半沢直樹シリーズで、銀行員のキャリアがクローズアップされましたが、簡単にまとめたいと思います。
入行
日本には都銀、地銀、信金とかなり多くの機能が被った金融機関があり、枯れた漁場で、どこもヒーヒー言っていますから、その業務は過酷であり、新卒3年3割退職と言われます。これは大手企業の都銀ですら同じで、一定数の離職を予め見込んで大量採用している、と言っても良いか、と思います。
元から金融業に合わない人は早い段階で淘汰され、向いていると言わないまでも、なんとか折り合って、やっていける人たちが残って、三十路に手が届く頃には離職ラッシュは落ち着いてきます。待遇だけ考えると、なかなかこれ以上のサラリーマンは少ないので、惰性で、消極的に続ける人が半数以上でしょうね。
逆に突出したサイコパスメンタルを持った銀行員は外銀など、もっと成果主義要素の強い組織に行くので、邦銀に残るのは比較的ドライな性格をしているが、鋼鉄のメンタル、サイコパスとまではいかない人達だろうと思います。
根本的にお金を扱う仕事を神経が繊細な人がするのは無理で、人の嫌な面を毎日のように目撃するので、気持ちの切り替えが上手くないと、メンタルをやられる、と言うのは証券、保険、サラ金、闇金、金融業はなんでも同じことです。
金融業に関わったことのない人に説明するなら、たった数万円のお金で、長年の友情を崩壊させるくらい破壊力があるんだから、桁違いのお金が動く組織にいれば、どれだけエグいことがあるのか?、は想像できるでしょう。
出向
半沢直樹では出向を死刑宣告のように扱っていますが、30代での出向は死刑宣告ではなく、経験を積むために他社に行く、とか、何かしらの課題を与えられて、プロジェクトマネージャーのような立場で出向するので、ここで結果を出せば、帰るときには上が見えるようになります。
それに対して、40代での出向は片道出向となることが多く、銀行内にポジションがないので、辞めさせるために他社に行かせて、そこで居場所を作って、第二の人生を歩んでください、という転職フェアなんです。
例えば、半沢直樹の友達であり、同期の近藤は上司のパワハラでメンタルをやられて、銀行を辞めさせるために出向をさせられていましたが、銀行は減点方式の組織で、一度、ケチがついたら、基本的に先はないので、整理対象になります。
何年かは銀行が出向先との待遇差は保証してくれるので、問題ありませんが、一定期間が過ぎると、格段に待遇差のある企業所属になり、銀行レベルの生活をして、転勤、激務の為に妻を専業主婦にして、シングルインカムで生活をしてきた家庭はパニックになります。
転籍
銀行では頭取にならない限り、銀行で定年退職を迎えることはなく、どこかの時点で出向、転籍になります。一般的に言うと、支店長以上(一般企業の部長級)まであがれれば、転籍とはいえ、関連企業へ行くだけなので、あまり惨めなことになることはなく、特進によって、役職が上がった分、待遇も維持されることになります。ただ、ここにたどり着けるのは全体の1割以下です。
それ未満の人は銀行の融資先に送られることになり、前述の近藤は「銀行さん」と呼ばれて、よそ者扱いされていましたが、名目は「部長」と高いものであっても、望まれてきたわけでもなく、出向先で何かしらの成果を出して、居場所を確保しないと、時間の問題でその会社にいられなくなり、そこから先は銀行は面倒を見てくれません。
転籍先で上手くやれば、経理部長、役員と進んで、変に銀行に長く残っているより、待遇、やりがいがアップして、お互いに嬉しい転籍となるのですが、こればかりは本人のコミュ力次第で、ほとんどオーナー企業の中堅、中小ですから、オーナーの懐に上手く入り込めるか?、が勝負なのでしょう。
