ブログで取り上げたことのある西村賢太さんが亡くなって数ヶ月が経ちました。何かしらの親近感を覚える作家ではあるが、熱狂するほどでもなく、良い最後でしたね、というくらいの感慨を持ちました。
著作が売れたことで変わっていく自分に戸惑っている節があり、そこを乗り越えたような心境を筆に認めていたものの、やはり師匠、藤沢清造さんと同様に野垂れ死ぬことが良い最後だと思ったのかもしれませんね。
そんなこんなで私も自分のことを少しずつ描こうかな、と思ってきました。今まで、自分語りを極度に避けてきましたが、もはや避ける意味もないように思います。誰も私のことなんて気にしてないし、全く興味もない、という当たり前の事実を自然に受け止められる年齢になるのとともに、迫り来る老いに対して備忘録をもっと書いておきたい、という気になってきました。
T-Thaiのような、さらっとした自分語りをしていこうかな、と思います。
24+
私小説、いいですね
シンさんの人生、どういったものだか読んでみたいです。ゼツユルさんが戻ってくることにならないといいのですがw
誰しも自分の人生を書いてみたくなるものかもしれませんね
自分も書いてみたいですが、恥ずかしい過去や知られたくないこともたくさんあるので家族や友人には見せられないし、なかなか難しいですね
流石に個人特定できるほどは自分語りをするつもりはないです。自分だけの問題では済まなくなります。程よいくらいの心境の吐露をしていこうかな、と思います。
シン
私小説と聞いて思い出すのは昔読んだ次の3作品です。
高村光太郎 智恵子抄 壇一雄 家宅の人
島尾敏雄 死の棘強烈な人生に触れる作品ばかりですね。
いつか、誰も興味はないと分かっていながら、自分のことを
記録しておきたいと思う時があります。
とりあえず、子供の頃からの紙焼き写真のアルバムを
スキャンして、デジカメに移行した1990年代半ば以降の
写真と共に整理し始めると、その当時の事を思い出します。
Fラン大学就職チャンネルの「金融義賊」が面白いです。
主人公の義田にシンさんも一撃食らわされるのでは?
知識や体験したことを織り交ぜつつ、上手く創作されて引き込まれます。
こういった小説も読んでみたいです。