日本を巣食う病として役人根性が挙げられます。誰も責任を取らないし、効率、精度を無視して前例に拘ります。全く意味のないことには異常にこだわるのに、極めて重要なことは記録は残ってません。また、他人のすることに文句ばかりつけて、対案を出さない人ばかりになり、何の議論にもなりません。結果、何も産まない無駄な時間だけが必要になります。
官>民
私が知る限りで官が民より偉そうにしている国はありません。民主主義の国では政治家が全てを決めてしまうので、ろくに権限のない存在ですし、独裁国家では政治家、役人は同じです。
日本では若者の夢が公務員であり、政治家でも、官僚ですらありません。それが、使命感を負う国防なら理解できますが、たかが小役人になる為にお金を払い、予備校に通っている不思議な国です。
小役人になったら、役人根性丸出しで、何の意味もない些細なルールにこだわり、ルールだというお題目を声だかに叫び、延々とやり直しをさせることにやりがいを持つ、カス人間になることが夢だという国です。
全く人材の流動性がないので、あれこれ理由をつけて仕事を受け付けない人間が評価され、仕事をしているフリをする人間が出世する組織です。そして、民間企業にも社内官僚がいて、同じようにしていますね。
本筋と関係ない雑用をすること、文句を言うことがエリートだと考え、現場で汗をかいたり、前に進む為にリスクをとったり、恥をかくことをカッコ悪いとすら考えるようになったら、もう新しいものはうまれません。
ルール
日本人って、良くも悪くもルールを守ります。コロナでは単に政府が自粛しろ、というだけで、一定の効果を出したのは凄い民度だと思います。その一方で、上から命令されると自分の頭で考えることをやめてしまいます。
コロナ自粛みたいに一定の効果を期待できるときにルールを守ることは良いと思いますよ。でも、そのルールにまったく合理性がない場合でも、責任回避のためにルール遵守を突き通そうとします。
ルールとは最大成果を上げるために作られるべきですが、日本では責任回避の為に無駄に細かく設定されます。そんなのどうでも良いだろう?と言いたくなることをルールだから、と遵守を求め出します。
逆にルールさえ守っていれば、合理性のないことも通ってしまいますので、全く統一感のない意思決定が延々と繰り返され、課題の先送りをしていきます。その場凌ぎで、前例に沿って進めてしまうんですね。
自粛警察って、この役人根性だな、と思いますし、自粛警察行為で逮捕されたのが小役人だったのは、そうだろうなぁ、と思います。普段から自分勝手な正義感を振りかざして市民に高圧的に接していたんでしょう。
記録
日本人の書類好きって、どこから来ているんでしょうね?単に情報が伝達されれば良いことを紙媒体にしたがるし、判子に異常にこだわるし、ファックスが当たり前に使われています。
その癖、議事録も残ってない会議を普通にしますし、あれも、これも、何の記録も残ってません、ということが本当に多いです。これも責任回避の為なんでしょう。重要な決定すら誰が出席し、どのような議論をし、誰がどういう決定をした、とすら記録しません。
結果、何の根拠にもならない無駄な書類がハードコピーで残り、過去の記録を追うだけでも膨大な時間が必要になり、有耶無耶になってしまいます。そうすると、きちんも記録を取っている方に食い物にされてしまいます。
アングロサクソンが世界制覇をしたのは合理的なルールを設定し、記録を時系列にして残し、重要な案件を論理的に自己の利益を主張出来るノウハウがあることだと言っても良いでしょう。
意外なんですが、アングロサクソンはルール好き、記録好きは融通がききます。誰も損しない、不正の可能性がない場合はそんなのはどうでも良いとして、流してしまいます。アメリカ人は特にそうですね。
まとめ
いつから日本は役人根性が蔓延る国になったのでしょうか?高橋是清の自伝を読むと、筋の通らない決定に反発して何度も役人をやめては戻ってきているくらい緩い国だったみたいです。理があれば、割と意見が通ったとも書いてます。
今の日本は全く理の通らないルールが幅を利かせているのに、血税を投入するという重要な決定には議事録も残ってないし、有耶無耶に発注業者が決まって、丸投げしていても全く問題ありません。
芸能人の不倫だとか、は真剣になって追いかけるのに、巨額の血税が特定企業に注入される合理的理由を誰もが言わないし、問い質そうともしません。もう、日本の何に希望を持って良いのかわからなくなりますね。
植木等がサラリーマンは気楽な稼業ときたもんだっと歌った頃には責任感が無いことが持て囃され同調圧力と他人の目ばかり気にする人が増えたからでしょうか?日本民族としての優れた部分よりも今は駄目な部分が世界的には足枷となって成長性が無いのかと思う。若者のチャレンジスピリッツも内向きで自己満足方向に開花させてると思う。
まあ役人優位というか官僚的社会体制ですね、日本は。
日本に限らず、共産・社会主義体制国家も似たような感じがしますが。。。
一方で小役人に憧れてる大学生って、私大文系の一部しか見たことありませんねえ。
当方大学生ですが、役人への憧憬を持つ学生って、そもそも待遇のいい民間には箸にも棒にも掛からない人しかみたことないです(因みにこの手の学生は早慶レベルでも普通にいます)。
一定レベル以上の機電情の学生なら、ほとんどが公務員より待遇のいい民間企業(メーカーに限らず)に入れますし、高学歴(東大等)+リア充みたいな学生なら、所謂華やかな業界(総合商社、外銀、外コンやら笑)にとりあえずは就職できますし。
官民問わず、日本が衰退すればするほど、小役人=社会のぜい肉は死に絶えていくだけだと思います。
役人の待遇悪化は必至ですし、民間でも解雇規制の緩和なんで権力者は喉から手が出るくらいやりたいでしょーからね。
そうなれば民間の社内官僚も消滅するのでは?
社内官僚を切れない会社は、会社ごと消滅するから同じですね笑。
逆に言えば、日本はまだ世界三位の経済大国で余裕があるってことなんでしょう。
コロナへの対応を見てても、社会が崩壊気味な欧米と比較すると、企業レベルはともかくとして、社会全体の余裕は日本の方がありそうです。
トヨタ社長、中西経団連会長の発言をみても、この社会を維持していくのは困難なので、これから鬼のように衰退していくでしょう。
まあ利発な若い人はそこら辺理解しているので、小役人になりたがるのはバカしかいないってことです笑。
>まあ役人優位というか官僚的社会体制ですね、日本は。日本に限らず、共産・社会主義体制国家も似たような感じがしますが。。。
どう言う意味ですか?共産国家は官僚=政治家であるだけでなく、事実上、選挙もなく、採用試験もないコネ社会です。それと、どのように日本が同じですか?日本では採用試験があり、政治家には選挙で勝たないとなれません。
政治家が権力者なのはどこの国も同じですが、たかが官僚が幅を利かせている国は見たことありません。アメリカも官僚は事務方でしかなく、上の方は民間採用です。
とは言え、官僚になっても下々に偉そうに出来るくらいで、ろくに権限もなく、大した待遇でもないです。間違っても上級国民なんかではない、全くの庶民だと思いますよ。そこにコメントしているDさんが一番よく知ってます。
>まあ利発な若い人はそこら辺理解しているので、小役人になりたがるのはバカしかいないってことです笑。
バカな若者であれ、小役人になるのが夢の国に期待するのは無駄だな、と思いますね。
シン
>どう言う意味ですか?共産国家は官僚=政治家であるだけでなく、事実上、選挙もなく、採用試験もないコネ社会です。それと、どのように日本が同じですか?日本では採用試験があり、政治家には選挙で勝たないとなれません。
共産国家並の非効率性って意味ですよ笑
あと、歴史的に日本含め東アジアにおいて役人中心の社会だったという背景もあります。
(まあ江戸時代でも、小役人程度と比較したら、成功した商人の方がよほど金持ちだったでしょうけど)。
どう転んでも、現代日本の役人も政治家も、生まれが上級の一部を除いたら、待遇が悪い(かつ更に悪化する)職業でしかないです。
東大法→財務省みたいなエリートコース(とされていた)ですら、旨味はほぼ無でしょう。
>バカな若者であれ、小役人になるのが夢の国に期待するのは無駄だな、と思いますね。
まあ成長率が低い以上、取り柄のない文系学生は小役人ぐらいしか目指す道がないですからね笑
役人根性とか日本の文化というより、衰退期に入った国の必然的反応ですね。
所謂文系陰キャ(文系8~9割)は高学歴でも就活で詰みますし、数少ない陽キャも総合商社にでも入るエリートか金融で結果を出せる極一部のサイコパス以外は、優良企業に入ってもキャリアで詰むんで、どうしようもないんですね。
まあそういう点で役人になりたがる心情は理解可能です笑、行き場がない訳ですから。
まあ、日本で役人になりたがる低いレベルの人間は、アメリカだったら、奨学金塗れでインセル化或いは暴徒化・テロリスト化する可能性すらあるので、低レベルの人間が低レベルで生活していくには日本も悪くはないかもしれません笑
>共産国家並の非効率性って意味ですよ笑
それはそうですね。東アジアには科挙、儒教文化があり、ひたすら暗記で実践はしない、という風潮があります。結果、アホみたいなルールに拘って、文句だけつける小役人を量産することになります。
>東大法→財務省みたいなエリートコース(とされていた)ですら、旨味はほぼ無でしょう。
待遇を良くしたり、若い人に権限を与えるには採用人数が多すぎるんですよ。旨味は国費留学くらいのもので、あとはバカみたいなことをさせられて、使い潰されるだけです。
>役人根性とか日本の文化というより、衰退期に入った国の必然的反応ですね。
衰退期に入った欧州でも、若者が小役人に希望を持っていると言うのは聞いたことありません。幕末のようにもう少し荒れると違うのかもしれませんね。
シン
>政治家が権力者なのはどこの国も同じですが、たかが官僚が幅を利かせている国は見たことありません。
フランスは日本とは比較にならない程のエリート主義で官僚国家だそうですね。
昔調べた限りでは、政官財と軍部の大部分を高級官吏養成のグランゼコール出身者が牛耳っている模様です。
フランス社会で大学より格上に位置付けられている「グランゼコール」とは、元々富国強兵のために必要とされた土木や鉱業などの公共事業や軍事に従事する高級技術官僚(将校)を養成する為の学校でした。(そのため、どっかの文系天国と違って理系・技官の地位が高いです!)
