じゃあ、使い方

貯め方については、よく記事にしてきましたけど、使い方について書いたことがあったかな？、と思います。

時間

時短、タイパなど、という言い方を良くするようになりましたが、その時間そのものに意味があるのか？を考えることの方が大事なのかもしれません。そもそもやる価値のないことを早く正確にしたところで無駄なものは無駄です。

時間だけは誰にとっても有限であり、特に若い時間は貴重です。そもそも自分に向いてない、やりたくないことに時間を使う必要などないと思います。そんなことに時間を使うくらいなら、自分にとって有意義だと言い切れることに時間を使うべきでしょう。

偏差値追いかけて受験勉強し、大学ランクでマウント取るために時間を使うこと自体が無駄だと思うので、a大学b学部はコスパが良い、とか言うのは、意味不明です。そもそもの話として、その大学で何を勉強して、どうして行きたいのか、という答えさえ持ってないなら、やるだけ無駄です。

歳を取れば、様々なしがらみにより、どんどん時間を食われて行きます。本当にその仕事をすべきなのか、飲み会に行くべきなのか、出張に行くべきなのか、をよく考えるべきだと思います。なんとなくやっている事なら、やらない勇気も必要だと思いますね。

全く納得してない仕事だけど、割りがいいからやっている、というのは、要領が良いように見えて、極めて非効率で、無駄だと思います。最も大事な自分の時間を、自分の納得してないことに使ってお金に変えているのだから、その時給がいくらであれ、無駄ですよ。

完全に満足できなくとも、達成感が得られる瞬間がある、とか、このスキル、経験が欲しいのでやっている、と言い切れるくらいの自信がないことに、ダラダラ時間を使っていいのかな、と思いますね。

経験

お金を貯めることは難しいが、うまく使うのはもっと難しいと思います。ただ、ひたすら貯めていくのは作業みたいなモノで、慣れていけば、それが快感になって行き、お金がお金を呼び込んでいくようになります。一度流れがつけば、減ることはなくなります。

ただ、そのお金を意味があると言い切れる経験に使うのは簡単ではありません。例えば、旅行に行くのは、楽しいですが、きちんと準備、勉強をしなければ、単に新しい場所を見た、という以上に得られるものはないです。有意義だった、と言い切れないでしょう。

貯めたお金を使うべき価値のあることに、準備と勉強をした上で注ぎ込むのであれば、そのお金は大きな意味を持つ投資になるはずです。事前準備が実際の行動よりも大事だと言えるでしょう。それがわからないのなら、お金の使い方が下手だということでしょうね。

私は、人生の中で色んな場所に行ったし、色んなことをやりましたが、きちんと準備と勉強をしたのか？、と問われると、そうでなかったことの方が多く、無駄な経験だったかもしれないな、と思います。今後は意味のない経験をやめて、意味づけのある経験を増やしたいです。

モノ

改めて自分の持ち物を見返すと、つまらないものを買っているな、と思うことがあります。そこに思い入れもなく、安いから買ったとか、簡単に買えるから買ったとか、そんなガラクタみたいなものに溢れています。

買うことは快楽でもあるので、なんとなく買ってしまうことは多いのですが、これも自分が納得し、自分の一部になるのだという気持ちで買わないのなら、消耗品でしかなく、自分の資産になって行かないな、と思います。

何かしらのストーリーがあるモノを増やし、大事にメンテナンスをし、長く使い、自分の一部として人生を彩るようなモノの買い方をして行きたいと思います。死ぬ時にはモノが少ないが、私自身の生き様が見て取れるようなモノが残っていると良いですね。

モノが増えれば、管理が難しくなり、乱雑になり、何がどこに行ったのかすらわからなくなります。そうすると、必要ないモノを何度も買ってしまい、余計管理できなくなる、という悪循環に陥ります。

自分の貴重な時間を使って得たお金を使って手にしたモノを使いましないのなら100円であれ、大きな無駄ですし、少なくともモノは経験と違って形が残るので邪魔になります。もっと言えば、邪魔なモノを買うために使った時間も無駄です。だったら、本当に欲しいモノに対してお金と時間を注ぎ込んでいくべきでしょう。

まとめ

最近、しみじみと思いますが、他人のことはどうでも良い、関係ない、自分ともっと向き合って、自分がより満足できる使い方をしないと、後悔ばかりが募ります。特に時間は返ってきません。納得しないことに使った時間は後悔にしかなりません。もっと使い方の工夫をしたいと思います。