世代シリーズを望む声に応えて、団塊ジュニアにも焦点を当てます。
育ち
実は団塊ジュニアは団塊世代の子供だけでなく、戦前派、戦中派の子供でもあり、どちらかと言うと、第二の団塊世代、と言う意味合いから、団塊ジュニアと呼ばれるようで、第二次ベビーブーム、と言うのが正確です。
親世代は戦後の復興、高度経済成長を満喫してきた人達なので、比較的裕福であり、さほどひもじい思いをして子供時代を過ごしてきたわけではありません。むしろ、親の期待を背負い、塾に習い事とお金を散々かけられて成長しました。
教育現場では管理教育が一般的になり、人権無視のような体罰、それに反発して校内暴力などが多発した時期でもあります。学校が荒れ、いじめ、不登校、なんかが表面化しだしたのもこの世代です。
受験
この世代が最も激しい受験戦争をしており、社会的な高学歴化により、従来は大学進学していなかったローアーミドルですら、大学進学を目指すようになったので、大学受け入れ定員が足りなくなり、新設大学が乱発され、そこですら競って入学していました。
ちょうど、芸人のナインティナインの二人がこの世代になり、世相を表すようなことをしているなぁ、と思います。家が貧しいことで有名な矢部さんですら、大学進学を目指して、新設大学を狙うものの全滅、一浪して立命館夜間に通っていた岡村さんを誘い、芸人としてスタートしています。
岡村さんは番組のネタで、受験してたり、テストネタをやって、競ったりしているのは彼らの世代が受験に大きく影響を受けていることは無関係ではないでしょう。この世代の人は受験の話が大好きです。大変だった、大変だった、とひたすら言いたがります。
就職
すぐ上のバブル世代が楽勝で大企業に引き取られていったのを尻目に、彼等が大学を卒業する頃にはバブルが弾け、その反動で大きな就職難になります。信じてきた学歴が通用せず、大ショックを受けたことでしょう。
何も考えず、偏差値を追いかけ、偏差値順から大学を受けていき、合格した大学に通い、同じように企業規模順に就活して、内定の取れた会社に就職すれば、人生は安泰だと信じていたのに、就職難になって、その法則が崩れたのですから、大ショックですよ。
とは言え、97年のアジア通貨危機が起こるまではそこまで就職難だったわけではなく、その後の就職氷河期世代と比べれば、まだマシだったともいえます。ほどほどに妥協さえすれば、どこかには潜り込むことができたからです。
文化
日本のサブカルが花開き、それを謳歌できた世代なので、欧米に対する強いコンプは持っておらず、日本独自の文化を好み、漫画、パソコン、ファミコンなどのオタクアイテムも充実したので、バブル世代ほど見栄っ張りでもありません。とは言え、ある程度消費する最後の世代でしょう。
オタク、という言葉を肯定的に捉えるのもこの世代からで、好きなことに一生懸命になり、好きでもないことをみんながやっているから、やる、と言うのはかっこ悪い、と考える人が多くなる世代ではないか?、と思います。
そして、彼等が趣味に走り、うちに篭ったことが、第三次ベビーブームを発生させないことになり、日本の人口ボーナスは終わりを告げます。彼等はさほど仕事にも恵まれず、安く楽しめる娯楽が好きなので、色恋沙汰がそんなに好きでもないし、絶対結婚したいわけでもないのです。
まとめ
人数は多いのにアクの強いバブル世代、氷河期世代に挟まれて、あまり存在感がなく、思考もその中間であり、バブル世代ほど楽天的で消費思考ではないが、氷河期世代ほど否定的でコスパ思考ではありません。そこそこブランド、見栄を張る世代だと思います。
扱いづらい世代ではなく、ある程度バランスが取れているのではないだろうか?、と思います。バブル世代が経営層について、派手なやらかしをしたら、彼等が尻拭いをすることになるので、重要な世代だと思います。
そして、この世代が現役から消える頃には根性、精神論、と言った考え方は鳴りを潜めていくでしょう。その下の世代は人権無視の教育を受けておらず、パワハラ、セクハラは減っていくだろうと思います。