その中でもエコールポリテクニク(X)とENAは別格で、事務系官庁(国務院、財務監察官、会計検査院)の幹部ポストをENA卒(エナルク)が、技術系官庁の幹部ポストをXが掌握しており、その後政財界に進出して大企業社長や大統領・閣僚などに転身する者が極めて多いです。(戦後の歴代大統領も殆どENA出身ですね。)
歴史的にも理系のXは財界と軍部に強く、文系のENAは政界の強い傾向にあります。
このようにフランス社会は日本を凌駕する官僚主導みたいです。
フランスも日本も中央集権国家故に、官僚が実権を握りやすいのだと思われます
確かにフランスは日本と比べ物にならないくらい官僚主義です。ENA、エコールポリテクニークは修士に該当し、定員はたった300-400人程度、ここを通過すれば、三十過ぎで官庁、大企業で部長クラスをつかむことが可能になります。ゴーン逃亡犯がそうですね。
逆に言うと、日本は東大の定員、官僚の採用はエリートとしては多過ぎます。だから、ガリ勉しといても大きなチャンスは与えられません。その意味では中途半端な存在ですね。シコシコ官僚しといても政治家、大企業経営者に転身なんて、ほぼ不可能な英米よりは良いですが、五十過ぎ、退官してからしかろくにポジションを与えられず、延々と下積みをさせられますからね。日本の官僚は使い潰されていると思います。
前に「エリート」の定義が英米、フランスでは違い、日本はフランスの定義に該当するのでは?という読者さんの指摘を受けたことがあります。確かにそうかもしれません。英米ではエリートとはお金持ちであること、フランスではグランゼコール出ていることです。英米では麻生太郎さんとか、小泉進次郎さんがエリートですが、日本では米山隆一さんとか、山口真由さんをエリートと呼ぶ人が多いですね。天上人の前者を低学歴!っとか嘲笑うアホあるくらいです。後者なんて何の権力もお金も持ってませんけど、カルト的信者がいますw
シン
>確かにフランスは日本と比べ物にならないくらい官僚主義です。
国王の断頭まで行ったフランスと明治維新、敗戦を経ても国体(天皇制)が維持された日本の違いかもしれませんね。
江戸時代以前も科挙など中韓におけるガリ勉文化が、我が国では大分緩かったわけですし、歴史的文化的ものとも言えます。
80~90年代の大学受験が経済的、人口的ピークのなかで発生した異常事象で、本来はそこまで、ガリ勉する土壌ではないのでしょう。
>前に「エリート」の定義が英米、フランスでは違い、日本はフランスの定義に該当するのでは?という読者さんの指摘を受けたことがあります。確かにそうかもしれません。英米ではエリートとはお金持ちであること、フランスではグランゼコール出ていることです。
大きな階級革命がなかったイギリスでは、エリートは貴族であり、ゼロから始まったアメリカではエリートはビリオネアであるといった具合ですかね。
緩い革命が起きた日本では、緩い官僚主義、国王すら断頭台の露と消えたフランスは、ガチガチの官僚主義、になるともいえます。
役人システムが国の歴史と結びついているというなら、科挙が導入されず、天皇陛下という元首が維持されている日本では学力で選抜した極少数に特権立場を与えるやり方は合わないし、シコシコガリ勉するのも合わないのでしょうね。
その観点ではゆとり教育、東大生の官僚離れは元に戻る流れなのかもしれません。ひたすら暗記、エリートシステムは国民性に合わず、好き勝手やっている一部の奇人変人が文化、経済の担い手になる方が日本に合っているのでしょう。それが出来てないから落ちぶれてきているし、出来るようになると復活できるのかもしれません。
シン
>前に「エリート」の定義が英米、フランスでは違い、日本はフランスの定義に該当するのでは?
私も概ねその通りだと思います。ですが決定的に違うのが、日本の教育が暗記偏重に対して、フランスは思考重視な点ですね。
フランスは、数学や物理などの理数系科目と哲学を非常に重視している国で、これらの思考力を問われる科目を得意とする人間が優秀とみなされ、エリート街道への道が開けるようです。
そのため、優秀な人の殆どが理系のバカロレアを習得する傾向にあり、ENAに進学する様な政治家役人志望や法曹志望ですら理系選択みたいですね。
翻って日本のエリート(笑)は英語と社会を丸暗記しただけの人間が社会を牛耳っています。(おっしゃる通り生まれながらの特権階級相手に知的レベルを求めても仕方ないですが、、、)
以前ある記事で読んだのですが、各国のエリートの条件としてご指摘の通り「アメリカは財力」、「イギリスは血統」、「フランスは知力」だと書かれていました。
これらと比較して日本のエリートの定義を再考すると、なんと言うか、、、日本のエリート像は随分半端なものに思えてきます。
知力を重視するのであれば、もっとフランスの様に徹底したエリート主義を再構築してほしいものです。
>知力を重視するのであれば、もっとフランスの様に徹底したエリート主義を再構築してほしいものです。
私もそう思いますが、日本人は表面上平等であることに異常にこだわるので無理だと思います。入試で採点ミスが発覚した時、無関係な人まで大騒ぎしますから採点の難しい論述試験は導入できません。東大の定員を1割に減らすことで卒業生に特権を与えるシステムにしても科挙式の単なる暗記マシーンが量産されるだけでしょう。そんなのは「エリート」ではないと思います。
シン
知力を重視しているフランスが、現状は一番酷いような気がします。
理屈で考えると、お金や血統よりも知力重視の方が効率が良い様な気がしますが不思議なものですw
理屈で考える人間よりも、倫理や感情で行動する人間の方が遥かに多いのが原因だと私は思います。
日本は、天皇家と言う世界最古の王家が存続してるわけですので、血統主義が合ってるのかも知れませんね。
EU、唯一の勝ち組、ドイツのエリートの条件はなんでしょうか?彼らは特権的トップスクールを持たず、貴族は完全解体され、大金持ちでも社会的影響力を行使したがりません。それでも優等生です。
シン
もうコメントがぶら下がれないので、ここにコメントします。
安倍政権が長期安定化したように、既に日本は緩やかな貴族主義・血統主義に移行していると思います。
東アジアの古豪としては、天皇家を中心として、このような形に収まるのが一番上品かもしれませんね。
日本のリア充コミュ強にせよ、エリートにせよ、コミュ力の本場(アメリカ)、ガリ勉の本場(中国)なんかに全く勝てないので、
エリートに期待するより、庶民の真面目さ、オタクの奇天烈さを売りにした方がいいですね。
官僚も小役人も真面目な文系学生の最後の食い扶持の手段ぐらいにしか、将来的にはなり得ないし、今もそれに近いので、無意味に役人根性を引けかす人は、日本社会全体から無視されるようになるでしょうね。
日本社会は貴族、血統主義の国であり、明治維新が起こっても新貴族が現れ、その子孫を中心にして国を運営してきたのに、庶民が「上級国民」と揶揄するのは貴族ではなく、官僚、マスコミ社員、大企業社員などのサラリーマンであるのは不思議です。
ルサンチマンを炸裂させるなら真っ先に叩くべき世襲議員はスルーして選挙にすら行かず、組織票を許容しますし、大した株も持ってない世襲経営者に対して従業員はクーデターも起こしません。例えば、トヨタ、ファナックはなんかは創業者一族はほとんど何にもできない程度の議決権しか持ってないのに世襲してます。日本以外では存在しない現象です。
日本人に貴族は雲の上の存在であり、庶民で少々美味しい思いしているように見受けられるサラリーマンがちょうど叩きやすいのかもしれません。
シン
私が知る限り、日本の警察官ほど腰が低い警察官を見たことないです。アメリカを含め、どこの国も警察官は偉そうにしています。
アメリカでは警察への反発が高まった結果、BLM運動が起きて警察を解体するかどうかという話になっているくらいですから。
そういえば、アメリカのBLM運動については記事にしないんですか?
