日本企業はダメだし、海外、外資は好きじゃないと言うなら、起業したらいいんですよ。そんなに簡単ではないですが、やらない後悔より、やる後悔だと思います。人生は一度きりです。
思うところがあるのに挑戦しなかったら、「何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんて、そんなのは嫌だ。」とせっかく子供の頃にアンパンマンに教えてもらったことが無駄になりますねw
二十
実は起業に一番適した時期って、二十歳前後で、多くの成功した起業家は大学生くらいで事業をスタートさせています。ジョブズ氏、ゲイツ氏、ザッカーバーグ氏など、まともに大学に行かずに起業して、世の中を変えるような企業を作っています。
日本でも孫正義氏はアメリカで大学生やっていた頃から、貿易業を始めていますし、大学で何かを学ぶつもりなんてなかったんだと思います。帰国したら、事業を本格化させることを意識して、それに向けた準備期間として大学生活を捉えていたのでしょう。
ユダヤもこの考えを推奨しており、前に記事にしたクシュナー家は大学に行って勉強するつもりなんてさらさら無くて、実学を実業で学ぶべく事業を始めています。お金持ちは子供に小金与えて、遊ばせておくくらいなら、有能な親族なり、番頭なりを補佐につけて事業でもさせておけば良いです。上手く行かなくても、大したことではないでしょう。実際、クシュナー弟の学生起業は失敗したみたいですw
三十
三十歳までに学べないことは今後の人生で学べることなんてないので、すでに勉強してから起業するという言い訳は通用しません。やるか、やらないか、だけの問題であり、やりたいことがあるならやるべきだし、やりたいことがないなら、サラリーマンとして満足度を高めていくのが良いでしょう。
楽天、三木谷氏みたいに銀行である程度の経験をつんで、会社にお金をもらってMBAを取って、その空き時間で考えたことを実業で試してみる、というならわかるんですが、自費でMBAを取り、その間に起業計画を立てるなんて、完全に逃げているんですよ。その学費、機会損失を起業資金に回せば、運転資金が楽になるのに、なんで他人にお金を払って学ぶんですか?
専業主婦が起業するとか言うのもいいんですけど、その為に誰かにお金を払ってコンサルしてもらわないと起業すらできないなら、やらないほうが良いです。自分の頭で考えて、自分で調べて、自分の意思がそこに明確にある起業でないなら、怪しい奴らに身包みはがされるだけです。
起業するというのは自分を信じて、市場というジャングルの中に身を晒すことなので、誰か、何かに依存する甘えがあると、あっという間に食い物にされます。そして、市場からシェア、お金を奪ってこようとしているのに、お金を払ってどうするんですか?お金をもらう側になろうとしているんじゃないですか?、と聞きたいですね。
四十
四十過ぎたオッサン、オバサンが起業するなんて遅いです。結婚しているなら、子供が徐々に大きくなって、お金がかかる時期になり、リスクを取るのを躊躇する時期になっています。そういったしがらみの中で足を踏み出しても、後ろ髪引かれるような気持ちになって成功は難しいでしょう。
どうしても四十がらみのオッサン、オバサンが起業したいなら、実家の家業を継いで、それを維持発展させるなり、今まで稼いだ資金でM&Aですでに地盤があるものを買ってしまうことだと思います。一から試行錯誤できる時間はないので、時間を買うような形になります。
日本のサラリーマンは四十くらいから、今までの滅私奉公の代償を回収しだすので、この時期に辞めるのが一番もったいないです。所属企業がそこそこ上手く行っているなら、今までのことを考えると、旨みを捨てたくなくなるでしょう。危ない状態でも、四十越えているなら、上手く行けば、逃げ切れるかもなぁ、という気持ちも湧くでしょう。
自分の理想、思いを実現するための勢いがつく年齢でもないです。アラフォーwだとか言って、一昔前まで不惑といわれていた中年をまだまだ若者みたいに扱う風潮がありますが、もう惑う年齢じゃないでしょう?って言われたら、言い返せますか?って話ですよ。信長は「人間五十年」と言っていますしね。もう、今までのベースを武器にして生きる時期なんです。
まとめ