団塊ジュニア世代が抜けてその下のデジタルネイティブと言われる世代が役員などの重役ポストにつくまでは自動運転技術やAI、働き方改革と言った昨今叫ばれてる動きというのはそこまで活性化しないと思っております。団塊ジュニア世代以上の人たちが意思決定権を持っている間は日本の経済成長は横ばいなのかなと勝手に予想してます。後20年したら日本はガラッと生活スタイルが変わっていくと楽観視しております笑
団塊ジュニアまでがアナログ世代、氷河期世代からがデジタル世代だと思います。上の世代が数の力でデジタル化を拒むので、氷河期世代が力を持たないと、大きくは変わらないでしょう。
シン
世代シリーズありがとうございます。
確かに、この世代は学歴を気にする人が多い印象があります。
会社では、人を紹介する前にどこどこ大学出身の~~という言い方をする人が多いです。後は、子供の教育には熱心で親が塾の送り迎えだとか、予備校講師の時代は良くも悪くも授業に注文が多い世代かなと思います。割りとこの世代の親までは受講生が多かったかもしれないと後で思いました。
良いところは、会社で親切で聡明な人が多く、仕事をいろいろ教えていただいたり出向者にも平等に接していただいてくれたので感謝してます。
学歴コンプという面を抜けば、付き合いやすい人たちで、話せばわかるし、強要もそこまでしないので、下にとっては一緒に仕事をやりやすいと思います。
シン
団塊ジュニアと氷河期世代は同じだと思っていました。となると、氷河期世代もまた違ったキャラクターがあるだろうとのことで…面白いですね。
氷河期世代も楽しみにしていてください。
シン
実は、私は矢部さんと同じ歳なので、バブル世代ではなく、バブル期を知る団塊ジュニア世代のようです。バブル世代と言えば、お立ち台の女王と呼ばれた荒木久美子さん、彼女も岡村さんと同じ歳なので、団塊ジュニア世代に属しますね。彼女はその後離婚されていますが、彼女と私の共通点は、結婚相手を3高と呼ばれるブランドで選んだこと、まさにバブル世代はそんな女性が多かったわけです。イケイケのバブル世代、ブランド品を買いあさり、旦那さん自慢、お子さん自慢をする専業主婦層に対し、どこか冷めた目で見てしまい、違和感を感じていた私ですが、団塊ジュニア世代=そこそこブランド、見栄をはる世代、『そこそこ』という言葉に納得しました。私みたいに両方にまたがる微妙な世代の専業主婦は、よく言えば柔軟性があるのかもしれませんが、悪く言えば優柔不断、周りに流されやすい一面があるようにも思えます。
団塊ジュニア世代として当時の大学受験のことを語るならば、理三がダメなら理一、東大がダメなら医学部へ、という何だか妙な選択、進路指導が行われていたことを思い出します。ゲームソフトの発売日に学校をさぼった魅力たっぷりのゲームオタク、プログラマーになりたいなんて言っていた同級生は、理一に不合格、医師になりました。この偏差値ならここに行けるぞと偏差値重視、悩むなら医学部へ、みたいな雰囲気、なんだかおかしいですよね。
バブル崩壊をどこに設定するかですが、日経平均は89年大納会が最高値なので、崩壊を90年とすると、矢部さんが71年、岡村さんが70年生まれで、バブルをギリギリ知っている団塊ジュニア世代だと思います。
74年生まれが最後の団塊ジュニアだとするなら、この人たちが成人する頃にはバブルは弾けているので、バブルをそんなに知っているわけでもありません。それでも、団塊ジュニアがバブルをしる最後の世代です。
彼らの受験意識はやりたいこと、適性を無視して、偏差値、ブランド絶対主義でニコさんが言うように他人を紹介する時にA大学出身の、、、と言いたがる最後の世代かつ、最も言いたがる世代です。その後の世代がそう言う紹介をするのはほとんどありません。
この世代以降の日本人の意識は大きく変わったので、ジェネレーションギャップが大きくなりました。
シン
美和殿、
うちの母親やジムのおばちゃんにも似たようなこと言ってましたね。
昔は、学歴さえあれば結婚も収入もなんとかなったのに今の女の子は相手に求めるものが多くなったとか言ってました。
会社でも始めて会う人も私の学歴を知っており、違和感感じました。
