じゃあ、機電情

高校生が進路を考えるときに第一選択は機電情だと思います。にも関わらず、どんな違いがあるのか?をきちんと説明しているでしょうか?

機械

世の中は機械によって成り立っており、機械がなければ手作業を強いられ、廉価に、手軽にモノを手に入れることは出来なくなります。その意味では世の中の根底を支える技術だと言って良いでしょう。

イギリスで起こった産業革命の主役は機械でした。手工業から大量生産に世の中を変化させる立役者になったのが機械だと言って良いでしょう。機械がなければ、今の私たちの生活水準は保つことができません。

目に見えるものを触って、感じて、その操作、特徴、特性を学ぶことが好きなら機械専攻が良いと思います。目に見える分、とっつき易いですし、自分のやっていることを実感し易いです。

良くも悪くも技術的進歩の乏しい専門なので、過去何十年と技術革新は起こっていません。良い面では一度技術を覚えれば、一定の需要は常に存在するでしょう。それは人類の生活を変えているIT革命後も同じでしょう。

悪い面を言うと、技術革新が起こってない分、価格競争に巻き込まれ、機械の代表的存在である工作機械、成型機も中国製が市場を席巻し、欧米製は特殊な高級品しか売れなくなっています。日本製もどんどん売れなくなってきています。先進国から徐々に消えつつある産業です。

そうは言っても、ハードはリモート対応が極めて困難なので、新興国の安い労働者に市場を荒らされることもほとんどないでしょう。現地に行き、現物を確認し、機械オーナーとやり取りが必須になると、日本人同士でないと通用しません。

工法開発などの研究職から現場で保守サービス担当まで幅広く職が存在するので、食いっぱぐれることはないと思います。ただ、海外の先進国で仕事をしたい場合、外国人向けの仕事は少なく、あっても低賃金になるので要注意です。

電気

電気はハード、ソフトの中間であり、その接続を担う存在です。そもそも機械は電気がないと動かないし、ソフトウェアも電気制御を設定しないと使うことは出来ません。最も幅が広く、需要がある専攻だと思います。

そもそもハード、ソフト、両方が電気がないと動かないので、発電所から電気を引っ張ってくるところから考える必要があります。事業所内に電気を持ってきて電気配線をして、ようやく使えるようになります。

そして、ソフトウェア、標準制御基盤が素晴らしい設計になっていても、そのままの設定でハード側に放り投げることは出来ないので、用途に合わせて操作性、安全性を考慮しながら設計しないと使い物になりません。

世の中は電動化に向かっていますので、機械製品が減少して、電気製品が増えています。EVがその代表ですね。部品点数を減らし共通化し、各部品が電気制御されてきれば、ソフトウェアによる自動運転すら可能、というコンセプトです。

迷うなら電気専攻を勧めます。ハード、ソフト、両面にアプローチ可能なので、実際にやってみてから自分に合いそうな方向に進めば良いからです。実際、電気専攻者はハード、ソフト、両方の職場に存在します。

今をときめくハイテク産業、Nvidia AMDのような半導体設計会社から、街の電気工事会社まで電気技術者は必要ですので、需要は膨大です。現在、電気技術者を採用するのは非常に困難になってきています。明らかな売り手市場です。

例えば、リモートで入って電気系統の故障箇所を突き止めることはできますが、その修正をリモートでは出来ないので、結局はそこに人がいないと問題は解決しません。そこがソフトウェアとの違いですね。

情報

IT革命の申し子と言えば、情報です。やっぱり情報一択か?、と言いたくなりますが、そんなに単純ではありません。トレンドなだけに競争が極めて激しいからです。常に新しい技術が雪崩れ込み、新興国エリートとの競争も待っています。

情報は両極端になりやすく中間層があまり必要ありません。先端技術である上に技術者には基礎学力が必須であり、一定レベルのテックカンパニーだと、技術者は旧帝修士以上しか存在しないのが普通です。