最悪の場合、どこにも引き取り手もなく、銀行の関連会社にたらい回しに送られて、嫌がらせのような業務をさせられて、早期退職を即されるのでしょう。この辺の湿っぽい人員整理は日本企業なら、業界を問わず、同じなので、金融だけがえげつないことでもないですが、一昔前まで銀行員はふんぞり返って、偉そうにしていたので、辛いでしょうね。
まとめ
都銀がバブルの頃に大量採用された世代が統廃合でだぶついて、転籍先も上手く見つからずに困っているようですが、今の若い世代はFintechが進んで、行き先がなくて困ってしまうのではないか?、と思います。単なる金融事務が出来る人なんて、これから要らないので、どこも欲しがらないでしょうね。
今のところ、金融業は文系出身の大学生の受け皿になっており、大学によって多少のばらつきはありますが、2-3割は金融関連業に就職しています。これはすでに時代遅れで、徐々に金融は情報系エンジニアの職場になっていくでしょうから、事務系銀行マンは行き場を失うのだろうな、と思います。
でも、お金を引っ張ってこれる人はどこでも重宝されるので、金融に詳しくて、寝技が使えるアクティブなタイプは一般企業のCFOとして引き取られるのではないか?、と思います。米系企業だと、CFOはあの手この手で資金をもぎ取ってくる役割をしていることが多いので、日本企業でも時間の問題で、そうなるのだろうと思います。
すでに銀行マンの人、金融業に進むつもりの文系の人は何かしらの着地点を見据えながら、取り組んだほうが良いと思います。どうあがいても、出向、転籍はほぼ間違いなく避けられませんし、将来的な人員整理は避けられません。何かしらの特技を身に着けて、「イグジット」を探ってください。
知り合いの銀行員から聞いた話ですが、IT化に伴い理系学生を採用してコンピューター関係の部署で仕事をさせる裏の求人があると言ってました。
表で採用しろよって突っこみたくなりましたが、そうなると金融事務さんの居場所がなくなるのかなと思います。
離職率に関しては、上記の通りで私と同じくらいのアラサーで女性だとほとんど辞めてますし、一度真剣に友人から仕事内容に将来性がないから銀行辞めたいと相談されたことがあります。
私は、メンタルは繊細なのでこの業界は無理です。
メンタル弱めの人はこの業界は避けたほうがいいです。他人を潰しても、自分の利益を優先できないと潰されます。
シン
メガバンクは、よほどのミスをしない限り、卒業大学名と入行年次だけで定年までの出世コースが決まる、って聞いたことあるんですけど、東大卒の事なかれ主義者だったら、そこそこ安定した銀行マン生活を送れるんでしょうかね。
激しい業界なので、学歴を武器にして、単なる事勿れで定年まで逃げ切るのは簡単ではないだろうと思います。実際、東大京大の牙城を崩して、私大卒が頭取をもぎ取ったりもしてます。学歴で優遇はされても、それだけでやれるほど金融は甘くないでしょう。
それが望みなら、国策インフラ企業で社内官僚やっているほうが逃げ切れる可能性が高いです。数字で詰められることがないので、上役の顔色だけ見ていればいいです。
にしても、日本が衰退すれば、社外で市場価値のない人は一連托生なので、若い人があえて狙うような生き方ではないだろうと思います。
シン
今後10年で貨幣よりも電子マネーの方が流通量が増えます。融資判断も人工知能がするでしょう。
金融はミッションクリティカルですので、ダウンタイムゼロのシステムを設計できる人が出世できると思います。
日本は民族柄、機械化で最適化され、人が不要になっても、仕事のための仕事をわざわざつくります。
今後も”やってる感”を醸し出すための要員は求められてくるでしょう。
毎年、発表される大学生の就職したい企業ランキングで、銀行は上位に位置するのは、なぜだと思いますか?