世界的にはコロナよりそっちの方が関心事になってきていますけど。
日本の国防公務員はしっかりしていると思いますよ。小役人がダメすぎる。官僚も使い潰されていると思いますね。
特に興味ないです。アメリカの有色人種差別なんて今に始まったことじゃないし、よくある事件です。むしろ、コロナの影響で大ごとになっているのだと思います。
シン
最近の世界の動きを見ると、アメリカはコロナと暴動で大変な状況で、ヨーロッパはそれに加えて移民問題で揺れている。特にアメリカでは国家を否定しようとする動きが出ています。
そういう中で、日本を含む東アジア・東南アジア地域は割とうまく対処できている気がします。
シンさんはアングロサクソンの合理性・優位性をよく強調しますが、感染症に対する脆さ・多民族社会であるが故の問題をここまで見せつけられると、あまり良いものでもない。むしろ古いやり方を簡単に捨てない日本の方が社会として強靭ではないかと思うようになっています。
>むしろ古いやり方を簡単に捨てない日本の方が社会として強靭ではないかと思うようになっています。
日本は民度の高さを活かしつつ、無駄を省けばいいのに、判子は文化なので省くことはできない国なので成長出来ない、という話です。
シン
昔ながらの方法も一定程度残した方が、災害や停電などの非常時には役立ちますね。
電子認証が便利なのはその通りですが、非常時になって電気系統や通信系統が使えなくなった際は、昔ながらの認証手段(ハンコなど)を使わざるを得ません。
現金を廃止せよというのも極端な意見であり、そうなると非常時における決済手段がなくなります。
特に今は疫病や災害、暴動といった非常事態が多発しており、そういう状況では日本のように新しいもの・古いものをうまく併用する社会の方が変化に対応しやすいとつくづく思います。
>電子認証が便利なのはその通りですが、非常時になって電気系統や通信系統が使えなくなった際は、昔ながらの認証手段(ハンコなど)を使わざるを得ません。
どのハンコで登録したかを本人が忘れてしまう危険すらあるし、小役人がそのハンコを登録した紙を探してくることすら極めて非効率です。そんな非効率なことを非常時にするなんてばかげています。それこそ、ルールに拘って合理性を無視するやり方だと思います。
そもそも認証が目的なら指紋、虹彩認証でいいし、一定の精度で構わないなら顔認証でもいいでしょう。双子だと正確に認証出来ないですが。非常時は写真付き身分証、サインで認証すればいいのでは?更に母親の旧姓など、戸籍などに記される本人以外が知っている可能性の低い質問をすればいいでしょう。
そもそも認証とは本人であることをしめせれば、なんでいいはずなのに、ルールに拘って、誰がどう考えても本人なのに、あれがない、これがない、違う、不備、と突っ返しているのが、典型的な役人根性だという話ですし、ほとんど可能性のないことを根拠として非合理的なルールに拘るのに、ほとんど不正の可能性のないことでも何かしらの些細な不備を見つけたら絶対に受け付けないのも役人根性ですね。
でらさんらしい意見だと思います。
シン
またこじつけでニッポンスゴイデスネーですか。何でここまで屁理屈を捏ね繰り回して盲目的な日本礼賛をして進歩を拒むのか理解できません。
「昔ながらの方法も一定程度残した方が、災害や停電などの非常時には役立ちますね。
ガスコンロが便利なのはその通りですが、非常時になって電気やガスが使えなくなった際は、昔ながらの調理手段(カマドなど)を使わざるを得ません。
蝋燭を廃止せよというのも極端な意見であり、そうなると非常時における照明手段がなくなります。」
と言ってカマドで煮炊きをして蝋燭を明かりにしていたら、馬鹿じゃないか、と思うでしょう。
>>特に今は疫病や災害、暴動といった非常事態が多発しており、そういう状況では日本のように新しいもの・古いものをうまく併用する社会の方が変化に対応しやすいとつくづく思います。
非常時に備えてアナログな手段を残して置く事と、非常時用アナログ手段を平常時も使わされる事は全く別物だという事がお分かりになりませんか? 百歩譲って紙書類を非常用に残しておくとしても、電気・通信が生きている状態でもオンライン手続きが出来ないのは非効率の極みです。
大体ハンコなんて紛失のリスクがあるし、盗めば簡単に「背乗り」出来るんですから、こんな物は本人確認の手段として落第です。手書きのサインの方が余程良いです。
きっとでら家では、非常時でも電気・ガスが無くてもいいように、蝋燭を明かりにしてカマドで煮炊きし、風呂は薪を焚いて沸かして、「ウチは非常時でも大丈夫だ」と悦に入っているんでしょうねw
毎度のごとく、いつきさんが現れましたね。
私の文章に反論したいのはわかりますが、誤読ばかりでわけがわからないことになっています。
私も普段は電気と都市ガスを使いますが、非常用・キャンプ用としてコンロや蝋燭を持っており、たまに使います。それのどこが馬鹿なのかわかりません。
また、ハンコの批判もしていますが、欧米ではサインが基本であり、偽造のしやすさでは似たようなものです。おそらくサイン文化もなくならないことでしょう。
そして、薪ストーブなど古い生活様式は停電や暴動に強いことから、欧米では見直されています。
幾度もの戦乱に見舞われてきた欧米では、非常時のための準備をするのは常識であり、いつきさんのようなことを言ってると馬鹿だとみなされます。
何より、私はハンコ廃止、現金廃止に反対しているだけで、それを使えとは言っていません。多様な方式を残した方が利便性が上がるのは事実で、逆に廃止したらハンコがなくなる、現金が使えなくなることで不便を感じる人が多数出てきます。廃止しろというのは、つまりこういうことです。
誤読や思い込みに基づいた発言が多いようですので、反論させていただきました。
本当に揚げ足取りしかしない方ですね。誰がハンコや現金を完全に廃止しろと言いました?(まあハンコはサインに代えた方が良いとは思いますが、それは今回の本筋ではありません)
私が批判しているのは、古いアナログな手段(=ハンコ・現金・カマド・蝋燭)を残している事ではなく、本来なら非常時にのみ使われるべきそれらが平常時でも使われていて、新しいより合理的な手段(=電子認証・キャッシュレス・ガスコンロ・電灯)が普及しない事です。
例え話をしましょう。
電灯が発明されました。照明としては蝋燭より遥かに発光効率が優秀です。しかし日本の役所・企業は、電線を引く初期コストが勿体ない、スイッチの扱いに慣れない老人が多い、漏電の危険がある、蝋燭が我が国の伝統文化だ、とか難癖をつけて電灯を導入せず、頑なに蝋燭を使い続け、国民・社員は不便を強いられ、世界から取り残されつつありました。ある年、世界中が停電し、各国で混乱が起きましたが、普段から蝋燭しか使っていなかった日本では混乱が起きませんでした。するとでら氏が「非常時に強い蝋燭を使い続けてきたニッポンスゴイデスー!」と礼賛し、「蝋燭は非常時の備えとして備蓄して定期的に使用の訓練をする程度に留め、普段は電灯を使うべきだ」と言っていたいつきを馬鹿にしました。
これだけ具体例を挙げて噛み砕いてご説明申し上げてもご理解頂けないですかね?