Googleに学歴フィルターはありません。リファーラルさえ受けられるなら高卒でも技術職で入社出来ます。実際に存在します。ただ、入社試験の内容が極めて高度な基礎学力を要求されるので、必然的に聞いたこともないような大学出身者はほとんどいなくなります。

もしくは、職人芸的なコーディングが出来る必要があります。これはプログラミング言語と言うように、語学に似ているので基礎学力は関係なく持って生まれたセンスが必要とされます。

職人芸、基礎学力を必要としない単純なコーディング、バグとりなんかはツールで出来るようになり、安い国に外注するのが当たり前になりつつあるので、価格崩壊が止まりません。そういうサービスも沢山ありますしね。

もしくは、テレフォンオペレーターとしてマニュアル通りにリモートで設定する仕事になりますが、これも特殊性はほとんどないので低賃金になるでしょう。耳コピして一曲だけピアノを弾けるような状態なので技術力はありません。

情報は一物一価が最も進んでいる専攻だと言って良いでしょう。世界中どこでも基本的な報酬は同じになり、物価係数分しか割増で受け取れなくなりつつあります。コロナ禍によるリモートワーク推進はそれを加速させています。逆に言うと、力さえあれば、世界中どこでも適正報酬で働くことができます。

まとめ

元々は機械を動かすために電気があり、ソフトウェアが出来たのですが、IT革命が加速した今ではソフトウェアがあり、ソフトウェアを動かすために電気制御をし、機械設計されるような逆転現象が起こっています。

日本で機電情技術者が足りない!っと言われてますが、そりゃそうだろうと思います。そもそも大学を時代に合わせて変革させてませんからね。正確に言うと機械は割といる、電気が圧倒的に足らず、情報は本物が少なく、なんちゃってばかりが多い、のが現状でしょう。

日本の大学はバブルの頃から大学定員、学部振り分けなどがほとんど変化しておらず、実需のない文系ばかりが多く、理系でも非実学の定員を減らしてもいない。従来型の機械は比較的定員があるが、現状必要な電気、情報の定員を増やしていない。そりゃ、世界から取り残されますよね?

高校生がこの記事を見たら、まずは機電情から専攻を検討してみてください。合わなさそうなら土木、建築、化学にも幅を広げてください。理系でも非実学は余程のことがないなら避けるべきで、文系は論外です。需要のないことをして飯を食うのは本当に大変です。

技術があり、そこに何を加えていくのか?と言うのが、基本的なキャリア設計になりつつあります。親が権力者、金持ちみたいなチート設定だとか、コミュ力お化け、芸能人生の美男美女みたいな特殊な人は例外です。そこらにいる凡人が飯を食っていくには技術は必須だと思いますね。

17+
5 6 votes
Article Rating
Subscribe
Notify of
18 Comments
Oldest
Newest Most Voted
Inline Feedbacks
View all comments
アスコーマーチ
1 month ago

工業高校の数は、ピークだった1965年の925校から、13年には542校と、4割以上も減。

工業高校の生徒数も、ピークの62万人から26万人へと、何と6割弱も減。

トップクラスなら、インフラや公務員を狙えるけど、学習環境もあるから、まあなかなか難しい選択ですね。

1+
KAKKY
1 month ago

私は大学で化学を専攻しましたが、高校生の自分に戻れるなら電気にしておけばよかったかなと思っています。
仕事は化学工学なので、電気も機械も情報も化学も携わりますが、浅く広くですね。どれも専門的ではない感じです。
念の為、電気主任技術者の資格はとりあえず取っておきました。
最近はAIやビックデータ、データサイエンス、IoTを導入せよ、講習行けとうるさいので、もっと取り組んでおけばと反省してます。

0
ニコ
1 month ago

就職浪人した人でも機電なら就職してますね。精神を病んでいたりしてる人以外は落ちこぼれても会社が救ってくれます。(嫌がらせ人事をやって評判悪くなって求人できなくなるよりはマシだから)

0
かりりん
1 month ago

私もこちらの記事内容に賛成します。
以下、英語での記事になりますが、アメリカにおけるそれぞれのキャリアパス、平均給与等となります。アメリカ国内向けの記事ではありますが、日本はアメリカの後追いをしているのは歴史が証明しているので参考になればと思います。

