じゃあ、第一波

コロナ第一波の収束は見えてきて、次は第二波に備える時期かな?と思います。そこで、おさらいをしたいと思います。

ロックダウン

超法規的にロックダウンをすべき!っという言う意見がありましたが、緊急事態宣言による自粛という曖昧な方法で対処しました。良くも悪くも日本的と言うか、強制力がなくとも言うことを聞くだけの民度があると言えるし、自粛警察を代表とする自警団の発生も全体主義的ですね。

結果論になりますが、強固なロックダウンを実施しなかったおかげで経済的ダメージを制限出来ましたし、制御不能な感染拡大も避けられました。好判断だったのか、運が良かったのか、他に理由があるのか、はわかりません。

日本ではルールがしっかり決まっていなかったことで、緊急事態宣言の発令、解除が各自治体に丸投げされた状態であり、やたら会議ばかりはするが、誰も責任を取らない状態が続きましたね。直接選挙で選ばれた知事は割と頑張った印象です。

前にも記事にしましたが、独裁政権は割と上手くやり、個人主義が基本にある国は感染を止められませんでした。国と自分の考えがあっている国に住むというのはこれから大事だと思います。日本の曖昧さが嫌いな人は移住を考えても良いかもしれません。

スウェーデンのノーガード戦法には驚きましたが、あれが彼らの死生観なんでしょう。死ぬときゃ死ぬんだから自然に身を委ねましょう、という考えに賛成できない人はスウェーデンから出ていくしかないです。

アメリカ式のなんでもあり、自己責任が嫌な人はアメリカには住めません。自分の身を自分で守るのは当たり前であり、危機の際は自分で拳銃片手に戦うつもりがないなら食い物にされる国なんです。

医療崩壊

検査を絞って対処したおかげで医療崩壊はしませんでした。医師会が声を上げて緊急事態宣言を発令させたのも良いタイミングだったのかもしれません。実際、どのくらいギリギリだったのかは不明ですが、パニックには至りませんでしたね。

全員検査を叫ぶ人も居ましたが、感情最優先で、統計が理解できない人なんでしょう。希望者全員に検査しようものなら確実に医療崩壊しますし、一定のサンプルで実態把握はできます。かつ、PCRの精度はさほど高くありません。

未だにファックス主体の連絡方法で、医療機関、行政が連絡をしており、連携ミス、連絡ミスが連発したことです。日本人のファックス大好きぶりは苦笑いです。ファックスがないからリモートワーク不可能とか平気で言いそうです。

そもそもの話として医療機関の現状をシステムで統合できてないことが問題であり、そこを連携すれば、数倍の能力になるのでは?という気がしますね。医療機関が大変なのはわかりますが、手書きをしている人に大変だと言われても白けます。

経済被害

案の定、第一波でやられたのはそもそもダメな企業だけであり、コロナそのものを起因とした倒産は見られていません。たった数ヶ月で耐えられない企業はそもそもゾンビであり、世の中に必要ない会社なんだと思います。

対処も様々でしたが、必要な産業、職種、不必要な産業、職種がはっきりと見えたと思います。なんでもそうですが、危機に曖昧だったことがはっきりと見えるものです。社会インフラ、ITは非常に重要であり、娯楽、贅沢品は余裕があって初めて必要という事です。

飲食店でもクラウドファンディングを始めたり、出前を強化したり、オンラインサービスをしてみたり、と動くところは生き残るし、そこまでの気力がない店は諦めて自主的に廃業、考えることを放棄、そのうち廃業という感じでしたね。

管理部門はリモート可能であり、外注も可能である為、最小限で良いこと。営業はオンラインを駆使して、きちんとデータ解析をしたうえでするものであり、テレアポ営業、飛び込み営業、御用聞きなんかは要らないということでしょう。

社会インフラを支える機電系、土建系はどんなに社会が変わっても必要であり、情報系は一物一価が進むので、日々の鍛錬は必須であることが見えてきましたね。その場にいなくて良いことは世界中どこでもやれることですから。