あと、バブル~団塊ジュニアの女性は遊びと女性を捨ててないなとジムで思いますね。仕事かよって思うくらいスタイル気にするくらい運動しますし、私より自由な時間と使えるお金ありますからね。
私自身は、この世代にはいろいろ助けていただき、楽しく過ごさせてもらってます。自分の子供に年齢的に近いのでいろいろ理解もしてくれます。
仕事では、氷河期世代が優秀で冷酷だからそう感じるのかもしれません。
ニコさん
以前のコメントとも内容が重複しますが、私も含めてバブル世代、団塊ジュニア世代の専業主婦のおばちゃんたちはわがままだと思います。旦那さんがお仕事している時間帯に好きなことをやりたい放題。ひどい方は家事もロクにせず遊び回っています。無理して綺麗に着飾っていても所詮見せかけだけ、中身がない。おばちゃんたちの戯言は、適当に聞き流しながら自分に都合のよいものだけを取り入れてくださいね。
ところで、今の女の子たちは相手に求めるものが多くなってきたという点については、私はよいことだと思います。生涯をともにするパートナー選びは妥協しないほうがよい、そうでないと、後に後悔します。
相手に求めるものが多いのは男の子たちも同じじゃないですか?インターネット上でたくさんの情報が得られることもあり、理想のタイプのレベルが自ずと高くなってきているかもしれませんね。
学歴を言いたがる最後の世代が団塊ジュニア世代だとは知りませんでした。団塊ジュニア世代以降、日本人の意識が大きく変わったとはどのように変わったのか、専業主婦の私には想像もつきません。氷河期世代以降の記事も楽しみにしております。
第三次ベビーブームが起きなかった原因に、リーマンショック後の不況もあったかと思います。
出生率と景気には相関があり、団塊ジュニアが子を持つ年齢的に最後のタイミングに不況で子を持つことをためらってしまったのでしょう。
少子化食い止める最後のチャンスに当時の民主党政権は不況に何も手を打てず罪深いなと思います。
自分はバブル世代と思っていましたが、この記事 and コメント読んで 誤りでした。私はこの世代になりますね。たしかジュリアナってバブル崩壊後に出現したんでしたっけね。
私はバブル=ジュリアナだと思ってます。まだ世の中勢いあったし。当時女子大生だった私にとっては、まさに無駄の大切さを知る場所でした。男性だけでなく、女性も遊ぶこと、大切だと思います。ただし、自分の身は自分で守ること!ほどほどに!です。
ジュリアナの登場は91年なので、バブルが弾けてはいるけど、その余韻にみんなが浸っている時期だと言えます。
経済的なピークと人の感情的なピークにズレがある、という好例だと思います。そのギャップを上手く狙うと、大儲けできると思いますが、それが難しいんですよね。
シン
感覚的にはバブルの頂点は90年みたいな気がしますが、日経平均が最高値をつけたのは、89年の大納会の日なんですね。92年くらいまでは、バブルは崩壊したものの、バブルの余韻はたっぷりあったような気がします。
世代を輪切りにしたマクロ分析すごく面白いです。周りに照らし合わせても、なかなか良く当てはまり、人は想像以上に時代の影響を受けるものだと思いました。
団塊とバブル、ポスト段階と団塊ジュニア又は氷河期が、隔世遺伝的に相性が合うような気がするのは、直近の上はアラが目立つからなのですかね?ポスト団塊の頼れる上司が一線を離れ、バブル上司に実権が渡る日が心底恐ろしいです。
氷河期は全体的に手堅く、ゆとり世代になると、個体差の幅がハンパなく大きい印象です。続編楽しみにしています。
会社でいるのですがこの世代は、学歴に拘る人も多いのですが会社の役職や力関係や出世にも興味がある人が多いので私にはちょっと理解できないです。私の会社では、この世代の次から管理職昇進のハードルが上がりました。権力欲が強い人もいます。
部下の結婚式で取引先の常務理事と写真撮ったとか会議で自慢したりしてきます。
最近、学歴ネタのクイズ番組が増えたのもこの世代の管理職がいろいろな業界にいるからかなと思います。