自分は、学生は銀行の離職率を知らずに、メガバンクのネームバリューや高給だけをみているからと、
誰もが知っているメガバンクでも、大量採用するため、比較的学歴が高くない学生でも、十分就職できる可能性があり、現実的に就職できそうな大企業だからだと思います。
最近は、ネットの普及で、銀行人気もそろそろ落ちてくるだろうと予想しますが
それに加えて、自分だけは大丈夫だ、と若い人は思うんでしょう。根拠のない自信は若者の特権です。
シン
シンさん
「都銀がバブルの頃に大量採用された世代が統廃合でだぶついて、転籍先も上手く見つからずに困っているようですが、」
これは、間違いありません。何人ものメカバンク関係者に聞きましたが、出向年齢がどんどん早くなっているとのことです。特に人数の多いバブル世代は、出向先の確保が難しいようで深刻だということです。私の近所には、バブル世代より少し上で大手金融に勤めていた方々がたくさんいます。皆さん私よりかなり若いですが、家にいる方々がいますね。私が朝出勤の時、犬の散歩をされています。毎日家にいるか、週2~3日の勤務なんでしょうか。まだ若いのにこの状態は辛いと思います。
出向制度はどの業界も多くなっていますが、この業界はその年齢が早すぎます。それでも就職人気ランキングでは、上位を占めています。
メーカーでも事務系の出向が増えており、なにか能力がない人だとグループ会社で経営している売店の社長になったり、なんだか悲しくなるくらい人が余っている感じの悲壮感があります。
逃げ切れる人なら割り切れると思いますが、バブル世代だとどうなるのでしょうか?って感じです。
工場総務関係も生産技術の補助みたいなもので技術系からなりますし、なかなか厳しいです。
セミリタイア出来る人ならともかく、子供にお金がかかる時期に世間体のために銀行が出資したNPO非常勤職員とかで、出向期間が過ぎたら、転籍を強いられるとキツイですね。バイトレベルの給料で五十代を過ごすことになります。生涯賃金で考えると銀行員って割に合わないように思います。
シン
番号発券機の横に立っているだけの中高年の男性社員を見ると物悲しい気持ちになってしまいます。今さら手に職もつけられないでしょうし。店舗でお金を引き出すだけでも、人材のダブつき感は目につきますね。
最近ですと銀行退職→顧客リストを持って外資系保険営業マンに転職というパタ―ンが多い気がしますね。
晴れの日に傘を貸し付ける銀行体質と余程相性が良いんでしょうね。
個人のライフプランを無視した不要なオプション特約をつけまくった商品を笑顔で営業するコワイ人たちですよ全く。
そういう歩合の世界で生き残れる人はどんな営業しても生きていけると思いますが、単に銀行の看板で仕事していた人が放り出されると悲惨ですね。
シン
シンさん 皆さん
コメントありがとうございます。高収入と言われているメカバンクでも生涯賃金は、昔に比べてかなり低くなっているとのことです。40代からどんどん出向が始まり、減収となるとのことです。かつては銀行本体が減収分を補っていたのですが、今はほとんどないとのことです。シンがおっしゃるようにアルバイト程度の収入となってしまい、収入・仕事内容等に嫌気がさして早期退職することが多々あるとのことです。シンさんがおっしゃるように、教育費が最もかかる時期にこの状態はたしかに厳しいです。しかし出向前までは高収入ですから、教育費は大丈夫ではないでしょうか。問題なのは年金支給の65歳までが、あまりにも長すぎます。余計な御世話だと言われるでしょうが、非常に厳しいと思います。
ただでさえ年金・退職金はどんどん減らされているわけですから、最低65歳までは働かなければならないと思います。ですからそれまでかなりの高収入であっても、50代前半で早期退職は厳しいと思います。この年齢で転職先はあるのでしょうか。
離職率についてですが、メカバンクでは30歳までに4割が離職するとのことです。その中で女性中心の一般職は離職率が低く、収入がずっと高い総合職の離職率が高いとのことです。収入が高くなる前に辞めてしまうのでしょうか。最近では長く勤めるために、一般職希望者が多いとのことです。
かつては堅い安定した職業の筆頭であった銀行員も、現在はそうではないようです。
平凡なサラリーマンさん
銀行員の知り合いから話を伺いましたが、メガバンクでなくても地銀でさえも出世競争が激しいみたいです。
まだ、一般職は、時間通りに帰りやすいこと、やることが決まっているので収入が少ないデメリットを除けば続けやすいのでしょう。