まとめ

ともかく、第一波はお疲れ様でした。日本に限ってはほどほどに付き合っているのが正解でしたね。やれることをやる、やらないと思うならさっと諦める、というのがストレスを溜めません。

シンガポールについて書くと、政府が決めるので、国民、住人は何にも考える必要はありません。それに従っていれば、そう悪いことにはなりません。感染拡大は使い捨て外国人出稼ぎ労働者ですし、国の威信をかけて助けてくれますよ。経済的にも死なない程度には助けてくれます。そういう国です。

19+

投稿者: シン

思いついたことを記事にして、コメントをもらって、議論するのが楽しくてブログをやっています。

「じゃあ、第一波」への10件のフィードバック

  1. 記事ありがとうございます。
    日本においては、ロックダウンしないで頑張った印象があります。
    学生には可愛そうなところはあります。
    記事の通り、私の会社も日本的で感染症対策の指示は曖昧な感じでしたが、マスクの着用、IT活用による在宅勤務による出勤減、フレックスの活用、自動車通勤の推奨で少なくとも技術部門、知財部門への影響は少なかったです。
    ただし、曖昧な指示への不満や例外を持ち出してわめき散らす輩はいたり、言い訳ばかりでやらない人もいました。
    私自身は、通勤のストレス減、嫌いな人と出勤を合わせないなど快適に過ごせました。

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  2. こんにちは。書かれていることがいちいちごもっともで、納得いく話ばかりでした。

    ちなみに海外のロックダウンについては私は極めて懐疑的です。軍隊をフル活用して強制できる共産圏はともかく、自由の国であるアメリカ人が国の言うことなんか聞くはずはありません。表には出られなくとも隠れてこっそり遊んでた。その結果があの感染爆発なんじゃないの?と私は思います。
    「娯楽、贅沢品は余裕があって初めて必要になる」まったくその通りですね。亡くなられた円楽師匠が「うちらがやってる落語は娯楽であり必須ではないことを肝に銘じなさい」と弟子に諭していたことを思い出しました。

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  3. このコロナ禍は、テクノロジーの活用の加速という点で、社会構造に非常に大きなうねりをもたらしていると感じます。先進的な企業の多くはリモートワークの体制にも慣れ、非常事態宣言が撤回されても在宅勤務が根付きそうです。すべての重要データや書類がクラウドで管理され、同僚や顧客、取引先とのやりとりもネット会議でほとんど問題なく、契約締結もオンラインですべて完結、視察もある程度バーチャル・ツアーで済ますことができ、コスト試算や価格決定にはアルゴリズムを導入となると、大都市のオフィスに無理して通勤して人間と膝を突き合わす意味ってあまりないんじゃないかと思えてきます。実際に、在宅勤務に慣れた若者世代はすでに家賃の高いニューヨークやサンフランシスコなどの大都市から郊外へ引っ越しはじめているとのニュースも読みました。テック企業の高給をもらいながら、物価の安い地方都市で優雅に過ごすという夢のようなライフスタイルも到来しつつあるのかもしれません。

    もう一つこのコロナ禍で一気に普及したのが、Uber Eatsに代表されるようなフードデリバリーサービスです。ソフトバンクはUberだけでなくDoordashにも出資していますが、非常に興味深いコメントを見つけたので、和訳をシェアしたいと思います。

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    私はGrabhubの技術部門長をしていた者で、 ここで議論されている(Uber EatsやDoordashに代表されるような)フードデリバリー・プラットフォームに対する批判と業界の真実については身をもって熟知しています。悲しいことに、私が開発した技術の多くが、今となってはこの業界で意図しない形で悪用されてしまっています。