テレビで力を持って来た世代が団塊ジュニアで、権力、学歴、ランキング大好きな人が多いので、学歴を前面に出したクイズ番組が多いのかもしれませんね。
それ以上に安く、数字を稼げるっていうのもあるでしょう。このブログでも、学歴に関する記事だと、本筋と関係ないことに狂ったようにコメントする人が現れるし、PVもガツンと上がります。
単にPVを稼ぎたいなら、学歴ブログを運営すると、まったく内容がなく、薄っぺらい記事でも、ある程度の規模のブログになると思います。そのレベルのことを天下のTV局がしていると思うと、落ちぶれたものだと思います。
シン
学歴って会社に入ったら邪魔になるときがあります。
たとえば、東大卒なので期待したのに使えないだとか、買いたくない嫉妬や称賛を受けるときがあり迷惑します。
私も子会社の入社でろくに新入社員教育がなく、厳しい職場で先輩からの嫉妬に苦しい思いもしました。
それは、関係ないだろうってことでもいろいろ言われてつらいこともあります。
大したことなくても、東大と言うだけでチヤホヤされるから得も多いのではないでしょうか?拗らせる人も少なくはないですけどね。
不穏な空気になりやすいのに話題にしたがる人の多く、なんの生産性もない議論ですらない言い争いになるのが学歴論争で、学歴にやたらこだわる人間はバカだと思います。
シン
私は東大ではないですが、生徒が予備校の講師の学歴が気になるならわかりますよ。私自身は就活した時期がハードモードだったためあまり恩恵も受けていないし、文系学部ならいろいろな推薦できてる人も多いため、たいしたことないと感じています。学歴なんか話したことないのに周りは知ってます。
ドラゴン桜で馬鹿なら東大へ行けって名言があるのはたいしたことなくても周りが学歴を過大評価するからおすすめするんですよね。
受験のプロなら、学歴を問われて当たり前だし、売り物がブランドイメージである戦略コンサルが学歴命なのも、そりゃそうだろう?、と思います。
でも、メーカーのエンジニアが東大だろうが、Fランだろうが、関係ないでしょう?でも、多くの人は情弱なので、自分の目で、頭で考えず、学歴で他人を判断するのです。
自分の頭で考えよう!っとか、言ってるブロガー、ちきXんさんも匿名を貫くことなく、チラ見せしながら、学歴、職歴をひけらかすじゃないですか?
本当に自分の頭で考えることを主張するなら、意見だけで読者に判断させるべきでは? でも、自分の頭で考えない情弱を食い物にするには学歴、職歴が最も有効なんです。彼女は自己矛盾を感じないのでしょうか?w
シン
文系や理系の議論をするわけではないですが、文系学部出身が多い地銀や地方の公務員ってのは学閥みたいな組織を作りたがるってのは学歴や学力の考え方が違うからだと思うんですね。もちろん実力や数字が出れば関係ないですけど。
読者さんから理系の場合は大学に入学してからが勉強の勝負なんですが、文系学部の人からですと大学入試で勉強がおしまいな感覚でそこで1つの人生の選別みたいな感覚があると感じてます。
文系は大学で勉強しても、社会では何の役に立たないので、政治的な行動に走りやすいのでしょう。
明らかに個人に数字が付いて来る仕事なら、徒党を組もうが、社内政治に勤しもうが、数字が出なきゃ、発言力を失いますが、数字が出づらい仕事なら、手柄は横取り、ミスは押し付けで、生き抜くことが可能ですから、文系はそうやって生きようとするのでしょう。
シン
学歴は会社で入社以外は関係なくても、勉強することには一定の意味はありますね。
そこを履き違えて、学歴なんか関係ないぜとかいう高校生が言ってるのは間違いなんですよね。
人生は勉強であり、優先順位はあっても、無駄な勉強はありません。
シン
皆様のコメントを拝見した限り、他の記事で学歴について長々と複数コメントしたので不快になった方がいたら申し訳ないですが、こんな例もあるんだなと何かしらかの参考になればと思って書いた次第です。
一点確実に言えることとして、学歴の話はお金の話と同様に多くの人々の心を大なり小なりざわつかせるものです。人気記事欄に表示の閲覧数も桁が増えて伸びますし。
