上から目線、とは言いますけど、やられるとかなりウザイわけで、かなりの不快感になります。
立場
自分は上司だから部下に対して上から行く、というのは間違っていないですが、部下との間に明らかな実力差がないと、それでは部下は言うことを聞かず、権力によって強制的に言うことを聞かすことしかありません。それをすると、関係は悪化するので、管理職失格です。
自分は客だから、採用側だから、と上から目線でタメ口で来る人はいますが、これもよほど親しみを込めてやるのでなければ、相手に不快感を与えるので、そういうキャラを作り上げてないと好感を持たれません。芸能人と同じでやるなら徹底的にタメ口キャラにならないとダメなんですね。
結局、立場がどうあれ、人と人なので相手に対する尊重がなければ、時間の問題でキツイしっぺ返しを食らうのは間違いなく、キツイ競争社会ほど、相手に対して上から目線で行くなら、かなり注意しなければなりません。
アメリカ人はマスク氏ほどの大物すら、イーロンと呼ばれてますし、ミスターマスク、と呼ばれるのは本当に限られた場面しかなく、公的な場くらいのもので、見かけ上の対等にかなり気を使います。とは言え、上司に楯突けば、即解雇を食らうので、対等ではありません。
中国人だと、上から目線であまりにも舐めたことすると、メチャクチャされるんですよね。人肉捜査と呼ばれる、日本で言うところの炎上もメチャクチャ激しいので、超権力者の汚職官僚すら人肉捜査で社会的に殺されることがあります。だから、彼らも他人に気を使います。
年齢
子供に対してタメ口を使ってしまうことはわかりますが、私は中学生以上の子供には敬語で話しかけます。これは吉田松陰先生は弟子に対して、どんな新参の子供でも、一人前の大人として尊重した話し方をしていた為、尊敬された、と聞いたことがあります。
へー、そうなんだ、松陰先生ほどの偉人も他人を年齢で判断しなかったんだな、よし、タダなら見習おうwとセコイ温利は即パクリを決めて、10年くらい前からそうしています。私は良さそうなもので、コストがかからないものを即パクリすることを決めています。効果がなくても損しません。でも、これは効果ありです。
実際、立派な人は年齢は関係なく立派ですし、クソな人はクソです。ぬるりでも若いのに立派だな、と思う人もいれば、オッサン、オバサンなんだろうけど、この人は何も学んでないし、腐ってるな、と思う人もいます。しかし、誰に対しても、敬語、丁寧語で接しています。だから、逆にタメ口で入ってくるコメントは即削除です。
年齢は関係ないし、老若男女問わず、このブログでは対等であり、お互いに尊敬しあって運営を心がけています。最低限、相手の意見に反論しても、相手の人格に攻撃することは許されません。もし、私が読者さんを個人攻撃したら、容赦無く叩いてください。私も個人攻撃する人はその姿勢を叩きます。
尊重
英語でも、リスペクト、という言い方は本当に良くします。一寸の虫にも五分の魂、と言うように、舐めた態度で来られたら、反発するのは当然であり、相手にリスペクトのない人はリスペクトされない、と言うのは古今東西同じだと思いますね。
当たり前すぎることですけど、なかなか完遂できないことで、自分の立場が強いと、上から目線でものを言ったり、対等以上の人には絶対にしないことをごく自然にやってしまうことはあると思います。でも、稲穂が実ると頭を垂れるように、立場が上の人ほど謙虚でないと尊敬されません。
本当の尊重って、相手が間違っていようが迎合することじゃないです。時に意見を戦わせ、論戦を繰り広げ、お互いに尊敬し、見識を広げて行くことであり、そうやって好敵手と呼べる読者さんに恵まれて、このブログもやってますよ。意見の違いあれ、私はほとんどの読者さんを尊重、尊敬してます。
だから、議論を避けて、非難だけに徹する人は尊敬できないし、ぞんざいな扱いになってしまいますが、そういう人も含めて、出来るだけの尊重をすべきです。理想は理想として、過去の経緯で冷たい態度になってしまう人もいますがw