相変わらず誤読と思い込みばかりなので、改めて反論させていただきます。
>私が批判しているのは、古いアナログな手段(=ハンコ・現金・カマド・蝋燭)を残している事ではなく、本来なら非常時にのみ使われるべきそれらが平常時でも使われていて、新しいより合理的な手段(=電子認証・キャッシュレス・ガスコンロ・電灯)が普及しない事です。
→ 認識が間違っています。日本には電子マネー、クレジットカード、QRコード決済などいくつもの新しい決済方法が存在し、ここまで多様な方式が普及している国はないです。そして、日本にはガスコンロや電灯が普及していないって、頭大丈夫ですか?
>日本の役所・企業は、電線を引く初期コストが勿体ない、スイッチの扱いに慣れない老人が多い、漏電の危険がある、蝋燭が我が国の伝統文化だ、とか難癖をつけて電灯を導入せず、頑なに蝋燭を使い続け、国民・社員は不便を強いられ、世界から取り残されつつありました。
→ 新しい方法は普通に導入されていますね。むしろ役所や企業が積極的に普及を進めている側です。5Gだってそうですし、明治時代の鉄道も地元の反対を押し切って建設したものです。もう少し歴史を勉強した方がいいでしょう。そしてそれだけ役所に不満があるのなら、政治家になるために選挙に出られたらどうですか?
でらさんって、本当に役人根性ですよね?そもそも、私はこの記事を意味不明の屁理屈こねて、実態に合わないルールを拘るバカ役人、役人紛いが日本の成長を阻害する、という趣旨で書いています。でらさんはその通りのことをしています。例外を持ち出して「やらない理由」を見つけ出し、ひたすら先送りする。非常時のことを考えるのに日常の不便を解消しようとしない。サイン、印鑑の併用なら良いのでは?とはいうが、結局、印鑑しか認めない。それどころか、印鑑が不明瞭だ、修正印が不十分だ、と細かく不備を見つけてはつっかえす。オンライン申請ができないなら編集可能なPDF、メール受付から始めては?という指摘は永遠に検討しているだけで、実は運用議論すらしていない。ガッチガチのルールが阻害要因なら、ルールを変えればいいでしょう?という指摘も右から左へ聞き流す。そもそも変えるつもりがなく、非合理なルールの範囲内でなんとかしようとするからお茶を濁しているだけに終わる。そして、数年して異動になり、提案自体がなかったことになる。
>新しい方法は普通に導入されていますね。
真っ先に廃止すべき、手書き書類しか認めない申請は残しているのに、使いづらいマイナンバーはスタートし、連動できるサービスは限られていて、必要なときにはパンクする。これこそ、やっている証拠のための仕事では?
極め付けは非現実的な「お前がやれ!」で締めくくる。じゃあ、でらさんが仕事を交換してくれるなら私がしますが、その準備をしてくれますか?特例で私を無試験で公務員にして、役職も同じものを与える手配をしてください。それができるならYouTubeで逐一喚き散らしてでも推進させる約束をします。
シン
シン様、フォローありがとうございます。どうして素性も知らない赤の他人の書き込みにこれ程イライラするのか、ようやく分かりました。でら氏が正にクズ役人タイプだからだったんですね。
でら氏は矢鱈と長文を書いて屁理屈を捏ね回していますが、その主旨は常に「今のままで何が悪い!?」です。日本の現状をひたすら擁護し、一切の批判や改善案を突っ撥ねているだけです。
貴殿には何を言っても無駄とは思いますが、言われっ放しは癪なので反論させて頂きます。
>>日本には電子マネー、クレジットカード、QRコード決済などいくつもの新しい決済方法が存在し、ここまで多様な方式が普及している国はないです。
→フォーマットが乱立している事が問題です。欧米や韓国ではクレジットカードが、中国ではAlipay, WeChatが大抵の場所で使えます。日本は政府がキャッシュレス化の方針をしっかり定めていないから、店によって使える決済手段がまちまちで煩わしく、結局汎用性が高いのは現金、となってしまってキャッシュレスが普及しません。だいたい病院や役所では未だに現金払いしか受け付けてくれないのはどう言い訳しますか?
>>日本にはガスコンロや電灯が普及していないって、頭大丈夫ですか?
→例え話、と言ったでしょう。貴殿こそ頭は大丈夫ですか? 現代において電子認証やキャッシュレスが普及していないのは、ガスコンロや電灯が普及していないのと同レベルだ、と言う事です。
>>新しい方法は普通に導入されていますね。むしろ役所や企業が積極的に普及を進めている側です。
→書類を受け取るのに支払いは現金のみで、各種証明書の発行申請の為に役所に行かなければならず、連絡手段が電話とFAXしかなくて、マイナンバーカードを導入したのにその暗証番号の設定は役所に行かないと出来ないという喜劇的な事態になっていて、何が新しい方法の積極的な普及ですか?
>>5Gだってそうです
→5Gは既に普及している携帯電話回線の改良版に過ぎません。スマホの通信速度が速くなるのは結構ですが、それならその通信を使って、Webで役所の手続きが完了出来るようにして頂きたい物です。
>>明治時代の鉄道も地元の反対を押し切って建設したものです。
→そうです。明治時代の日本の役所は進取の気風がありました。現代の日本の役所は、明治時代に例えたら、鉄道の建設を屁理屈を言って拒み、馬と駕籠を使い続けているような状態です。あ、例え話は理解できないんでしたっけ?
>>それだけ役所に不満があるのなら、政治家になるために選挙に出られたらどうですか?