    このコロナ禍は、このフードデリバリー・プラットフォームの本質的なビジネスモデルは配達ではないということを暴き始めています。これらプラットフォームはむしろ、利用する飲食店や配達人にとって、収奪的な金利を課す消費者金融のようなものです。これらのプラットフォームは当初はアクセスできる顧客範囲を広げて、現金収入を一時的に増やしますが、それは長期的な事業の安定を犠牲にしていることをほとんどの飲食店は最初は気づきません。一度この「消費者金融」に手を出してしまうと、二度と完済することはできず最終的にはプラットフォーム側に隷属して未来永劫利益を吸い上げ続けられることになるでしょう。

    これらのプラットフォームは飲食店と消費者の間に入ることで、各飲食店が築いた顧客ベースの情報を吸い上げ、膨大な顧客データベースを構築することで消費者へのアクセスの面で独占的な地位を築き、最終的にはその顧客データベースにアクセスするために逆に飲食店に手数料を課すことを目指しているのです。そこまでくれば、飲食店にこれらのプラットフォームを拒否する力はありません。なぜなら、プラットフォーム会社はあなたの店から奪った顧客ベースを競合店に売ることも当然可能だからです。

    これらのプラットフォームを支える配達人も、自分達が酷く割の合わない取引に参加しているのに気付いていません。配達人達は自分の車を使うコスト、時間、労働力、そして業務の責任と危険度からすれば、実際の市場価値より遥かに安い報酬でこれらの配達業務を受け持っています。考えてもみてください、ほとんどのドライバーは配達業においては素人であり、単純に様々な有形無形のコスト(時間、燃料費、車への負荷に対するメンテ、怪我のリスク、税金、等)を計算した上で、いくらの報酬であれば妥当なのか、計算できないんです。もしできていれば、配達人達は実は自分たちこそが、このプラットフォームが成り立つために割の合わない仕事をして援助している側であることに気づくでしょう。

    よく考えてみてください。一人の人間が飲み食いできる量は決まっているので、飲食業の市場規模は人口に比例します。人口増加よりも早く飲食業界で顧客ベースを拡大したいのであれば、他の店から客を奪うしかありません。プラットフォームが狙うのは、自分たちよりも資金力に劣り、情報弱者の相手です。それは飲食業界では、ほとんどの個人経営の飲食店と一般の配達請負人達のことです。彼らは今、自分たちがとんでもなく割の合わない取引に手を出しているのに全く気づかないまま、自分たちが築き上げてきた顧客ベースや労働力という資産をプラットフォームに安価で売り渡しているのです。犠牲者となっているこれらの人たちは、顧客争奪競争が飲食業で常であることは知っていても、その主戦場がすでにネット上に移行したという現実を認識していません。飲食業はすでに半eコマース業になりつつあり、消費者小売市場がそうであったように、飲食業がプラットフォーム企業に飲み込まれ支配される日も、遠くないだろうと危惧してます。

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  4. 全体主義と同調圧力は日本のガンです。自粛警察やコロナ脳が邪魔して日本経済は長く停滞すると予想します。
    愚民に忖度して金融緩和も全然足りません。
    9月入学などとバカな政治家のせいで教育はオモチャにされて格差も拡がるでしょう。
    子供達の将来も暗いです。

    米国は金融市場にカネが充分すぎるほど流れ込み、国民の消費欲のフラストレーションも溜まりに溜まってかなりのスピードで回復するでしょう。
    ITの需要はまだまだこれからが本番です。
    私はこのコロナ騒ぎでNASDAQ100、1本に切り替えましたが急速に回復し、コロナ前の位置まであと少しです。
    また投資のビギナーは今くらいから入るのか良い時期ではないでしょうか。

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  5. 自粛警察には正直驚きました。
    歪んだ正義感の自粛警察ってなんて報道もありましたが・・・・なんかこの言葉自体ちょっと格好よくないですか?歪んだという単語もまたバカの心をくすぐります。そういえば紳助氏が女性に暴行を働いた際の謝罪会見で歪んだ正義感って発してましたよね。反論、抵抗しにくい立場の人に対し、安全な立場から攻撃し、憂さ晴らしすることに一片でも正義がありますか?小学校のときの帰りの会で誰々君が悪さしたなんて、糾弾されることがありましたが、レベルがいっしょですよね。要は中二病以下です。有吉氏が恰好悪いあだ名つければ、消えると思うんですがね。