学歴がなければ悩む、かといってあっても自分に見合っていなければ悩むということで、等身大の自分を見失わず日々の努力を継続することが大事だろうなと思いました。
このくらいならいいんですけど、前のブログで収拾がつかないくらい、学歴関連の記事にコメントがついて、論破されたり、無視されて、腹立ちが収まらなかったのか、ブログ外で暴れる人が現れたので、この話題には慎重になっています。自分の体験談を語るくらいならいいですけど、細かい序列は語らないでもらいたいです。
シン
以前のブログはそんなに荒れていたんですね。細かい序列なんて意味がないのに、それでも付けたがる人はトラウマでも抱えているのかと思います。会社の中でも学歴だけでなくてしきりに年齢や年次を気にする人がいますが、気にせずにはいられないちょっとした病気みたいなものなのだろうなと思います。
どうでもいい序列に拘る寂しい人はそれが心の拠り所なので、狂ったように絡んできて、かなり面倒です。
シン
学歴って所詮過去の結果でしかありません。本当に努力して今を充実させている人ってそんなことを振り返る余裕なんてないと思うんです。学歴をやたらに誇る人ってスポーツ選手で例えたら、現在のプロでの成績が微妙なのに過去に甲子園で優秀したことを誇って、そこしか拠り所のない魅力のない選手です。また学歴に対して卑屈な人も、学歴があれば今よりも楽できるっていう幻想を抱いて、今努力をすることを怠ってるんだと思います。
現状に何かしらの不満を持っている人ほど、学歴コンプで、イライラしているから、執拗に絡んでくるのでしょうね。
シン
私自身がFラン文系出身なので、どうしても学歴で人を判断する傾向にはあります。
例えば仮に私が経営者であり、人事の決定権者であった場合、他所で実績を残した人、特殊能力がある人、縁故採用を除けば採用するのは一般的に高学歴と言われる人材に偏ると思います。
理由としては、エスカレーター式や帰国子女を除けば高学歴の人は
①純粋に頭が良い
②傾向と対策ができており、情報収集力と情報分析力が長けている
③限られた時間の中で、効率良く問題を解いていく事務処理能力が高い
④期限に合わせたスケジューリングが上手い
⑤つまらない事でも継続して続けられる根気がある
のどれかは一応は備わっていると思います。
全て私には備わっていない能力や資質であるため惹かれます。
次に私がただのサラリーマンであり、仮に人事担当を任されていたとしても採用をプッシュするのはやはり高学歴の人に偏ると思います。
理由は簡単で上司や社長に対してプッシュした理由を説明するのが楽であり、決裁のハンコをもらいやすいからです。
仮にFラン文系の人材を推薦したいと思っても、なぜ自分はこの人が素晴らしいと思ったのか、採用したいと思った理由等を上司や社長に自分の主観だけで説明をして理解してもらう必要があります。
自分の主観を相手に伝えて納得させるのは手間がかかり、骨の折れる作業であるため、だったら『この人は東大卒で頭良さそうなので取りたいと思いました』で済ませてさっさと仕事を終わらせてビール飲みたいからです。
学歴だけでその人の能力を判断するのは間違いですが、私を含めて馬鹿を手っ取り早く納得させたり、ハッタリかます『道具』にはなるかと思いますので、一種のブランディングとしてなら無いよりかはあった方がお得だと思います。
ただ、皆様がおっしゃるように時と場所を選ばない『道具自慢』や意味のない執拗な『道具差別』は見苦しいだけなので取り扱いには注意ですね。
まったくです。
私が創業経営者で、仲間を探しているなら、学歴関係なく、信頼できる仲間を探すでしょうが、サラリーマンなら、学歴順に採用しますよ。理由はおっしゃるように有能であると考えた理由を説明して、説得するのが面倒だからです。また、Fラン文系を採用して使えなかったら、責任取らされる可能性があります。東大取って話にならなくても、そういうこともありますねー、で流すことができます。
多くの人はブランドという表面だけ見て、中身を見ないので、ハッタリかますことはできますが、それだけで乗り越えられるほど社会は甘くありませんし、つまらない序列に拘って、他人を学歴で判断すると、自分が卑小になります。