機械系(Mechanical Engineers)
Mechanical Engineers: Salary, career path, job outlook, education and more – RaiseMe

電気系(Electrical ane Electonics Engineers)
Electrical and Electronics Engineers: Salary, career path, job outlook, education and more – RaiseMe

情報系(Computer Information Systems)
Computer Information Systems Jobs & Career Outlook (floridatechonline.com)

エンジニアリング総合
11 Different Engineering Career Paths | Indeed.com

基本的には各エンジニアと名のつく職業にはBachelors Degree (4大卒) で関連専攻修了者が必須の場合が多いです。例外として短大卒や専門学校卒でも関連職種のサポート的な仕事、もしくは下流工程現場経験数年以上プラス関連資格取得後、エンジニアとして転職できる場合もあります。医療系、宇宙工学系研究職エンジニア、ビッグデータやブロックチェーン関連ITエンジニアはPh.D (博士号)をRequired としている場合が多いです。

0
もっちり
1 month ago

いつも参考になる記事ありがとうございます。
機電はわかりませんが、私は一応、日本の大企業で情報通信業に身を置いていますので、何か参考になればと思って書き殴ります。

まず、記事に書いてある通りで、一物一価が進んでいると感じています。外国人の採用(特に白人)を進めていますが、日本国内の待遇が悪すぎて、すぐにやめてどっかに行きます。リテンション強化のために、名誉職を創設していますが、うまくいってないみたいです。

次に、10年ぐらい前からグローバル進出といって、外国の会社を買収していますが、全くシナジーを出していません。単純に株買っただけ。申し訳程度に日本国内の人を出向させて終わり。その出向させた人も、出世コースにはのっていません。出世コースは海外に行った人ではなく、営業→人事コースですね。

頭では、一物一価が進むのであれば、自ずと、業務が標準化されグローバルでも通用するような環境に身を置くべきなのはわかるのですが、(面接合格するかは置いといて)外資転職しても、可処分所得がそんなに変わらないため、投資で着実に資産を増やすのが一番安心だと感じています。

0
なまけもの
Reply to  シン
1 month ago

昔の銀行預金の利率を少し下回る程度であれば、投資で着実に増えると思いますよ。
リスクは0ではありませんが、長期で見ると災害や天変地異、戦争が起こる可能性より低いかと。一生分のお金を稼ぐとなるとおっしゃる通りですが。

0
千兵衛
1 month ago

皆さんの役に立つかは分かりませんが、北大工学部の就職事情に関してなんとなく分かってきた学年なのでそのことを簡単に共有したいと思います。もし学部として機電情に進むなら、卒業後は院進するのが一般的です。自分はもう3年生になり、周りの文系友達はインターンに応募したりなどして就活真っ只中という感じですが、周りの理系の友達はほとんど就活をしていません。1人理系でも就活をしている友達がいますが、外資一本でやっていてもう最終面接が始まっているそうです。受かったら遊ぶ、落ちたら院進という感じで割り切ってやっています。

実は自分も学部で就活しても良いかな?と思って準備はしていたのですが、勉強と就活を両立するのが無理だと判断して途中で諦めました。ちなみに、外資を受けてる友達は授業の課題のほとんど友達にやってもらってそれを写して乗り切っています。就活を本気でするとなると、それくらい振り切る必要があって、成績は犠牲になってもしょうがないという感じですね。研究室配属はある程度成績で決まるので、就活失敗したら人気のない研究室に配属されて興味のない研究をすることになります。

また、これは自分がリスクだなと思ったことですが、文系の総合職採用は配属リスクが高いなと思ったというのもあります。自分は学部で就職するなら文系職で受けるつもりでいて、やりたい職種は法人営業の新規開拓でした。でも、そこだけの採用ってなくて既存顧客の営業になるかもしれないし、代理店営業に回されるかもしれません。それが嫌で院進を決めました。