まとめ
そういう訳で、私は上から目線が大嫌いで、タメ口を気軽に使う人も嫌いです。まったくメリットもないのに、そういうことをする人は頭が悪いとすら思います。でも、身に覚えがあるなら、今日から止めればいいです。そして、やってしまったら反省すればいいです。
根本のところで、反論を受け付け、異論を認め、その合理性、論理性が認められるなら、受け付ける、という気持ちが大事だと思いますね。
上から目線とは少し違いますが、マウンティング的な発言にはつい張り合ってしまい、「あんなことで張り合う必要なかったな・・」と思ってしまうことがあります。学歴とか会社格で張り合ってくる人って、相手にしなければ良いのですが、上から目線で来られるとイラっとしてしまうんですよね。ビジネスの相手なら自分も割り切れるので「すごいですねーw」などと言ってやり過ごしてますが。。
また、モノの言い方で、「承知しました」と「了解しました」、~君&~さん、など言葉遣いにうるさい人がいるので、使い方は気を付けるようにしています。これもコスト0でできるのでコスパいいことですねw
マウンティングは流すに限ります。そして、評価を下げればいいんです。
>また、モノの言い方で、「承知しました」と「了解しました」、~君&~さん、など言葉遣いにうるさい人がいる
全員に承知致しました。さん、で対応すればいいんですよね。そんなクソみたいなことにこだわるより、付加価値をつけられる可能性のあることをしろよ!と言いたくなります。
シン
あとは、二人称にお前って言い方をやめることもオススメしますね。
自然に上から目線ではなくなります。
これは、当時、中学生だった女の子に教えてもらったことです。
非常に勉強になりました。
お前、は家族同然の親友以外には使うべきではなく、妻すら怒りますからねw 死語にしても良いのかもしれません。
シン
いい記事でした。そして、松陰先生の教えを時代を超えても学ぶ姿勢は毎度のことですが、勉強になります。
新入社員が配属されてきており、私はタメ口で話してました。即改め、今から敬語で話すようにしたいと思います。
こういった人を思いやる姿勢は言葉の細部に現れると思いますし、日頃から気をつけたいと思います。
ありがとうございます。
基本的に敬語で誰でも話す人は品が良さそうに見えますし、丁寧で好感が持てます。まったくコストは要らないのでオススメです。
シン
私の年代だと、上から目線で思い起こすの自動車学校ですかね。
教官が同乗しない、無線講習で、偉そうな物言いと聞き取りづらい指示に頭に血が上り、ブレーキとアクセル踏み間違えて、コースアウトの上、何かのオブジェにぶつけるという伝説を作ってしまいました。
上から目線の人って以外とキレられると弱いんで、我慢できなくなったら、どうでもいいところで理不尽にキレることをお勧めします。重要ではなく、どうでもいいところで理不尽にというところがミソです。
最近は少子化で自動車学校は経営難に陥り、酷い講師はほとんどいないと聞きますね。
>上から目線の人って以外とキレられると弱いんで、我慢できなくなったら、どうでもいいところで理不尽にキレることをお勧めします。重要ではなく、どうでもいいところで理不尽にというところがミソです。
たしかに上から目線の人って、序列が心の支えだったりするので、序列をキレルことで壊してやると、狼狽えますね。重要なことで切れると、向こうも引っ込みがつかなくなり、大ごとになるので、どうでもいいことにブチギレとか効果がありそうです。「きのこの里より、たけのこの里が良いに決まっているでしょう!!!そんなことも理解してもらえないとはガッカリです!!!」とか喚いたら、ポカーンとなって、気を使ってきそうですねw
シン
上から目線の人にキレたことありますが、最初は目の敵のようにしてましたがそれ以降はとても気を使ってきて逆に気味が悪いほどだなと思ったことがあります。
いつでもキレのはオススメしませんが、戦うときは戦わなければいけないですね。