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  6. 久し振りにタイで、社長をされているタオさんのブログを読んでみました。

    http://thailand2001.blog18.fc2.com/blog-entry-1743.html

    日本人の方も次々に解雇されているのですね。海外では日本いる以上に苦労があるみたいです。
    ここで色々ぬるりさんと議論をされていた海外在住の、ぬるりと生きたいさん現況は如何ですか?

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    1. アングロサクソン、華人経営って決断が速いです。私のタイ人の友人はとっくにレイオフが始まり、給与カットもどんどん進んでいる、と言ってましたね。

      レイオフは職歴が短く、割高に払っている人から優先的に切ります。実績のない外国人新人なんていうのは真っ先に対象です。試用期間中なら違約金はゼロで構いませんしね。

      生きたいさんはもろに対象だと思いますが、切り抜けているのでしょうか?見ていたらコメントして下さい!

      シン

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  7. ご多分にもれず自粛中だったために、フラッとどこかに出かけたくなって、当ブログの「東京vs〇〇」シリーズを読み始めたら、面白くて一気読みしました。
    もし万が一このままベーシックインカムが導入されたら、佐賀か大分に安い物件借りて、オンラインで納品できる軽い仕事しながら生活費の足しにして、休日は日帰りで湯治場通いでもしたいなあ、と妄想してました。
    世にある仕事の大半が不要不急と今回ばれてしまいました。釈尊に聞いたら「人生自体が不要不急」と一喝されそうですが、その後、中村元先生の名訳で「だからこそ怠らず励め」と続きそうな気がします。
    以前シンさんが「若い頃の現地採用は麻薬の様なもの」とおっしゃってましたが、一見、時給換算すると割がよさそうに見えて、で、なぜか入ってくるはずのカネがある日入ってこない(それも外国で)、という、怪しい手形の様な事例をよく見聞きします。道楽、ボケ防止のリタイア組でないと、きついと思います。
    皆、世知辛い事情があって、ある日いきなり全てを放擲して人生リセットとかしないし、出来ないんですが、
    生きたいさんの場合は、ご自身のジェットコースターの様な人生が、(ゲンサイ等の小手先の話じゃなく)もっと中長期的、根本的なものに関係してそうです。恐らくリアルで出会う人たちに対し、強いインパクトを与えてると推測しますが(うわぁ、棘のある言い方w)、雑魚キャラ・モブキャラとは対極ですし、貫き通せるなら、ちょっと羨ましい、とすら思います。一定以上の割合で女性にもモテるんじゃないでしょうか。
    私も行きたいさんの近況が気になる者です。顔の見えないオンラインだし、公序良俗に反しないラインで、ぜひ本音で語って欲しいです。

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  8. 全員検査すべきって言ってた人は医療を崩壊させて被害者を増やしたかっただけなんじゃないんですか?
    どちらかというとまず医療崩壊という目的があったような気がします
    コロナ以外でもたくさんの被害者が出せますし、日本人を苦しめたいんだったらこの上ないチャンスでしたよね

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  9. 今回のコロナ禍は、関西がほぼ封じ込めているのに、東京はグズグズやって封じ込めていないことが印象的です。
    東京には自粛反対派が多いからでしょうが、自分勝手な人間が多いのもあるのでしょう。
    そして東京より自分勝手な人間が多いのがアメリカであり、その中心であるニューヨークでは世界最大の感染爆発が起きました。
    デモの激化もあるでしょうが、アメリカでは大都市を避け、地方への移住の動きがあるようです。リモートワークもそれを後押しするでしょう。
    そして早晩、日本でも同じことが起き、東京から人の流れが逆流するでしょう。

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