→それを言ったらお終いです。議論そのものが成り立たなくなります。納税者として、貴重な血税を使って運営されている組織に意見するのは当然の事です。レストランで料理が不味いと批判している客に向かって「そんなにこの店に不満があるなら、シェフになる為に研修を受けたらどうですか?」と言っているような物です。金を払って料理を注文したからには、余りに酷い料理を出されたら批判する権利はあります。あ、例え話は理解できないんでしたねw
さて、筋の通った事を述べているのはどちらなのか、シン様や賢明なぬるり読者の判定を仰ぎたいところです。
マルチリンガールさんという方が海外就職のことを話しています。
シンさんの意見も聞きたいです。お時間あるときに読んで記事にしていただけませんか
https://www.multilingirl.com/2017/04/if-you-want-to-find-job-in-china-and-southeast-asia.html
ほんの少しだけ見ました。刹那的に「ゲンサイ」を転々とする人かな?と思います。珍しいタイプではなく、よくいます。そもそも、よほど特殊な環境、能力の人でないと、多言語を一定レベルにすることは出来ないし、できても無駄です。「ぬるりと生きたい」さんと似た感じなんですね。特に記事にするようなことはありません。
シン
そうですか。残念です。
誤解がないように一応補足としてお知らせしたいのですが、
彼はアメリカ育ちで英語に不自由はしていません。
日系企業ではなく現地企業に就職しました。
シンガポール人女性と結婚しました。
そのあと現地の会社を辞めてYOUTUBERになりました。
>彼はアメリカ育ちで英語に不自由はしていません。
そもそもブログのurlからしておかしいですよ。英語ではfind job とは言いません。a job/jobsです。ニュアンスから想像すると後者ですかね?まあ、そんなことはどうでもいいですけど。
語学を売りにして海外に出ると、日本人枠でしか仕事が見つからない。売れる技術があって現地人と初めて戦える。技術があっても、突き抜けてないならコミュ力を磨くしかない、ということを私は書き続けてます。
バイリンガールという人が随分前からYouTuberしてますし、今さら、似たようなテーマでやっても興味を持たれないでしょうし、安易に海外就職を煽るブログ10年くらい前に出尽くしています。つまらないことするなぁ、という感じですね。
シン
アベノマスクが届いたのが先月、定額給付金はまだもらっていません。申請したのは2週間位前でしたがね。
一方、ふるさと納税なるものはあっという間にカードから引き落され、返礼品もだいたいはすぐ届きます。つまり納税や寄付行為に対しての本人認証は業者丸投げ、或いはそれすらもないということです。自動車税の納付書の送り先変更なんかも電話一本で済みますしね。他県であったら、逆に大喜びしますよ。陸運局に行って住所変更の手続きをしなさいなんて、野暮なことは絶対に言いません。
ついでに民営化されたとは言え、年賀はがきは概ね1週間くらい前に投函すれば、日本全国元旦に届くんですよ。2019年は24億枚ということで、アベノマスクの20倍ですよ。素晴らしい処理能力とネットワーク力。感動以外の言葉が見当たりません。こういった郵政、国税、更に警察の情報が一元化されるだけでどれだけ効率化が図れるのかなんて・・・口に出すと消されるのかもしれませんね。
ということで、小役人の方々は優秀でやればできる人たちです。お役所仕事って言葉が大辞林にも掲載されており、ずいぶんと酷い書き方されていますが、己の生き様かけて、世界中の人を失笑させ、このブログでも闊達な議論を展開させる等、エンターテインメントとしてみれば素晴らしいのに全く酷い話です。聡明なる役人様のことだからきっと狙っているんですよ。
だから住民票や印鑑証明ごときで、手数料は収入印紙を券売機で買ってね、身分証明書提示してね、という謎のシステムに直面しても、収入印紙ペロッと舐め、それを役人の額に貼るなんてことは考えたこともありません。まあこれからも生温かく見守りますよ。
久しぶりにコメントさせていただきます。
全くもって日本のハンコ文化は愚の骨頂だと思います。
ハンコのせいもあり(他にも諸所原因はありますが)日本のオンライン化が進んでいないのは事実で、おそらく先進国中最下位でしょう。
コロナ渦を機にオンライン化が進んでいくのは間違いないですが、ここで気を付けないといけないのは、中国や韓国システムに安易に乗っからないことです。
すでに時遅しの感はありますが、ZOOMやアリババ等、中国産がすでに日本に浸透してしまっています。
LINEは最近、日本企業に買収されたという報道が出ましたが、バックエンドサーバーやデータベースまでは完全に韓国が手放したとは考えにくいです。
これらを踏まえると、今まで日本でIT化が進んでいないのは、機密文書漏洩防止などセキュリティ面では良かった部分もあるかもしれませんが、だからといってそのままアナログでは様々なビジネスで凋落していくのも目に見えています。
日本人は民度が高いがため、コロナではそのおかげで感染者数、死者数ともに少数に抑えられているのは素晴らしいです。ですが、それが仇となり非常時の時ですら、国防を含むセキュリティ構築、管理が甘いと言わざるを得ません。国民の関心が薄いことも去ることながら、お粗末な国会議員が多数、政治的に意図的に操作しているマスゴミ。詳細ここでは省きますが、根が深いです。
またそのためもあり、ITやAIの分野でも、セキュリティ技術者が圧倒的に不足しているのではないかと思っています。
なんでもそうですが、開発したらそれで終わりという訳ではなく、その後の保守、メンテは必須ですし、開発前にセキュリティ制御システムも同時に構築していく必要があります。ウイルスとワクチンがセットで初めてコントロールできるのと同じで、ITやAIも同じです。ですので世の中AIだ、クラウドだ!と騒いでいますが、そんなに簡単なものじゃないんだよと言いたいですね。簡単じゃないから、外注すればいい、外国のシステムを導入すればいい、外国人の専門家を雇えばいい これが日本の現実でしょう。 そんなに日本人が勤勉なら、なぜその分野で日本人の突出した技術者が少ないのか。甚だ疑問です。
日本は警察も含め、役人が多すぎます。日本の警察はアメリカに比べると、命の危険にさらされるようなことはほとんどない上、危険だと判断されればすぐに手を引きます。その割には人数が多すぎ。衆・参議員数もアメリカの上院・下院の2倍いるんですよ。驚きです。
日本人のマナーの良さ、勤勉さに加え、サイバーセキュリティ、国防等、もっと国民が真剣に取り組むようになってほしいと切に願います。
最後に私の実家のある町もそうですが、大雨災害にあわれている方々の皆様、がんばってください。
自分は日本に帰りたくても帰れない状況です。
コロナ渦でアメリカ人の品性と民度の低さに絶望しております。
しかし、だからこそIT大国になったのかなとも思ってもいます。
先日明らかになった新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)のバグについて、厚生省のお粗末さにあきれています。
こういった機能がほしい程度でろくな要件定義もできない役人が、出入り業者に4億円もかけて開発を丸投げし、それが何重かの下請け開発会社に投げらられて、出来上がったものの現物評価もせずに公開してしまった結果、世界からも笑いものになってしまいました。何ヶ月も前からオープンソース業界ではバグの可能性の噂が広まっていたようですが厚生省の役人には届かないでしょうね。
シンガポールの同様のTraceTogetherアプリは昨年3月に公開されましたが、開発したのは電子政府の関連アプリやWebサイトを開発している政府内の技術開発部門で、TraceTogetherについてはソースコードも公開されています。BlueToothにより一定距離以下&一定時間以上接触した人(スマートフォン)同士を検出するという方式で、当初は日本もこれをベースに開発するという話しがあったように記憶していますが、いつの間にか国内独自開発になった結果がこの有様です。
遅まきながらデジタル改革の旗振り役の役所を新設しても、担当大臣は外大英語科卒で電通出身だそうで、気概はあっても実務はまた出入り業者に丸投げなのでしょう。台湾の女性のIT担当大臣やシンガポールのリーシェンロン首相(ケンブリッジ大学数学科卒業&コンピュータサイエンス修了)のように理系の政治家がいない日本の限界ですね。ちなみにリーシェンロン首相は以前、趣味で作った数独を解くC++のプログラムのソースコードを公開しバグの指摘を募ったことがありました。
今更、理系大臣は無理でも、ハンコ文化にメスを入れた行政改革担当大臣やデジタル改革担当大臣に、少しでも役人根性の改革を期待しています。
>リーシェンロン首相は以前、趣味で作った数独を解くC++のプログラムのソースコードを公開しバグ・・・
一国の首相がプログラミングをやるなんて珍しいですね。ジジイもPythonで毎日100行目途に写経に勤し
んでいますが、CUIからGUIに進み大変面白くなりました。いつか自在に使えてアプリを作るのを夢見てます。
ただ思っているより早く、自分の寿命が尽きるかもしれませんが(笑)先日シンガポールでミャンマーの軍事
政権反対のデモに参加した日本人が逮捕されてました。その記事のコメントでシンガポールは『明るい北朝鮮』とありましたが、リー一族の独裁国家なのですかね?
>もう、日本の何に希望を持って良いのかわからなくなりますね。
Youtubeで国家プロジェクトの海洋資源探査をやっている動画を見つけました、これが実用化で出来れば日本
が復活しそうな気がしてきました。
https://www.youtube.com/watch?v=tBn44S52El4&list=TLPQMTgwMjIwMjGbY27_UHLTxw&index=9
>先日シンガポールでミャンマーの軍事政権反対のデモに参加した日本人が逮捕されてました。その記事のコメントでシンガポールは『明るい北朝鮮』とありましたが、リー一族の独裁国家なのですかね?