すいません、前置きが長くなってしまいましたが、先輩の情報によると全体として学校推薦を使うのが半分、インターンに行って内定をもらうのが半分だそうです。最近の傾向としてはインターンに行って内定をもらう人が多く、学校推薦を使っても落ちる時は落ちるそうです。また、インターンが決まればほぼほぼ内定は出るようなので、企業側が学校推薦を嫌がっているのかもしれませんね。トヨタも推薦制度を廃止しています。ほかにも研究室のコネで入るという方法があるのですが、これは教授にそれなりの力がないとできないので学部内の特定の研究室でのみ行われるという感じです。コネで入れる研究室は夏休みに1ヶ月学生をインターンに出してお給料をもらいながら働く。就職解禁時期に企業側が推薦書を持って来て入社が決まるという流れみたいです。部署とかも決められるそうなので、ミスマッチや配属リスクが低く抑えられて良いなと思いました。ただ、研究室の人気は高いのでそれなりの成績を維持する必要があります。

最後に私ごとで恐縮ですが、機電情の進学は割と良い選択だと思います。なぜなら、最後の最後まで選択肢が豊富にあるし、ある程度リスクヘッジができた状態で自分の好きなことを模索できるからです。

自分は断片的な知識を繋げて、より深く物事を伝えたい。そういった情報発信で有名になりたい!と思って現在noteやtwitterでの発信を始めました。そういったことができるのも、まぁ1,2年先に成果が出てなくても就職は問題ないでしょと思えるからです。やるからには徹底してやって成果を出したいですが、別にダメでもまぁなんとかなります。そう思えるのが機電情の良いところだと思います。将来が不安で臆病だけど、自分のやりたいことにチャレンジしたい!そういう人にこそお勧めできる学部なんじゃないかなと思います。

5+
ベル牛
Reply to  千兵衛
1 month ago

千さん

最近の就活情報について 大変参考になりました。
自身の就活の時思い出しても 似た部分が多いです。 私の時も学校推薦でも 結構落としてる感じでした。
学生の能力はトップ層でもなければ そこまで差があるとも思えないですし
仕事でのコミュニケーション能力も 普通に受け答えできれば十分でしょう。

負担やたら重いし 当時は就活長引くと拘束長くなるので勘弁してほしいと思いましたが 今もその気持ちは変わりません。

千兵衛さんが仰る通り、学業や研究と、就活の両立はかなり困難で 就活早期から対策するとほぼ学業捨てることになりますよね。 
実際私が学生の時も、就活でいわゆる人気企業・大手企業などから多数内定をもらっていた方は
ほぼ就活にコミットしていましたね。

正直かなり緩い研究室でしたが それでも教授からは結構文句言われてるようだったので
千兵衛さんがいらっしゃるような 旧帝クラスの研究室だと 特に研究に厳しいところ多いでしょうから、学部だとまだ理解あるかもしれませんが 院進学すると 長期のインターンや あまり就活にかまけていると 相当嫌がられる可能性高いかなーと思いました。 実際就活するな! 研究だけやってりゃいい!みたいな研究室があるのは よく聞きますし。

ただ、最近の傾向確かに 学校推薦がそこまで機能してないし、就活はどんどん早期化・長期化していて負担半端じゃないですし、専門の勉強も本格的にはなってきてますけど 研究もほぼ始まって段階なので 正直自分のやりたい方向性・能力も ハッキリとはわからないのでないでしょうか(性格とかどういう能力が おそらく他者より高いくらいは予想できるでしょうけど)。