シン
アメリカも基本学歴社会ですが、私の知ってる限りではIT技術者に関しては最近は少し変わってきたように思います。
理由は大卒でも仕事ができない人を昔採用して痛い目を見た会社が多いからのようです。
アメリカは日本と違い、新卒者が一番就職難なんですよね。
どの採用条件を見てもほとんどが、xxxの経験3年以上とあります。
新卒者は、ここで頭を悩まされるわけです。
逆に大卒ではなくても xxxxの経験が5年以上あれば大卒同等の条件になったりします。
要はどの企業も即戦力になる人材がほしく、もちろん実力がある人が欲しいんです。
そのため、面接時に実務テストのようなものがあります。
中には1次専攻通過後に期日限定で宿題のようなものを作らされるところも多いです。
ブランドではなく中身なのですよね。
なので圧倒的に転職者に有利で新卒者には不利なのがアメリカの雇用システムです。
日本は新卒者に会社から一定のトレーニング期間などを設けますが、アメリカにはほぼ皆無です。
トレーニングをする側の人間の時間が削られるため、それをマイナスと捉えられるのですよね。
文系職だと多少は違ってきますが、それでもやはり経験者優遇です。
日本もいずれそうなってくる可能性が高いように思います。
私は日本の大学を出ていますが、アメリカの大学は学費の問題で卒業までには至っておりません。
なので、アメリカでは学歴から判断されると私も路頭に迷っていた可能性があります。
今まで培ってきた努力や技術、経験が評価されるアメリカのほうが自分にとってはありがたかったです。
かりりんさん
日本の場合は、新卒技術者の採用を絞ってあとは派遣になってきてますよ。そこで競争させて使える人しか残しません。
ある程度まで採用を絞ると使える人になるまで手厚い教育ができると思います。
ニコさん
日本の技術者の場合、新卒儀儒者を絞るというのはどのような方法で絞られているのでしょうか?
やはり学歴順で絞られて正社員、それ以外は本当は実力があったであろう未来を閉ざすような派遣です?
アメリカの場合は、常に採用時150%くらいを採用して、使えなかったら解雇という方式です。
なので、本当に使える人しか残りません。
日本企業はアメリカのような積極採用、積極解雇をやっていないと思うので、やはり実力主義社会とは言えないように思うのですが、どうでしょう?
かりりんさん
新卒技術者という表現が正しくありませんでした。正しくは、学歴順で採用しているだけです。
足りない分は、技術者の派遣会社に依頼して使えるなら継続して契約、ダメなら切るというやり方です。
プロパーは解雇できないので本当に実力主義ではないですね。
>私はバブル=ジュリアナだと思ってます。まだ世の中勢いあったし
今思うとあの頃は世の中が乱れ狂っていた印象がありますね。
確かに勢いがあって盛り上がっていたような気はしますが…
親父ギャルと呼ばれてゴルフをするOLとか、メッシー君だのアッシー君だのいう言葉が登場したのもこの頃。
実権は男性が握っていて、社会を動かしているのも男性なのですが、表面的に『女が強くなった!』を演出するのは何十年も昔から変わりませんね。
しかし、この頃はまだフェミが今ほど台頭しておらず、夫に養ってもらいながら(世話になりながら)、『アタシ様は家政婦じゃない!(夫の為に家事をするのはイヤ)』と喚いたり、『アタシが家庭を守っているからお前(旦那)は仕事に専念できるのじゃないか!感謝しろ』などという傲慢な事を言う主婦は少なかったと思います。
少なかったというか、そんな事を公の場で発言した日には、『何て言う傲慢な主婦だ!我が儘な女だ!』と非難される世相がまだありましたが、今はこういう事を公言しても叩かれないどころか、正論として受け止められる恐ろしい時代になってしまいました。
それどころか不倫でさえも、
夫のストレスから解放される為の止むを得ないこと、
のように擁護されたりもしますからね。
そんなに不満がらあるなら結婚なんてするな!