シンガポールでは外国の政治に対する集会や行動は法律で認められていません。人口570万人の小国が世界政治の荒波に巻き込まれるのを避けるためでしょう。韓国人グループによる慰安婦象設置運動も違法で当然のごとく却下されました。また、選挙のない北朝鮮や中国の一党独裁と、自由選挙で選ばれた政党の一党支配とは違います。日本も戦後はほぼ一党支配ですよね。安倍政権以降、政府の腐敗が疑われるニュースが多くなっているようですが、各国政府の腐敗認識指数によれば1位のデンマーク、2位のニュージーランドに続き、シンガポールはフィンランド、スウェーデン、スイスと並んで3位で、日本の18位よりよほどクリーンな政府です。ちなみに中国は78位、北朝鮮は170位です。
https://www.globalnote.jp/post-3913.html
明るい北朝鮮という言葉は、下のような一部の日本人やメディアが使っているもので、シンガポーが一人当たりGDPで日本を抜いてアジア一位になった頃から目立つようになった感じです。
これらのヘイト記事に対して、シンガポール在住日本人ブロガーの明確な検証があります。
http://uniunichan.hatenablog.com/entry/20191218SuenagaMegumi
>シンガポールでは外国の政治に対する集会や行動は法律で認められていません。人口570万人の小国が世界政治の荒波に巻き込まれるのを避けるためでしょう。
矛先が自分に向かうのを恐れているから、というのが主な理由でしょう。
>自由選挙で選ばれた政党の一党支配とは違います。
与党しか勝てないルールを決め、そのルールすら不十分だと思うと突然変えてきます。常にゴールを動かして絶対に負けないようにしてくるのが自由選挙とはとても言えません。国際社会から批判されないためにやっているだけです。
>各国政府の腐敗認識指数によれば1位のデンマーク、2位のニュージーランドに続き、シンガポールはフィンランド、スウェーデン、スイスと並んで3位で、日本の18位よりよほどクリーンな政府です。
データの取り方がわかりませんが、リー一族の腐敗はカウントされないのでしょうか?
先に退任しましたが、首相の妻が国内最大の投資会社、タマセグ社長就任自体が大批判あって然るべきです。彼女は一切投資キャリアはなくいきなり社長です。持っている学位も電気、首相と結婚する前は技官として官庁に勤めていた人です。それに及ばず、大喧嘩した弟は元ほぼ国営通信会社Singtel社長、子供たちも全員、シンガポール人の立身出世の第一歩、フルスラーシップを取得しています。嫡男がフルスカラーシップ、帰国、即IDAの部長級就任、アルビノ長男は選考が不透明と言われるNUS医学部進学、それどころか難読症の従兄弟はルールを無視してシンガポールアメリカンスクール進学からの、アメリカ名門大学進学という荒技まで使っています。リー一族に近い人たちも近いことをしているのはよく言われることですし、得たポジションでグレーゾーンの報酬を受け取るのもお決まりです。国会議員が副業を持つことが認められており、外国企業のロビイストをするのが定番であり、億単位の顧問報酬を受け取る人もザラです。
明るい北朝鮮と言われるのは経済成長がなければ、北朝鮮と大差ないからではないでしょうか?北朝鮮も実力によって世襲したと言い張ってますし、国会による全会一致の将軍様就任です。
首相のドラ息子が関連官庁を接待して忖度を受けているとか、大統領の元麻薬中毒息子が中国とベタベタになっていたりすることは、どこの国でもあることだ、と言えば、そうですが、シンガポールを他の国と一緒には出来ません。非常に特殊なやり方で国を運営しています。
シンガポール政府を信用しすぎるのは危険だと思います。ある程度裕福なシンガポール人自身もそう思っており、海外に拠点を持ってリスクヘッジをする人は多いです。いざと言うときは即逃げられる準備をしています。事実、リー首相の弟は兄弟喧嘩の後、速攻で香港に逃げましたし、息子はアメリカ在住で帰国したら逮捕されるとSNSで発言しました。
シンガポールの発展を日本人が嫉妬、というのは否定はしませんが、異常な国であり、揶揄されるようなことをしているのも事実です。日本で兄弟喧嘩の末に国外逃亡する人なんていないし、帰国したら逮捕されるとか言う人はいないです。
シン
先のコメント中、腐敗認識指数へのリンクがうまく引用されていなかったので再掲します。
https://www.globalnote.jp/post-3913.html
全ての国の腐敗度、汚職度を正確に数値化することは不可能でしょうが、実務の前線にいる人達の経験などを元にランク付けしているそうで当たらずとも遠からずと思います。
一党独裁・一党支配が続く国が腐敗していくことは多くの歴史がありますが、シンガポール政府は建国以来、リークァンユー初代首相の国民のために多少の異論を強権で排除してでも汚職を排除し治安と経済発展に注力してきたことで国民の信頼を得てきたと思います。
シンガポールは政府の作った箱庭の中で暮らすには快適だけど、その枠を越えるといきなり不自由あるいは罪に問われることは確かです。多くのシンガポール人にとっては、この箱庭の中での生活はデメリットよりメリットの方が多いをと感じている結果、首相の年収が世界一だったり(日本の総理大臣の4倍以上だとか)、他の国でもそうですが家族・親族にいろいろ問題があっても長期政権を支持しているのでしょう。ただ、選挙の度に野党の得票率が高くなってきていて前回は与党得票率が約60%になったことで、超学歴社会や一部エリートへの優遇措置などに異論を持っている人達が増えてきていることは確かでしょう。得票率と議席数との乖離はどこの国でもあることで、1997年の衆議院選挙での自民党の小選挙区得票率48%に対し議席数は75%とか、前回のアメリカ大統領選挙でクリントンが過半数のだったにも関わらずトランプ大統領が誕生した例があります。
私は選挙権もなく単に居住者と暮らしているだけですので、シンガポールの政治に対して特別意見はなく、快適な箱庭生活をしている現状に満足しています。新型コロナ対策に関しても、昨年10月1日以来現在までにPCR検査での国内新規陽性者は合計150人余りで1日平均約1名、これに対し輸入症例(海外からの入国者の2週間の隔離中の陽性判明者)は合計で1,900人余りで1日平均13人と、昨年4月に外国人労働者の寮内クラスタで1日に最大1,400人を越えていた状況から徹底的な対応で現在は世界でも最も安全な国の一つになっています。ワクチンも早期に確保済みで、1月から接種を開始し既に25万人近くが接種を受けたとのニュースがあります。これらの実績もシンガポール政府への信頼に繋がっていると思います。
>リークァンユー初代首相の国民のために多少の異論を強権で排除してでも汚職を排除し治安と経済発展に注力してきたことで国民の信頼を得てきたと思います。
私は人種、立場、教育レベル問わず、リークワンユー元首相に対する明らかな不満を述べるシンガポール人に会ったことはありません。ただ、政敵を追い込んだ手法について語る人は多いですね。難癖をつけて逮捕、国外追放、というのは独裁者そのものです。
ただ、彼の時代、マハティール、タクシン、フジモリなんかもほとんど同じことをしていますし、そういう時代だったとも言えます。各自が自分、身内の汚職はOK、他人、敵の汚職は許さない、のも同じです。中国も同じですね。そこを乗り越えてこそ、次が見えると思いますが、リーシェンロン首相は父親を完全に踏襲しています。それが兄弟喧嘩につながったとも言えるでしょう。
時代錯誤な独裁体制をしている国の人が日本を超えた、日本人なんぞ何者だ、という顔をしているのにイラつく日本人は多いとは思いますし、やっかみ半分に明るい北朝鮮と揶揄するのは無理もないとも思います。
シンガポールは極めて際どいバランスで成り立っており、ちょっとした事件で内乱に繋がりかねない国であるのは間違いないと思います。その辺はお手本とした香港と同じです。無条件にお手本になる国ではないです。
実学を修めたテクノクラート集団なのも首相世代で終わりであり、息子世代は理論系経済専攻者が増えています。嫡男も数理経済学が主専攻のはずです。首相弟の長男(逮捕発言をした人)も同じです。机上の空論を好み、自分で手を動かさないことをカッコいいと考えるような発言がシンガポールの若い世代に目立ちます。そうなると、日本の政治家、官僚、社内官僚と大して変わらないと感じることも少なくありません。
そういう見方だと、戦後の一時期まで日本もテクノクラート中心の政治運営だったんてますよ。団塊くらいから文系、理論系が幅を効かせるようになり、バブルを引き起こし、今に至ります。シンガポールも同じように見受けられます。理論系が幅を利かせると衰退のスタートでしょう。
シン
>シンガポールは政府の作った箱庭の中で暮らすには快適だけど、その枠を越えるといきなり不自由あるいは罪に問われることは確かです。多くのシンガポール人にとっては、この箱庭の中での生活はデメリットよりメリットの方が多いをと感じている
これを「明るい北朝鮮」と称するのはヘイトではないと思いますね。ごもっともです。経済成長がなければ、北朝鮮と大差ないし、北朝鮮並みの独裁であっても亡命しなくても良いほどのメリットがある、と言えます。
シン
こんなYOUTUBEを見ると、シンガポールが、どこまで発展するのかと、脅威すら感じてましたが
色々問題があるのですね。シンさんに教えていただくまで全く知りませんでした。リー一族には
これまでどおり、一族の利権をむさぼり国の発展を阻害し・・・なんて言ったら怒られるかな。
https://www.youtube.com/watch?v=uCYS21SW2vs
末永さんがプロレベルでない記事を書くのは事実ですが、うにうにさんがお金もらってるのか?、と言いたくなるくらい偏った記事を書くのも事実です。
「自由選挙」と言いながらゲリマンダー方式を取り、得票率が低い地域に制裁を加える、という選挙形式を無理やり正当化する理由がよくわかりません。結果、与党得票率は6割、与党議員排出率は9割という異常な結果に疑問を持たないなら北朝鮮の全会一致世襲制も肯定できてしまいますね。
日本の与党有力国会議員子弟ほぼ全員が国公立医学部、英米トップスクールに国費留学、帰国して即官庁で部長級、時期を見て国会議員、大臣、首相をしたとしても、自由競争だから、と日本人は納得するでしょうか?シンガポール人だって納得なんかしてません。成果、恐怖で黙っているだけです。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Chee_Soon_Juan
この人は与党に楯突き、職を奪われ、刑務所に送られて、破産させられました。それでも自由選挙ですか?