メガバンクで大幅な人員削減を行うと最近ニュースになりましたね。何でも、1万人レベルの削減とか。
今までは給料を下げることで人を切らなかったのでしょうが、それでは間に合わなくなってきたようです。
外銀も景気のいい話を聞きませんし、金融業界の将来は暗いですね。
でも、今は空前の人手不足の時代です。働く場所がなくて困るということは起きないでしょう。
銀行員も金融業界にこだわらず、積極的に他分野に飛び込むことが大事ですね。
元々は優秀な彼らです。元行員というプライドを捨ててがむしゃらに働けば何とかなりますよ。
>でも、今は空前の人手不足の時代です。働く場所がなくて困るということは起きないでしょう。
これは本当なの?と思います。特に東京五輪などの特需にあわせて土建の人手不足、工賃高騰がマスコミによって叫ばれますが、現場にいるいつきさんからすると、「スキルワーカー」の不足であり、誰でもいいから来てくれ!ということではないとおっしゃっています。ずっと金融で事務をしていたオッサン、オバサンがクレーンの操作を出来るかよ?という話だろうと思いますね。
シン
疑いもなく本当です。
求人倍率など、数字が物語っていますよ。
銀行員時代のような給料は望めないでしょうが、業種を変えれば今ほど転職しやすい時代はありません。
私が前にタクシーに乗った時、前職は証券マンだったと運転手が言っていました。
銀行員であれば貯金もあるでしょうし、1年ほど訓練すれば他業種に転職できるでしょう。
元銀行員としてのプライドが捨てられずに動かない人間はただの馬鹿ですが、今時そんな人の方が少ないでしょう。
>求人倍率など、数字が物語っていますよ。
仕事を求めている人がやりがたる仕事なのか?っていうのは大きな問題だと思います。日本はブラック企業が多いですしね。
>元銀行員としてのプライドが捨てられずに動かない人間はただの馬鹿ですが、今時そんな人の方が少ないでしょう。
プライドを捨てて異業種で一から出直すくらいの根性があれば、何かしらの救いの手はあるんでしょうね。でも、プライドをサクッと捨てられる人は少ないんじゃないかな?とも思います。
シン
人手不足に関してはネットに、とある考察があって、それによると
①元々儲かっていない企業の従業員が耐え切れなくなって辞める
②条件が悪いので誰も求職に来ない
③残った従業員で無理やりまわすので更に疲弊
という負のスパイラルなんだそうです。
要は人が足りないのではなくて利益が足りないので人件費に回せないというのが真相のようですね。
ちなみにブラック企業的思想の根源は戦前の国家総動員法に遡るそうです。
新卒一括採用、終身雇用、源泉徴収、多重下請け、自治会、預金の薦めなどなど。
軍隊方式(究極のトップダウン)を民間にも適用して徹底したということです。
そしてこの国家総動員はソビエト連邦の戦時計画経済を真似て作ったそうです。
そう考えると世界で一番成功した社会主義国家だと揶揄されるのも納得かなとw
戦後GHQの政策により、地主・財閥・政治家は徹底的に排除されましたが実は公務員は全く追放されてなくて、官僚システムが戦前のままだったりするのが諸悪の根源かもしれないですね。
まあ、日本以外だと、韓国くらいしか通用しないような労働環境、条件が常識化していますし、日本板硝子のイギリス人社長がバカバカしいので辞めまーす!っと言い出すような国ですしね。末端が言うのならともかく、高給もらっている社長が日本の異常な労働環境に耐えられないって言うんですから凄いことですね。
シン
くろねこさん、
企業の利益が上がっていないのは嘘で、上場企業の利益は過去最高を記録しています。
実感がわかないと言われますが、求人倍率はバブル期超えを果たしたそうです。
また、民主党時代は不況を背景にブラック企業が蔓延りましたが、今やそういった企業はどんどん潰れ、アルバイトの時給は上昇しています。
ネット上の考察というのも、2ちゃんねるで負け組が議論した結果とかではないですか?そんなのは参考になりませんよ。
でらさん
微妙に論点をずらさないでくださいw
企業が儲かってない、なんて話は書いてません。
儲かってない企業において、の話です。
それとついでなんで企業の最高益云々ですけど、設備投資せずに人件費削って利益を上げてるだけでしょう。
で元の人手不足云々ですが
マスコミのニュース記事で見る限りでは人が足りないと言ってるのは介護や保育でしょう?