特殊なことを除いてサラリーマンで自己実現なんて出来ないので、本気で自己実現を狙うなら、早い段階で起業したら良いです。実家が金持ちで学生企業の資金を出してくれる人は大学生のうちにやったら良いですよ。DLEの娘みたいにチャラチャラしたなんちゃって起業だろうが、文系が講義に真面目に出るよりは明らかに得るものがあるでしょう。
若い社会人で日本企業のバカみたいな慣習に嫌気が指している人はそれを受け入れて思考停止体制に入る前にそれでいいのかを本気で考えたら良いです。迷いながら社畜やるより、覚悟して社畜やったほうが良いです。狂いきっているなら、奴隷も案外悪くないのかもしれません。(私は嫌ですがw)
起業についての感想です。
バブル前→会社で設計などの技術を身につけ、独立・法人化し、会社を大きくしていくスタンダードな起業が通用した。
IT革命後→情報が共有化され、よっぽどのアイデアがないと独立してやっていけない。無論、設計などのスタンダードな起業は、バブル前と比べて競争率が半端なく1からやるのはとても厳しい。
大学生が1番起業に興味を持つ時期だと思っていて、この時にしっかり行動をして成功すればいいのですが、中途半端に意識高い系になってしまいサラリーマンなんかやりたくないとか言い始めると、転落人生の始まりだと思います。20代のサラリーマンはフリーターと給料もさほど変わらず、夢がないと感じるのも仕方ないんですけどね。若いときは自分に無限の可能性を感じるものです。だから、取り返しのつくレベルでチャレンジしてみたらいいというのは賛成です。具体的には、ネットで集客してサービスを売ってみたらよい。ネットで売るというのは相当ハードル高いです。他の業者と比較されますからね。人は簡単にお金を落としてくれません。とりとめなく長くなってしまいました。
そうです。
競争は激しいけど、資金が少なくて起業できるようになったので、引き返せる時期にサービスを売ってみると良いでしょう。そう簡単にお金は落ちないけど、真剣に取り組むことで何か見えるかもしれません。キチンと引き際を決めた、どんどん挑戦したら良いです。
シン
私は、自分が大好きで自己肯定感がずば抜けて高い人は、起業に成功すると思います。社長って、良い意味でわがままで、子供の心を持った方が多い印象です。自分のために人が動いて当たり前というメンタルなので、借金したり人を利用することも、上手に出来るのかもしれません。そんな人たらしの才能が無いので、起業は出来ないなと思ってしまいます。
シンさんは、我が儘な方にみえませんが、起業したことはありますか?
私は起業には向いてませんよ。少なくとも人を使うのは得意ではありません。良くも悪くも優しすぎるので、ワガママに徹しきれません。
起業は自分のワガママを周りを巻き込んで突き通して行くことなので、それが出来ない人が成功することはほとんどないです。あとは鈍感でないと、精神を病みます。
シン
確かに優しさは溢れている感じがしますw
有名ブロガーも、ブログを書いて広告収入を得て、法人化することも起業家と定義してます。電子書籍書いて、ブログ書いて、本人が起業したんだと言い切れば、起業なのかもしれませんけど、シンさんはそういった建前に興味なさそうですね。
私も起業しているといえばしてますし、自分のしたいことを定義づけして、起業だ、自営だ、と肩肘張らなくても、淡々と継続し続ければ良いんだと思います。
シン
アンパンマンのマーチの歌詞の意味深さに改めて驚いたと共に、『三十』の項の「三十歳までに学べないことは今後の人生で学べることなんてない」という洞察に非常に共感しました。確かに30迄で自分の中の常識が完成(?)するというか、お説教や考え方に触れて感化・・・ みたいなことがめっきりなくなりました。
自己啓発本みたいなのも嘘のように全く読まなくなりましたし、人は人、自分は自分、他人のことはどうでも良い、別に他人に期待もしてないし・・・ みたいな境地が完成されたなぁと実感します。
今持っているものを捨てて起業!とか、「飛び込むぞ」とかそんなんではなく、好きなことをやってみたい、アンパンマンの歌のような人生を自分は生きられているか、ということだけを軸(w、!)に小資本・インターネット・現金商売・・・ みたいなことから副業程度にできることをしてみてもいい気がしました。