私はアンチシンガポールではありませんし、与党が間違ったことをしているも言い切れません。開発独裁で潤ったシンガポール人は多いです。国民の最大幸福を目指すのが政治家の義務です。一定の利権も認められるべきでしょう。じゃないと、やる価値がなくなります。しかし、成長の影にある暗い現実も忘れるべきではないと思いますね。
シン
ジジイも文系なもので、ムーンショットなんて知りませんでした。高橋内閣参与は
マスゴミにより散々叩かれ、辞職されましたが、ちゃんと仕掛けは準備してくれて
いたようです。文科省の、ど文系の役人が科学研究予算の配分をしても、上手くい
くはずはないですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gQIee8yDehQ
老うさぎさん
ムーンショットの件について 添付のyoutubeサイト拝見いたしました。
動画の内容としては
研究というのは 同じ理工系でも研究の価値を正しく評価するのは難しく
碌に研究もしらない、文科省なんかが 選択と集中などと言って 予算ケチって 研究の審査したところで 研究成果が芽吹くことはないよ。 1000あったら3つ芽吹けばいいから、研究予算をしっかり確保して 長い目で育てていきましょう。
というような内容です。
実際 ノーベル化学賞を受賞された
下村脩先生の オワンクラゲから単利された 緑色蛍光タンパク質
https://www.chem-station.com/blog/2009/01/2008.html
は、クラゲがなぜ光るのか?という 知的好奇心が 基になっていて 応用的な部分の詳細まで睨んで研究されていた可能性低いとは思います(多少は応用につながるとは考えていたかもしれませんけど)。
この研究成果は、 タンパク質の挙動を蛍光物質によって見れるので
・癌などの病気になるメカニズム解明 (新薬の開発・予防医学など)
・遺伝子を導入した際に きちんと目的の遺伝子が導入されているか?(遺伝子組み換え)
など様々な分野での応用・期待されており 仮に癌の早期発見・治療に向けての ブレイクスルーが起これば 健康寿命も増え 医療費削減や、新薬開発によって 雇用も増えるでしょうし 社会的な利益はとてつもないものになるでしょう。
そういう意味では 夢は凄くありますよね。 わけわからない 文系のマンモス大学に予算使うなら 理工系の基礎研究に予算回してくれよとは思いますけど、 実際大学での研究で予算が有効に使われているかというと 疑問符が付く部分も正直あります。
例えば・・・
・研究費が余ると 使い切るために 緊急性の薄い備品購入に充てる(ティッシュのようなものも含む)
・特に若年研究者にとって、任期なしの雇用が殆どなく 長期的な視点で研究活動を進めにくい。
・研究所はともかく 大学の場合 学校運営・予算獲得のための書類・教育など 雑務が非常に多く
そもそも 研究に専念し辛い
など 問題点がかなり多く 予算を増やせば、研究が ガンガン進むという単純な問題ではないと思います。
ただ、動画の高橋氏は 予算の使途については あまり煩く問わないそうなので 事務手続き的な意味では 有難いとは思います。 研究予算については 使い切らないと減額とか 公務員的な思想は合わないと思いますがねぇ。
研究者(大学の教員など)も 採用さえされたら 任期なし というのも それはそれで研究成果に対する インセンティブがなくなるので、 今のポスドクみたいな数年単位の雇用ではなく 5~10年くらいの 長期的な雇用契約ベースのがいいかなぁって思います。
雑務の処理については 専門の事務スタッフを雇って 研究に専念できるような仕組みづくりが必要でしょう。 学生や助教・教授が ペーパーワークや事務作業に忙殺される意味が分かりません。
あと、研究費の予算については、高橋氏の話だとざっくりしすぎていますし
将来的に有望視されている分野の研究に 集中的に予算とらなあかんのちゃうか?とは思いますけど
今からだったら
・人口減・高齢化社会に向けて 人員が少なくても回せるような分野だったら利益大きいでしょう 例えば
IT分野だったら IT政府のための システム構築(個人情報と 各種行政手続きとの紐づけ)
AIで回せる 会計技術・税金システムの開発など 徹底的な事務作業の効率化系は かなりメリットありますし
機械・電気系なら
・自動運転技術の実用化 Factory Automation分野の研究 機械の故障の予兆を調べるための手法・センサーの開発
高齢化社会に向けて 足腰が弱くても 動きやすい 段差があっても疲れない 杖や車いすなどの機器の開発 など
ある程度 これかの社会に向けて実益の高そうな分野なら 理工系の素養がなくても 信頼できる専門家等に聞けば 十分たたき台作れて方向性定められるのでないかと思いますけどね。
研究予算 その年の方針次第で極端に増減すると 特に研究分野以外の就職先が限られる バイオ系とか悲惨になるので 入り口もかなり絞るか 医学部・薬学部と併合して 資格とれるような形にしたほうがいいと思いますね。
広い意味での投資はなんでもそうですが、才能が物を言う世界であり、何を学校で勉強したか、はほとんど関係ありません。従って、文系官僚だからわからないのではなく、そもそも才能のある人でないとわからない、という話です。
鉄則として、選択と集中は必要です。ただ、国としてどんな基礎研究に力を入れるのか、どんな可能性のある人に力を入れるのか、入れると決めたら限界まで突っ込んで、長い期間待つべきです。
ほぼ趣味の域である文系には自腹でやれる人にやってもらい、お金にしやすい実学は企業からお金を引っ張り、大事だが成果はなかなか出ない基礎研究にはテーマを絞って国が集中して投資すべきだと思いますね。
今のように中途半端に趣味の文系学問にアホほど大学院が存在し、無駄な補助金を取っているくらいなら、見込みがありそうな基礎研究系ポスドクをもう少し良い待遇にしてやったら?と思います。
シン
シンさん
全く仰る通りですね。
法科大学院や
研究が進んでも 外貨が稼げるとは到底思えないような 文系学問は廃止・縮小を一気に進めてほしいですね。
趣味レベルでのカルチャースクールで教えてくれよって思いますが
今の時代の若い人には 絶対受けないでしょうね。 youtubeでゴロゴロ情報が手に入るので、有料コンテンツ自体ビックリする位 興味もたれないでしょう。
文系でも忍者学だと 江戸時代を再現したテーマパークで忍者ショーとか
兵糧・江戸時代を模したグッズや 食事などを売ったりしたら 外貨稼げるかもしれませんが
それは研究して考察を深堀しなくてもできるのでは?って感じがして
税金大量投入してまで 研究することか?って 個人的には思います。
実学系については 高専だと 企業出身の先生も多いですし、中堅以下の工業大学も
もっと企業と連携して、共同研究・教育内容へのフィードバックも ガンガンしてほしいですね。
実験設備を企業に貸してもらったりとか、半年程度の長期のインターンシップを受け入れるなど 学生と企業がもっと距離を詰めていけば 今よりも 活気が出てくるとは思います。
基礎研究系のポスドクは かなりだぶついていて その惨状は 学生側も
重々承知してるので 成績良くて しっかり専門の基礎と向き合ってきた人でも
博士は行かねーって人 滅茶苦茶多いですし 痛いほどその気持ちはわかります。
単に予算増やしても今の環境では 長期的な基礎研究の芽が萌芽して面白い展開になるとは想像しにくいのが本音です。