他も飲食やコンビニや運送ですかね。
そもそも利益が出てない業種です。
そういえばメガバンクも人員減らすと言ってましたね。
人を減らして当面の利益を確保する策にしか見えませんけどねw
成長して儲かっている企業で人が足りないとか物理的にありえないと思いますがね。
まとめると、人件費に出す利益がない、もしくは惜しんでる、です。
建設やIT業界も人手不足が深刻なようです。
また、深刻ではないけど人手不足という業界は半数以上です。
利益が出ているのに人手不足で倒産という企業があるこの時代、人件費に出す利益がないはおかしいでしょう。
建設業なんて、震災復興需要とオリンピック需要があり、明らかに成長して儲かっている業界なのに人が足りていないので、くろねこさんが言うありえないことが実際に起きています。
>建設やIT業界も人手不足が深刻なようです。
また、深刻ではないけど人手不足という業界は半数以上です。
→建設業とIT業は多重下請け構造の影響が大きいと思いますよ。
そりゃ元請(上場企業)は右から左で片手団扇でしょうけど、末端は利益が出ないと思いますよ。
元請が儲かっているのは多重下請け構造によって固定人件費を節約しつつ、下請けをピンハネしているからなだけでしょう。
>利益が出ているのに人手不足で倒産という企業があるこの時代、人件費に出す利益がないはおかしいでしょう。
→利益が出てるのに人手不足で倒産って聞いたことがないんですが、実例があるなら出してもらえますでしょうか?
会計上の利益は出てるけど運転資金が回らなくなって倒産なら聞きますが。
会計上の利益は減価償却しない、とかすればいくらでも変わりますしね。
似た様な話題になりますが、中小零細企業の後継者難ってのがあります。
これも全く同じ構造だと思いますよ。
儲かってない家業だから子供が継がない、だけでしょう。
くろねこさん、
>元請が儲かっているのは多重下請け構造によって固定人件費を節約しつつ、下請けをピンハネしているからなだけでしょう。
→ 建設業界もIT業界も、最近は人件費の上昇が続いていますけど。企業の人件費倒産が生じている状況で、固定人件費の節約も下請けのピンハネも糞もないですね。
>利益が出てるのに人手不足で倒産って聞いたことがないんですが、実例があるなら出してもらえますでしょうか?
→ 「人手不足倒産」で検索すればいくらでも出てきますけど。それも知らないで聞いたことないというのは、知識不足です。
>会計上の利益は出てるけど運転資金が回らなくなって倒産なら聞きますが。
→ 人手不足倒産とは、利益が出ているけど人手が足りなくて事業が回せなくて倒産するパターンです。会社は動いているのはお金でなく、人ですから、人が足りないのはお金が足りないより深刻です。
コメントを拝見したところ、くろねこさんの頭の中は民主党政権時代からアップデートできていないように見受けられます。確かにあの時はブラック企業が横行し、酷い状況だったのは事実です。
でも、今は民主党政権時に比べて日経平均が倍に上がり、失業率が6割に減りました。
安倍政権の評価については見方が分かれるのは事実ですが、少なくとも経済に関しては上向いており、今の時代にわがまま言って就職できないと嘆いている連中はどうしようもないと思います。
何せ、日本の失業率の世界ランキングを見たら、下から数えた方がずっと早いですから。
くろねこさん、
>人件費倒産って事は要は人件費に回す金が無いから倒産という事ですよね?
→ 逆です。人件費に金を回しすぎたために倒産することです。くろねこさん、大丈夫ですか?
>検索すれば、それは人が足りないじゃなくて賃金が払えないから倒産という事例ばかりに見受けられます
→ 確かに、人が来ないと費用が発生しないので倒産までいくケースは少ないかも知れません。
でも、人手が足りないから仕事があっても業務が拡大できないという事例はいくらでもあり、特に建設業界ではそれが深刻です。人件費が上がっているというのも、そうしないと人が来ないからで、人手不足がそれだけ深刻なことを示しています。
>人格攻撃はやめましょうw
→ ごめんなさいww くろねこさんの言われている主張がどうしても古く感じたので、つい言いたくなりましたwww それに私はくろねこさんの主張を攻撃しているだけで、くろねこさんの人格は攻撃していませんよwwww
>失業率が下がっても労働者平均賃金は下がってませんか?低所得の労働者が増えたのでしょうか?