あとはもしもの時に備えて自分の労働価値をあげる為に動くとか・・・ 機電卒・職歴有り、医者 は強いですが文系でも経理部の存在しない会社は無いと以前の記事で書かれていたように、「連結決算」とか少なくとも部署に居ただけでも履歴書に書けるように、社内政治に明け暮れるとか(サラリーマンで「財務畑w」を自称している方々は、ジジ殺しマン・噂好き他人こき下ろしマン・仕事している振りマンのような何しているか分からない蛇みたいな人もたまに見受けられた経験有り)、とにかく自分なりにセーフティネットを構築できていれば、捨てるものは何も無いのではないかと、この実は結構熱い記事や今までのブログを通して感じました。下のコメントでも仰っていますが、社内官僚の社内政治は自分の人生の為になるのか、ということを考えてすべきだと思います。(これが実らないことも多いのが、文系の辛いところです。)
原点に帰って「今の仕事はあなたを幸せにしますか?」という質問に「はい」と答えられないなら、考え直した方が良いでしょう。もちろん、生活があるので、何もかもが自分の思いを優先には出来ませんが、何かを磨いて、日々成長出来るような取り組むをしないとつまらないです。
安易な起業はお勧めしませんが、小資本で少し副業をするだけでも、意識は変わり、生活にアクセントがでて、楽しみやすくなると思います。
シン
起業できるような優秀な人は、そこそこ良い会社に入れてしまうので、辞めるのがもったいなくて起業しないという罠があります罠。
そこそこ良い会社でも、学歴も中堅、筋肉・体育会で入って「こいつ、なにも悩んだり疑問に思ったりしないんだろうな~」という人も居ます。大抵超モテ業界(総合商社・生保、損保)、年収も高いので勝てませんので、やっかみしかないのですが・・・
勿体無いと思うのは、ばら色の将来、昇給、ポストが約束されていた時代の話で、これだけネットで色々な人の生活・多様な自己実現、人生が見れる中では このまま我慢我慢の会社勤めしていき、年を食ってしまう ことを勿体無いと思う人がたくさん居てもおかしくはありません。
このブログのどこかの記事で書かれていて印象に残った言葉ですが、頑張ったところで利益は会社・株主のもので~ というのが頭に残っていますが、それこそ労力に比して自分は固定給しか貰えないので、う~んとなりますよね、
サラリーマンとして自己実現しているなぁと傍から見て思うのは、「仕事職人」で誰も見ていないし表立っては評価はされないけれど、仕事職人、技術が好きで、苦労してでもその分野で能力を発揮することを生きがいにしているタイプ、それか、年を取ってある程度逃げ切れるようになって、労力<リターンとなっている既得権益を守れている、守ろうとしているタイプという印象です。
確かにそうですね。
あまり深く考えなさそうな体育会系って、なんとなく羨ましさもあるんですけど、彼らの命を削ったような働き方って、本当の受益者は株主で彼らはおこぼれをもらっているだけです。社内政治に奔走する社内官僚も同じようなものでピエロです。
誰にどう思われようが自分の仕事にプライドを持って職人している人は色んな悩みがあれど、自己実現しているように見受けられます。好きなことをつらぬける環境を手にしているだけで理想的です。芸の類は食っていければ勝ち組と言っていいくらいにお金になりませんからね。
シン
シンさん
この前、高校の理科の先生と飲んだんですが体育会系や体育の先生が上記のコメントにあるように生徒や若い先生を洗脳するから教育に悪影響がでるとか言ってましたね。
好きなスポーツだけやって生きているから何も考えてないし、公立なのに私学のセミプロみたいな部活の扱きをするので怪我やいじめの温床になってると言ってました。
昔ならそれでも生きていけたのにと言ってました。
確かに単なる部活なのにその後の人生に支障が出るくらい入れ込むことを推奨する教師がいますが、その人は教師になったから好きなことで生きていけるかもしれませんが、ほとんどの人はその部活は卒業後に単なる趣味になるわけで、人生に支障が出るほど入れ込むのは間違いです。
体育会系気質(理不尽に疑問を持たない人間)であれば、なんとなく生きていけるような時代は終わって、明確なスキルがないと辛い時代になっていると思いますが、時代錯誤なことを教えるんですよね。日本企業も同じですけど。
シン