夏休みなどの期間に 1か月ほどインターンして 会社と学生側でミスマッチ防げて 多少の金銭入れば いいとは思いますね。

今の就活だと ミスマッチもメチャ多いし負担もやたら重いのでそういう理解のある研究室が増えてくれるといいですね。

仮に卒業後に インターンなどを受け入れて 採用する会社が増えたとしても、そこでミスマッチがあると 挽回難しいので これが一概にいいとは思えません。

ただ企業側も学生側に求める スキルはもっと具体化してほしいですね。 
図面が読める・書ける 材料力学を修めている・電磁気学を理解しているなど

それだったら受験と同じ要領で 対策もできるのですが コミュニケーション能力とかだと漠然とし過ぎて無理です。

1+
なまけもの
Reply to  ベル牛
1 month ago

コミュニケーション能力は理解が難しいですよね。社会人になった後の昇進にもこの言葉が理由として設定されたりします。

社会人だと、交渉力、対人均衡能力、語学力、などがこの言葉に含まれるのですが、学生でこのような能力をアピールするには部活やボランティア、ベンチャー起業を目指すような活動をしていた方がしやすいですね。理系の授業の成績が良いだけでは難しいです。理系の授業は学生の自由度(主体性を要求される内容が少ない)が低いので。高得点を取るために過去門の入手が必要で、そこでコミュニケーション能力を発揮したとかは言いづらいと思いますw

図面の書き方は企業によって異なりますし、授業の教科書で学ぶ内容を直接使うのは研究~技術開発の初期段階のみです。最先端技術や尖った技術は教科書に載るわけが無いし、企業によって内容が違います。お勉強は成績が良ければ「基礎は分かっている」ということがアピールできるぐらいです。

就職の安定性でいえば、まだ機電が最高なのは否定しません。私も理系の子供がいれば、機電情ぐらいの進学を勧めます。が、世の中の役に立つ最先端技術は残念ながら日本には少なくなってきています。

例えば、日本が持つ自動車のガソリンエンジン技術は今、世界最高レベルです。20年後もおそらく世界最高でしょう。ただし、20年後にガソリン技術の世界最高レベルがどこまで世の中に必要とされるのかは別の話です。産業の変化を完全に読むことは不可能なので、研究機関で仕事したいという人以外は、理系でもコミュニケーション能力を高めておいた方が安牌だと思います。振り返ると、技術だけでOKというのは平成初期に大学を卒業できた人までぐらいでしょうね。2021年現在、50歳代の人までは大手メーカー勤務でなんとか人生逃げ切れると言われているので。だから医学部が一番人気なのでしょうね。

1+
ベル牛
Reply to  シン
1 month ago

なまけものさん

コメントありがとうございます。
職種によって大分かわるかと思うのでコミュニケーション能力という言葉一つとっても 解釈する範囲が広すぎますよね。

社会人だと、交渉力、対人均衡能力、語学力、などがこの言葉に含まれるのですが、学生でこのような能力をアピールするには部活やボランティア、ベンチャー起業を目指すような活動をしていた方がしやすいですね。

確かに私が居た頃から 成績だけじゃなくこういう部分重視してる傾向は強かった風に思います(その結果 学校推薦でもガンガン落とされるようになったり、就活の長期化招いたりしてましたね)。

ベンチャー起業なんて 設備のほぼ必須な 機電・化学などの工学系とは相性最悪ですし そもそもできるくらいの能力と気概があるなら サラリーマンなんて やっても腰掛けじゃないの?って思いますね。

部活動やボランティアは 本人が望んでやれば
変わり映えしない生活や人間関係で病んでるときのいい気分転換にもなりうるでしょう。

部活動なんかは 毎日参加したり 休日に遠征や大会あると、滅茶苦茶負担も重いです。奨学金借りてる人多いでしょうし そこまで好きでないのに 部活が半強制だと 特に経済的に厳しい学生にとってはかなりのハンデになりますね。

私は ボランティアはするのもさせるのも死ぬほど嫌いなので それも勘弁ですね。道尋ねるとか 気軽なレベルならともかく、まとまった作業なり時間とるなら 食事奢ったりお礼したほうがあとくされないですし。
 
 営利企業で活躍するのに 無料奉仕するような精神性が役に立つのか疑問です。

自身の体験や周囲見た感じだと 苦学生なら それを理由にバイトとの両立の苦労談を自分の言葉で話せば 工学系というのもあると思いますが 十分内定は出てましたし インターンでも聞きましたが、そういう人を評価する方は確実にいます。