文句があるならすぐに離婚しろ! と言いたいですね。
とにかく現代では女性はあらゆる不満を男性にぶつけ、
男性からあらゆる物を搾取できるようになりました。
自衛策は、絶対に女性には関わらない、近寄らない、
話し掛けない、同じ空間にいないようにすることだけです。
>今はこういう事を公言しても叩かれないどころか、正論として受け止められる恐ろしい時代になってしまいました。
日本もヤバイですが、アメリカは本当に恐ろしいです。名だたる企業がフェミニストにカチコミ食らって陥落してます。女性を誰が見ても優遇しないと、ビジネスが出来ない社会になってしまいました。
シン
日本の場合は、結婚、離婚などプライベートな部分での女性優遇が見受けられるように思います。
企業単位になると、また話は違うように思いますが。。。
対して、アメリカはプライベートな部分はほぼ男女平等です。
Google のあの事件は、たまたま大企業だったということで取り沙汰されているだけで、そしてそれがたまたま性差別的な発言だったということから、マスコミが食いついただけのことだと思っています。
アメリカは入社する際、人種、性差、宗教、年齢等による差別はしない旨、サインさせられます。
男であれ、女であれ、ハラスメント・オンライン・クラスを強制的に受講させられます。
アメリカは訴訟社会ですから、企業側は出来るだけ訴えられないよう事前にいろんな書類を作成していて、それらにサインさせるんですよね。
すいません、ちょっと主題からそれてますね。
確かに団塊ジュニア世代(私もそうですが)、バブル世代の女性は世の中を舐めているというか、世間知らずというか、悪気はないんでしょうけど、私も疲れます。。。
特に専業主婦層は、話していて辟易するので、やんわり距離をとっています。
日本帰省の際も、同級生の友達はほぼ99%専業主婦。
話なんて全く合わないので、もっぱら聞き役です。
前回帰省した際、電車の中で私は寝たふりをしていていました。
アメリカから帰ってきたばかりで、疲れているんだろうと気を使ってくれたのか起こされなかったのが幸いでした(笑)
いろんな相談も受けますが、基本彼女たちにはギブアンドテイクという概念が全くない人が多くて。
私もさすがにギブだけでは嫌になりました。
話があうのはやはりキャリアウーマンなんですよね。
ところが、キャリアのある女性の友人はシングルが多くて。。。
アメリカは離婚の際、稼いでる方が稼いでない方に一定期間金銭的サポートをせねばならない法律があり、これは男女関係ないので、キャリア組で高給取りになればなるほど、結婚にはかなり神経質になり、気づけば適齢期を過ぎてしまい。。。という人も多いです。
そう考えると、私は異端児であり、一匹狼なのだろうか?と思う、今日このごろです。。
確かに日本、アメリカのセクハラに対する環境はまったく違いますね。
仕事においては日本では明らかに問題のある、犯罪とすら言えるようなことが平気で行われます。まともな人ですら少々の性的冗談、プライベートを詮索することくらい何が悪いんだ!と言いますし、酷い人は胸や臀部を触る人すらいます。私はこんなのは逮捕すべきだと思います。
一方、アメリカはグーグル事件みたいに新入社員の若者が若気の至りで思うことを社内のコミュニティに上げたら、それを嗅ぎつけたフェミ団体に社会的に抹殺されました。ある企業の女性役員、管理職が少ない、いない、男性社会だ、と認識されると、完全に仕事にならないくらい妨害されます。女性は気に入らない男性を些細なセクハラの証拠を取れば、潰すことができます。嫌いな上司の部屋に入って、ドアを閉めて叫べば、それで終わりです。流石にここまで行くと、恐ろしいです。
プライベートという観点だと、日本は妻は絶対君主であり、夫に感謝する必要はなく、ストレスを貯めたら、夫に暴言、暴力を振るっても、それはストレスを溜めさせた夫が悪いのだ、という方向に持って行かれますし、離婚となれば、妻の都合が全面的に受け入れられます。これは恐ろしいです。
