じゃあ、結婚式

結婚式についての記事を依頼されたので、思うところを書きたいと思います。

見栄

結婚式って一世一代の晴れ舞台だと言っていいでしょう。大金払って親戚友人をかき集めて高いメシ食わせて、酒を飲ませて、衣装をコロコロ変えながら普段の生活とはかけ離れた雰囲気の場所でパーティーをします。これは日本だけのことではなく、世界中、多かれ少なかれどこも同じです。

日本が特殊なのはご祝儀がかなり高いことで、本当に親しい人でもないと何で行かなければならないの?といいたくなるくらいです。単なる友人、同僚に3万円は明らかに高いです。だから、ご祝儀貧乏なんていう言葉があるくらいです。

他国では一回飲みに行くくらいのご祝儀であることが多いです。シンガポールでは中華系は88SGD(6-7千円くらい)ですし、同じシンガポールでもマレー系は公団の一階を会場にして近所の人が現れて、投げ銭レベル(10-20SGD)のご祝儀をおいていきます。

ベトナムに至っては平日昼間に結婚式をして、会社の昼休みにフラッと参加して、二千円くらい払って勝手に飲み食いして自然解散をします。こうなると昼飯食べに行く感覚で気軽に参加するので、新郎新婦は面識のない親の友達なんかも参加する為、何百人が来ます。

もっとすごいのはインドで、大会場を借りて、プロのダンサー、ミュージシャンも呼んで3日3晩続ける、飲めや、歌えやのすごいパーティーになります。その辺を通りがかった人まで参加するので、ご祝儀がどうのと言うレベルではありません。開催費用は年収並みの散財になるそうです。

いずれにしてもご祝儀だけで結婚式、それに伴う行事が賄えることはほとんどなく、持ち出しに成るのは各国、各文化共通であり、見栄の為に散財するということになります。新婦が張り切って、あーでもない、こーでもない、と注文をつけて、新郎は面倒だな、お金がもったいないな、と思いながら、忍耐力を試されるのはどこも似たり寄ったりでしょう。

決意

準備も面倒だし、お金の無駄だから、親戚、親しい友人だけ呼んで食事会だけで終わらせればいいし、離婚、同棲、事実婚がこれだけ当たり前になった時代なので大げさにすることはないだろう?と言うのは誰しもが思うでしょう。

でも、結婚式は決意表明としてはいいと思います。単に損得勘定だけなら、元から結婚なんてしないほうがいいです。気が合えば一緒に暮らすし、嫌になったら別れる、というシンプルなパートナーシップもいいですけど、お互いに我慢をしながら、添い遂げていくんだ、という気持ちを親戚、友人に表明してもいいんじゃないでしょうか?

結婚式の準備からして、ほとんどの新郎新婦はもめると思います。ごちゃごちゃ希望は言うくせに、お金は出したがらない新婦に腹が立って仕方がない新郎も多いでしょうが、だったら、結婚するな、と言う話ですよ。結婚生活ってそういうものなので、結婚するなら、それに納得すべきです。

新郎は自分の裁量でやれる予算を提示して、その範囲内で納得させるのが務めであり、それが出来ない家庭は時間の問題で崩壊するでしょう。新婦も希望は希望として出来るレベルを模索して、相手に依存しすぎず、払えるなら半分は払うべきだと思います。払えないというなら、上手く甘えて気持ちよく出してもらえるようにすべきで、そこで甲斐性なし、と詰ると今後が思いやられます。

極論を言えば、男女の利害はぶつかるのが当たり前で、何の荒波も立たないようなことはほとんどありえません。そんな利害関係の一致しない二人が一緒にやっていこうとするのだから、結婚式くらいはやり遂げなくてどうするの?という考えも出来るのではないでしょうか?

手作り

せっかく見栄で散財するなら手作りでやったほうがいいと思います。なんで、ほとんどの日本人はクリスチャンでもないのに、教会風の結婚式場で、本当に牧師、神父かすら怪しいバイトの白人に結婚を誓っているのか理解できません。白人様に憧れているからですか?