ちなみに、私も自動車学校で先生とバトルしたことありますw そのときは事務にクレームを出して、あの講師を二度と自分につけないでくれと伝えることで回避しましたね。
相手からナメられていて尊大な態度をされる場合は、キレてみるのも確かに有効ですが、やはりその後の関係性がギクシャクすることは否めないと思います。
私も過去に何度かやってみましたが、確かにナメた尊大な態度を取られることはなくなったものの、業務上においても避けられることが多くなり、チームや部署間での意思疎通に問題が生じたりすることもありました。何しても反撃してこないと思ってナメていた相手からいきなりガツンとブチ切れられると相手も若干トラウマになるようで、その後は業務上必要な最小限のコミュニケーション以外は一切避けられるようになりました。
よく言われることですが、キレた本人はそれほど深刻に考えていなくても、キレられた側はずっと覚えて根に持っているものです。一度壊れた関係の修復は簡単ではなく、職場の空気も重くなりますので、キレ芸は最終手段と位置付けた方が良さそうです
しゅうまいさん
その通りですね。
ちなみに私の場合は、2~3日頭を冷やして考えて(上司にも相談)、それでもやはり怒りを伝えるべきだと考えたのでキレました(戦略的キレ芸?w)
最低一晩は置いた方がいいかもしれませんね。キレることによるメリット/デメリットを冷静に考えて行動できます。
確かに仕事絡みでキレると取扱注意のレッテルを貼られ、後々良い結果にならないでしょうし、自分の評価も落ちる可能性が高いでしょうね。上から目線の人はプライドが高いので、衆人の前で潰すと根にもって報復にでる恐れもありますし。
上から来られるのも給料の一部と割り切って、飄々とかわしながら、逆に相手を切れさせて追い込む位がよいと思います。
それほど階級、立場が変わらないのに上から説教したり、価値観を押し付けてくるようなウザい相手に対して、サシ飲みやそれに近いシチュエーションで
>>「きのこの里より、たけのこの里が良いに決まっているでしょう!!!そんなことも理解してもらえないとはガッカリです!!!」とか
「けつの青い、ジャリタレより、アラフォーの美人女優とやった方が言いに決まってます。いちいち自分の好み押し付けてくるんじゃねぇー」位の、争いの理由を他人に説明出来ないくらいアホらしいネタで計画的にキレるのが良いかと思います。それで関係悪くなっても、ウザい人と付き合わなくてすむだけですから。
ある程度以上の規模の会社ですと、本社で働いている戦略企画のような内勤の人達も一定数いると思いますが、彼らは社内的にも高学歴のエリートが多くマネジメントにも近い部署なので、上から目線の人達が非常に多いです。
一等地にある小綺麗なオフィスで働きながら、高尚な「戦略」を議論立案することに大きなプライドを感ている人達です。現場で実際に汗をかいて物事を動かしている、末端の作業員やオペレーションの人達のことをバカにしたような言動、態度を取る人がいかに多いことか。現実から乖離した原則・理論を元にした「戦略」を現場に押し付け、無理強いした戦略が失敗すると「現場が無能だから」と責任を擦りつけます。
自分より弱い立場の人達に尊大な態度を取る同僚や上層部、取引先に出くわすと、この人達ものすごく損してるなぁと思います。かの田中角栄氏は、もっとも末端の弱者にこそ丁寧に声かけをするように心がけていたそうです。支持者集会に来てくれた人達の中でも、わざと端っこに座っている目立たない農家のお婆さんに労いの声をかけることで、周りの人達全体に「偉い先生なのに平民目線で分け隔てなく接してくれる」との印象を強く残して支持者を増やしていったそうです。
意外と大事なのが、下から目線になりすぎないようにすることです。
へりくだるような態度はなめられてしまうので、対等に、また敬意は必要な分だけするように心掛けなければいけないなぁと思います。
腰が低いのと、媚びるように下手に出るのは違いますからね。
シン