016/11/11/wantedly-people-raised/amp/

    名刺管理のCMを見て、名刺で仕事するのは前時代的なのか未来系なのかどちらなのかなぁと思って調べてる時に見つけました。

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    1. 無料登録のプラットフォーム型ビジネスとするとあまりにも小規模で、競合はあまりにも巨大だな、と思います。それをフワフワした謳い文句で誤魔化してしまうのがウォンテッドリー流ですね。

      シン

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