ポスドクの人もまともな待遇得られないと 志す人もほぼいなくなるので その待遇改善は急務でしょう。
ポスドクについては
・5年くらいは 年収500万以上保障 雑務を減らして 研究に集中できる環境づくりをする。 そのために 事務員雇ったり 柔軟にできるようにする。 研究費などもシンプルにする。
・実学へのシフトに伴って高専・工業高校拡充して そのポストに ポスドク採用・博士卒業者を増やしていく(高専や大学だと博士いりますけど)
・基礎研究者養成は 人数絞る代わりに 学費も無料など 手厚くする。
くらいすれば 少しは救われて キャリア的に再起測れる人も増えるのでないかと思いますね。
ベル牛さん
もうご覧になっているかもしれませんが、前内閣参与の高橋洋一氏の追加動画が
でていたので、紹介しますね。予算は徐々に配分されるようですが財務省はなぜ
そこまで、メンツに拘るのか不思議です。
https://www.youtube.com/watch?v=rcmN3n9vIIA
老うさぎさん
コメントありがとうございます。
ご紹介賜りました動画拝見いたしました。
高橋氏のように 大風呂敷広げて 予算とってくれるのは 研究を活発化させて
今後の社会の発展への寄与という意味では凄く意義深いというのは 異論ございません。
ただ、高橋氏は 面子に拘るって 表現でしたが
赤字予算垂れ流していて 人口減少も加速し、 予算のスリム化もできておらず
国家予算の収支バランスが 良くなる兆しが 見えない中
10兆円の研究予算を出す。 研究の細かい内容などは 問わないだと
今後の利益や着地点見えないので そのために税金使うといっても 大多数の国民は到底容認はできないのでは?という印象です。
私も研究分野とどういう応用が期待できるか位はわからないと 反対です。
現在の時勢だと コロナウィルスの ワクチン増産とか 研究なら予算おりやすいと思いますが。 稼ぐなら 早期に安価に大量生産して 国外に輸出しないといけないですが欧米のが強いでしょう。 規模も違い過ぎますし。
高橋氏の主張では GDPと研究論文の引用数には強い相関があるので、研究開発にガツンと投資すれば 20年後30年後には 稼いでGDP向上につながるだろうという 主張ですが
私は逆だと思いますよ。 つまり
・技術投資をできるだけの教育体制・人材・産業が育っていて、GDPが高い
→ さらなる産業の成長・効率化のために技術投資をしていて 結果的に研究も活発で論文発表・引用数も多い
の流れだと思います。
研究開発費を大量に出す場合 必要な機材や設備への投資が主だと思いますが
機材さえあれば 研究ができるというものでもないです。 設備はなくても最悪大学などに設備借りて 実験等もできるので。 勿論全く足りないレベルだと 困りますけど お金だけあって しょーもない事務作業などに忙殺されて 考える時間取れなかったら 良い研究はできません。
それよりも
① 大学教員などの 事務作業の負担軽減するための 仕組みづくりや 人員配置
② ポスドク・大学院生の待遇改善など
③ 実学重視のカリキュラムに移行し、実需の無い学部の受験のウェイトや人員を大幅に下げる
などを先に整備して 実学・研究をする土台をしっかり固めた方がいいかな?って思います。
①は 研究費獲得の書類申請や、大学運営など 雑務が多く コアとなる研究を考える・する時間を増やすためです。
②は ワープアレベルで雇用の安定性もない 博士取得者(ポスドク)の雇用待遇改善をしないと そもそも志す人が いないですし 現状そうなりつつあります。
企業に行くにしても 博士だと 取得難易度と金銭的負担高い割に 企業からは敬遠されて 金銭的に魅力あったり安定性のある ポストがないためです。 いくら意義があっても、金銭的や時間などの魅力がないところには 良い人材集まらないと思います。
実験系の研究であれば 極端な話 研究のストーリー・考察をするのは 教授の先生など だけで 基本的な実験の手技を研修などで教えて訓練して 割のいいバイト・パート的に 実験をしてくれる人がいたら 回せるとも思いますし そういう仕組みがあってもいいと思います。
③は いつもこのブログで議論されていますが マネタイズ難しい分野は もっと国などが 定員をコントロールして 大学なども ガンガン統廃合進めて 徹底的に選択と集中をすべきでしょう。 そこまですれば 実学系やマネタイズしやすい分野に 学費優遇や 給料を出すなど もできると思いますし 本当に向学心があって 能力もある人には そういう支援をもっとすべきと考えます。
結局 魅力ある条件(金銭・時間・環境)ないと 良い人材集まらないし 育たないと思います。 ポンッと 研究のお金だして 成功するか?というと かなり疑問ではありますし かなり多額の支援するようなので、財務省でなくても鵜呑みにしたりせず、もっと批判というか 深いところまで質問して 答えてもらう必要はあるのでは?って思いました。
ベル牛さん
>>お金だけあって しょーもない事務作業などに忙殺されて
確かに仰る通りですね、予算を執行する場合、後で挙証資料の提出を求められ
鬼(会計検査院)にねちっこく調べられますよね。私も地方の土木事務所勤務
の時経験しました。それからは年度末の追加の予算配分は、私の担当分は断っ
たので本庁も困ったと思います。
大学の教員や研究者は、研究一筋で脇が甘く、業者ともズブズブ??つっこみ
どころ満載のような感じがします。財務省が鬼に手を回し、必要以上に厳しく
検査をすれば、皆さん悲鳴をあげ、利用しなくなるのではと心配してます。
でも、検査を緩くすれば不正との意識がなくても、予算流用などする輩が出る
のは必定です。アメリカでも、CDCのDrファウチが国の予算をウィルス研究のた
め武漢研究所に流し、問題になりましたね。どこまで研究者の自由裁量に任せ
るか難しいところです。
取敢えず始めて、悪い点は少しづつ改善するしかないですかね。私の愛読書
塩野七生の本にマキャベリの言葉がありました『悪を廃絶した後に生ずるより
危険度の高い大悪よりも、許容限度の悪ならば残すことによって大悪を阻止す
るほうを選んだ』
老うさぎさん
>>確かに仰る通りですね、予算を執行する場合、後で挙証資料の提出を求められ 鬼(会計検査院)にねちっこく調べられますよね。
確かに特に役所関係の仕事は 書式とか誤字脱字など、本質的な内容以外の部分が滅茶苦茶面倒な印象強いです(企業でも面倒な人いますけど)。
さらにそれが定期的に 成果を報告せよ それも学会や論文などと全然違う、やたら面倒な書式のみで受け付ける みたいなのになる可能性が高く、研究するのか書類作るのかどちらが仕事かわからないってのは絶対出てくると思います。
研究の価値や有望性の評価は、素人ではほぼ無理で 関連分野を研究してる先生でもないと まともな評価できないと思います。 それもあるせいか、研究費の採択って実績のある先生に集中する傾向が強いです。論文の引用数も影響力ある先生だと引用されやすいですし。
そういう意味では 新進気鋭の面白い研究などは採択されにくいのですが
このファンドで そういう研究に日の目が当たると面白い展開になるかもしれませんね。
>>取敢えず始めて、悪い点は少しづつ改善するしかないですかね。
これも仰る通りです。 締め付け強すぎると 面倒なだけですが、成果を問わずに途中経過の報告もそれほど厳しくないだと 研究にコミットしてくれるか疑問ですし、何より国民の血税大量に注ぎ込んでるので許されるわけがないです。 とにかく 最初小さく始めて 妥協点見つりそうな段階で 金額と規模増やしていくしかないと思いますね。