→ 失業率の改善が第一です。失業率が下がらないと、平均賃金云々は言っていられません。物事には優先順位があるので、それを見誤らないことが大事です。
でらさん
>逆です。人件費に金を回しすぎたために倒産することです。くろねこさん、大丈夫ですか?
→同じ事を言い回しが違うだけでしょう。そしてまた人を馬鹿にしてますねw
足りないも回しすぎも同じ現象の説明でしょうに。あなたこそ大丈夫ですか?
どっちにしろ結局、金が足りないから倒産って事でしょ?
そもそもあなたの主張は人手不足倒産でしょ?
いい加減に間違いに気づきましょう。
>ごめんなさいww くろねこさんの言われている主張がどうしても古く感じたので、つい言いたくなりましたwww それに私はくろねこさんの主張を攻撃しているだけで、くろねこさんの人格は攻撃していませんよwwww
→草ぼうぼうで、しつこく人格攻撃するのですねw
理屈で負けてる証拠ですよ。
>くろねこさんの頭の中は民主党政権時代からアップデートできていないように見受けられます。
→どこからどう見ても人を小ばかにしてるでしょうw
>確かに、人が来ないと費用が発生しないので倒産までいくケースは少ないかも知れません。
→ようやく解って頂けてよかったです^^
でらさん
>人手不足で経営が回らなくなり倒産が増えているというニュースを見つけました。何と、中小企業の6割が人手不足だそうです。そのために商工会議所が外国人就労を認めろと圧力をかけているくらいなので、どれだけ深刻か分かるというものです。
→これこそ、まさに私が言っている見出しと中身が違うマスゴミのニュースですね。
>日商の調査では、会員の中小企業のうち6割が人手不足としている。
→している、なんです。金が無いから人を雇えないとか、そんな格好悪いことを正直に言うわけないでしょう。人が足りない、と建前を言っているだけです。
もっと個別のニュースだと、中身を読めばそれは人が足りないのではなくて、人を雇う金が無いんでしょ?というニュースばかりです。
そういう企業はさっさと潰れてスクラップビルドすればいいのです。
人が足りないほど景気が良いのなら内需は下がるどころかもっと上がっているはずですから。
現状は、ダメな企業(と社員)が無駄にがんばることによって、過剰競争になって優良な企業の迷惑になっているのが現状です。
>くろねこさんも賃金が安いとか仕事がきついとか文句ばかり言ってないで、中小企業の経営者の気持ちを考えてみたらどうですか?
今の社会が悪いとか政治経済が悪いとか、文句だけなら誰でも言えますので。
→????
人格攻撃の次は、言っても無いことを勝手に捏造して印象操作でしょうか?
でらさんはいろんな記事にコメントされてますし論客だと思いますけど、
理屈で勝てそうにないとなると相手の怒りそうな事を言って怒らせて勝とうとしてませんか?怒ったら負けですからね。
恐らく私のことを低賃金のフリーターか下請けの社員だと想像して、その立場の人がカチンとくるだろう事を言って叩こうとしてるのでしょうが、そういうのはよくないですよ。
現状を私なりに分析しているだけです。
これを文句言ってる、不満をぶちまけてる、と捉えられるという事は、心外と言うよりは印象操作してるのかな?と思いますよ。
議論って面白いもんで、真実を言う人よりも、言い回しが上手い人の方が正しく見えるもんなんですね。
自分に利害関係が無いのでフラットな議論ですし色々勉強になります^^
一応レスしておきますが、
>くろねこさんも賃金が安いとか仕事がきついとか文句ばかり言ってないで、中小企業の経営者の気持ちを考えてみたらどうですか?