図面の書き方は企業によって異なりますし、授業の教科書で学ぶ内容を直接使うのは研究~技術開発の初期段階のみです。最先端技術や尖った技術は教科書に載るわけが無いし、企業によって内容が違います。お勉強は成績が良ければ「基礎は分かっている」ということがアピールできるぐらいです。

確かに 大学の教科書レベルだと 基礎の基礎レベルで 実際の製品開発・研究するうえでは 大学の研究室や企業の研究・開発チームのノウハウ その他関連分野の特許や論文などを参考に 作っていくことになりますよね。

ただ、大学の4年間は 漫然と過ごすなら あっという間ですが
専門の知識や技能など 将来食っていくベースを作って、自分の血肉・手ごたえをに得るには あっという間の時間です。

この時期でないと 専門の各分野を体系的に学ぶ機会というのは、殆どなくなると思います。  社会人になると業務の負荷・プレッシャーも高いですし、 日々の業務に忙殺されて 基礎分野を 体系的に学びなおすのは難しいでしょう。 稀に企業から科目履修生などの形で 学びなおされる方はいらっしゃいますけど。

その場の仕事をこなすなら 先輩や過去の知見を見つつ 相談して進めれば 仕事は回せる部分もあると思いますけど。

体型的に学んだ ベースの知識や技能がないと、技術的な勘や、実現性の見通しなどの 予測する力などは 働かないと思います。

その貴重な力をつける4年間を ふわっとした コミュニケーション能力をつけるために 部活やボランディアで 薄めてしまうのは 弊害大きいのでないかな?って思いました。 特に今就活早期化していて 学部だと 技術系で開発の採用も少ないですしね。

0
なまけもの
Reply to  シン
1 month ago

ベル牛さん、シンさん

返信いただきまして、ありがとうございます。
部活やボランティアっていう部分は、おっしゃる通りです。頑張りましたとか、大会で優勝しましたというアピールだけでは、私が面接官をしていても「すごいねー」といって落とします。

例えばボランティアだと、無償奉仕精神が欲しいのではなくて、立ち上げの時にコミュニケーション能力を発揮して人をたくさん集めたり、大学を説得して活動予算もらったりとかしてて欲しいって感じです。こういうことをするためには、信用だったり技術だったり、何かしらのものが必要ですので。
ただの参加者では厳しいですwそれはお客さまですね。

理系の厳しいカリキュラムをこなしていると、どうしても自主性が無くなってくるので、そこに少し警鐘を鳴らしたまででした。

1+
ベル牛
Reply to  シン
1 month ago

シンさん

技術者としては通用しなくとも、サポート業務ならこなせると考えられてチャンスが与えられます。サポート業務なのに常に仏頂面して不機嫌オーラ撒き散らしていれば辞めさせられるのは当たり前です。最低限、周りとうまくやる程度のコミュ力は必要でしょう。元所属先への口利き的な存在だったり、営業サポートとなると、社内で嫌われているような人には到底務まりません。

私も学生の時は イメージ付きませんでしたが 好むと好まざるに関わらず こういううポジションになる可能性は 現実的にありえますね。 技術系の配属でも本人の能力・適性以前に 会社の人員配置の都合で移動する場合もありますし。

実際 不機嫌オーラ まき散らしている とか 
知らないとできようがないようなことも教えず、できないと 異様な叱責する お局化して 新人潰したり
嫌いな相手には 業務上必要な連絡もろくにせず、確認で凄い無駄な時間とらせたり

社会人でもこういう人結構います。
サポート部門みたいなところで 年数長くて、文句言われないような人だと やばいです。 

就活でコミュニケーション能力とか言う以前に
仕事なら 必要なコミュニケーションとれよ!って思いますけど

私もサポート業務は経験ありますけど、 社内で必要なルールや知識は多いですけど それ覚えたら ぶっちゃけそんな専門知識やスキルが居るような仕事には思えませんでしたね。 ポカミスが少ないとか 上記のような 悪影響与えなければ 最低限の専門知識があれば 慣れれば誰でもできると思いました(難しい会社や部署もあるとは思いますけど)。 スキルもつかなくて 会社と一蓮托生の社畜コースになるなぁと思ったので 私は魅力感じませんでしたが。