アメリカはどちらが暴言、暴力を振るっても、即離婚になるだけで、平等に権利を分けるだけなので、DVに苦しんだ夫が元妻を延々と養っていくことなどはありません。婚前契約、事実婚なども一般化しつつあり、ある種の緊張感はあると思います。
シン
今の日本では、結婚は事実上、夫が妻に隷属する契約となっています。
男=奴隷、女=自由市民として考えると、まるで古代のギリシャのようですね。
古代ギリシャでは、自由市民は殆どの生産活動を奴隷にやらせて、
有り余る余暇を文化活動に充てました。
現代日本では、女は夫や恋人の財産、働いて作った社会インフラを
好き放題に使って遊び暮らし、「〇〇女子」だの言って
訳の分からない流行もどきを作っています。
同じ奴隷制でも、古代ギリシャは2000年先まで残る文化遺産を築き上げました、
しかし現代日本の低能女は、いくら暇があってもスイーツだの何だの
下らないことしかせず、男たちが血を吐く思いで稼いだ財産やインフラを
その場限りで食い潰しています。
女の人権は制限しないと、日本は良くならないでしょう。
かりりんさん
>>確かに団塊ジュニア世代(私もそうですが)、バブル世代の女性は世の中を舐めているというか、世間知らずというか、悪気はないんでしょうけど、私も疲れます。。。
→私もこの世代の女性と関わると疲れますね。20代の頃にほとんど苦労をしてないですからね。何をするのも受け身というか。相手の批判はするけど、自分のやるべきことは全くやってない。この人たちが40代後半から50代でこれから社会の主翼をなすとなると心が暗くなります。
あとこの世代から娘と頻繁につるむお母さんが沢山出てきますね。精神的に子供にも依存し、完全に大人になり切れておらず、幼さを強く感じます。精神性は子供のくせに投票権も、旦那の財布に基づく金銭的なプレゼンスも持っていて、タチが悪いですね。
かりりんさんは15年から20年生まれるのが遅ければ、もう少し同性の理解者を得られていたでしょうね。勝間和代さんはおそらくかりりんさんと世代が近いと思うのですが、一時期のカツマーブームはどのような視点で捉えていましたか?共感されましたか?
Yさん
すいません、勝間和代さんは全く知らなくて、初めてお聞きしました。
WIKIを見てみましたが、いろんな事をされている方のようですね。
確かに、もう少し遅く生まれていればと思わなくもないです。
日本人女性では少し下の氷河期世代のほうが、まだ話は合うほうかな?って思いますね。
それよりも女性に産まれてきたこと自体が間違い?と思う事もあります。
女性があるが故の、職場での昇進しづらさ、性的な嫌がらせは多々ありました。
ですが、女性ならではの旨味を味わってきたことも事実ではあるので、なんとも言えないですね。
自分語りになってしまい、お目汚し、失礼いたしました。
かりりんさん
>>勝間和代さんは全く知らなくて、初めてお聞きしました。
WIKIを見てみましたが、いろんな事をされている方のようですね。
→結局2000年代の一過性のブームで終わり、一般的な女性のキャリアモデルにはなりえませんでした。最近は、はあちゅうさんがアラサーのキャリア女性の間で人気なようです。勝間和代さんにはちょっとついていけないけど、キャリア女性として、プライベートや仕事を楽しむモデルケースが欲しい女性の心を捉えているみたいです。努力とセルフプロヂュースを磨けば輝けるという甘い幻想をキャリアが行き詰り気味のアラサー女性に見せるマーケティング能力は優れていますね。ただし、はあちゅうさんがキャリア女性の支持と強めて行くほど、未婚率と少子化が加速するような気がして心配です。
>>女性があるが故の、職場での昇進しづらさ、性的な嫌がらせは多々ありました。
ですが、女性ならではの旨味を味わってきたことも事実ではあるので、なんとも言えないですね。
→それだけ自身を客観的に認識できるだけでも素晴らしいと思います。半数ほどの人は受益したことを忘れて権利、権利と叫びがちな今日この頃ですから。