どうせなら、自分、相手どちからの地元公民館を借りてど派手に祭りをぶちまけてはどうでしょうか?招待状は送らず、メール、LINEなりで一斉連絡して来たいなら来い、というスタンスで式の時間だけ決めて結婚の誓いだけはする。最低限は予め注文しておいて、来た人に合わせて、酒、つまみを追加でお届けしてもらえばいいのではないでしょうか?結婚式って飲むので、そんなに食いませんしね。

どうせなら、ただ酒の変わりに一曲歌うとか、一芸披露とかにしても面白いかもしれません。下手でもいいから、何かをしてもらったほうがその人も忘れないでしょうしね。アドバルーン告知、花火もぶち上げて、カラオケ大会を主催して豪華商品を用意してもいいかもしれません。ここまで張り切ると逆に結婚式が楽しくなるでしょう。

結婚式をするその日は一生で一番派手に散財するつもりで主役になりきったらいいんですよ。そうしたら、その地域の人はその夫婦のことを忘れないでしょう。ここまで目立ったら、そう簡単に別れることもできませんし、夫婦が上手くやって行こうと言う気持ちが芽生えると思います。

まとめ

どうせ結婚式で散財するなら、手作りで時間をかけてめちゃくちゃ目立つことをしてやったらいいと思いますね。そして、参加者に楽しんでもらえるような祭りをぶちまけるべきです。来たくない人に来てもらうくらいなら、通りがかりの人にでも参加してもらったらいいんじゃないでしょうか?

そして、結婚式しないなら、役所に入籍だけを届けるだけでいいです。食事会をするのも中途半端だし、なんだかんだでちょっとした結婚式みたいになってしまうでしょうから結構手間がかかります。本当に何もしないのがいいんじゃないかと思います。

7+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

“じゃあ、結婚式” への 6 件のフィードバック

  1. なんか好き勝手イベントを手作りでやってる結婚式に参加したことありますが楽しかったですね。
    私の場合は、あんなに友達呼べるのかや上司と仲悪いけどどうしようとか思います。
    まあ、相手がいないのですけど。

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    1. それこそ、通りがかりの人に参加してもらうインド式、昼メシ、晩メシの代わりにフラッと寄るくらいのベトナム式の気軽さなら、人数はいくらでも呼べるし、仲が悪い上司は身内だけでやるので、と断れば良いんですよ。呼ばれる方も面倒です。

      好き放題結婚式って、既製品の式場でやるより主催者、参加者が楽しめると思います。

      シン

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  2. 結婚式は多くの場合、新婦の人生最大のライフイベントですから、これを開かなかったら新郎は一生新婦に恨まれると思います(新婦が自分の意思で式を開かなかった場合を除く)。そのため、新婦が決定権を握っていることがほとんどでしょう。
    なぜなら、女性が既婚者になったら多かれ少なかれ地味な格好をすることになるため、結婚式及び披露宴が派手な服を着て綺麗な格好をする最後の機会となり、そして最初の機会であることも少なくありません。
    キリスト教式の結婚式が多いのは、神前式などに比べて明らかに華やかだからです。

    結婚式に関してのアドバイスとしては、主役は新婦なのだから、予算の許す範囲で新郎は新婦の言うことを聞きましょう、それだけです。そして新婦は予算の許す範囲内で思いっきり綺麗で派手な格好をし、祝福されましょう。

    3+

    1. 結婚式を思うようにできなかった女性は延々とグチグチ言うみたいですからね。可愛いものだと思って出来る限りことをするのが男の役目なのかもしれません。

      シン

      0

  3. 結婚式ってあんなに高いんだろ?って思いますね。御祝儀と交通費の負担が大きいので参加したくないですが、万が一、私が結婚できたとしたら来てくれなくて投資が回収できなくなるため参加してます。
    また、新婚が多いのでカップルで大学の友達の飲み会にくるので下ネタが話せなくて困ってます。

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    1. ニコさんはこのブログのコメントでは結婚できないキャラを演じていますが、そうなってから結構長いですよね。
      私の周りの男性を見る限り、結婚できないキャラを演じていた人はだいたい1~2年で結婚していきます。

      ニコさんは心の底では結婚したくないと思っているのか、もしくは単なるネタとして書いているかのどちらかなんだろうと想像しています。

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