ただ、意外と何も手を打ってないように見えて、上層部はお局的な振る舞いしてると ちゃんと知っているので 整理対象になる可能性高いです(私が最初居た会社の 重役レベルは ハッキリ言ってました)。

さらにサポート部門入るにしても、設計や現場の前線で少しでも揉まれて苦労を知っていると 何だかんだ 無理なお願い等するときも話は聞いてもらいやすいですね。 これは人間同士の付き合いなので絶対あります。

努力すべきは必要なく嫌われない程度のコミュ力、挨拶くらいは元気にするとか、能力に自信がなきゃ声くらい出して盛り上げていくとか、ムカっとしても我慢するとか、そういう小さなことだと思いますね。

シンさんが仰ってる通り 受験とかで学力学力の世界で生きてると軽視しがちですが 仕事で抜きんでるのって、個人のパフォーマンスより、実際に仕事任せた貰うなどタイミングや運もかなり必要です。こういった人柄的な部分で 無駄な角を立てないことって 思いのほか重要だと痛感してます。 本気で景気悪かったら整理対象になるでしょうけど。 実務能力うんぬんより、上記みたいな、問題行動を頻発するお局からまず粛清なる可能性が高いですし、努力や心がけでかなりの部分改善できると思います。

学生の方や、新社会人だとピンとこないかもしれませんが(私ならそうです)。 
しょうもないことですけど、こういう部分が積み重なって 先輩や同僚から相手されなくなって、仕事のスキルが身につかずに居場所無くす例 意外と多いです。  社会人って意外とこういうヒューマンスキルの部分って注意してくれないので(学生ならなおさらですけど)。

シンさんが仰ってる通りで 徹底してやるだけでもかなり印象変わります(感情殺すのは難しいでしょうが)。

合わせて 学生時代の後輩などを見ていて できてないことが多かったのは

・メールの返信は原則24時間以内 時間がなくても 読んだことを伝える 感謝の言葉を一行だけでも伝えるくらいはできるでしょう?
・何かしてもらったら、実際どう思うかは別にして お礼と簡単な感想を伝えましょう(仕事以外で お店やオススメの商品とか教えてもらったりの場合でも)。
・陰口大会みたいになっても 上手く交わすことをオススメします。バレた場合、直接言われるより気分悪いですし 人間関係めんどくなる元にしかなりません。

自分コミュ障だから居場所がないっていうのは、言い訳だと思いますね。 社会人って 基本的にそこまで深く関係作らなくていいので

必要な連絡や相談 お礼の言葉などを伝えるくらいは できるでしょう?って思います。 

ある物語読んでて 他人に興味なく生きるには、他人のことを誰よりも深く知る必要があるのだよって言ってましたが 完全にその通りだと思います。 不必要にべらべらしゃべる必要はないですけど どういうのが 致命傷なるかとか 失礼になるかとは 真剣に観察する必要があると思いますよ。

2+
消しゴム
1 month ago

約10年前に電気系の大学院卒業していますが概ね同意ですね。
当時は機電>情でしたが、今はあまり変わらないと思います。
さて、うちの大学ではよく話に出たのですが
・業界最大手の設計や生産技術
・業界大手のR&D
の内定をもらった場合、どちらを選んだほうがぬるりと生きられるでしょうか。

0
もっちり
Reply to  消しゴム
1 month ago

消しゴムさん
私は情報業界の設計しかしりませんが、
知人や先輩からR&Dはどこも厳しいと聞きます。
予算が付かないんですね。付いても、かなり成果を求められます。

ひと昔前までは、しょーもない学術誌に論文投稿して、業績としてカウントしてぬるっと生きられたのでは?と思いますがね。

設計や生産技術は最先端を求めると言うより、安全を積み重ねることが優先されるので、前例踏襲のパターンが多く、仕事も一度覚えたら流せて、ぬるっと生きれるのでは?と思いました。

0
18
0
あなたのご意見、ご感想をお待ちしています。x
()
x
タイトルとURLをコピーしました