→仮に私がその立場なら、経営者の気持ちを考えるとか、全体主義的な気持ち悪いことは考えません。
>今の社会が悪いとか政治経済が悪いとか、文句だけなら誰でも言えますので。
→これももっともらしく聞こえますけど、言論の自由でしょう。
国とか政治家は建前を言うことがありますが、中小企業が建前を言うはずないです。仕事に追われて、建前を考える時間と余力がないからです。
金がなくて困っていて人が雇えないと盛んに主張されていますけど、その証拠はあるのですか?出せないでしょう?
今の大学新卒は、就活でいくつもの企業から内定を得るのが普通で、内定辞退率が6割を超えているそうです。そして新卒に蹴られているのはほとんどが中小企業になります。これで金がなくて人を雇えないと考えるのは、よっぽど思考回路がねじ曲がった人だけでしょうね。
結局のところ、くろねこさんは印象で語っているだけなのです。私はデータと数字に基づいて主張していますが、くろねこさんはどちらも出さず(出せず)に自分の主観に基づいて私に噛み付いているだけです。しかも批判のための批判になっており、何を主張したいのかもよく分かりません。
でらさん
>しかも批判のための批判になっており、何を主張したいのかもよく分かりません。
→鼻っから聞く気がないからじゃないですか?
一番最初から人手不足ではなく利益不足だと言ってます。
丁度ネット記事の良いのがあったので貼っておきますね。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171121-21133635-webtoo-l02
リンゴ園悲鳴「手回らない…」/津軽地方、高齢化や労働力不足深刻、就業条件合致せず
人手不足、後継者不足を錯覚させる題名の記事ですが、
中身を読んでみると、時給750円だからそりゃ誰も働きに来るわけないだろ?というお話でした。
この手のニュース記事は飲食、介護などをはじめたくさんありますよ。
ちょっとは調べてみたらどうなんでしょうか?
>今の大学新卒は、就活でいくつもの企業から内定を得るのが普通で、内定辞退率が6割を超えているそうです。そして新卒に蹴られているのはほとんどが中小企業になります。これで金がなくて人を雇えないと考えるのは、よっぽど思考回路がねじ曲がった人だけでしょうね。
→大卒新卒の話など急に持ってこられても困りますねw
人手不足だ、と言ってる企業のニュース記事は、実はそうではなくて利益がないのが真実だ、という話です。
新卒がどうとか、総論がどうとか言う話は一切してないです。
今更気づいたのですが、もしかしたら、でらさんは日本全体の総論の話をしてるのでしょうか?
もしそうなら話がかみ合わないのも納得ですがw
私が言ってるのは、人手不足です、と言ってる企業の大半は実は利益不足なんでしょ、という話ですよ。
で、ついでに言うとそういう企業はさっさと退場すべき、と思います。
ついでに言うと最初に小ばかにして噛み付いたのはあなたですよ!
>人手不足に関してはネットに、とある考察があって、それによると
①元々儲かっていない企業の従業員が耐え切れなくなって辞める
②条件が悪いので誰も求職に来ない
③残った従業員で無理やりまわすので更に疲弊
という負のスパイラルなんだそうです。
要は人が足りないのではなくて利益が足りないので人件費に回せないというのが真相のようですね。
という私の書き込みに対して
>ネット上の考察というのも、2ちゃんねるで負け組が議論した結果とかではないですか?そんなのは参考になりませんよ。
2ちゃんねる 負け組 とか改めて見直すとひどいなw
2ちゃんねらーの負け組が何わけわからんこと書いてんだ?という絵が浮かびますねw
そもそも論として、誰が言ったか?では無く、何を言ってるか?が大事だと思います。
まだ続いていたのですね。
>人手不足、後継者不足を錯覚させる題名の記事ですが、
中身を読んでみると、時給750円だからそりゃ誰も働きに来るわけないだろ?というお話でした。
→ 記事を読みましたが、人手不足とは書いていますけど、利益不足とは書いていないですよね?どこをみればよいのでしょうか?そもそも、利益が出ている・若しくは利益が出る見込みがないと人なんか雇いませんからwww
>今更気づいたのですが、もしかしたら、でらさんは日本全体の総論の話をしてるのでしょうか?
→ 日本全体の総論の話をしているのでなく、経営側からみた話をしています。そしてあらゆる客観的データから見て、人手不足は事実です。
>2ちゃんねらーの負け組が何わけわからんこと書いてんだ?という絵が浮かびますねw
→ ネット上の考察なんて玉石混交ですから。客観的データに基づいた考察、もしくはしかるべき立場の者や研究機関による考察でないと、何わけわからんことを言っているんだ、ということになりますよ。残念ですけど。
でらさん
>建設業界もIT業界も、最近は人件費の上昇が続いていますけど。企業の人件費倒産が生じている状況で、固定人件費の節約も下請けのピンハネも糞もないですね。
→何か言葉がまた変わってますけど、人件費倒産って事は要は人件費に回す金が無いから倒産という事ですよね?
>「人手不足倒産」で検索すればいくらでも出てきますけど。それも知らないで聞いたことないというのは、知識不足です。
→検索すれば、それは人が足りないじゃなくて賃金が払えないから倒産という事例ばかりに見受けられますから、当初の意見になってるんですよ。
マスゴミの見出し詐欺だということです。
>コメントを拝見したところ、くろねこさんの頭の中は民主党政権時代からアップデートできていないように見受けられます。
→人格攻撃はやめましょうw
>何せ、日本の失業率の世界ランキングを見たら、下から数えた方がずっと早いですから。
→失業率が下がっても労働者平均賃金は下がってませんか?低所得の労働者が増えたのでしょうか?
http://www.news24.jp/sp/articles/2017/11/16/06378104.html
人手不足で経営が回らなくなり倒産が増えているというニュースを見つけました。何と、中小企業の6割が人手不足だそうです。そのために商工会議所が外国人就労を認めろと圧力をかけているくらいなので、どれだけ深刻か分かるというものです。
最近のニュースですが、今はこんな状態です。私も中小企業の経営者と話すことがありますが、彼らもなかなか人を雇えないと言っていました。
くろねこさんも賃金が安いとか仕事がきついとか文句ばかり言ってないで、中小企業の経営者の気持ちを考えてみたらどうですか?
今の社会が悪いとか政治経済が悪いとか、文句だけなら誰でも言えますので。
最近、機械もそうなんですがITは派遣や請負で間に合わせようとしている感じがあります。
くろねこさんの上記のコメントの多重下請けの内容になります。元請のメリットはなるべく使えない人を採用しない、クビを切りやすい、偽装請負にすると残業手当を払わなくても良いということです。
人手不足というよりそんな環境で働きたくないし、労働者の質は下がります。
一度、派遣できた人が2日で辞めたり、ずっと寝てるオッサンとか来て現代のストライキかなと思いました。
ずっと寝てるおじさんは給料がでて、誰も文句も言わなければカッコいいです。ぬるりと生きるの実践者ですね。
それで納得しているなら良いでしょうが、他にやりたいことがあるのに、ずっと寝て過ごしているなら、人生の無駄遣いなので、ぬるり的ではないと思います。
シン
寝てるのは仮の姿で、本来のおじさんは会社が跳ねてからが忙しいと願っております。
それなりの力、努力、能力を持ちながら寝ているなら良いんでしょうけどね。単にダラけて寝ているなら誰の得にもなりませんね。生ける屍です。
シン
会社で寝てて良いのは社長だけですね。
一般リーマンは歯車なのでせかせか目の前の仕事に取り組まないと会社が傾きます。
その分、社長は何かあったときに責任取ってくりゃいいんです。その方が上手くいきます。
でも大概の社長は責任取りたくないので隠蔽に走りますけどもw
社長の仕事はもう一つあって、会社方針を設定することです。その方針に従って下が企画、実行すればいいので、社長はその責任をとるなら何をしていようが自由だと思います。
シン
社長の仕事はもう一つありますよ。幹部の人事がそれです。
優秀な人物を重役や部長に据えれば、当分の間は安泰と言えるでしょう。
そうですね。社長には任命責任もあります。方針を立て、業務遂行出来る人間を任命する。その結果に対して責任を取るなら、後は寝ていても問題ないです。
シン